※2024年4月4日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
子どもが生まれた、孫が生まれたというタイミングで、カメラを購入される方はとても多いです。
今はスマートフォンでもキレイな写真が撮れますが、せっかくだからもっと良い写真を残したいと思う方がたくさんいらっしゃるんですね!
ただ、ネットの意見やお店の店員に勧められるがまま購入したカメラだと、思い描いていたような写真が撮れない場合があります…。
僕も一眼レフで撮れる写真に憧れて、初心者向けセットである「ダブルズームキット」を購入しましたが、確かに高画質なんだけどネットで見ていたような写真が撮れませんでした。
その原因は、シンプルに知識不足です。
カメラ機材の特性や撮影の設定方法など、知識が全く無かったので、自分が撮りたいと思っていた写真が撮れないレンズを買ってしまっていたんですね。
同じような失敗をしないように、赤ちゃんやお子さんの写真をキレイに撮りたいと思っている方に、選ぶべきカメラやレンズ。
撮影の設定方法などをご紹介します!
赤ちゃんや子供を撮るためのカメラの選び方
昔に比べるとカメラのラインナップは少なくなりました。
スマートフォンの躍進で、カメラが売れなくなっちゃったからですね。
しかしそれでも、いざカメラを選ぼうと思うと、多くのモデルが販売されており、どれを買えばいいのか迷うと思います。
一眼レフとミラーレス
現在販売されているカメラには、一眼レフとミラーレスの2種類があります。
一眼レフ
一眼レフは60年以上の歴史を持ち、キングオブカメラと言える王道。
本格的なカメラを頭に思い描いた時に、真っ先に浮かぶのが一眼レフかと思います。
ミラーレス
一方、ミラーレスは一眼レフに入っていたレフ(鏡)を排除したカメラで、ミラーが無い一眼レフと言う事でミラーレス。
一眼レフに比べると、カメラ内部の重い部品が無くなったため、コンパクトで軽量なモデルが多いのが特長です!
一眼レフの特長
- 1つのカメラの完成形と言える熟成度
- とても堅牢で耐久性が高い
- オートフォーカスの範囲は狭いけど、速度と精度が高い
- バッテリー持ちが非常に良い
ミラーレスの特長
- コンパクトで軽いカメラが多い
- 撮影をサポートしてくれるハイテク機能が豊富
- ほぼ画面全体でオートフォーカスが使える
- バッテリー持ちは非常に悪い
瞳AFとは
瞳AFはAIが人の顔を認識し、目にピントを合わせてくれる機能。
人の顔を撮るときは目にピントを合わせるのが基本となりますが、予測不能に動く赤ちゃんや子供の目にピントを合わせるのは、カメラ初心者には難易度が高い…。
顔の撮ろうとすると鼻にピントが合いやすく、お顔がピンボケ写真となってしまいます。
なので、ほぼ全てのカメラに瞳AFが搭載されているミラーレスがおすすめ!
一眼レフでも瞳AFが搭載されているモデルもありますが、非常に数が限られます。
フルサイズ・APS-C・マイクロフォーサーズ
イメージセンサーの大きさはフルサイズが最も大きく、マイクロフォーサーズが一番小さいです。
その中間になるのがAPS-C。
イメージセンサーの大きさ順
- フルサイズ
- APS-C
- マイクロフォーサーズ
- 1型センサー
- 1/2.3型センサー(スマートフォン)
スマートフォンってとてもキレイな写真が撮れると思いますが、実はイメージセンサーの大きさは一番下になります。 デジタル処理で写真がキレイに見えるようにしていますので、撮影する環境によっては不自然なボケ・色味・明るさとなってしまい、噓くさい写真になることもある。
それでは、どのイメージセンサーを搭載したカメラを選ぶべきなのか?
これは「フルサイズ」と「APS-C」の2択になってきます。
ポイント
マイクロフォーサーズが候補から外れた理由は、高感度耐性が低いと言う事。
暗い場所での撮影などに弱いからです。
そもそも赤ちゃんを撮影するのは、ほぼ室内になるかと思います。
そこから兄ちゃんお姉ちゃんの年齢になってきた子供は、とにかく走り回りますのでシャッタースピードを速く設定しなければなりません。
暗い場所や速いシャッタースピードを出すには、ISO感度と言うのを上げる必要があります。
しかしISO感度を上げると、写真にノイズが入り、画質が劣化してしまう。
このノイズに最も強いのがフルサイズ。
ノイズに最も弱いのがマイクロフォーサーズとなります。
ですので、赤ちゃんや子供を撮影する時には、マイクロフォーサーズは候補から外れてします。
フルサイズの特長
一般的なセンサーの中では最も高画質
ノイズ耐性が高く、暗い場所での撮影に強い
背景がボケやすいのでプロっぽい写真を撮りやすい
カメラやレンズが大きくて重い
写真1枚のデータ量が多くなる
価格が高い
APS-Cの特長
スマホより12倍も大きなセンサーで高画質
フルサイズよりカメラやレンズが小型で軽い
ノイズにも強い
価格はほどほどで購入しやすい
全てがオールマイティでバランスの良さが魅力
ざっくりとまとめると、画質に拘るなら「フルサイズ」
カメラの携帯性や初期費用を抑えるなら「APS-C」です。
フルサイズの方が高画質なのは間違いありませんが、写真を見る目が肥えた人でないと判別は出来ないレベル。
ポンとフルサイズのカメラを買える人なら、フルサイズを選んで、フルサイズはちょっと予算が厳しいなぁ・・・という方はAPS-C機。
「もう少し貯金をすればフルサイズ買えそう」と言う方もAPS-C機をおススメします。
何故かというと、フルサイズを買おうと貯金をしている数か月の間にも、どんどんシャッターチャンスを逃している訳です。
それなら早い段階でAPS-C機を購入して、写真を撮り始めた方が良いですよね。
風景写真を撮るのなら、貯金をしてフルサイズを買った方が良いですよ、とおススメしますが、子供はあっという間に成長します。
そんな貴重な時間を撮り逃すことの方が怖いですし、あとで絶対に後悔します。
カメラのメーカーはどこが良い?
これまでの項目で「APS-C」の「ミラーレス」に候補が絞り込まれてきました。
APS-Cセンサーを搭載したミラーレスを販売しているのは、以下のメーカーです。
チェック
Canon(キヤノン)
Nikon(ニコン)
SONY(ソニー)
FUJIFILM(フジフイルム)
僕はNikonのカメラを昔から愛用していますので、Nikonを推したい所ですが、これからカメラを始められる方におススメなのは「Canon」か「FUJIFILM」となります。
この2社はAPS-Cミラーレスに力を入れており、新機種がバンバンと登場しています。
もちろん最新のAIを使ったオートフォーカスなどを搭載しているので、カメラ初心者の方でも撮影に失敗するリスクを減らしてくれますね。
Nikonは?
候補から外れたNikonは、現在のところAPS-C機に力を入れておらず、ラインナップが貧弱です。
APS-C向けのレンズも少ないので、欲しいレンズのスペックによっては、より高価なフルサイズレンズが必要になります。
SONYは?
SONYはAPS-C機のラインナップが充実しているものの、近年は停滞しており新機種がほぼ出ておりません。
1世代前のモデルとなっており、さらに半導体不足や円安などの影響で、発売日は古いのに価格は当時より高くなっている現象が起きています。
例えばカメラの値段が同じだったとして、最新型のCanonやFUJIFILMのカメラと、数年落ちのSONYのカメラ、どっちが欲しいですか?という話になってきます。
各メーカーの特長をまとめましたので、ぜひ参考にして下さい。
※個人的な意見ですので、その点はご了承ください。
Canon (キヤノン)の特長
CanonのAPS-Cミラーレス
- 現行のラインナップは4機種
- 爆速&高精度のオートフォーカスが魅力
- RFマウントとEF-Mマウントが混在しているので注意
ココに注意
Canonのミラーレスを購入するときに気を付けないといけないことは、レンズマウントが2種類あること。
レンズマウントと言うのは、レンズとカメラを接続させる部分なんですが、ここは各メーカー独自規格となっており、同じメーカーでも何種類か存在する場合があります。
CanonのAPS-C機の場合は、EF-MマウントとRFマウントの2種類が存在しており、EF-Mマウントを採用しているカメラを買ったのに、RFマウント用のレンズを買ってしまうと取り付ける事が出来ません。
簡単に言えば、USBケーブルでもType-CとType-Bがありますよね。
Type-Cのスマートフォンを使っているのに、Type-Bの充電ケーブルを買ってしまったら使えません。それと同じイメージです。
Nikon(ニコン)の特長
NikonのAPS-Cミラーレス
- 現行のラインナップは3機種
- Zマウントレンズによる高画質さが最大の魅力
- オートフォーカスの追従性は低い
一方、オートフォーカスの性能は他社より遅れており、動く被写体にカメラが自動でピントを合わせてくれる追従性が弱い。 赤ちゃんから幼児までは対応出来ますが、4歳5歳の走る子供が相手だと、ピントが付いていけない場合もあります。
※不規則な動きをしない、運動会のかけっことかは問題ありませんでした!
SONY(ソニー)の特長
SONYのAPS-Cミラーレス
- 現行のラインナップは3機種
- 爆速でピントが合うオートフォーカス
- 古いのに高い
かつてはAPS-C機のラインナップも充実していましたが、現在は3機種となっています。
α6000シリーズは2019年以降停滞したままですので、そろそろ新型機の登場に期待したいですね。
なので突然の雨やアウトドア環境では、他社よりも気を配る必要がありますね。
FUJIFILM(フジフイルム)の特長
FUJIFILMのAPS-Cミラーレス
- 現行のラインナップは5機種
- 画質を優先した設計で高画質な写真が撮れる
- 耐久性が他社に比べると微妙
長年のフィルム製造で培った技術で編み出された「フィルムシミュレーション」と言う機能が搭載されており、ミラーレスでフィルムの様な写真を撮ることが出来ます。
これが非常に評判が良く、FUJIFILMのミラーレスを選ぶ理由の1つにもなりますね。
カメラの操作はフィルムカメラをモチーフとしているため、独特な操作性となっています。
ちょっと慣れるまでに時間が掛かりますね。
それから画質至上主義の代償か、耐久性はあまり重視されていない印象。 結構、壊れる人が多いんですよね。 カメラって精密機器なので落としたらダメなんですけど、大体のメーカーは落としても壊れることはありません。 でもFUJIFILMは落とすと、1発でグッバイする確率が高めです。
赤ちゃんや子供を撮るのにおススメのカメラ4機種!
カメラの説明が長くなりましたが、これまでの説明を踏まえて、おススメのカメラを4つご紹介します。
ここで紹介しているカメラ以外にも良いカメラはありますので、気に入るのが無ければご自身でも色々と探してみて下さいね!
Canon EOS Kiss M2
※画像引用元:Canon
ココがポイント
2020年11月発売。
実売価格は76,000円前後(ボディのみ)
Canonのエントリーモデル、Kissシリーズの最新機種です。
近年は100,000円を切るカメラが少なくなりましたので、この低価格さは貴重な存在ですね。
安いと性能もショボいんじゃないの?と思ってしまいますよね。
このカメラ、確かにお安いんですが、オートフォーカスの性能はビックリするほど高いです!
特に動く被写体に対して、カメラが自動でピントを合わせ続けてくれる性能が高く、エントリーモデルとは思えないほど。
Canon EOS Kiss M2の前モデルを使ったことがあるのですが、私がメインで使用していたフルサイズ一眼レフよりも、ピントが合っている写真が多く撮れました!
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安いから性能が悪いと言うことはありません。
子供、孫が生まれたからカメラを買いたいけど、あんまり高いものは…と言う方の強い味方となってくれるのが「Canon EOS Kiss M2」です!
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Canon EOS Kiss M2の公式作例
※画像引用元:Canon
Canon EOS Kiss M2のスペック
発売日 | 2020年11月27日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2410万画素 |
高感度 | 標準:ISO100~25600 拡張:ISO51200 |
連写速度 | ワンショットAF時:最高約10コマ/秒 サーボAF時:最高約7.4コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 124点 |
液晶モニター | 3インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | - |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:250枚 液晶モニタ使用時:305枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 116.3(幅)x88.1(高さ)x58.7(奥行) mm |
重量 | 350g |
実売価格 | 76,000円前後(ボディのみ) |
Canon EOS R10
※画像引用元:キヤノン
ココがポイント
2022年7月発売。
実売価格で118,000円前後(ボディのみ)
先ほどのEOS Kiss M2は「EF-Mマウント」を採用していましたが、EOS R10は「RFマウント」を採用。
高性能なRFレンズを使うことが出来るので、より高画質な写真を撮影できます。
Canon最新のAFシステム「デュアルピクセルCMOS AF II」を採用しており、これまで以上にピントの追従性が高まっています。
予測不能なこどもの動きにもしっかりと付いていき、カメラのフレームから外れさえしなければ、ピントの合った写真を撮り続けることが出来る。
連写速度もかなり速く、最大で1秒間に23枚の写真が撮れます。
像が歪まないメカシャッター時でも1秒間に15枚と、一眼レフのフラッグシップモデルクラスの連写性能を持っているんですね!
正直これだけの性能を持ったカメラが、118,000円で買えてしまうのは安すぎるレベル。
予算内で収まるのであれば、Canon EOS R10はかなりおススメです!
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小さいけどパワフルなミラーレス「Canon EOS R10」が登場!
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Canon EOS R10の公式作例
※画像引用元:キヤノン
Canon EOS R10のスペック
発売日 | 2022月7月下旬 |
タイプ | ミラーレス |
レンズマウント | RFマウント |
センサーサイズ | APS-Cセンサー |
画素数 | 2420万画素 |
高感度 | 標準:ISO100~32000 拡張:ISO51200 |
連写速度 | 電子シャッター時:最高約23コマ/秒 電子先幕・メカシャッター時:最高約15コマ/秒 |
シャッタースピード | 電子:1/16000秒~30秒 電子先幕・メカニカル:1/4000秒~30秒 |
AF測距点 | 4503点 |
液晶モニター | 3型(インチ)・104万ドット |
ファインダー倍率 | 0.95倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:210枚 液晶モニタ使用時:350枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 122.5x87.8x83.4mm |
重量 | 382g(バッテリー・SD含むと429g) |
実売価格 | 118,000円前後(ボディのみ) |
FUJIFILM X-S10
※画像引用元:フジフイルム
ココがポイント
2020年11月発売。
実売価格は110,000円前後(ボディのみ)
フラッグシップモデルの、小型バージョンとして登場したX-S10。
当時はフラッグシップモデルしか採用されていなかった、ボディ内手振れ補正を装備しています!
FUJIFILM第4世代のイメージセンサーと画像処理エンジンを採用しており、最速0.02秒でピントの合うオートフォーカスを搭載。
またFUJIFILMで多く採用している、フィルムカメラの様な操作系でなく、一般的なミラーレスと変わらない操作系となっていますので、カメラに慣れやすいのもポイントですね。
オートフォーカスの性能ではCanonに劣りますが、FUJIFILM特有の描写の良さが魅力。
記録として写真に残すのでなく、作品として写真を撮りたい方におススメですね!
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FUJIFILM X-S10の公式作例
※画像引用元:フジフイルム
FUJIFILM X-S10のスペック
発売日 | 2020年11月19年 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2610万画素 |
高感度 | 標準:ISO160~12800 拡張:ISO80、100、125、25600、51200 |
連写速度 | 約30コマ/秒(電子シャッター使用時) 約8コマ/秒(メカニカルシャッター使用時) |
シャッタースピード | 電子:1/32000秒~15分 メカニカル:1/4000秒~15分 |
AF測距点 | 425点 |
液晶モニター | 3インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 0.62倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:300枚 液晶モニタ使用時:325枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 126(幅)x85.1(高さ)x65.4(奥行) mm |
重量 | 415g 465g(バッテリーSDカード込みの場合) |
実売価格 | 110,000円前後(ボディのみ) |
Nikon Zfc
※画像引用元:ニコン
ココがポイント
2021年7月発売。
実売価格は116,000円前後。
正直なところ、総合的なスペックではCanonやFUJIFILMには敵いません。
ですがその劣勢を押しのけるのが、このカメラのデザインです!
フィルムカメラの名機「ニコンFM2」のデザインをオマージュしたカメラで、見た目はフィルムカメラの様で中身は最新のデジタルカメラ。
男女や年代問わず似合うカメラですが、特に女性が持っていると一気にオシャレ感が増します!
※画像引用元:ニコン
プレミアムエクステリア張替サービスは、2023年1月31日(火)をもちまして終了となります。検討中の方はお早めに!
カメラの外装を交換するサービスも行っており、自分好みに仕上げることも出来ます。
僕は「サンドベージュ」に交換して使っていますよ!
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クラシックなデザインで大人気「Nikon Z fc」の評価やレビューをまとめてみた!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 現在はだいぶ落ち着きましたが、納期はおよそ1ヶ月掛かります。 「Nikon Z fc」はカメラの性能も良いですが、ここまで売れ ...
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Nikon Zfcの公式作例
※画像引用元:ニコン
Nikon Zfcのスペック
発売日 | 2021年7月23日 |
タイプ | ミラーレス |
レンズマウント | Nikon Zマウント |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2088万画素 |
高感度 | 標準:ISO100~51200 拡張:ISO102400相当、204800相当 |
連写速度 | 高速連続撮影:約5コマ/秒 高速連続撮影(拡張):約11コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 209点 |
液晶モニター | 3型(インチ)・104万ドット バリアングル式 |
ファインダー倍率 | 1.02倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:310枚 液晶モニタ使用時:360枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 134.5x93.5x43.5mm |
重量 | 390g |
実売価格 | 116,000円前後(ボディのみ) |
赤ちゃんや子供を撮るためのレンズの選び方
欲しいなと思うカメラが決まったら、次はレンズ選びです!
一眼レフやミラーレスは、使うレンズによって写真の雰囲気をガラリと変えられるのが魅力。
赤ちゃんの撮影にズームキットはNG
カメラを購入しようとした時、「ダブルズームキット」や「標準ズームキット」と言う文字を目にすると思います。これはカメラとレンズがセットになっている商品で、それぞれ別々で購入するよりもお得なセット。
ダブルズームキットを購入すればお買い得だし、広角から望遠までを撮影することができ、非常に便利です。
が、実は赤ちゃんの撮影に関しては向いていません。
その理由は「レンズが暗い」から。
レンズが暗いってどういう事?どこを見れば分かるの?
レンズには「f/3.5」などと表記があります。
これはF値(絞り値)と呼ばれるものですが、この数値が低いほど明るいレンズとなり、数値が大きいほど暗いレンズとなります。
明るいレンズは暗い場所でも、シャッタースピードを速く出来ます。
暗いレンズは暗い場所だと、シャッタースピードが遅くなり手ブレや被写体ブレ、あるいはISO感度が上がり過ぎて画質が劣化してしまうのです。
明るいレンズ | ISO感度を上げなくてもシャッタースピードを速く出来る |
暗いレンズ | ISO感度を上げないとシャッタースピードが速くならない |
ISO感度 | ISO感度を上げれば暗い場所でもシャッタースピードが速くなる その代わりに上げるほど画質が劣化する。 |
家の中って人間にとっては十分な明るさですが、カメラにとっては結構暗い環境なんですね。
なので暗いレンズである「ダブルズームキット」や「標準ズームキット」のレンズでは、思うように撮ることが出来ません。
撮れないことはありませんが、思い描いていたような画質の写真にはならないんです。
そして暗いレンズと明るいレンズでは、背景のボケ具合も変わってきます。
明るいレンズほど背景が大きくボケて、被写体が浮き立つ感じに撮れます。まるでプロカメラマンにでもなったかの様な写真になりますね。
暗いレンズの方も背景はボケますが、明るいレンズほどではなく物足りなさを感じるかと…。
「低価格で明るいレンズ」これが赤ちゃんを撮影する上で理想のレンズとなりますので、これを叶えてくれるのは「単焦点レンズ」
ズームキットのレンズはF/3.5からスタートとなりますが、単焦点レンズはF/1.8と圧倒的な明るさ。
各メーカーごとに、シンデレラレンズ(撒き餌レンズとも言います)と言う、低価格で明るい単焦点レンズを用意してくれています。
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【初めての単焦点レンズ】絶対に手に入れるべき各メーカーのシンデレラレンズ(巻き餌レンズ)まとめ
※2024年2月7日内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 初めてシンデレラレンズを使って撮影すると、写真が上手くなった錯覚するぐ ...
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3歳以上or運動会や発表会はズームレンズが必須
赤ちゃんのころから、歩き始めるまでは単焦点レンズで撮影出来ます。
しかし3歳を超えた辺りから、走るのが速くなってきて、写真を撮りながら付いていくのは体力的にきつくなってきます。
単焦点だけで撮るのに限界を感じたら、ズームレンズの出番です!
保育園や幼稚園に通われるようになれば、運動会や発表会(お遊戯会)の撮影でも、ズームレンズが必要となってきます。
単焦点レンズでは遠すぎて撮りにくいですし、どの場所から撮影出来るか分かりませんので、画角を変えられるズームレンズが便利!
ココがおすすめ
ズームレンズにも色々ありますが、標準域は単焦点レンズがありますので、望遠ズームレンズを買い足すのがオススメ。
離れた場所からキレイな写真が撮れますので、公園で走り回る姿から、運動会・発表会(お遊戯会)でも大活躍!
スマートフォンで写真を撮っている人が疑問に思うポイントだと思います。
最近のスマートフォンは望遠レンズを備えている物も多くなってきましたが、そのレンズの性能を超えてズームするときは「デジタルズーム」と言うものが使われます。
デジタルズームはトリミング(切り取り)して、遠くのものを大きく写していますので、ズームするほど画質が劣化します。
スマホとミラーレスで、ズームして撮影した場合にどれくらい差が出るのか見てみましょう。
ちょっと古い写真になりますが、左側がスマートフォンでズームした場合。
右側が一眼レフ・ミラーレスでズームした写真になります。
※左がスマートフォン 右が一眼カメラ
※真ん中のバーを左右に動かしてみて下さい。
ビックリするほど画質が違いますよね。
望遠での撮影に関しては、スマートフォンはまだまだ本格的なカメラの足元に及ばないレベルです。
単焦点と望遠ズームがあれば完璧!
以上の理由から、赤ちゃんや子供の写真を撮りたくて、カメラを新しく購入される方は「ダブルズームキット」ではなく、単焦点レンズと望遠ズームレンズがオススメです。
特に赤ちゃんが産まれたからカメラを購入すると言う方は、単焦点レンズだけで良いので、初期費用を抑えられる。
お子さんが大きくなってきたり、運動会などのタイミングで望遠ズームを買い足せば良いと思います。
おススメの単焦点レンズと望遠レンズ
それではCanonとFUJIFILMの単焦点レンズとズームレンズをご紹介しますね!
Canon EF-M22mm F2 STM
※画像引用元:キヤノン
ココがポイント
Canon EF-Mマウント用レンズ。
実売価格は19,000円前後。
今回ご紹介したカメラ「Canon EOS Kiss M2」で使える単焦点レンズ。
焦点距離は35mm換算で、約35.2mmのレンズとして使えます。
やや広い画角である事と、昔はみんな持っていた写ルンですとほぼ同じ広さで撮れるため、日本人に一番なじみがある画角では無いでしょうか。
最短撮影距離は0.15mとかなり寄れるレンズですので、赤ちゃんやお子さんの撮影でも大活躍間違いなし!
開放F値もF/2.0となっており明るいレンズなので、室内での撮影でも被写体ブレ・手ブレを抑えることが出来ますね。
Canon RF50mm F1.8 STM
※画像引用元:キヤノン
ココがポイント
Canon RFマウント用レンズ。
実売価格は28,000円前後。
RFマウントに登場した待望のシンデレラレンズ(撒き餌レンズ)
F/1.8と非常に明るいレンズですので、室内での撮影が快適なのはもちろんのこと、背景もボケやすいので被写体が浮き上がるような写真が撮れます。
今回ご紹介した「Canon EOS R10」で使うことが出来ます。
ただ1つ注意点が。APS-C機はレンズの焦点距離が1.5倍から1.6倍伸びますので(35mm換算と言います)、RF50mm F1.8 STMをCanon EOS R10で使う場合、約80mmの中望遠単焦点レンズとなる。
赤ちゃんや子供からは、1歩2歩下がった位置からの撮影となりますのでご注意下さい。
標準画角のレンズをお探しの方は「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」がオススメです。
35mm換算後で約56mmの標準単焦点となりますし、マクロレンズでもあるため、最短撮影距離0.17mとかなり寄れるレンズでもあります。
こちらは少しお値段が高く、実売価格は68,000円前後となっていますね。
Canon EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
※画像引用元:キヤノン
ココがポイント
EF-Mマウント用レンズ。
実売価格は34,000円前後。
Canon EOS Kiss M2で使える、軽量で低価格な望遠ズームレンズ。
35mm換算で約320mmまでカバーすることが出来ます。
望遠レンズは大きくて重いレンズとなってしまいますが、このレンズはコンパクトさを重視している、EF-M用のレンズだけあって凄く軽い!
重量はたったの260gしかありませんので、女性の方でも楽々とお使い出来ます。
コンパクトで軽量なので、動き回るお子さんにも対応しやすく、軽快な撮影環境となりますね!
お値段も34,000円前後とお安いので、望遠ズームの入門用としてベストな選択です。
Canon EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
※画像引用元:キヤノン
ココがポイント
EFマウント用レンズ。
実売価格は57,000円前後。
EFマウント用レンズ。「マウントアダプター EF-EOS R」を使用してRFマウントに変換して使う。
RFマウントでは低価格な望遠ズームレンズが出ていませんので、マウントアダプターを使ってEFレンズを使うのがオススメ。
マウントアダプターはレンズとカメラの間に取り付ける事によって、異なるマウントのレンズを使えるようになる変換器みたいなものです。
Canon EOS R10でこのレンズを使用すると、35mm換算で112-480mmのレンズとなります。
400mmオーバーの超望遠域までズームできるので、保育園はもちろん小学校の運動会でもしっかりと撮影出来る!
F値は4.0-5.6となっており、暗いレンズではありますが、屋外ではその影響は少ないですね。
室内で行われる発表会(お遊戯会)では、シャッタースピードが遅くなってしまうのでISO感度を上げねばならず、多少ノイズが入るかと思います。
FUJIFILM XF35mmF2 R WR
※画像引用元:フジフイルム
ココがポイント
FUJIFILM Xマウント用レンズ。
実売価格で39,000円前後。
35mm換算で、約52.5mmの標準単焦点レンズとして使えます。
開放F値はF/2.0となっており、暗い室内でもシャッタースピードを早めれますし、背景ボケもキレイに出ますので、被写体が浮き立つような写真が撮れる!
FUJIFILMのフジノンレンズは高性能さが売りですので、他社のシンデレラレンズ(撒き餌レンズ)に比べると、ちょっとお値段が高いのがネック。
ですが、キレイな写真を撮ることが出来ますので、カメラを購入する前に思い描いていたような、高画質写真を写してくれます!
レンズの重量は170gと非常に軽量。重さが気になりにくいですので、撮影に集中できますね!
FUJIFILM XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
※画像引用元:フジフイルム
ココがポイント
FUJIFILM Xマウント用レンズ。
実売価格は64,000円前後。
35mm換算で、約52.5mmの標準単焦点レンズとして使えます。
開放F値はF/2.0となっており、暗い室内でもシャッタースピードを早めれますし、背景ボケもキレイに出ますので、被写体が浮き立つような写真が撮れる!
35mm換算で、82.5-300mmのレンズとして使えます。
望遠が300mmまであるので、小学校の運動会でも活躍しますね!
開放F値はF/3.5-4.8。
明るくは無いですが暗すぎることも無いレベル。
300mmをF/4.8で使えるのなら、ISO感度を少し上げてあげれば、発表会(お遊戯会)でもキレイな写真が撮れますね!
赤ちゃんや子供の写真をキレイに撮るためのカメラ・レンズ選びと使い方:よくある質問
Q1: 赤ちゃんや子供の写真に最適なカメラのタイプは?
A1: 赤ちゃんや子供の写真撮影には、一眼レフとミラーレスの2種類がありますが、瞳オートフォーカス機能搭載で軽量なミラーレスカメラが特におすすめです。
Q2: カメラを選ぶ際に最も重要な機能は?
A2: 赤ちゃんや子供の写真撮影には、予測不能な動きに対応できる「瞳オートフォーカス」機能が非常に重要です。この機能が搭載されているミラーレスカメラを選ぶと良いでしょう。
Q3: イメージセンサーのサイズについて教えてください。
A3: イメージセンサーのサイズは、フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズがあり、センサーが大きいほど画質が良く背景のボケを作りやすくなりますが、カメラのサイズや価格が上がります。赤ちゃんや子供の撮影には「フルサイズ」と「APS-C」がおすすめです。
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Q4: ズームレンズと単焦点レンズ、どちらが赤ちゃんや子供の写真撮影に適していますか?
A4: 室内での赤ちゃんの撮影には、背景がキレイにボケる単焦点レンズが適しています。子供が大きくなって動き回るようになったら、望遠ズームレンズが便利です。
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Q5: CanonとFUJIFILM、どちらのカメラが赤ちゃんや子供の写真撮影に適していますか?
A5: Canonはカメラ界の王者で、ユーザーも多く、初心者にも扱いやすいです。FUJIFILMは画質にこだわりを持つメーカーで、独特の色合いやフィルムシミュレーション機能が魅力です。撮りたい写真のスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
Q6: 赤ちゃんや子供の写真撮影における予算配分のアドバイスはありますか?
A6: 初期投資としては、ボディと単焦点レンズの組み合わせが基本です。予算に余裕があれば、さらに画質を追求したい場合はカメラ本体やレンズのグレードアップを検討しますが、まずはシンプルなセットアップで撮影を始め、徐々に必要に応じて機材を増やしていくのがおすすめです。
まとめ
今回は初心者の方でも安心して撮影出来る、ミラーレスの中からご紹介しましたが、もっと予算を抑えたい場合は一眼レフと言う選択肢もあります。
一眼レフの方がカメラもレンズも安いので、初期投資が少なくて済みます。
記事の途中で言いましたが、子供はあっという間に成長してしまうので、もっと良いカメラを買いたいと貯金している間にも、貴重なシャッターチャンスを逃し続けていますので、ミラーレスをポンと買うのはちょっと厳しいと言う方は、迷わず一眼レフを選択して1日でも早く写真を撮り始めましょう!
赤ちゃんを撮影するのであれば、レンズは単焦点を強くおススメします。
私自身「ダブルズームキット」から写真撮影をスタートしましたが、これじゃない感が強く、10日後くらいには単焦点レンズを追加購入しました。
単焦点レンズの方がキットレンズより明るいため、室内でも高画質で撮れますし、背景のボケもキレイ!
キットレンズは風景写真を撮りたい方にとって非常に便利ですが、赤ちゃんや子供を撮りたいと思っている人には単焦点レンズです。
お子さんが走れるようになったり、運動会や発表会の写真を撮りたくなったら、一番安いもので良いので望遠ズームレンズを買い足しましょう。
記事の途中で比較写真を載せましたが、スマートフォンでズームした写真と、一眼カメラでズームした写真の画質の差は歴然。
単焦点レンズに比べると望遠ズームはお値段が高いですが、ケチっていたら後で絶対後悔します!
今回の記事は・・・
- 初心者でも使いやすく
- 赤ちゃんや子供を撮りたい人向け
- その中でも低予算で始められる機材 をコンセプトに、初めてのカメラ機材をご紹介しました。
予算によっておススメの機材も変わってきますので、私のSNSやブログのお問い合わせフォームよりご連絡頂ければ、一緒に理想の機材を探させて頂きます!
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