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単焦点レンズではなくズームレンズを使うメリットとデメリット!

梅野

2015年からカメラを始めました。使用しているカメラはNikon Z9。
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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

一眼レフとミラーレスはレンズ交換をすることが出来るカメラ。

交換レンズも多くの種類が販売されていますね。

 

レンズを大きく分けると「単焦点」「ズーム」の2種類があります。

 

どちらも良いところがあり、どちらを買おうかどちらを撮影に持っていこうかと、多くの人を悩ますと思います。

今回はレンズ購入の参考になるよう、ズームレンズの良いところと悪いところを知りましょう!

 

 

ズームレンズとは?

 

ズームレンズとは名前の通りで、ズームができるレンズのこと。

 

単焦点レンズはズームが全くできないレンズですが、ズームレンズはレンズに付いているズームリングを回すことで、ズームアップ・ズームアウトが出来る。

とても便利ですし、今の時代のスタンダートと言えますね!

 

スマートフォンやコンデジなども、ズームできるのが当たり前となっています。

 

 

ズームレンズのメリット

 

カメラを始めたばかりの方でも、ズームレンズとはどういうものなのか何となく分かっていると思います。

 

ですが改めてズームレンズの良いところを知り、より使いこなせるようになりましょう!

 

 

ズームができるので便利

 

言うまでもなく、ズームレンズの一番のメリットは便利さです!

 

ズームリングをクルっと回すだけで画角を変えられますので、いろんな撮影にすぐに対応できますね。

風景やポートレートを撮るときと違って、自分の立ち位置を自由に決めれない場面。

たとえば運動会や発表会、街でスナップ撮影をするときにズームレンズは大活躍します!

 

あらゆるシーンを1本のレンズでこなせるのが、ズームレンズ最大の魅力でしょう。

 

 

レンズ交換する頻度が減る

 

単焦点レンズの場合、「ここは広角で撮りたいな」「ここはちょっと望遠で撮りたいな」と思うたびに、レンズ交換をしなければなりません。

 

はじめの内はレンズ交換するのも楽しいと思います。

でも、そのうちめんどくさくなっちゃいます(笑)

 

しかしズームレンズは1本で多くの焦点距離をカバーしてくれますので、レンズ交換の回数を大きく減らしてくれます。

 

レンズ交換の回数が減れば、カメラ内部にホコリや砂が混入してしまうことも少なくなりますので、余計なトラブルを防ぐことも出来ますね。

 

 

持ち運ぶ機材をすくなく出来る

 

ズームレンズは広い焦点距離をカバーしますので、持ち運ぶレンズの数を減らすことが出来ます。

 

例えば私の場合、24mm・50mm・90mmと3本の単焦点レンズを持ち運んでいるのですが、24-105mmのズームレンズがあれば1本で賄えてしまいますね。

 

しかも単焦点レンズにはない、42mmとか88mmみたいな中途半端な焦点距離もズームレンズなら可能ですので、撮れる画角が大幅に増えるメリットがあります!

 

 

ズームレンズのデメリット

 

ズームレンズは現代の主流であり、とても便利なレンズだと言うのはお分かりいただけたと思います。

ですが完全無欠の存在ではなく、ズームレンズにもデメリットがあるんです。

 

 

単焦点レンズに比べ画質は劣る

 

ズームレンズは便利な反面、画質が悪いとされています。

 

それもそのはず、例えば50mm単焦点レンズの場合、50mmという焦点距離のみを考えて専用設計できるのに対し、24-70mmのズームレンズは24mmから70mmまでの光学性能を設計しなければなりません。

なので1つの焦点距離に特化した単焦点レンズに比べると、ズームレンズは画質が劣ってしまうのです。

 

ズーム倍率が高くなるほど画質は落ちるので、28-300mmなどの高倍率ズームなどは便利な反面、ズームレンズの中でも画質が悪いタイプとなってしまいます。

 

 

レンズ内にホコリやゴミが入りやすい

 

ズームレンズは焦点距離を変更するときに、レンズが伸びたり縮んだりします。

その構造のせいで、隙間からレンズ内にホコリが混入しやすい。

 

中古レンズなどでも、ズームレンズの中古は「レンズ内にホコリあり」と書かれていることがとても多いです。

 

とは言っても、多少のゴミであれば写真に写りこむことは無いので問題はありません。

レンズを売却するときに「レンズ内にゴミがありますね~」と言われ、買取金額が下がるくらいでしょうか。

 

 

暗いレンズが多いので、ボケにくい

 

単焦点レンズは開放F値1.8がスタンダートですが、ズームレンズは開放F3.5のレンズが多い。

ちょっと暗いレンズとなるので、背景をボケさせにくくなります。

 

また暗い環境では手ブレしやすくなるのもデメリットとなりますね。

 

ズームレンズには大三元と呼ばれる、ズーム全域F2.8の明るいレンズも存在します。

しかしほとんどの場合、お値段が200,000円オーバーとなりますので、なかなか購入に踏み切れませんね。

 

 

まとめ

 

撮るものがはじめから決まっている場合は、単焦点レンズを使うことも多いです。

しかし旅行にカメラを持って行ったり、いろんな状況に対応したいと考えればやはりズームレンズの方が便利!

 

プロの写真家さんでも、メインレンズはズームレンズを使われている人が多いです。

 

 

「でもズームレンズは画質が悪いんでしょう?」

 

ズームレンズは画質が悪いと聞くと、よっぽど悪いのかと思ってしまいますがそうではありません。

単焦点レンズの画質が良すぎるだけで、ズームレンズがめちゃくちゃ画質が悪いのではないんです。

 

 

これから色んなものを撮ってみたい!

旅行が趣味なので、カメラを始めたいと言った方は、ズームレンズがおすすめです。

 

反対に撮りたいものが決まっている人。

花を撮りたい。フィギュアを撮りたいと言った方は、単焦点レンズを選ばれたほうが楽しいと思います!

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