※画像引用元:SONY(https://www.sony.jp/)
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
またもやSONYがとんでもないカメラを発表しました。
フルサイズミラーレスの高画素モデルの新型「α7RIV」です。
モデルチェンジ早くない(笑)?
SONYといえばモデルチェンジが早いですが、まさかこんな上位機種までこんなスピーディーだとは。
前モデル「SONY α7RIII」から、わずか1年半ほどでの新型となりました。
元祖フルサイズミラーレスのプライド
今ほどミラーレスがカメラマンに受け入れられていなかった時に、SONYが発表したのがフルサイズミラーレス「α7」
それ以来、SONYといえばフルサイズミラーレスというイメージでした。
しかし、ここ数年で各社がフルサイズミラーレスへと次々に参入!
SONYのフルサイズミラーレスに迫るスペックのカメラを発売し、SONYのシェアを奪いにかかりました。
ですが、元祖フルサイズミラーレスのSONY。
ここで他社を大きく引き離す「α7RIV」を発表!
SONY1強の市場であると、言わんばかりのモンスターカメラを早々に投入してきました。
SONY α7RIVの衝撃的なスペック
この1年ほどでCanon EOS R・Nikon Z7・LUMIX S1など、SONYのミラーレスに迫るカメラが次々と登場しました。
特に一番最後に登場したLUMIX S1の完成度は高く、使いやすさやスペックではSONYを上回っていると私は思います。
そんなことを思っていたときに、SONYはさらにワンランク上のハイスペックカメラを登場させたのです!
6100万画素フルサイズセンサー
※画像引用元:SONY(https://www.sony.jp/)
マジか!?とまず思ったのが画素数。
フルサイズの高画素機といえば、どのメーカーも4500万画素前後でした。
しかしα7RIVは5000万画素を飛ばして、一気に6100万画素に!
高画素機の新たな基準を作ってしまいました。
APSサイズにクロップしても2620万画素を維持し、SONYユーザーは積極的にAPS-Cレンズを使ってトリミングも行えますね!
もはや古いパソコンを使っている人には、手におえないようなレベルになって来ましたね(笑)
この画素数でも常用ISO100~32000
高画素機といえば高感度性能が弱かったのですが、Nikon D850やSONY α7RIIIがそれを払拭しました。
α7RIVの画素数には驚きましたが、画質特化の機種で高感度は苦手だろうと勝手に思っていましたが、常用ISO100~32000と前モデルと同等の数値を維持!
画素数が大幅にアップしているのに、これは凄いですね!
拡張ISOは102400にまで対応しています。
576万ドットにまで進化したファインダー
※画像引用元:SONY(https://www.sony.jp/)
電子ビューファインダーのキレイさと言えばLUMIX S1とS1R。
576万ドットと圧倒的な解像性能で、とても見やすいファインダーだと好評でした。
α7RIVはLUMIXに一気に追いつく、576万ドット・0.78倍のファインダーを装備!
あっという間にトップクラスの性能となりました。
ファインダーの見やすさは撮影の快適さにつながりますので、このスペックアップは嬉しいですね!
明らかに大型化したグリップ部分
※画像引用元:αユニバーサル(https://alphauniverse.com/)
はじめてα7RIVを見たときに違和感を感じました。
ボディをよく見てみると、グリップ部分がかなり深くなっている。
α7シリーズといえば、スペックの他にボディのコンパクトさも売りの1つです。
しかしグリップ部分も浅く、手が大きい人の場合ホールド感がとても浅かったんじゃないかなと思います。
これまでグリップ部分は大きな手を加えられていませんでしたが、今回は思い切って大型化してきました!
他社のフルサイズミラーレスはグリップが深く持ちやすいですので、これまでのデザインを捨ててでもグリップを大型化したのは改良だと思います。
AFポイントは399点から567点に
※画像引用元:SONY(https://www.sony.jp/)
像面位相差のAFポイントが399点から567点へと増加。
これまでも凄いのですが、さらに細かいフォーカスポイントを選択できます。
さらに最新機能である「リアルタイム瞳AF」を搭載。
瞳にピントを合わせ続けてくれるモードで、モデルさんが動いたって問題なくピントを合わせてくれます。
瞳AFは写真だけでなく動画でも使用可能となっており、動画撮影も快適になりますね。
ピクセルシフトで2億4000万画素
画素を移動させ10枚の写真を合成することで、2億4000万画素相当の高精細な写真を撮ることが可能となりました。
まだピクセルシフトで撮影された写真は見たことありませんが、フルサイズの2億4000万画素の写真なんて圧縮してなかったら画像を開くのも遅そう。
スマホで開いちゃうと、データ通信量をゴリっと持っていかれそうです(笑)
ピクセルシフトといえばフォーサイズ機やPENTAXの得意技でしたが、6100万画素フルサイズセンサーでやられたら堪ったもんじゃありませんね。
AF/AE追随10コマの連写力
※画像引用元:SONY(https://www.sony.jp/)
追従10コマ/秒の連写力なんて、ミラーレスでは驚くことではなくなっています。
でもまさか6100万画素のビッグデータを取り扱うα7RIVで、10コマ/秒を達成するなんて誰が思ったでしょうか(笑)
どんな処理能力なんだよ。
SONYらしいと言えばらしいですが、まさか連写力までも兼ね備えているとは思いもしませんでした。
α7RIVは現状のキングオブカメラ
発売され実際に使用してみないと分からないことはたくさんあります。
しかしカタログスペックで言えば、ナンバーワンのモンスターカメラですね!
同社のα7IIからα7IIIへの進化も凄くて、ベーシックモデルの域を出てしまっていると感じましたが、今回のα7RIVも前モデルから大幅なスペックアップを果たしましたね。
フルサイズミラーレスと言えばSONYだ!と存在感を見せ付けるには十分すぎるカメラとなっています。
しかし6100万画素という目玉スペックだけでなく、全てにおいて妥協を感じない作りは凄いとしか言えませんね。
6000万画素オーバーのカメラは、CanonとNikonが出してくるとウワサされていましたが、先にこれだけ完成度の高いカメラを出されちゃうと、後から登場するカメラにとっては大きなプレッシャーとなりますね。
SONYは元祖フルサイズミラーレスの下地があり、ガンガンと新製品を出してくるのでフルサイズミラーレスのシェアを奪うのはかなり困難…。
各社からフルサイズミラーレスが登場していますが、SONY1強の時代はまだまだ続きそうです。
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