※2026年11月1日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
ミラーレス一眼の先駆けであるパナソニックのLUMIXが、ついにフルサイズへ参入! 2008年に世界初のミラーレス一眼を発売したメーカーだけに、気になっていた人も多いはずです。
LUMIX初のフルサイズミラーレス「Sシリーズ」は、2019年3月23日発売。いよいよ具体的な仕様が見えてきました!
登場するのは、高解像度を追求した「LUMIX S1R」と、幅広い撮影に対応する「LUMIX S1」の2機種。
ソニー・ニコン・キヤノンに続くフルサイズミラーレスの新たな選択肢として、EVFや手ブレ補正、ボディの堅牢性にかなり力が入っています。
では、S1RとS1は何が違い、どんな撮影をする人に向いているのでしょうか。仕様を比べながら、それぞれの良さと気になる点を見ていきましょう!
S1Rの予想実売価格は450,000円前後(2019年2月・ボディ単体)
LUMIX S1Rの特長|約4730万画素の高解像度モデル

※画像引用元:Panasonic(https://panasonic.jp/)
LUMIX S1Rは、有効約4,730万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載した高画素モデル。風景や建築物など、細かい部分までしっかり写したいときに、この解像力が頼りになります。
大きなプリントを作ったり、撮った写真を後からトリミングしたりする人には嬉しいですね。ただし高画素になるほど写真のデータ容量も大きくなりやすいので、保存先の準備も考えておきたいところです。
常用ISO感度は100~25600で、拡張設定ではISO50と51200にも対応。高画素モデルだからといって、暗い場所での撮影を諦める必要はありません。
5軸ボディ内手ブレ補正に加え、対応レンズと連動する「Dual I.S. 2」では所定の測定条件で最大6段分の補正効果を発揮します。夜の手持ち撮影でも心強い装備ですが、動いている被写体のブレまで止められるわけではありません。

※画像引用元:Panasonic(https://panasonic.jp/)
気になる撮影可能枚数は、付属バッテリー・24-105mmレンズ・XQDカード使用時の公称値で、モニター約360枚、ファインダー約340枚。SDカードを使う条件では、それぞれ約380枚と約360枚です。
ファインダーは0.5型・約576万ドットの有機ELで、倍率は約0.78倍。背面にも3.2型・約210万ドットのタッチパネルがあり、構図の確認や設定操作のしやすさにも期待が持てます。
省電力ファインダー撮影設定なら、XQDカード使用時で約1,100枚、SDカードでは約1,150枚という公称値もあります。ただしスリープ移行時間を1秒にするなど、通常撮影とは異なる測定条件での数値です。
LUMIX S1の特長|約2420万画素の高感度・バランスモデル

※画像引用元:Panasonic(https://panasonic.jp/)
LUMIX S1は、有効約2,420万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載。高解像度を追求するS1Rに対して、こちらは高感度性能と撮影データの扱いやすさにも目を向けたモデルです。
実は、通常連写の最高速度はS1RもS1も約9コマ/秒(AF-S時)で同じなんです。違いが出るのは連続して記録できる枚数で、たくさん撮り続ける場面ではS1に余裕があります。
常用ISO感度は100~51200、拡張設定でISO50~204800。連写速度はAF-S時に最高約9コマ/秒、AF-C追従時は約6コマ/秒です。RAWの連続撮影可能枚数はS1Rの40枚以上に対し、S1は90枚以上(メーカー測定条件)となっています。
LUMIXお得意の「6Kフォト」を使えば、約1,800万画素相当で30コマ/秒の高速記録が可能! 連続する瞬間から好きな1枚を選べますが、通常のRAW連写とは保存方法が異なる点には注意してください。

※画像引用元:Panasonic(https://panasonic.jp/)
撮影可能枚数は、付属バッテリー・24-105mmレンズ・XQDカード使用時でモニター約380枚、ファインダー約360枚。SDカードでは約400枚と約380枚になります。
省電力ファインダー撮影設定では、XQDカード使用時に約1,100枚、SDカードなら約1,150枚が目安です。
ただし、これは省電力設定に関する所定の測定条件での数値。普段の撮影でいつも1,100枚撮れるという意味ではありません。
モニターやEVFで長時間構図を確認したり、動画も撮ったりするなら、バッテリー残量は気になります。旅行やイベントでたくさん撮りたい人は、予備バッテリーも用意しておくと安心ですね!
S1の予想実売価格は300,000円前後(2019年2月・ボディ単体)
LUMIX S1RとS1の共通機能|手ブレ補正・EVF・Lマウント
S1RとS1は画素数や高感度性能こそ違いますが、基本的なボディ設計は共通。Nikon Z7とZ6のように、撮りたい写真によって選び分ける関係ですね。
特に手ブレ補正やファインダーは、どちらを選んでも使える装備です。共通点を見ていきましょう!
LUMIX S1RとLUMIX S1の共通する装備
- 5軸ボディ内手ブレ補正と対応レンズを連動させる「Dual I.S. 2」
- 0.5型・約576万ドットの有機ELファインダー(倍率約0.78倍)
- XQDカードとSDカードに対応するダブルスロット
- ハイレゾモードでS1Rは約1億8,700万画素相当、S1は約9,600万画素相当
- 約1,800万画素相当の6Kフォト/約800万画素相当の4Kフォト機能
- HDR対応ディスプレイで階調豊かな写真を楽しめる「HLGフォト」
- マグネシウム合金ボディと防塵・防滴、耐低温(-10℃)設計
- センサーに付着したホコリを除去する超音波防塵フィルター(SSWF)
- 別売りのバッテリーグリップ「DMW-BGS1」に対応
- 3軸チルト式3.2型・約210万ドットのタッチパネルモニター
S1RとS1は2019年2月の予想実売価格で約15万円の差があります。それなのにEVFや手ブレ補正、カードスロットまで共通とは、ちょっと驚きです。
細部の描写や大きなプリントにこだわるならS1R。そこまでの高画素を必要としないなら、S1の方が予算をレンズに回せるのも嬉しいですね。
ただ、SONY α7 IIIなどと比較するなら、画質以外にもAFの追従、ボディの重量、レンズを含めたシステム全体の使いやすさが気になるところ。カタログだけで決めるのは難しそうです!
LUMIX S1R・S1のデメリット|約1kgの重さに注意

両機種は大きなEVFや操作ボタン、防塵・防滴構造など、本格的に撮影する人を意識した仕様です。機能面では頼もしいのですが、気になるのはボディの大きさ。
バッテリーとSDカード1枚を含めた重さは、どちらも1,000gを超える重量級。レンズを付ければ、さらに重量が増えてしまいます。
ミラーレスと聞くと、小さくて軽いカメラを思い浮かべる人も多いはず。私も、持ち出しやすさはカメラ選びで気になる部分です。
ところがS1RとS1は、ファインダーの見やすさや握りやすさ、頑丈さを優先した大きなボディ。小型のミラーレスとは方向性が違います。
なんて、重さを見て思わずツッコミを入れたくなるレベル(笑)。
ボディのみでもS1Rは約898g、S1は約899g。軽さを期待して選ぶモデルではなさそうですね。
LUMIX S1Rは約1,016g(バッテリー・SDカード1枚含む)
LUMIX S1は約1,017g(バッテリー・SDカード1枚含む)
フルサイズ一眼レフにも近い重さですし、荷物を少しでも軽くしたい人は悩みそうです…。
「ミラーレス=軽い」と考えている方はご注意ください。レンズを装着した状態で持ち比べると、自分に合うか判断しやすいと思います。
まとめ
LUMIX S1RとS1は、何を撮りたいかで選び分けられる2台です。風景や作品を細部まで残したいなら高画素のS1R。高感度撮影や連続撮影枚数、価格とのバランスを重視するならS1が候補になります。
SONY・Canon・Nikonもフルサイズミラーレスで存在感がありますが、パナソニックも高精細なEVFや手ブレ補正、堅牢なボディで本気を見せてくれました!
ただし約1kgのボディは人を選びますし、AFや操作感はスペック表だけでは分かりません。Lマウントの交換レンズも含めて、普段どんな撮影をするのか考えて選びたいですね。
LUMIXのフルサイズミラーレスは、S1やS1Rのような本格的なモデルだけでなく、持ち運びやすさを重視した機種も登場しています。
小型フルサイズカメラLUMIX S9の特徴と注意点では、コンパクトなボディの魅力に加え、電子シャッター専用など購入前に知っておきたい仕様も紹介しています。
フルサイズの画質をもっと気軽に楽しみたい方は、こちらもチェックしてみてください。
LUMIX S1R・S1のよくある質問
Q1. LUMIX S1RとS1の一番大きな違いは何ですか?
大きな違いは画素数と高感度性能、連続撮影可能枚数です。S1Rは約4,730万画素で高精細な写真を撮りたい人向け。S1は約2,420万画素で、常用ISO感度の上限が高く、RAW連写で記録できる枚数にも余裕があります。
Q2. 風景写真や大きなプリントに向いているのはどちらですか?
高解像度を重視するならS1Rが有力です。通常撮影で約4,730万画素を記録でき、トリミングや大きなプリントにも余裕を持たせられます。両機種ともハイレゾモードに対応しますが、複数枚を合成する仕組みなので、動く被写体や撮影条件には注意が必要です。
Q3. LUMIX S1RとS1の手ブレ補正は同じですか?
両機種とも5軸のボディ内手ブレ補正を搭載し、対応レンズと組み合わせることで「Dual I.S. 2」が使えます。メーカー公称の最大6段分は所定のレンズと測定条件での数値です。手ブレは抑えられても、動いている人や動物の被写体ブレまでは防げません。
Q4. S1RとS1にはどんなレンズが使えますか?
両機種ともライカカメラ社のLマウントを採用しており、対応するフルサイズ用Lマウントレンズを装着できます。レンズ選びでは焦点距離や開放F値のほか、重量や手ブレ補正への対応も確認しておきましょう。APS-C用レンズでは使用できる撮影範囲などに制約があります。
Q5. LUMIX S1RとS1は持ち歩くには重すぎますか?
バッテリーとSDカード1枚を含む重量は、S1Rが約1,016g、S1が約1,017gです。標準ズームレンズを付けると合計で約1.7kgになるため、長時間の散歩や旅行では気になる人もいると思います。手の大きさや撮影スタイルによって印象は変わるので、購入前に実際に構えて確かめるのがおすすめです。
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