こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
迫力のある写真が撮れるレンズと言えば「超広角レンズ」
画角がとても広く、風景写真やダイナミックな人物写真を撮ることができます。
しかし広角レンズと言えば、ちょっと使い方にクセがあって使いにくいもの。
初心者の方が初めてのレンズとして選ぶタイプではありませんでした。
ですが見栄えが重視されるインスタグラムが流行ったことで、人よりも目立つ写真が撮りやすい超広角レンズに注目があつまり、使っている方も多くなりましたね!
今回はNikon用の超広角レンズをご紹介します!
Nikon APS-Cカメラ専用の超広角レンズ
AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR
Nikon純正の超広角ズームレンズ。
35mm換算で15-30mmの焦点距離となります。
広角レンズでは数少ない手ブレ補正(3.5段分)が付いており、夕暮れのスナップ撮影でも安心して撮影が出来ますね!
新型であるAF-Pシリーズですので、ステッピングモーターを採用。
オートフォーカスが静かで高速に作動します!
発売日 | 2017年6月30日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | × |
レンズ構成 | 11群14枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 10-20mm |
最短撮影距離 | 0.22m |
最大撮影倍率 | 0.17倍 |
開放F値 | F/4.5~F/5.6 |
画角 | 109°~70° |
手ブレ補正 | 〇(3.5段分) |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 72mm |
本体サイズ | 77×73mm |
重量 | 230g |
実売価格 | 34,000円前後 |
TAMRON 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD (Model B023)
人気が高まっているTAMRONの超広角ズーム。
Nikon純正よりもカバー範囲が広い10‐24mmとなっており、使い勝手の良いレンズですね。
35mm換算で約16-37mmとなります。
このレンズも手ブレ補正が搭載されていますので、安心して撮影に臨めますね!
●TAMRON 10-24F3.5-4.5 DI2 VC HLD(B023N)の作例
※画像引用元:TAMRON(https://www.tamron.jp/)
発売日 | 2017年3月2日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | × |
レンズ構成 | 11群16枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 10-24mm |
最短撮影距離 | 0.24mm |
最大撮影倍率 | 1:5.3倍 |
開放F値 | F/3.5-F/4.5 |
画角 | 108.44°~60.2° |
手ブレ補正 | 〇 |
防塵 | × |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 83.6×82.1 |
重量 | 440g |
実売価格 | 53,000円前後 |
TOKINA AT-X 14-20 F2 PRO DX
超広角ズームでありながら、F/2通しのレンズとなっています。
公式では「単焦点レンズに匹敵する描写」と謳っていますが、それに偽りのない高性能なレンズですね!
トキナーブルーと言われる青色の再現も優秀で、偏光フィルター無しでも空を青く写せるのが特長です。
●TOKINA AT-X 14-20 F2 PRO DXの作例
※画像引用元:Kenko-tokina(https://www.kenko-tokina.co.jp/)
発売日 | 2016年3月 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | × |
レンズ構成 | 11群13枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 14-20mm |
最短撮影距離 | 0.28mm |
最大撮影倍率 | 1:8.36倍 |
開放F値 | F/2 |
画角 | |
手ブレ補正 | × |
防塵 | 〇 |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | 82mm |
本体サイズ | 89×106mm |
重量 | 735g |
実売価格 | 74,000円前後 |
Nikon フルサイズ対応の超広角レンズ
AI AF Nikkor 14mm f/2.8D ED
14mmの超広角単焦点レンズ。
発売は2002年と古いですが、Nikonのレンズの中では14mm単焦点と言う唯一無二のレンズです。
最短撮影距離は0.2mですので、被写体にかなり寄って撮ることが出来ます!
●AI AF Nikkor 14mm f/2.8D EDの作例
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
発売日 | 2002年8月8日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 12群14枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 14mm |
最短撮影距離 | 0.2m |
最大撮影倍率 | 1/6.7倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 114° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | × |
本体サイズ | 87×86.5mm |
重量 | 670g |
実売価格 | 180,000円前後 |
Ai AF Nikkor 20mm f/2.8D
Nikon純正の20mm単焦点レンズ。
こちらも発売は2002年と、古いレンズですね。
超広角レンズとしてはかなりコンパクトで軽量!
なので旅用のレンズとして、いまでも人気が高いです。
●Ai AF Nikkor 20mm f/2.8Dの作例
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
発売日 | 2002年8月8日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 9群12枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 20mm |
最短撮影距離 | 0.25m |
最大撮影倍率 | 1/8.3倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 94° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 62mm |
本体サイズ | 69×42.5mm |
重量 | 270g |
実売価格 | 57,000円前後 |
AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
最新型の20mm単焦点レンズ!
NikonF/1.8シリーズで最も広角なタイプで、星空を撮影したりするのに活躍します。
ナノクリスタルコートが採用されており、逆光に強いのも特長の1つ!
●AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDの作例
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
発売日 | 2014年9月25日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 11群13枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 20mm |
最短撮影距離 | 0.2m |
最大撮影倍率 | 1/4.3倍 |
開放F値 | F/1.8 |
画角 | 94° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 82.5×80.5mm |
重量 | 355g |
実売価格 | 81,000円前後 |
AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED
Nikon純正広角ズームで一番安いモデル。
広角ズームは結構お値段がたかいのですが、こちらは78,000円ほどで購入できます。
重さも385gと軽量なので、機動力の高さも魅力!
●AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDの作例
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
発売日 | 2013年3月7日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 8群12枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 18-35mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 1/5倍 |
開放F値 | F/3.5-F/4.5 |
画角 | 100°~63° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 83×95mm |
重量 | 385g |
実売価格 | 78,000円前後 |
AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
Nikonの小三元にあたる広角ズームレンズ。
ズーム全域でF/4通しとなっています。
レンズが長いですが、手ブレ補正とナノクリスタルコートが採用され、使い勝手の良さがアップしていますね!
●AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRの作例
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
発売日 | 2010年2月26日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 12群17枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 16-35mm |
最短撮影距離 | 0.29m |
最大撮影倍率 | |
開放F値 | F/4 |
画角 | 107°~63° |
手ブレ補正 | 〇(2.5段分) |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 82.5×125mm |
重量 | 680g |
実売価格 | 118,000円前後 |
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
Nikon大三元レンズの1つ。
ズーム全域でF/2.8通しとなっています。
かなり高性能で評判が高く、神レンズと呼ばれています!
お値段はかなり高いのですが、Nikonユーザーならいつかは手に入れたいレンズの1つですね。
●AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDの作例
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
発売日 | 2007年11月30日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 11群14枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 14-24mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.14倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 114°~84° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | × |
本体サイズ | 98×131.5mm |
重量 | 970g |
実売価格 | 220,000円前後 |
TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)
2018年に登場したばかりの、新型広角ズームレンズ。
逆光耐性も強く、写りもシャープで評判の良いレンズです。
私はこのレンズを現在メインとして使っています!
●TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)の作例
※画像引用元:TAMRON (https://www.tamron.jp/)
発売日 | 2018年9月4日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 10群15枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 17-35mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 1:4.9 |
開放F値 | F/2.8-F/4 |
画角 | 103.41°~63.26° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | 〇 |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 83.6×90mm |
重量 | 460g |
実売価格 | 64,000円前後 |
TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A041)
TAMRONの大三元レンズの1つ。
史上最高の超広角ズームレンズへと生まれ変わったニューモデルです!
デュアルMPUを採用し、オートフォーカスの動作は高速化。
Nikon純正レンズと比べても、ほぼ同等レベルになっています。
手ブレ補正もデュアルMPUの恩恵で強化され、4.5段分もの補正効果になりました!
●TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A041)の作例
※画像引用元:TAMRON (https://www.tamron.jp/)
発売日 | 2018年9月21日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 13群18枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 15-30mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 1:5倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 110.32°~71.35° |
手ブレ補正 | 〇(4.5段分) |
防塵 | 〇 |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | × |
本体サイズ | 98.4×142.5mm |
重量 | 1100g |
実売価格 | 120,000円前後 |
SIGMA 12-24mm F4 DG HSM
SIGMAの高解像度が売りの「Artライン」に属する、小三元の超広角ズーム。
お値段はTAMRON よりお高めですが、このレンズも3代目と言うこともあり完成度が高い!
レンズの重量も1,000g越えの重量級ですが、シャープな写真を撮りたい方におススメですね。
●SIGMA 12-24mm F4 DG HSMの作例
※画像引用元:SIGMA(https://www.sigma-global.com/jp/)
発売日 | 2016年10月28日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 11群16枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 12-24mm |
最短撮影距離 | 0.24m |
最大撮影倍率 | 1:4.9倍 |
開放F値 | F/4 |
画角 | 122°~84.1° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | 〇 |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | × |
本体サイズ | 102×131.5mm |
重量 | 1,150g |
実売価格 | 150,000円前後 |
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM
SIGMAの超広角大三元レンズ。
5000万画素オーバーの高画素機にも、余裕で対応する解像度の高さが売りで、Artラインの中でもトップクラスの性能を誇ります。
焦点距離が14mmスタートとなるため、小三元よりも値段が安く、こんな凄いレンズが130,000円ほど(実売価格)で手に入ってしまいます。
コストパフォーマンスがとても高いですので、超広角レンズでお悩みの方にはこのレンズがおススメ!
●SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSMの作例
※画像引用元:SIGMA(https://www.sigma-global.com/jp/)
発売日 | 2018年3月9日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 11群17枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 14-24mm |
最短撮影距離 | 0.26m |
最大撮影倍率 | 1:5.4倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 114.2°~84.1° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | 〇 |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | × |
本体サイズ | 96.4×135.1mm |
重量 | 1,150g |
実売価格 | 130,000円前後 |
まとめ
思ってた以上に種類がありました(汗)
広角側は焦点距離が1mm違うだけでも、画角が大きく変わりますのでこれだけレンズの種類があれば、あなたに合ったレンズが見つかると思います!
レンズの性能を重視されるなら、Nikon純正かSIGMAのレンズから選ぶのがオススメ。
トータルバランスとコスパを重視されるならTAMRON がオススメ。
お金に余裕がある方なら、はじめから「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」を買ってしまえば、超広角レンズ選びは終了です。
評価が高い神レンズですので、好みの問題が無ければ最高のレンズですね!
超広角レンズは使いどころが難しいですが、使っていて楽しいレンズですので、ぜひゲットしてみてください!