こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
約2年振りに新しいレンズを購入しました~
先日の記事で高倍率ズームが欲しいと言っていましたが、先に広角ズームレンズを買っちゃいました(笑)
購入したのは「TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)」
Nikon純正ではなく、サードパーティ製レンズですね。
純正の広角ズームレンズはお値段が高く、私では買えませんので今回はタムロンさんのレンズを選ばせて貰いました!
TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSDレビュー!
先に結論から言うと、このレンズとても良い!
ぜひ皆さんにもオススメしたいレンズです。
それでは、TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSDを使ってみた感想を書いていきますね!
デザインが良くなった

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
※以前のタムロンレンズ
性能がどうのこうのと言うより、まずデザインがカッコ良くなりました!
以前のデザインは、Nikonのパチもん臭がする感じで、いかにも安物レンズと言う雰囲気があり好きでは無かった…。
今のTAMRONは新デザインに変わっていて、とてもスタイリッシュな見た目に!
SONYやカール・ツァイスのレンズに似てますね。
多分、以前のままのデザインだったら買わなかったと思うので、このデザイン変更は私的にはグッドです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
NikonのD750と組み合わせてもバランスが良い。
けっこうシックリと来てます(笑)
オートフォーカスが速い
TAMRONのレンズはオートフォーカスが遅い。
私はそう思っていました。
カメラを始めた頃のTAMRONは、安かろう悪かろうのイメージが強く、レンズのレビューでも「オートフォーカスが遅い」とよく書かれていたんです。
なので、これまでTAMRONのレンズを買ったことがありませんでした。
しかし、TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSDは全然遅くない!
爆速ではありませんが、オートフォーカスの速度に不満を感じることはない。
ふだん使っているニコンのAF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDと比べて見ても、ほぼ同じ速度で違和感を感じないですね。
サードパーティ製レンズは、オートフォーカスが遅いと思っていましたので、これは衝撃的でした!
逆光耐性が高い
広角レンズは逆光に弱く、フレアやゴーストが発生しやすい。
これを抑えるために各メーカーが、コーティングを改良してフレアやゴーストが起きにくいようにしています。
しかし、良いコーティングが使われているレンズはお値段が高く、なかなか買えないお値段なんですね…。
TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSDは、お値段が安くて広角ズームレンズと、逆光に弱くても仕方がない仕様。
私も逆光耐性については、まったく期待をしていませんでした。
しかし見てください。
逆光でも余裕で撮れてしまいます!
ソフトを使って、フレアやゴーストを消していませんよ(笑)
角度によっては入ってしまいますが、ほぼフレア&ゴーストは現れませんでした。
下の写真は右下に現れています。
画質は悪くない

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
このレンズを買ってまず驚いたのはレンズ部分でした。

これまで大口径レンズを使ってきたので、あまりの小ささに驚きました。
それと同時に「もしかして画質悪いのかな?」と不安にもなってきました…。
使ってみた結果は「まぁ、悪くない」
ハッキリと色が写るのは好き嫌いが分かれますが、周辺減光も問題なし。
さすがに解像度は、これまで使っていたAF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDには劣りますが、柔らかな描写なのでこれはこれで良い!
ハッキリクッキリした写りが好きな方は、TAMRONではなくSIGMAのレンズを選ばれたほうがいいでしょう!
あとこれも好みが分かれるところですが、ちょっとコントラストが強めかな?
メリハリのある写真になりますが、ダイナミックレンジが低くなったような感じになるので、私はあまり好きではない…。
この辺はlightroomの調整でなんとかなります。
ちなみに焦点距離による違いはこんな感じ。
※焦点距離35mm
※焦点距離17mm
レンズが軽い
軽いっていうのはとても重要!
色んなレンズを持っていても、よく使うのは気軽に持ち出せるフットワークの軽いレンズではないでしょうか。
望遠レンズには及ばないものの、広角ズームレンズも結構重くなってしまうもので、良い広角レンズはたいてい重量級です。
私が以前に持っていた、APS-C用のSIGMAの超広角ズームレンズもめっちゃ重いレンズで、とても面白いレンズだったのですが常時カメラバッグに入れるレンズではありませんでした。
大三元クラスの広角ズームになると1000gを超えるレンズも出てきます。
TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSDは重量460gと、広角ズームレンズの中では軽いほうになり、レンズの重さがネックになりません。
最近は子供の写真を撮ることが多い私にとって、この軽さはなによりのメリット!
カメラを構えて子供を追い掛け回すのも楽です。
フィルターが使える
広角レンズはレンズ自体が丸みを帯びているため、フィルターが使えないレンズがあります。
また、フィルターが使えたとしてもケラレ(フィルターが画面に写りこむ)が発生することもあり、フィルターをちゃんと使える広角レンズは案外少ない。
TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSDはフィルターが使用可能ですので、PLフィルター・NDフィルターを活用できます!
ケラレを防ぐためなのか、レンズの大きさに対してフィルター径が77mmと大きめなので、フィルター代が高くなってしまうのは痛いところですが、撮影の幅が広がりますね!
TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSDのスペック
発売日 | 2018年9月4日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
レンズタイプ | 広角ズーム |
フォーカス | AF/MF |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 10群15枚 |
絞り羽 | 7枚 |
焦点距離 | 17-35mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
画角 | 103.41°~63.26° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | 83.6×90mm |
重量 | 460g |
実売価格 | 65,000円前後 |
TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSDの作例
まだ買ったばかりですが、撮った写真を載せておきます。
今後さらに撮影したら、作例を更新していきますね!
まとめ
現時点では不満はなく、良いレンズだという印象ですね!
17-35mmの焦点距離も使いやすく、メインレンズとして活躍してくれそうです。
安くて写りが良い広角ズームレンズをお探しの方に、オススメしたいレンズ。
TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSDはシャープさよりも、柔らかめの描写ですのでポートレート用としても良いと思いますよ!