こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

カメラを使う以上、出くわす可能性が高いトラブルですね。
水に弱いのは分かっているんですけど、雨の日って写真撮りたくなっちゃう雰囲気があるので、ついついカメラ持ち出しちゃうこともあります。
私は雨で一眼レフがずぶ濡れになること2回。
滝の飛沫でずぶ濡れになること1回。
計3回ほどシャワーで水を掛けたくらい、一眼レフを濡らしてしまいましたが、今のところトラブル無しです。
なぜ壊れなかったのかと言うと、濡れてしまった後に迅速に対応したからだと思います。
そこでカメラが水に濡れてしまった時の、対処法をご紹介します!
まず、すぐにタオルなどで拭くこと
基本ですが、カメラの表面についた水滴を、乾いたタオルでしっかりとふき取ります。
特にシャッターなどのボタン類は、隙間に水が入り込んでいますので入念にふき取りましょう!
それが終わったら、SDカードやバッテリーが入っている部分も開いて、水が入っていないか確認し拭きます。
この時にブロアーを使えば、なお効果的です。
最近の一眼レフやミラーレスは、防塵防滴仕様が当たり前となっていますので、多少の水ではカメラの内部にまで水は侵入しにくくなっていますので、たいていの場合はタオルでふき取って大丈夫!
防湿庫かドライボックスで乾燥させる
家に帰ってきたあとは、防湿庫かドライボックスに保管して、しっかりと乾燥させましょう。
そのままだと細部に水が残ったままになり、水がカメラ内部にまで浸透したり、ボタン類の動きが悪くなってしまう可能性がありますから、乾燥させるのはとても重要です!
防湿庫もドライボックスも持っていないって方は、できれば撮影の帰りに買って帰るのが理想なんですが、他でも代用できます。
それはドライヤーと扇風機です。
机にカメラを置き、ひたすら風を当て続けるだけ。※ドライヤーは冷風にして下さい。
乾燥剤に比べれば効果は低いですが、やらないよりは随分良いです!
カメラを水没させてしまいました…
うっかり水の中にカメラを落としちゃった…。
もし自分がそんなことをしてしまったら絶望ですよね。
一眼レフとミラーレス、どちらも防水設計ではありません。
防滴ですので、水没してしまうと壊れるリスクがかなり高い。
カメラの防滴用のシーリングもなかなか強固ですので、すぐにカメラ救出できたのなら助かる可能性は高いです。
カメラが水没してしまった時に気を付けないといけないのが、電源を入れないことです!
ついつい「カメラ大丈夫かな?」と思って、電源をいれて動くかどうか確認したくなりますが、もしカメラ内部に水が浸入してしまっていた場合。
電源を入れるとショートを起こし、カメラさんは完全に死亡してしまいます。
水没したカメラは、電源を入れないように注意してタオルで細部まで拭き、カメラの蓋はすべてあけてドライボックスや防湿庫で保管しましょう。
1日ほど放置したら、問題なく動作するかチェックし、おかしな部分がある場合はメーカーに送るしかありません。
カメラのメンテナンスグッズ
吸水クロス
水滴をふきとるタオルはなんでも構わないんですが、吸水力の高いものならより安心です。
100均やカー用品店によく置いてありますね!
ブロアー
ほこりを飛ばすためのメンテナンスグッズですね。
すでにお持ちの方も多いと思います。
ボタンや細部に入ってしまっている水分は、ブロアーの力を借りて吹き飛ばしましょう!
パソコン清掃用のエアダスターでも代用出来ますし、エアダスターの方が風力が強いです。
防湿庫
最適な湿度を保ってくれ、カメラのカビ発生を抑える必須アイテム。
消費電力も少ないので負担は少ないですが、場所をとるので中々買うまでに至らない。
機材が少ないうちはドライボックス&乾燥剤の組み合わせで大丈夫ですが、機材が増えてくると入りきらなくなってくるので、防湿庫を導入されたほうが便利ですね!
ドライボックス
密封できるドライケースに乾燥剤を入れて、カメラを保管するためのグッズ。
思いのほか乾燥剤はすぐ効力を失う(1か月~1か月半くらい)ので、ランニングコストは防湿庫の方が上ですね。
水に濡れた機材はドライボックスに入れておけば、乾燥剤が水分を吸収してくれます!
まとめ
カメラが水に濡れた時は、速やかに水分を除去するのが大切です。
そして水没してしまったり、あまりにも水浸しになってしまった場合は電源を切り、防湿庫かドライボックスに保管して電源を入れないことが大事!
私はこれまでに3回ほど、一眼レフがずぶ濡れになってしまいましたが、丁寧に水分をふき取りドライボックスで保管していたおかげか、これまでにトラブルは一度もありません。
もしカメラが濡れてしまっても、焦らずしっかりと対処してあげましょう!