※2019年10月28日に更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
寒い季節に気をつけたいのが結露です。
朝起きれば窓ガラスは水滴だらけで、放置すればカビが生えるやっかいなやつ。
冬の寒い時期だとこの結露が一眼レフカメラにも発生してしまう事があるので対策が必要なんです!
カメラに結露が発生するシーン
家の窓ガラスが結露してしまうのは、外の寒い空気と室内の暖かい空気による温度差のせいです。
なので、これからの寒い季節に外で撮影していると、カメラはキンキンに冷えた状態になるのですが、撮影を終えて帰ってきた時にそのまま暖かい部屋にカメラを入れてしまうと結露が発生してしまいます!
日本海側や東北など気温がめちゃくちゃ低くなる地方にお住まいの方だと、カメラを持つ手の温度ですら結露してしまうので注意が必要。
カメラが結露したらどうなるの?
運悪く結露が発生してしまうと、カメラが壊れるリスクが上がるんです。
結露が起こるとカメラの表面は無数の細かい水滴が付いていますので、防塵防滴の一眼レフやミラーレスでも内部に水が侵入してしまうかも知れないんですね…。
ハイテク機器であるデジタルカメラは水に弱いですので、内部に水が入ってしまうと簡単に故障してしまいます。
故障するほど侵入しなかったとしても、部品にサビやカビが発生するリスクもある。
そして1番やってはいけない事は、結露してしまったカメラの電源を入れること。
ショートしてしまうとデジタルカメラは全損です!
中の部品を丸ごと変えることになると思うので、新品買ったほうが良いんじゃないか?ってくらい修理費がかかる。
結露中は電源を絶対に入れないで下さい。
カメラを結露させないための方法
結露を避けるには、寒い環境から急に暖かい場所へ入れなければいいわけです。
撮影が終わって帰る時、車で帰るならエアコンが離れた場所、例えばトランクにカメラを置いたり。
部屋に帰ってきたなら、いつもの保管してる場所まで運ぶのでは無くて、あまり暖房が効いて無いはずの玄関に置いておけばいいのです。
超極寒の地にお住まいの方だと、この方法でも結露しかねませんので、カメラをタオルなどに巻いてより温度の変化を緩やかにしましょう!
それでもカメラが結露してしまった時は
とにかく拭くしかありません。
いつものメンテナンスで使ってるクリーニングクロスで、カメラに付いてしまった水滴を拭き取りましょう。
スイッチ類の隙間など細かい場所にも水があるので、綿棒などを使ってカメラ全体の水適を無くします。
余談ですがカメラが結露してしまった友達が、テンパってドライヤーで乾かしてましたがそれはやめて下さい。
気持ちは分かるのですが、トドメを刺しているもんです(笑)!
温度の変化をゆるやかにしろつってるのに、なんで高温の風当てるんや…
ドライヤーを使えば水分は蒸発しやすいので、結露対策として間違ってないように思いますよね?
でも「結露ヤバい!」と焦ってる時って、早く乾かそうとしてカメラにドライヤーを近づけすぎるです。
ドライヤーの吹き出し口付近はかなり高温なので、キンキンに冷えたカメラに当てるとカメラ自体が変形してしまったり別の問題が出てきます。
使うのなら冷風で使用した方が良いですよ。
カメラ用結露対策のアイテムもある
結露の発生を軽減してくれるアイテムも販売されているので、気になる方は便利な道具にバンバン頼っていきましょう!
ETSUMI デジタル防寒カバーDX E-6476
ETSUMI プロフェッショナル プロテクターカバー E-6687
私の住んでいる高知県ならまず無いですが、冬の星空撮影をしているとカメラが凍りつく事もあるみたいですね…。
気温によってはカメラが冷えすぎ無いように、カバーを使用する必要もあります。
PROTAGE レンズ 夜露防止ヒーター 巻きつけ型 ウォーマー
レンズのヒーターもあります。
結露の除去ができ、撮影中にレンズが曇ってしまうのを防止することができる便利アイテムですね。
まとめ
※画像引用元:Amazon(https://www.amazon.co.jp/ref=nav_logo)
私は高知県という温暖な地域に住んでいるので、カメラが結露した事は上で書いた友人の1回しかありません。
それに暖房を使用しているのは1部屋のみって事も多いので、何も考えずに家に帰ってきても結露しにくいんでしょうね。
極寒の地域にお住まいの方は、家全体が暖房でポカポカだと聞いた事があります。
聞いた話では冬でも室内は、半袖短パンで居られるくらい暖かいとか。
外は氷点下なのにお家がそんなにポカポカだと、カメラに結露が発生しやすいので寒い地域にお住まいの方は、大事なカメラが故障しないためにも結露対策を十分に取りましょう。