※2024年3月26日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
機材が増えてくると困るのが、持っているカメラバッグに機材が入りきらない、あるいはパンパンになり過ぎる問題。
カメラを始めたばかりの頃は、オシャレなカメラバッグで十分機材が収まっていたと思いますが、レンズが増えたり性能が高いカメラに買い替えたりすると入りきらなくなりますよね。
機材は入るけどパンパン過ぎるのもNG。
出し入れの際になかなか出てこない・入らないのはストレスになりますし、機材にも圧が掛かりよろしくありません…。
カメラバッグの種類
カメラバッグは大きく分けて4タイプ
- リュック
- ショルダー
- スリング
- ハードケース
それぞれに良い所がありますが、大容量モデルが多いのは「カメラリュック」と「ハードケース」
カメラリュックはたくさんの機材を背負って移動することが出来るので、色んな場所で撮影するのに向いています。
ハードケースは大容量かつ、機材を守る堅牢性に優れています。
モデルによっては車輪(コロコロ)が付いているものもあり、移動する際も楽。
ただ舗装路以外、たとえば山の中での撮影だとハードケースは不便ですね。
カメラバッグ選びで見るべきポイント
カメラバッグは多くのモデルが販売されており、とても悩むと思います。
中には素材が安くて耐久性に乏しい物や、使い勝手が悪い物もあるので、「値段が安いから!デザインが気に入ったから!」とあまり考慮せず買うのは危険。
しっかりとカメラバッグの特長をみて、自分に合っているのかを確かめましょう!
耐久性や耐水性
カメラバッグは、外側は堅牢で内部はクッション性が重視されます。
機材を守るために、各メーカー色々と考えて作られているんですね。
今回ご紹介するカメラバッグは耐久性と耐水性に優れたモデルですが、中には素材が掛かれていなかったり、「ナイロン」とだけ書かれている物もあります。
カメラバッグはカメラ機材を守りつつ持ち運ぶためにあるので、すぐに破れたり突然の雨対策がされていないモデルはNG。
しっかりと素材や耐水性などをチェックしましょう!
バッグの大きさや重量
大型のカメラバッグで盲点となりやすいのが、カメラバッグの大きさと重さです。
「いっぱい機材を収納したい!」と大きなカメラバッグを買ったけど、自分の背丈にたいして大きすぎて背負いにくい…なんて事も。
都市部の方で色んなカメラバッグを、実際に見て購入できる人は良いですが、地方の方だとお店に置いてあるカメラバッグは非常に限られます。
なのでネットで購入するのが主となりますが、商品写真と実際のサイズ感がズレることは多々あると思いますので、欲しいと思ったバッグの寸法はしっかりと確認しましょう!
そしてカメラバッグの重量もとても大事。
大きいカメラバッグは基本的に耐久性の高い素材で作られているため、重量が重くなりやすいです。
2Kg~3Kgが当たり前になってきますので、それに機材を入れるとかなりの重さになる。
体力に自信が無い方は、出来るだけ軽いカメラバッグを選ぶようにしましょう!
大型のカメラバッグで2Kg以下であれば、超軽量なタイプとなります。
1気室か2気室なのか
カメラバッグには
全体が機材を収納するための1部屋となった1気室タイプ
カメラバッグの上部と下部で分割されている2気室タイプがあります。
使い勝手の面では、カメラ機材とお財布などの手荷物を分けて入れられる2気室タイプが便利。
カメラ機材の収納力では1気室タイプが有利です。
僕は1気室と、どちらのカメラバッグも使っていますが、持って行きたい機材が多い人は迷わず1気室タイプがオススメです。
そんなに機材を持っている方だと、今後もレンズやアクセサリーが増えることが必至!
「2気室タイプでもギリギリ入りそう~」と選んでしまうと、半年後位に後悔するかもしれません。
デザイン
耐久性が~、収納力が~と言ってきましたが、デザインが気に入らなければ使うのがイヤになりますよね。
大型のカメラバッグでは、オシャレなモデルが少なくなり、無骨がデザインの物が多いです。
その中でも自分の気に入るものを選びましょう!
多少収納力や価格に差が出たとしても、自分が良いと思った方を選んだ方が後悔が無いですし、カメラバッグ沼に沈むリスクも抑えられます。
大容量のカメラバッグ
大きなカメラバッグはたくさん出ていますが、その中でもおススメのモデルをご紹介します!
気に入ったのが見つかれば嬉しいです。
マンフロット Manhattan ムーバー50 バックパック
大型のカメラリュックの中では、コンパクトなモデルと言うこともあり、カメラバッグ自体が軽量なのが魅力!
バッグの重量は1580gとなっており、このクラスでは結構軽いですね。
カメラバッグの外寸 | 高さ50.0×幅32.0×奥行20.0cm |
カメラバッグの内寸 | 高さ49.0×幅30.0×奥行18.0cm |
重量 | 1580g |
ハクバ GW-PRO RED マルチモード バックパック 02
ポイント
カメラバッグの生地には、高強度耐水生地「X-Pac X50」を採用。
・表生地「500D コーデュラナイロン」
・真ん中「X-PLY」
・裏生地「ポリエステルフィルム」
この3層構造となっており、高い耐摩耗性と防水性、そして堅牢性を備えた実用性重視のスペック。
※Mサイズのサイズ表です
カメラバッグの外寸 | 高さ49.0×幅33.0×奥行18.0cm |
カメラバッグの内寸 | 高さ45.0×幅30.0×奥行12.0cm |
重量 | 2000g |
僕はこれの前のモデルを使用していますが、なかなか良いカメラバッグです!
堅牢さが売りなので、ちょっと重いのがネックですが。
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ロープロ プロトレッカー BP450 AW II GRL
ポイント
バッグの容量は28L。
70-200mm F2.8付きの一眼レフカメラ、予備カメラ本体
予備レンズ5~6本、スピードライト
15インチのノートPC、10インチのタブレット
大型スマートフォン、プロ三脚、アクセサリー
などを収納することが可能!
カメラバッグの外寸 | 高さ49.0×幅35.0×奥行25.0cm |
カメラバッグの内寸 | 高さ46.0×幅32.0×奥行16.0cm |
重量 | 2660g |
クローム NIKO CAMERA BACKPACK 3.0
※画像引用元:G.F.CREEK
ポイント
バッグの素材には1050デニールナイロン、500デニールTPEタープを使用。
軽量かつ丈夫な素材となっています。
WATER RESISTANT 耐水加工が施されており、突然の雨でもバッグの中まで浸水することはありません。
バッグの背面部(背中に当たるところ)は、弾力性と柔軟性に優れるEVA素材を採用。
機材をたくさん入れても、体の負担にならないよう配慮されています!
カメラバッグの外寸 | 高さ51.0×幅25.0×奥行18.0cm |
カメラバッグの内寸 | - |
重量 | 2000g |
バンガード VEO SELECT 48BF
レインカバーが付属していますので、突然の雨でも安心ですね。
ポイント
バッグの開口部はかなり広く、機材の出し入れをスムーズに行えます。
カメラ1台にレンズが5本~6本、ストロボなどアクセサリーも収納できる容量。
このクラスのバッグとなると、2500g前後の重量になってしまいますが、VEO SELECT 48BFは1940gと2kgを切る軽さとなっています!
カメラバッグの外寸 | 高さ52.0×幅33.5×奥行24.5cm |
カメラバッグの内寸 | 高さ48.0×幅30.0×奥行16.5cm |
重量 | 1940g |
TARION Pro PB-01
2気室すべてをカメラ機材で埋めた場合、カメラ2台にレンズが9本前後と、抜群の収納力を発揮!
ポイント
バッグの素材は高密度の撥水ナイロン生地を採用されていて、耐久性、耐衝撃、裂け止めなどに優れています。
重量は2600g、付属のサブバッグも含めると3000gとヘビー級のカメラバッグですが、価格が13,000円前後と低価格なのが魅力ですね!
カメラバッグの外寸 | 高さ49.0×幅31.0×奥行19.0cm |
カメラバッグの内寸 | - |
重量 | 2600g(本体) 475g(サブバッグ) |
エンデュランス カメラバッグ HG
ポイント
2気室タイプとなっており、機材と手荷物を分けて入れることが出来ます。
容量は18Lとなっており、大型のカメラバッグの中ではコンパクトな部類。
上部はロールトップとなっており、機材や荷物の多さに合わせて容量を拡張することも出来ます。
その場合の最大容量は24Lまで増加!
2気室の下段は仕切りがあり、上段は仕切りの無い空間となっています。
下に機材を入れて上段にお財布など手荷物を入れて使う感じですが、機材が多い方は上段にもインナーバッグを入れて、機材の収納を増やすことも出来ますね!
カメラバッグの外寸 | 高さ51.0×幅30.0×奥行22.5cm |
カメラバッグの内寸 | 高さ28.0×幅29.0×奥行13.0cm※下段部分 |
重量 | 2340g |
僕はEndurance HGは持っていませんが、造りがほぼ同じでコンパクトモデルの「Endurance Ext」を使用しています。
かなり頑丈で使いやすいカメラバッグですので、Enduranceはおススメのメーカー!
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タムラック アンビル 27
※画像引用元:Tamrac
ポイント
カメラバッグの生地は、防水コーティングが施された「500D CORDURA ナイロン生地」と「840D ポリエステル ドビー生地」
裏地には「210Dオックスフォードナイロン裏地」
YKK製ジッパーに、Duraflex製とWoojin製のアセタール バックルを採用しています。
豪華で信頼性の高いスペックとなっていますので、お値段もなかなかお高く定価は99,000円!
カメラバッグの外寸 | 高さ53.0×幅31.0×奥行25.0cm |
カメラバッグの内寸 | 高さ50.0×幅28.0×奥行16.0cm |
重量 | 2200g |
大容量カメラバッグ選びに関するよくある質問
Q1: 大容量カメラバッグの選び方は?
A1: 大容量カメラバッグを選ぶ際に重要なのは、耐久性、耐水性、バッグの大きさと重量、そして1気室か2気室かの選択、デザインです。また、機材の多さや移動のしやすさを考慮して、リュックタイプかハードケースタイプかを選ぶと良いでしょう。
Q2: カメラバッグの耐久性と耐水性について教えてください。
A2: カメラバッグは外側が堅牢で内部がクッション性に富んでいるものが望ましいです。高い耐摩耗性、防水性を持つ素材が使われていることを確認しましょう。特に、雨天時にカメラ機材を守るために、耐水性は重要なポイントです。
Q3: カメラバッグのサイズと重量についてどのように考慮すればいいですか?
A3: カメラバッグの大きさと重量は、機材の収納力と持ち運びやすさのバランスを考えて選ぶ必要があります。自分の体格や持ち運びたい機材の量、移動のしやすさを考慮して、適切なサイズと重量のバッグを選んでください。
Q4: 1気室と2気室のカメラバッグの違いは何ですか?
A4: 1気室タイプは全体がカメラ機材の収納スペースとなっており、収納力が高いです。2気室タイプは上下で区分されており、カメラ機材と個人の手荷物を分けて収納できるので、使い勝手が良いですが、機材の収納量は若干劣ります。
Q5: デザインを選ぶ際のポイントは何ですか?
A5: デザインは個人の好みに大きく依存しますが、耐久性や機能性を満たした上で、自分が気に入ったスタイル、色、形状を選ぶことが重要です。長期間使用することを考えると、見た目も満足できるものを選ぶと良いでしょう。
Q6: 大容量カメラバッグでおすすめのモデルは?
A6: おすすめの大容量カメラバッグには、マンフロットの「Manhattan ムーバー50」、ハクバの「GW-PRO RED マルチモード バックパック 02」、ロープロの「プロトレッカー BP450 AW II GRL」などがあります。それぞれ特徴が異なるので、使用目的や好みに合わせて選びましょう。
まとめ
今回は大容量のカメラバッグをご紹介しました。
使い勝手ではやはり2気室タイプが便利ですが、1気室タイプの収納力は抜群ですね!
大容量なタイプになるほど、デザインも何故か武骨なものとなり、オシャレなタイプは選べなくなりますが、写真のためにはグッと我慢…。
「あ~、あのレンズ持って来ていれば良かった…」
なんて後悔がイヤな方は、大きいカメラバッグを使って、たくさんの機材を持ち運びましょう!
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