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あなたの写真を変えるRAW現像ソフト15選!

梅野

2015年からカメラを始めました。使用しているカメラはNikon Z9。
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◆2022年11月15日に内容を更新しました◆

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

デジタルカメラには必須であるRAW現像ソフト

レタッチ作業をするためのツールで、いまや欠かせない物です。

 

でもRAW現像ソフトと言ってもたくさんあるし、どれを選べば良いのか迷ってしまう・・・

 

そこで!
実際どんなソフトがあるのか分からない方もいらっしゃると思いますので、今回はRAW現像ソフトをまとめてみました。
梅野

 

一眼レフやミラーレスを使ってみると、JPEGと見慣れないRAWがあることに気がつくと思います。 JPEGは写真…

 

 

そもそもRAWとは?

 

生野菜の写真

「RAW」は生の写真データのこと

 

カメラで写真を撮影した場合、写真のデータは「JPEG」か「RAW」で保存されます。
どちらで保存するかは、カメラの設定で変えることが出来ます。

 

カメラやパソコンに詳しく無い方でも「JPEG」と言うのは、画像のデータの事だなと分かるかと思いますが、「RAW」とは一体どんなデータなのでしょうか?

 

RAWとは?

RAW(ロウ、あるいはロー)は、日本語で「生」という意味になります。

写真を撮影して一切弄っていないデータで、膨大な情報量が詰め込まれており、データ容量が大きい。

また、カメラ本体か専用ソフトが無いと、写真を見ることが出来ません。

 

JPEGとは?

一方、JPEGはカメラがRAWデータを加工&圧縮し、JPEGデータに変換してくれているので、データが軽いです。

RAWと違い、スマホやパソコンですぐ写真を見ることが出来るので、撮ってすぐにSNSにアップする事が出来ますね!

 

  1枚のデータ容量 レタッチ出来る幅 特長
JPEG 少ない 少ない 汎用性が高いので、どんな端末でもすぐに写真を見ることが出来、SNSにアップしたり、LINEで他の人に送ることが出来る。
RAW 多い 多い 写真を見るには専用ソフトが必要。RAW現像しJPEGに変換しないといけない。

 

RAW現像と言うのは、RAW→JPEGに変換する事です。
一言で「RAW」と言っても沢山の種類があり、カメラのメーカーが違うとデータの拡張子も違います。

※同じメーカーでも、カメラの新旧によってもデータが微妙に違ったりします。

 

各メーカーのRAWデータ
Canon .CRW
Nikon .NEF
SONY .ARW
PENTAX .PEF/.DNG
OM-SYSTEM .ORF
LUMIX .RW2
FUJIFILM .RAF

 

Canonのカメラで撮影した写真で、例えば「20220901.CRF」というデータがあったとすれば、最後に.CRFと書いてありますので、それはRAWデータと言うことが分かります。

 

 

RAWで写真を保存するメリット

 

パソコンの画像

RAWはデメリットよりメリットの方が遥かに大きい!

 

わざわざ、扱いにくくデータ容量が大きいRAWで写真を保存するメリットは、レタッチ出来る幅が広いと言う事。
JPEGもレタッチすることは出来ますが、すでにカメラが写真を加工し圧縮していますので、JPEGの写真をレタッチすると画質が劣化しやすく、ソフトによってはレタッチ出来る項目も少なかったりします。

 

RAWはデータ容量が重いですが、その分膨大な情報量が詰め込まれた写真データなので、レタッチしてもほぼ画質は劣化しません。
そして細かな光の陰影やグラデーションも再現されていますので、ワンランク上の写真に仕上げることが出来ます!

 

梅野
レタッチをする事を考えれば「RAW」で撮るのが一番良いですね

 

撮った写真をすぐに送りたい時などは「JPEG」と、場合によって使い分けると良いです!

 

 

【有料】RAW現像ソフト

 

無料ソフトと違ってしたいことが全部できるのが有料版を購入するメリットです。

 

彩度やシャープなどの基本パラメータも、無料版は大雑把な段階でしか調整ができませんが、有料ソフトはほぼ無段階での調整が可能!

HDRや合成写真もかんたんに作成できるようになっていますし、お昼に撮影した写真を夕暮れに撮影したような写真にしてしまうこともできる。

 

有料ソフトの多くは体験版(30日間)が用意されていますので、まずは体験版を試してみて、自分が操作しやすいソフトを選びましょう!

 

 

Silkypix Developer Studio 11

 

Silkypix Developer Studio 11の画像

日本製最高峰のRAW現像ソフト

汎用RAW現像ソフト『SILKYPIX Developer Studio Pro11』

 

Silkypix Developer Studio 11

LUMIXとFUJIFILMのRAW現像ソフトを手掛けている日本メーカー。

海外製ソフトは月額制が主流となってますが、こちらは買い切りですので初期費用だけで済みます。

 

SILKYPIX Developer Studioの最新モデルはSILKYPIX Developer Studio 11シリーズ。

「スタンダード」と「PRO」の2種類があります。

「PRO版」の方が革新的な機能を多く使えるので、SILKYPIX Developer Studioを使われるのであれば、お金をためて「PRO版」を選ばれた方が絶対に後悔しません!

 

SILKYPIX Developer Studio 11シリーズの特長

  • 改良されたRAW現像エンジン
  • 解像度をアップさせる「クリアビュー」
  • 画素数をアップさせる「超解像合成」
  • 「肌」「空」などを選んでレタッチ出来る
  • ワンタッチで出来る「不要物の除去」
  • 4種類の「部分補正ツール」を追加
  • UIなど大幅な機能改善

 

基本的なレタッチ機能はもちろんの事、便利な機能が沢山搭載されているSilkypix Developer Studio 11シリーズ。

 

中でも新機能の「超解像合成」は魅力的な機能ですね。

一部のカメラでは採用されているピクセルシフト撮影と似た効果を得られ、カメラの画素数以上の写真を作り出すことが出来ます。

1.5倍から2倍にまで画素数を増やすことが出来ますので、2500万画素のカメラの場合、最大で5000万画素相当の高精細な写真にすることが出来る。

風景写真や物撮りなど、解像力が欲しい被写体の時に便利。更に画素数がアップする事で、トリミング耐性も向上しますね!

 

 

そしてSilkypix Developer Studioでもう1つ便利な機能が「多重露光合成」

4枚から16枚の写真を合成することで、とてもキレイにノイズを除去できる機能です!

 

Silkypix Developer Studio 11シリーズの画像

シャープ感をあまり失うことなく、ノイズを無くすことが出来る

 

最大でISO感度4段分もの補正効果がありますので、夜間での撮影では「多重露光合成」を使う前提で、同じ構図で複数枚撮影しておくと良いです。

 

梅野
私がこの機能を使ってみた記事もありますので、ぜひ良かったらご覧ください!

 

記事を見る
写真のノイズ処理が段違いに良いRAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro10」

  こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!   デジタル写真に撮って欠かせないものがRAW現像ソフト。 メーカー純正を使っている人や、lightroomなど有料ソフトをお使いの方もいらっしゃると思います ...

続きを見る

 

 

汎用RAW現像ソフト『SILKYPIX Developer Studio Pro11』

 

SILKYPIX Developer Studio 11の動作環境

 

対応OS

 Windows 11 / 10 / 8.1
※64bit版のみ対応

macOS® v10.15, v11, v12

CPU Intel® Core™ 2 Duo 以上 または AMD Athlon™ 64 X2 以上のプロセッサー

Intel® Core™ 2 Duo 以上

グラフィック DirectX 10以上に対応したグラフィックボード

特に無し

メモリ

4GB以上(8GB以上奨励)

4GB 以上(8GB以上推奨)
HDD容量

最低20GB以上のディスク空き領域

最低20GB以上のディスク空き領域
ディスプレイ

1024×768、またはそれ以上のモニタ解像度

1024×768、またはそれ以上のモニタ解像度

 

 

SILKYPIX Developer Studio 11の料金プラン

 

  PRO版 スタンダード版
価格 22,000円(買い切り) 13,200円(買い切り)

 

SILKYPIX Developer Studio PRO11は、22,000円とお高いですが、スタンダード版に比べ使える便利機能が多いですので、PRO版がオススメです。

多くのRAW現像ソフトはサブスク方式で月額でお金が掛かってしまいますが、SILKYPIX Developer Studio 11シリーズは買い切りタイプで、一度購入してしまえば追加料金は無いので、ランニングコストが発生しません。

 

 

Adobe Lightroom CC

 

 

Adobe Lightroom CC

有料ソフトのなかでは絶大な人気を誇るRAW現像ソフト。

どの有料ソフトをつかうか迷ったときは、ライトルームを選んでおけば間違いはないです。

 

記事を見る
ついに最強写真現像ソフト「Photoshop Lightroom CC」を導入しました!

※2019年8月26日更新しました※   こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!     私は今までカメラメーカーが出している純正ソフトで行っていました。 使っているカメラはNikonのD75 ...

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ライトルームは「Lightroom CC」と「Lightroom Classic CC」の2バージョンが存在します。

 

最新型はLightroom CCの方で、複数の端末に対応しているのが特長。

動作が軽くモバイル端末でも動かせますが、その分機能が削られています。

 

Lightroom Classic CCはパソコンでしか動作しませんが、フル機能を搭載している真のライトルーム。

なんでも出来るRAW現像ソフトですが、その分ソフトが重く使うパソコンにも高スペックが求められます。

 

Adobe LightroomとLightroom Classic CC

 

  Lightroom classic CC Lightroom CC
対応端末 パソコン パソコン・モバイル・WEB
元画像の保管場所 PCのHDD/SSD クラウド
バックアップ 無し 自動バックアップ
使いやすさ 写真の詳しい知識が必要 直観的でかんたん
整理と写真の検索 キーワード入力 自動タグ付け・インテリジェント検索

 

料金は月額制となっており月/980円からとなっております。

Lightroomはクラウドの保存容量とソフトの構成で値段が変わります。

 

Adobe Lightroom CCの料金プラン

 

料金プラン ソフト構成
フォトプラン20GB(月/980円) ・Lightroom CC
・Lightroom classic CC
・Photoshop
フォトプラン1TB(月/1,980円) ・Lightroom CC
・Lightroom classic CC
・Photoshop
Lightroom CCプラン1TB(月/980円) ・Lightroom CC

 

フォトプランはPhotoshopも使えるのでお得ですね。

HDDやSSDに写真データを保存するならフォトプラン。

 

複数の人とデータを共用したり、色んな端末で写真を扱うのならLightroom CCプランがおすすめ。

最近はクラウドにデータを保存するのが主流となっていますが、一眼レフ&ミラーレスの写真データを保存するのに1TBはちょっと少ないですね…。

 

 

こちらは買い切り版となっていますので、月額料金は掛かりません。

月額料金制のlightroomはアドビ公式サイトが最も安いですので、そちらから申し込んだ方がお買い得ですね。

 

 

Adobe Lightroom CC動作環境(Lightroom Classic)

 

対応OS

 Windows 10 、 7
※64bit版のみ対応

macOS バージョン 10.12(Sierra)
macOS バージョン 10.13(High Sierra)
macOS バージョン 10.14(Mojave)

CPU 2 GHz 以上のプロセッサー

Intel マルチコアプロセッサー

メモリ

4GB以上(12GB以上奨励)

4GB 以上(12GB以上推奨)
HDD容量

最低2GB以上のディスク空き領域

最低4GB以上のディスク空き領域
ディスプレイ

1024×768、またはそれ以上のモニタ解像度

1024×768、またはそれ以上のモニタ解像度

 

 

Adobe Photoshop CC

 

 

Adobe Photoshop CC

Adobeと言えばPhotoshop。それくらい有名なソフトですね!

写真の編集はもちろんのこと、デザインやイラストなど出来ることは幅広いです。

 

写真もLightroomと違い、レイヤーを使うことで合成写真やあらたなレタッチ方法が可能。

直感的に操作できるLightroomに比べると、Photoshopは使いこなすのに勉強と慣れることが大変ですが、しっかりと使えるようになれば最強のソフトですね。

 

Photoshop単体の利用料金は月/2,180円と高め。
値段でいえばLightroomとセットになっている「フォトプラン20GB(月/980円)」の方がお得ですね。

 

Photoshop単体(月/2,180円)を利用するメリットは、クラウドのストレージが100GBと多いことです。

写真のレタッチ以外のことにもPhotoshopを使いたいなら、単体(月/2,180円)のプランが保存領域が多くて良いですが、RAW現像に利用するのなら「フォトプラン20GB(月/980円)」がオススメですね!

 

 

 

Adobe Photoshop CCの動作環境

 

対応OS

 Windows 10 、 7
※64bit版のみ対応

macOS バージョン 10.12(Sierra)
macOS バージョン 10.13(High Sierra)
macOS バージョン 10.14(Mojave)

CPU 2 GHz 以上のプロセッサー

Intel マルチコアプロセッサー

メモリ

2GB以上(8GB以上奨励)

2GB 以上(8GB以上推奨)
HDD容量

最低3.1GB以上のディスク空き領域

最低4GB以上のディスク空き領域
ディスプレイ

1024×768、またはそれ以上のモニタ解像度

1024×768、またはそれ以上のモニタ解像度

 

 

Luminar NEO(ルミナーネオ)

 

Luminar NEO(ルミナーネオ)の画像

AI機能が進化し、より高度でディープなレタッチが可能になったソフト

Luminar NEO公式サイト

 

Luminar NEO

Skylum社の大ヒットレタッチソフト「Luminar(ルミナー)」の最新モデルが2022年2月にリリースされました。

最新モデルの名前は「Luminar NEO(ルミナーネオ)」

これまで得意としてきたAIレタッチ機能がさらに強化され、新機能もたくさん追加されています!

 

今や定番ソフトの1つとなっており、メーカー純正の無料レタッチソフトから、ステップアップのソフトとして非常におススメ。

 

Luminar NEOの新機能

  • 新型の編集エンジンを搭載
  • ワンタッチでレタッチが出来る「リライト AI」
  • AIが被写体を認識する「マスクAI」
  • 背景を差し替える「ポートレート背景削除 AI」
  • 写真に写りこんだゴミを認識し消してくれる「ほこりを除去」
  • 電線をワンタッチで消してくれる「電線除去AI」

 

機能名にいちいちAIと言う文字が付いていますが、ルミナーの特長と言えばやはりAI技術。

AIが写真を認識し、人間はスライダーを動かすだけで狙った写真にレタッチ出来ます。

特に「マスクAI」や「電線除去AI」の様に、手動での作業だと時間の掛かった工程も、Luminar NEOなら一瞬で終わります!

 

前モデルの「Luminar AI」の完全上位互換と言えるソフトではなく、Luminar AIよりも高度なレタッチを目指す方向けのソフト。

レタッチ経験者向けと言った感じですね。

 

梅野
初めてRAW現像ソフトを使う方は、Luminar AIの方が向いているかなと思います。

 

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【Luminar Neoレビュー】AIを活用し誰でもすぐ使える最強RAW現像ソフト

※2022年12月4日に内容を更新しました!   こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!   AIを活用したRAW現像ソフト「Luminar(ルミナー)」シリーズ。 2022年に最新モデルの「Lumin ...

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ちなみに、以前からルミナーは「動作が重い」と言われることがありました。
私もルミナーは、3・4・AIと3つのソフトを使ってきましたが、最後の「ルミナーAI」は重すぎてソフトが落ちるほどでした。
今回の「ルミナーネオ」では、そんな声を反映し新しいエンジンを搭載。その結果、ソフトの動作が軽くなり、安定性が増しています!

 

現在、ルミナーネオをさらにパワーアップさせる「拡張機能」が次々と投入されており、これまで手間と時間が掛かっていた作業を大幅に減らすことが出来るようになります。

AI機能を最大に発揮する、拡張機能にも注目です!

 

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LuminarAI

Luminar NEO公式サイト

 

 

Luminar NEOの動作環境

 

  Windows Mac
OS Windows10 バージョン1909もしくはそれ以上
(64-bit OSのみ)
MacOS 10.14.6か、それ以降のOS
MacOS 10.13はサポートされていません。
CPU CPU Intel® Core™ i5以上、AMD Ryzen™ 5以上 CPU Intel® Core i5以上
メモリ メモリ8 GB RAM以上(16GB以上のRAM推奨) メモリ8 GB RAM以上(16GB以上のRAM推奨)
グラフィックボード OpenGL 3.3以降対応のグラフィックカード 指定なし
ストレージ ハードウェアディスク10 GBの空き容量。SSD推奨。 ハードウェアディスク10 GBの空き容量。SSD推奨。

 

この動作環境で見れば、それほどハイスペックなパソコンで無くても動作しますが、ルミナーはAI技術を多く使うレタッチソフトなので、100,000円から150,000円ほどのミドルクラスのパソコンであれば快適な作業が出来ると思います!

 

 

Luminar NEOの価格

 

●買い切りプラン

  価格
Luminar Neo 1ライセンス 9,580円
Luminar Neo 2ライセンス 11,980円

 

●サブスクプラン(1年間有効)

  価格
Luminar Neo 1ライセンス+フィルム感光 7,070円
Luminar Neo 2ライセンス+フィルム感光 9,580円

◆フィルム感光は、フィルムカメラを使用した時に感光したような描写を付けられるエフェクトです。10種類用意されています。

 

 

Luminar AI(ルミナーAI)

 

※Luminar AI 日本公式サイト

 

Luminar AI

Luminar 4の後継モデルとして登場したのが「Luminar AI」

名前にAIを付けているところから分かるように、AIレタッチ機能を大幅に強化して登場したソフト。

AI機能が強化されたことと、AI機能が使えるレタッチが増えました。

 

Luminar AIの主なAI機能一覧

  • 構図AI
  • Accent AI
  • 縁取りAI
  • スカイエンハーサAI
  • スカイAI
  • 拡張スカイAI
  • アトモスフィアAI
  • フェイスAI フェイスライト
  • フェイスAI スリムフェイス
  • スキンAI

 

風景やポートレートなど、どんなジャンルの写真でもAIを使ったレタッチを行うことが出来ます!

 

そして何と言ってもLuminar AI(ルミナーAI)の一番進化したポイントは、ソフトの動作が軽くなったことです。

Luminar 4は多機能なソフトな反面、動作が非常に重く、写真を書き出す際はソフトが落ちてしまったりしていました…。(私はPCのメモリを32GBまで増やして対処しました)

 

Luminar AIはLuminar 4よりもAI機能を強化しながらも、ソフトの動作はかなり軽快なものに改善し、より快適なレタッチが出来るようにパワーアップしています。

 

ルミナーは重いって聞いたから…

とAI機能を使ってみたいものの、躊躇されている方にはLuminar AI(ルミナーAI)がおススメですよ!

 

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ルミナーAIの画像
【Luminar AIレビュー】さらに進化したAI技術!RAW現像・レタッチするルミナーAIがおすすめ!

※2021年3月20日に内容を更新しました!   こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!       Luminar AIではAI技術が進化している点と、これまでのルミナ―で不満だっ ...

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Luminar AI(ルミナーAI)の動作環境

 

Mac
OS mac OS - 10.13以降
プロセッサ CPU Intel® Core™ i5以上
メモリ メモリ8 GB RAM以上(16GB以上のRAM推奨)
ディスク空き容量 ハードウェアディスク10 GBの空き容量。SSD推奨。
ディスプレイ 1280×768サイズ以上。

 

Window
OS Windows101(64ビットOSのみ)
プロセッサ CPU Intel® Core™ i5以上、AMD Ryzen™ 5以上
メモリ メモリ8 GB RAM以上(16GB以上のRAM推奨)
ディスク空き容量 ハードウェアディスク10 GBの空き容量。SSD推奨。
ディスプレイ 1280×768サイズ以上。
グラフィック OpenGL 3.3以降対応のグラフィックカード

 

※Luminar AI 日本公式サイト

 

 

Photomatix Pro

 


※画像引用元:Photomatix(https://www.hdrsoft.com/jp/

 

Photomatix Pro

HDR合成に特化したソフトで、海外のフォトグラファーのような写真を簡単に作ることが出来ます。

もちろん通常のRAW現像もできます。

 

Photomatix Proでレタッチされた写真


※画像引用元:Photomatix(https://www.hdrsoft.com/jp/


※画像引用元:Photomatix(https://www.hdrsoft.com/jp/

 

機能が一部制限されたエントリーモデル「Photomatix Essentials(3,900円)」

すべての機能が使えるプロ仕様「Photomatix Pro 6(9,900円)」

上記の2バージョンがあります。

 

ソフトは買い切りで複数台のパソコンで使用できる。

学割も用意されていますよ。さらには返金保証まで付いています!

 

Photomatix Proの動作環境

 

対応OS

 Windows 10 、 8、7、Vista、XP

macOS 10.5 以降

CPU 特になし

特になし

メモリ

4GB以上(8GB以上奨励)

4GB 以上(6GB以上推奨)
HDD容量

最低1GB以上のディスク空き領域

最低1GB以上のディスク空き領域
ディスプレイ

1024×768、またはそれ以上のモニタ解像度

1024×768、またはそれ以上のモニタ解像度

 

 

DxO PhotoLab 5

 

DxO PhotoLab 5の画像

最強クラスのノイズ除去機能が魅力!

 

 

DxO PhotoLab 5

フランス製のRAW現像ソフト。

ノイズ除去機能に定評があり、Lightroom Classicとの連携も可能です。

 

カメラ好きの方ならご存知の、カメラやレンズのレビューサイト「DxOMark」を運営しており、光学的に解析し詳細なスペックを評価しています。

そこで集められた膨大なカメラやレンズの情報を、DxO PhotoLab 5にフィードバックされていますので、他社とは一味も二味も違う高精度の光学補正が可能なRAWレタッチソフト。

 

超広角レンズで目立つ歪みも、キッチリと補正してくれますので安心ですね。

 

中でも圧倒的な性能を誇るのが「ノイズの除去」

複数枚の写真を合成したりする手間も無く、デティールをほぼ潰すことなくノイズを除去することが出来ます!

ノイズ除去を使うためだけに、このソフトを購入する人も居るほど、高評価のソフトです。

 

無料体験版も用意されており、メールアドレスを登録するだけで、全ての機能を30日間試してみることが出来ます。
公式サイトにはノイズ除去の性能を試すための、ノイズたっぷりの写真も無料提供されていますので、ぜひ試してみて下さい!

 

 

DxO PhotoLab 5の動作環境

 

●最低動作スペック

OS Windows Mac
OSバージョン Microsoft® Windows® 10 バージョン 1809 以降 (64-bit、および Microsoft® 社がサポートしているもの) macOS 10.15.7 (Catalina)、11.0 (Big Sur) または 12.0 (Monterey)
CPU SSE 4.1 をサポートする CPU あらゆるCPU
GPU 指定無し GPU アクセラレーションを利用するための 512 MB 動画メモリー を搭載したグラフィ
メモリ 8GB以上 8GB以上
HDD・SSD 4 GB のハードディスク空き容量  4 GB のハードディスク空き容量

 

●推奨スペック

OS Windows Mac
OSバージョン Microsoft® Windows® 10 バージョン 1809 以降 (64-bit、および Microsoft® 社がサポートしているもの) macOS 10.15.7 (Catalina)、11.0 (Big Sur) または 12.0 (Monterey)
CPU Intel® Core™ i7 第 4 世代以降、または AMD Ryzen™ Intel® Core™ i7 第 4 世代以降、または Apple Silicon
GPU 最新ドライバでは NVIDIA GTX™ 1060、AMD Radeon™ RX 5500 以上 AMD Radeon™ Pro 580X または Intel® Macs 以降
メモリ 16GB以上 16GB以上
HDD・SSD 6GBのハードディスク空き容量  6GBのハードディスク空き容量

 

 

DxO PhotoLab 5の価格

 

  価格
ELITE 版 21,900円
ELITE 版+Film Pack 6 35,800円
ELITE 版+Film Pack 6+ViewPoint 3 43,700円

通常のレタッチ目的で使うのなら「ELITE 版」で全てのことが出来ます。

 

「Film Pack 6」は84種類のフィルム写真の質感を再現するフィルター。

FUJIFILMのフィルムシミュレーションの様な機能ですね。

 

「ViewPoint 3」はパースの歪み補正や、ディストーション補正。

広角レンズで歪んでしまった人物写真を補正したりすることが出来るソフトです。

 

 

【無料】RAW現像ソフト

 

 

RAW現像ソフトは無料の物も多くあります。

もちろん有料版にくらべれば機能の少なさがありますが、通常のレタッチに使うには十分なレベル。

まずは無料のRAW現像ソフトを使ってみて、より細かくレタッチをしたい!と思ったら有料版RAWソフトにステップアップしてみましょう!

 

Canon Digital Photo Professional 4

 

キヤノン純正のRAW現像ソフト。
キヤノンの一眼レフ&ミラーレスなら連携機能があります。

更にiPad用アプリとして「Digital Photo Professional Express」も登場し、iPadでRAW現像ができるようになっています。

 

ソフトのダウンロードはこちらから:Digital Photo Professional 4

 

 

 

Canon Digital Photo Professional 4の動作環境

 

対応OS Windows 11、Windows 10 64bit 、Windows 8.1 64bit macOS 12、11、10.15、10.14
CPU インテル Core-iシリーズ (推奨 インテル Core-i7以上) インテル Core-iシリーズ (推奨 インテル Core-i7以上)
メモリ  4GB 以上 (推奨8GB 以上) 4GB 以上 (推奨8GB 以上)※1
ハードディスク容量 インストール時:300MB 以上の空き容量
動作時:600MB 以上の空き容量
インストール時:300MB 以上の空き容量
動作時:600MB 以上の空き容量
ディスプレイ 解像度:1024×720以上
(推奨1600×1200 以上)
色数:16bit カラー(65,536 色)以上
解像度:XGA(1024×768)以上
(推奨1600×1200 以上)
色数:16bit カラー(65,536 色)以上

 

 

Nikon NX Studio

NX Studioの画像

 

Nikonの純正RAW現像ソフト。
長らく使われていた「ViewNX-i」と「Capture NX-D」を統合し、1つのソフトにしたのがNikonの新しいRAW現像ソフト「NX Studio」

 

ワンタッチで写真のゴミを消してくれる機能や、有料ソフトほどではないにしろブラシ機能もあり本格的なレタッチが可能。

 

私もNX Studioを使っていますが、とにかく分かりやすくて使いやすいです。

パソコンが苦手、レタッチなんて初めて。そんな人でも直ぐに使いこなせるシンプルなソフトですね!

 

ソフトのダウンロードはこちらから:NX Studio

 

 

 

Nikon Capture NX-Dの動作環境

 

対応OS Windows 8.1 64ビット版以降 macOS Big sur バージョン 11
macOS Catalina バージョン 10.15
macOS Mojave バージョン 10.14
CPU Intel Core iシリーズ以上 Intel Core iシリーズ以上
Apple Silicon(Rosetta 2で互換動作)
メモリ 4GB以上(8GB以上推奨) 4GB 以上実装
ハードディスク容量 空き容量1GB以上(3GB以上推奨) 4GB以上(8GB以上推奨)
ディスプレイ 1,280×720ドット(1,920×1,080ドット以上推奨) 1,280×720ドット(1,920×1,080ドット以上推奨)

 

 

Sony Imaging Edge Desktop

 

Imaging Edge Desktopの画像

 

これまでのImage Data Converterに代わり、2017年にリリースされたばかりの新型RAW現像ソフト。

 

3つの機能が搭載

カメラ本体とパソコンを繋げての連携機能が強化されており

リモート撮影

画像セレクト

RAW現像

大きく分けると以上3つの機能が搭載されています。

 

パソコンとカメラを接続しているとピクセルシフト撮影が可能になります。

α7R IIIで行った場合、1億6960万画素のデータから合成写真を作り出し、超高精細な写真を撮影できるように!

SONYのカメラをお使いの方には必須のソフトですね!

 

ソフトのダウンロードはこちらから:Sony Imaging Edge Desktop

 

 

αシリーズのカメラを使ってImaging Edgeの使い方を解説されている本です。

 

 

Sony Imaging Edgeの動作環境

 

対応OS Windows 8.1/10/11 macOS 10.15
macOS 11
macOS 12
CPU IntelプロセッサーまたはAMDプロセッサー 特になし 
メモリ 特になし  特になし 
ハードディスク容量 特になし  特になし 
ディスプレイ 1440×900ドット以上 1280×800ドット以上

 

 

OM Workspace

 

OM Workspace
※画像引用元:OM SYSTEM

 

オリンパス/OM SYSTEMの純正RAW現像ソフト。
ニコンなみにシンプルな画面ですので、初心者でもすぐ使う事が出来ます。

 

写真の量が膨大な数になっても、ソフトがベストだと思う写真をセレクトしてくれる機能もあり便利!

無料ソフトですが、頻繁にアップデートをしてくれているのも嬉しいですね。

 

ソフトのダウンロードはこちらから:OM Workspace

 

 

 

OLYMPUS Viewer3の動作環境

 

対応OS Windows 10 / Windows 11
(ハイレゾショットで撮影されたRAW画像を現像するためには、64bit OSが必要)
(深度合成するためには、64bit OSが必要)
macOS v10.13-10.15, 11-12
CPU Core i シリーズ以上を推奨
(4K/C4K動画を扱う場合は、Core i7 以上が必要)
Intel Core i シリーズ以上、Apple M1チップ以降
(4K/C4K動画を扱う場合は、Core i7 以上が必要)
GPU NVIDIAまたはAMD製GPUを搭載したカード
AIノイズリダクション:
64bit OS
NVIDIA 製ビデオカード(最新の GPU ドライバー 推奨)
CUDA バージョン11.2 以上
NVIDIAまたはAMD製GPUを搭載したカード、Apple M1チップ以降
AIノイズリダクション:
macOS v10.14 以上
Metal 2 対応
メモリ 2GB 以上
(ハイレゾショットで撮影されたRAW画像を現像するためには、8GB以上が必要)
1GB 以上
AIノイズリダクション:
VRAM 2GB 以上
ハードディスク容量 3GB 以上 3GB 以上
ディスプレイ 1024 x 768 ドット以上
65,536色以上(1,677万色以上推奨)
1024 x 768 ドット以上
65,536色以上(1,677万色以上推奨)

 

 

PENTAX Digital Camera Utility5

 


※画像引用元:RICOH(http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/index.html

 

PENTAX の純正RAW現像ソフト。
昔は出来ることが少なく、最低限のソフトでしたが、頻繁にアップデートされており、現在ではかなり使いやすくなっています!

 

また「画像に文字入れ」の機能も追加され、より便利なソフトになりました。

 

ソフトのダウンロードはこちらから:Windows版/Mac版

 

PENTAX Digital Camera Utility5の動作環境

 

対応OS

Windows 11 
Windows 10
Windows 8

macOS Monterey 12
macOS Big Sur 11
macOS Catalina 10.15
macOS Mojave 10.14
macOS High Sierra 10.13
macOS Sierra 10.12
CPU Intel Core i5以上 Intel Core i5以上
メモリ 8.0GB以上 8.0GB以上
ハードディスク容量 約100MB以上 約100MB以上
ディスプレイ 1280x1024ドット、24bitフルカラー以上 1280x1024ドット、24bitフルカラー以上

 

 

LUMIX SILKYPIX Developer Studio SE

 

LUMIX SILKYPIX Developer Studio SEの画像
※画像引用元:SILKYPIX(https://silkypix.isl.co.jp/

 

ルミックスの純正RAW現像ソフト。
動作環境を見ていただければ分かりますが、このソフトは軽いのが特長。
かなり古いパソコンでも余裕で使う事ができます。

 

このソフトを配信しているSILKYPIXは有料ソフトを主に販売していますので、無料版はいたって簡素。

スタンダードなレタッチ機能(色調整やノイズ除去など)以外はあまり機能がありません。

 

ただホワイトバランスやエフェクトの数は多いですので、好みの色をカンタンに再現できますね!

 

ソフトのダウンロードはこちらから:LUMIX SILKYPIX Developer Studio SE

公式の使い方講座もあります→(https://silkypix.isl.co.jp/ext/special/perfect-master-se/

 

Panasonic(LUMIX)SILKYPIX Developer Studio SEの動作環境

 

対応OS

Windows® 11 / 10 / 8.1 (64bit推奨)

macOS v10.13, v10.14, v10.15, v11, v12
CPU Intel® Pentium 4 以上 または AMD Athlon 64 以上のプロセッサー Intel® Core 2 Duo以上のプロセッサー
メモリ 4GB以上のRAM(8GB以上推奨) 4GB以上のRAM(8GB以上推奨)
ハードディスク容量 10GB以上の空き容量のあるハードディスク 10GB以上の空き容量のあるハードディスク
ディスプレイ 1,024×768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ 1,024×768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ

 

 

RAW FILE CONVERTER EX 3.0 powered by SILKYPIX

 

 

Panasonicと同じくSYLKYPIX製RAW現像ソフト。
FUJIFILM版は有料ソフトである「SILKYPIX JPEG Photography 8」をベースにつくられているため、ちょっと高性能なのが特長!

 

EX2.0板ですが公式の使い方講座がありますよ。

https://silkypix.isl.co.jp/ext/special/perfect-master-rfc/

 

FUJIFILM RAW FILE CONVERTER EX 3.0の動作環境

 

対応OS

Windows 11
Windows 10
Windows 8.1

macOS 12、11、10.15、10.14、10.13
CPU 指定なし 指定なし
メモリ

指定なし

指定なし
ハードディスク容量

指定なし

指定なし
ディスプレイ 指定なし 指定なし

 

 

FUJIFILM X RAW STUDIO

FUJIFILM X RAW STUDIO

カメラとパソコンを繋いでレタッチする、新しい形のレタッチソフト。
通常のRAW現像ソフトの様に、細かな調整は出来ないものの、スピーディな動作が売りで、大量の写真を一気に現像したい人向け。
カメラの画像処理エンジンを使用してRAW現像するので、パソコンスペックを必要としないのも魅力ですね!

 

細かい調整をしたい場合は「FUJIFILM RAW FILE CONVERTER EX 3.0」

速やかに大量の写真を現像したい場合は「FUJIFILM X RAW STUDIO」と使い分けると良さそうです。

 

ソフトのダウンロードはこちらから:FUJIFILM X RAW STUDIO

 

まとめ

 

レタッチをこれから始めてみたいという方は、メーカーが用意してくれている純正の無料ソフトから始めてみましょう。

無料ソフトでは満足できなくなって「もっと細かく」「もっと大幅な調整がしたい」と思うようになってきたら、有料ソフトの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

多機能かつ高性能なのはもちろん有料ソフト。

しかしパソコンスペックを求めるソフトが多いですので、スペックの低いパソコンだと処理に時間がかかりストレスを感じてしまいます…。

 

有料ソフトで本格的なレタッチを始めるなら、パソコンもそれに見合ったものにした方が良いですね。

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写真をレタッチするならRAW現像用パソコンがオススメ!

※2021年3月20日に内容を更新しました。   こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!   一眼レフやミラーレスはレンズ交換をすることで、色々な種類の写真を撮れるのが楽しいところ。 それと同じくらい良 ...

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