※2026年10月27日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
一眼レフやミラーレスを使っていると、一度はかかってしまう病「フルサイズ症候群」。
この記事を読んでいる方も、フルサイズの画質やボケが気になって仕方ないのではないでしょうか。
そんな方に候補として見てほしいのが、中古で探せるソニーのα7 II。フルサイズセンサーとボディ内手ブレ補正を備え、レンズ選びも楽しめる一台です。ただし、AF性能や電池持ちは新しい機種と差があるので、安さだけで決めないことも大切。
そのカメラが、SONYのフルサイズミラーレス「α7II」です!
SONY α7 II(ILCE-7M2)の特徴と初代α7との違い

フルサイズ対応の5軸ボディ内手ブレ補正を搭載したモデル
初代にはなかった5軸ボディ内手ブレ補正を搭載。補正効果は最大4.5段分(メーカー所定の測定条件)で、手持ち撮影のブレを抑えやすくなりました。被写体の動きまで止められるわけではありませんが、手ブレ補正のないレンズでも心強い機能です。一眼レフではAPS-C機からステップアップする人も多かったものの、初めてのカメラからα7 IIでフルサイズに挑戦するのもひとつの選択肢です。
初代との違い【1】
AF方式は初代と同じ117点の位相差検出AF+25点のコントラスト検出AFを組み合わせた「ファストハイブリッドAF」ですが、AFレスポンスは初代α7比で約30%高速化しています。
初代との違い【2】
動く被写体を追い続けるAF追従性能も初代α7比で約1.5倍に向上しています。
初代との違い【3】
静止画の常用感度は初代と同じISO100~25600ですが、α7 IIは画像処理にも改良が加えられています。ただ、高感度での画質を最優先するなら、後継のα7 IIIなどとも比較したいところです。
初代との違い【4】
操作系も改良されており、グリップは初代より大型化され、握りやすさが改善されています。とはいえ、大きく重い望遠レンズとの組み合わせでは好みが分かれそうです。
シャッターボタンも前面寄りに移され、自然な位置で押しやすくなりました。
SONY α7 II(ILCE-7M2)の中古価格と選び方

発売時の価格は190,000円前後でした
2021年9月時点のSONY α7 II(ILCE-7M2)の販売価格の目安は
新品:115,000円前後 中古:80,000円前後(状態が良いものは95,000円前後)。価格は販売時期や状態によって変わります。
私が低予算でのフルサイズデビューにおすすめしていたのが、ニコンの一眼レフ「D610」です。
D610をおすすめしていた理由
- 中古で5万円前後という手頃さ(当時の目安)と、分かりやすい操作系。
- 一眼レフらしく電池持ちが良く、D610の公称撮影可能枚数は約900枚。α7 IIはファインダー使用時約270枚、背面液晶使用時約350枚(いずれもメーカー測定条件)です。
- Fマウント用の中古レンズが豊富で、比較的安価な選択肢もあります。
- 長く使われた機種なので、使い方の情報も探しやすい
α7シリーズの登場初期はEマウントのフルサイズ対応レンズが少なく、レンズ代まで含めると予算がかさみやすかったんです。
その後、SONY Eマウントのレンズはどんどん充実!
SIGMAやTAMRONといったサードパーティ製も選べるので、明るい単焦点から使いやすいズームまで、予算や撮りたい写真に合わせやすくなりました。α7 IIで本来のフルサイズ画角を楽しむなら「FE」と表記されたフルサイズ対応Eマウントレンズを選びましょう。
-
-
【タムロンとシグマを比較】どちらのレンズを選ぶべきか!?
※2026年10月17日に内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! カメラ用の交換レンズには、カメラメーカー純正の製品だけでなく、タムロンやシグマなどが開発するサードパーティ ...
続きを見る
そしてEマウントは中古レンズも探しやすいのが、予算を抑えたい人にはうれしいところだと思います。
新品にこだわらず、ボディの状態とレンズ代をきちんと見れば、α7 IIで出費を抑えてフルサイズ撮影を始めることもできます。中古ではシャッターやセンサーの状態、端子類、付属バッテリー、保証の有無を確認したいですね!
SONY α7 IIのデメリット・購入前の注意点

手頃な価格だけでは決められない。弱点も見ておきたいところ
初代から着実に進化し、中古でフルサイズを始める候補になるα7 IIですが、デメリットも忘れてはいけません。
あとから「こんなはずじゃなかった」とならないように、弱点も知ってから選びましょう。

大きなレンズではグリップが持ちにくい
初代α7より大型化したものの、グリップは比較的コンパクト。
小ぶりなボディは持ち出しやすい反面、手の大きさによっては指の収まりが気になるかもしれません。
軽い単焦点レンズなら扱いやすくても、重い大口径ズームや望遠レンズを付けるとバランスが変わります。大きなレンズを使う予定なら、購入前に実機を握って確かめたいですね。
バッテリー持ちが短く予備が必要
後の世代ではバッテリー持ちが改善されていますが、α7 IIはファインダー使用時で約270枚という公称値。長時間の撮影では心許ないところです。
使い方によって減り方は違いますが、一日じっくり撮影したい場合は電池残量が気になります。
使用電池はNP-FW50。中古なら付属電池の劣化も考え、予備バッテリーを用意しておくと安心ですね。
操作ボタンやメニューには慣れが必要
α7 IIは、操作系にも世代を感じる部分があります。
ボタン配置やメニューの構成には好みが分かれますし、最近の機種と比べてタッチ操作ができない点も気になるところ。
ボタンの配置やメニューをひととおり触ってみると、操作のしっくりくる・こないが分かりやすいと思います。
初めて使うカメラなら慣れの問題もありますが、一眼レフから乗り換える場合はシャッターやダイヤルの位置を一度確認した方が良さそうです。
暗所AFと高感度撮影は新しい機種に劣る
静止画の常用ISO感度は100~25600(拡張ISO50)。数値としては幅広いものの、上限まできれいに写るという意味ではありません。
暗い室内や夜景でISO感度を上げると、ノイズや細部の描写が気になることがあります。後継のα7 IIIは高感度性能もAFも進歩しているので、夜間撮影が多いなら比較したいですね。
AFの検出輝度範囲はEV-1~20(ISO100相当、F2.0レンズ使用時)。暗い場所でも必ずAFが使えなくなるわけではありませんが、光量や被写体によっては合焦しにくくなり、MFが必要な場面もあります。
高感度ではノイズだけでなく、明暗の階調をどこまで残せるかも画質に関わります。比較するときはISO感度の数字だけで判断しない方が良いですね。

α7 IIとNikon D750のダイナミックレンジ比較図
2014年発売のα7 IIとNikon D750を比較した図です。
縦軸の数値はダイナミックレンジの目安で、高いほど白飛びから黒つぶれまでの階調を幅広く記録できます。比較値は測定条件によって変わる点にも注意が必要です。
α7 IIは常用ISOの上限が25600、D750は12800ですが、上限の数字だけでノイズ耐性は比べられません。撮影条件やRAW現像によって見え方は変わりますし、暗所性能を重視するなら実際の作例も確認したいところです。
それでもSONY α7 IIをおすすめしたい理由

憧れのフルサイズを気軽に楽しみたい
ここまで弱点を読むと「やっぱり無いかな…」と思った方もいるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
何を撮りたいかによっては、このカメラの良さが生きてきます。
SONY α7 IIは約2430万画素のフルサイズセンサーと5軸手ブレ補正を備えた、写真を楽しむための基本がそろったカメラです。中古価格と状態に納得できれば、初めてのフルサイズにも十分候補になります。
α7 IIが登場したころと比べて、SONY Eマウントのレンズはずいぶん充実しました。
同じ50mmの単焦点でもメーカーや設計によって写りが違います。シャープな描写を選ぶか、やわらかなボケを楽しむか。自分好みのレンズを探すのも、レンズ交換式カメラの楽しさですよね!
もう一台、フルサイズ入門機の比較候補として挙げておきたいのが、先ほども登場した一眼レフのNikon D750。
-
-
Nikon D750は初めてのフルサイズにおすすめ?中古価格・魅力・注意点を解説
※2026年11月1日に内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! フルサイズのカメラに興味はあるけれど、値段が気になってなかなか手が出ない。そんな人も多いと思います。 ミラー ...
続きを見る
-
-
Nikon D750レビュー|3年使って分かったメリット・デメリットと中古購入の注意点
※2026年11月2日に内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 初めてのフルサイズ一眼レフとして選んだNikon D750。今でも思い入れのあるカメラです。 購入した当時、 ...
続きを見る
D750は一眼レフらしい操作感とバッテリー持ちが良く、写真中心で撮るなら十分に検討する価値があります。
後継のD780が登場したこともあり、D750も中古市場で選べる機種です。
-
-
やっと出たD750の後継機「Nikon D780」大幅に強化されて帰ってきたバランス機!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 出るぞ出るぞと言われて、なかなか登場することのなかったNikon D750の後継モデル。 D750自体かなり高い完成度でしたので、長い間ほったらかし状態で ...
続きを見る
2021年ごろの価格目安では新品で145,000円前後、
中古で100,000円前後という比較でした。今の相場とは異なるため、購入時はα7 IIとD750の実際の販売価格や付属レンズを比べてみてください。
なので低予算でフルサイズデビューし、交換レンズも幅広く楽しみたいなら、SONY α7 IIの中古は検討する価値ありなんです!
もちろん安い買い物ではありません。静止画中心で使うのか、動く子どもやペット、夜景、4K動画も撮りたいのか。後者ならAFや電池持ちが進化したα7 IIIも視野に入れつつ、予算に合った一台を選んでくださいね!
-
-
フルサイズカメラで後悔する3つの理由とは?APS-Cとの違いと購入前の注意点
※2026年10月30日に内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 一眼レフやミラーレスで写真を撮っていると、いつかはフルサイズカメラを使ってみたい!と思うことがありますよね ...
続きを見る
-
-
SONY Eマウントの神レンズ16選!単焦点・ズームの特徴と作例を紹介
※2026年10月16日に更新しました! こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! SONY Eマウントのレンズは種類が豊富で、どれを選べばいいか迷いますよね。 画質だけでなく、撮りたい写真や予算に合う1本を選 ...
続きを見る
-
-
SONY α7 IVとα7 IIIの違いを比較|画質・AF・動画と価格差で選ぶならどっち?
※2026年10月26日に内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! α7 IVは約3300万画素になり、AFの追従性能や4K動画機能、操作性まで進化。一方で、α7 IIIも約 ...
続きを見る
-
-
SONY Eマウントで寄れる単焦点レンズTOP10!
※2026年10月17日に内容を更新しました! こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! SONY Eマウントには、純正からサードパーティ製まで幅広い単焦点レンズがあり、画質や価格に加えて「どこま ...
続きを見る
SONY α7 IIのよくある質問
α7 IIは初めてのフルサイズカメラにおすすめですか?
静止画を中心に撮るなら、中古のα7 IIはフルサイズ入門の候補になります。約2430万画素のセンサーと5軸手ブレ補正があり、Eマウントの交換レンズも選べます。ただし、AFやバッテリーの性能は新しい機種ほど高くありません。
α7 IIとα7 IIIはどちらを選ぶべきですか?
購入費用をできるだけ抑えたいならα7 II、動く被写体や暗い場所の撮影も重視するならα7 IIIが選びやすいでしょう。α7 IIIはAF性能が進化し、電池持ちや4K動画にも対応しています。価格差だけでなく、撮りたいものに必要な機能で比べてみてください。
α7 IIの中古を買うときは何を確認すればいいですか?
センサーの傷や汚れ、シャッターの動作、マウントや端子の状態、液晶の表示を確認しましょう。NP-FW50バッテリーの劣化や付属品、販売店の保証も気になるところです。できれば試写ができる販売店で選ぶと安心です。
α7 IIではどんなレンズを使えますか?
ソニーEマウントのレンズを装着できます。フルサイズの画角を生かすなら、FEレンズなどフルサイズ対応品が基本です。APS-C用Eマウントレンズも使用できますが、APS-C撮影では記録画素数が少なくなるため、購入時に対応イメージサークルを確かめましょう。
α7 IIで4K動画は撮影できますか?
α7 IIは4K動画の本体記録には対応しておらず、動画はフルHDが中心です。4K動画も本格的に撮りたい場合は、対応するα7 IIIなどを検討してください。写真がメインなら、その分レンズや予備バッテリーに予算を回す考え方もあります。
ブログランキングに参加しています



