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憧れのフルサイズカメラを買ったのに後悔する人も居る!?フルサイズカメラを手放してしまう3つの理由

2021年4月28日

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

一眼レフやミラーレスでカメラデビューした方が、いつの日か自然と憧れを持つようになるのが「フルサイズセンサー」を搭載したカメラ。

 

画質が良いって聞いた

良くボケるらしい

好きな写真ブロガーさんが使っている

 

フルサイズに憧れを持つ理由は様々ですが、マイクロフォーサーズやAPS-Cセンサーを搭載したカメラから始めた方は、ほぼすべての人がフルサイズに憧れを持ってしまうと言っても過言ではないと思う。

 

写真を撮ることより「フルサイズ欲しいなぁ」「この写真もフルサイズのカメラで撮ってればもっとキレイだったんだろうなぁ」と寝ても覚めてもフルサイズのカメラしか考えられなく症状を「フルサイズ症候群」と呼ばれています。

 

梅野
私もしっかりとフルサイズ症候群に掛かってしまい、カメラの趣味を始めて1年も経たない内にフルサイズ一眼レフに乗り換えてしまいました。

 

フルサイズ症候群なんて名称があるくらい、多くの人が憧れを持つのですが、しかし中にはせっかくフルサイズのカメラを手に出来たのに後悔する方も居ます

 

 

フルサイズカメラを買って後悔する理由

フルサイズに乗り換えて後悔する人は意外と多い

 

 

フルサイズ用のレンズはお値段が高い

フルサイズは5万円以下のレンズがとても少ない

 

フルサイズのカメラ用レンズは価格が高いです。

シンデレラレンズを除けば、お安いレンズでも50,000円~100,000円の価格帯になります。

 

チェック

マイクロフォーサーズやAPS-Cだと、50,000円以内でもレンズの選択肢があるのですが、フルサイズだと50,000円以上からスタートになるんですね。

 

もしフルサイズのカメラを買うだけで資金がいっぱいいっぱいだと、広角・標準・望遠の3本のレンズを揃えるのも一苦労…。

実際、私が初めてフルサイズ一眼レフを購入した時は、カメラ代だけでお金を使いきったので、そこからしばらくは最も安かった50mmの単焦点レンズだけを使っていました。

広角と望遠の2つのレンズを買うまでに、1年くらい掛かったと思います(汗)

 

梅野
これと同様に色んなレンズを使ってみたいのに、フルサイズ用レンズの価格さに驚く方が多いようです。
フルサイズカメラばかり調べていて、レンズの事はあんまり見ていなかったパターンですね。

 

 

カメラ機材が重くなる

フルサイズはカメラもレンズも大きくて重い

 

フルサイズはカメラもレンズも大きくて重くなります。

 

重くなるって言っても何百グラムのレベルでしょ?問題ないよー!

 

って思いますよね。

スペック値だけを見ればカメラで200gくらい重くなる、レンズもまぁ200g。

レンズ2本持ったとして、APS-Cの頃より600gくらい重くなるのか。

でも憧れててやっと買えたフルサイズ、高画質だし多少の重さは気にしないよ!

 

と皆さん思われるのですが、フルサイズ機材の重量は想像しているよりも体の疲労を早めます。

マイクロフォーサーズやAPS-Cのカメラを使っていたころとは、比較にならないほどダメージがあるんですよね…。

 

大三元レンズと呼ばれる高性能なズームレンズとかになってくるともうダメ。

午前中の撮影だけでゲッソリするほど体が疲れてる。

数キロの重さになる望遠レンズを持ってまわっている人とか、どんだけ体鍛えてるんだと思いますね。

 

なのでフルサイズにすると、マイクロフォーサーズやAPS-Cの頃のような軽快さは無くなり、写真を撮りに行く気軽さが薄れてしまうんですよね。
梅野

 

撮影シーンに合わせて軽いレンズとかを用意すれば良いんですが、前述したようにレンズが高いので、お金持ちでないとあれもこれもとレンズを買うことが出来ません。

 

 

フルサイズにしても写真は劇的に変わらない

パッと見ではほとんど画質の差が分からない

 

フルサイズ症候群に掛かったあなたは「SONY α7iii 写真」みたいな感じで検索していませんか?

カメラの名称+写真 とかブログとかって検索してみると、ビックリするくらいキレイな写真とかが出てきますよね。

そうするとあなたはきっとこう思うはずです。

 

フルサイズのカメラならこんな写真が撮れるんだ!
SONY α7を買えばこんな写真が撮れるんだ!
ペンくん

 

残念ながらそれは勘違いだと言えます。

もしAPS-Cのカメラからフルサイズにカメラを変えたとしても、以前と大して変わらない写真しか撮れません。

 

フルサイズ症候群に罹ると、なぜか「フルサイズにすれば劇的に良い写真が撮れるようになるはず!」と思ってしまうんですよね。

良い機材に変えても写真の腕がそのままだと、撮れる写真は変わらないという事です。

「SONY α7iii 写真」で検索して出てきた超絶に美しい写真を撮っている人たちは、フルサイズのカメラでなくても美しい写真を撮ることが出来るんです。

 

でも「フルサイズのカメラなら良い写真が撮れる」と、フルサイズに過剰な期待をしてしまい、実際に撮れる写真と思い描いていた理想とのギャップに絶望してしまうんですね…

 

 

でもやっぱりフルサイズは良い!

Nikon Z7IIの4575万画素フルサイズセンサー

 

フルサイズに過度な期待を寄せてしまい、撮れる写真はそんなに変わり映えしないし、レンズは高い重いなどデメリットも見えてきて・・

 

やっぱりフルサイズじゃないカメラに戻ろうかな?

 

おっと!そう思ってしまった方はちょっと待ってください!!
梅野

 

確かにフルサイズにはデメリットもありますし、撮れる写真が劇的に変わることも無かったかも知れません。

ですがフルサイズには魅力的なメリットが沢山あるんです!

 

 

フルサイズはよくボケる

食品工業団地の河津桜

 

なぜフルサイズの方がボケるのか?と言うことは、文字にするとゴチャゴチャするので省きますが、フルサイズのカメラはより大きなボケ感を得られます!

ポートレートやお花、フィギュアなどボケを活かして撮影されたい方だと、フルサイズのカメラが欲しくなってくると思います。

 

 

光を多く取り込める

 

写真は光を記録した物ですので、光を取り込む性能が高いカメラ=良いカメラとも言えます。

 

フルサイズセンサーはマイクロフォーサーズの約3.8倍。

APS-C より2.5倍とかなり巨大なセンサー。

センサーの面積が大きい分、より多くの光を取り込むことが出来ます!

 

この恩恵で高感度撮影でもノイズが出にくく、高画質を維持出来るんですね。

ISO感度を上げるシーンと言えば、暗い環境で手ブレや被写体ブレを防ぐために、シャッタースピードを上げたいシーン。

イルミネーションや夜の街を撮影したり、屋内スポーツを撮る時などにISO感度をあげてシャッタースピードは速くします。

 

フルサイズでもノイズは出てしまいますが、他のセンサーに比べるとかなりノイズ耐性が高いですね!

 

 

フルサイズは表現力がある

 

「光を多く取り込める」と似た感じになってしまいますが、フルサイズは1画素辺りの面積が広く、より多くの光を取り込める。

 

諧調が豊かになり、日が沈んだ空のグラデーションなどがとても綺麗に写ります。

またダイナミックレンジも広くなり、白飛びや黒潰れに強くなるのもメリット。

 

私はAPS-C のカメラで撮影した時に、影の部分が真っ黒になってしまうのが好きではありませんでした。

黒って結構強い色ですので、写真に圧迫感が出るなぁと感じていたんですね。

また明るいところと暗いところの明暗差が大きく、コントラスト高めのギラギラとした写真になってしまうのが不満でした。

※最近のAPS-Cのカメラはかなり改善しています。

 

フルサイズのカメラに移行した時、肉眼で見た景色ほどではないものの、影の部分が真っ暗ではなくグレーと言うか、実際の黒さに近い感じで写ったときは「フルサイズにして良かったー!」と思いました。

 

いま思えばRAW現像ソフトでどうにでもなる問題なんですが、フルサイズセンサーの力を体感出来て感動していましたね!

 

 

フルサイズのカメラが苦手なこと


※画像引用元:Nikon

 

大は小を兼ねると言わんばかりに、フルサイズは優れたセンサーですが、1つだけ苦手なことがあります。

それは望遠撮影です。

 

フルサイズで望遠撮影は画質が悪いとかの話ではありません。

 

例えば

例えばマイクロフォーサーズだと焦点距離が2倍になります。

APS-Cは1.5倍(Canonは1.6倍)となるので、100mmのレンズを使えば35mm換算で200mmや150mmと、実際の焦点距離よりも望遠になりますよね。

 

 

しかし・・

フルサイズはそのまんまレンズに書かれた焦点距離のままです。

そのおかげで広角には強いんですが、望遠には弱くなります。

 

梅野
望遠に弱いって言うのは、安い望遠レンズが無いっていう意味です。

 

マイクロフォーサーズではとても気軽に400mmを超える超望遠撮影を楽しめますが、フルサイズではそうはいきません。

200-500mmや100-400mmの望遠ズームや、300mm・400mmの単焦点レンズなど用意されているのですが、どれもお値段が超お高い!

 

フルサイズの場合

望遠ズームは200,000~400,000円。

単焦点レンズは1,000,000円を超えるものも珍しくありません。

フルサイズで望遠撮影を楽しむのは、とても敷居が高いんですね…。

 

一応、救済措置として70-300mmのズームレンズが存在します。

でもこのレンズ、オートフォーカスが遅かったり、暗いレンズでISO感度を上げないといけない場合が多く、写真にノイズが出やすくなるデメリットがあります。

その代わりにお値段が新品でも100,000円以下で、中古の玉数も多く入手しやすい。

高画素機でなければキレイに写るので、とても重宝しますね!

 

 

私はフルサイズにして後悔はしていない

お金は無くなるけどフルサイズは良い!

 

APS-Cからフルサイズに乗り換えた直後だけは、「フルサイズ用のレンズは高くて中々買えないし、ちょっと早まったかな…」と思いましたが、今ではフルサイズにして後悔していません。

 

フルサイズのボケ感や高感度耐性、ダイナミックレンジの広さに助けられていて、フルサイズにして良かったと感じています。

 

またフルサイズ症候群の頃は「フルサイズこそ至高!フルサイズこそ最強!」と言う考えでしたが、実際にフルサイズのカメラを使ってみることで、マイクロフォーサーズやAPS-Cの良いところや魅力に気づくことも出来ました。

 

マイクロフォーサーズはカメラやレンズが非常にコンパクトで、低価格で超望遠撮影を楽しめます。

APS-Cはフルサイズとマイクロフォーサーズの中間の立ち位置で、バランスが良いセンサーサイズ。

「フルサイズこそ最強!」と言う考えが間違っていたことに気が付きました。

 

 

まとめ

 

梅野
フルサイズにしてみて後悔する人の多くは、フルサイズのカメラに買い替えれば写真が劇的上手くなると、過剰な期待を抱いているのが原因。

 

道具の性能が上がったとしても、写真を撮る技術まで上がるわけではないので、撮れる写真は大して変わりません。

 

憧れのカメラを買ってフルサイズ症候群が収まった時に、あなたの手元に残るのは巨大なカメラとレンズ。

そうなるとフルサイズのデメリットの部分に目が行き始めるので、後悔してしまうんですよね。

 

私はマイクロフォーサーズ・APS-C・フルサイズと3つ使ってきましたが、パソコンのモニターやスマホの画面で見る分には画質に大きな差は生まれません。

多くの写真を見慣れている方なら違いが分かりますが、普通の人では全く分からないと思います。

 

なので「フルサイズ=画質がメッチャ良い」と期待して買うと後悔してしまうはず。

 

フルサイズのメリットとデメリットを理解した上で、自分に必要なの考えて買いましょう!

 

 

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2015年からカメラを始めました。使用しているカメラはNikon Z6。 ブログでは一眼レフ・ミラーレス関連の記事を更新中。 コンテスト入賞を目指してカメラライフを楽しんでいます。 詳しいプロフィールはこちら

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