こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
目的も撮るものも決めずに、いつもの日常風景を切り取っていくスナップ撮影。
手軽にできますし、良い雰囲気の写真が撮れやすいので人気ですよね。
そんなスナップ撮影をするために生まれたカメラが「RICOH GRシリーズ」と「FUJIFILM X100シリーズ」
どちらもコンパクトな本体で、高画質な写真が撮れるカメラとなっており人気のモデル。
現在の最新モデルは「RICOH GRlll/GRlllx」と「FUJIFILM X100V」
最新モデルだけあって機能や画質が強化されており、魅力的なカメラなのですが、如何せんお値段がお高い…。
GRlllは100,000円を超えますし、X100Vは145,000円ほどします。
魅力的なカメラですがポンと変える価格では無いですよね。
しかし、中古になりますが1つ前のモデルだと、かなりお手軽に入手できるようになっています!
最新モデルの事が知りたい方は、こちらの記事からどうぞ!
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RICOH GRll
中古価格は53,000円前後
APS-Cセンサーを搭載し、スマートフォンと比べると段違いに高画質な写真を撮れる高級コンデジ。
スナップシューターと聞けばGRが思い浮かぶほど有名なカメラです。
2015年のカメラながら電源を入れてからの起動時間は約1秒。
NikonのZ6など最近のミラーレスと同格の起動スピードを持っており、ふいに訪れたシャッターチャンスを逃しません!
NDフィルターが内蔵されていて、非常に明るい場所でも白飛びを抑えつつ撮影が可能。
マクロモードも搭載されており、レンズ先から10cmの距離まで被写体に寄ることができます。
オプションの「マクロコンバージョンレンズ」を使用すると4cmまで寄れるので、かなり高い近接撮影能力を持っていますね。
RICOH GRllの作例
※画像引用元:RICOH
RICOH GRllのスペック
発売日 | 2015年7月17日 |
タイプ | コンデジ |
レンズマウント | レンズ固定式 |
センサーサイズ | APS-Cセンサー |
画素数 | 1620万画素 |
高感度 | ISO100-25600 |
連写速度 | 4コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000 ~ 300秒 |
AF測距点 | - |
液晶モニター | 3インチ・123万ドット |
ファインダー倍率 | - |
ファインダー視野率 | - |
撮影可能枚数 | 320枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | × |
NFC | ○ |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 117x62.8x34.7mm |
重量 | 251g |
実売価格 | 53,000円前後(中古) |
FUJIFILM X100F
中古価格は77,000円前後
2430万画素APS-Cセンサーを搭載し、より高精細な写真を撮影できます。
シンプルにスナップ撮影をするためのカメラならRICOH GRの方が人気でしょうが、FUJIFILM X100Fはクラシカルなデザインと「フィルムシミュレーション」があり、こちらもとても人気が高いカメラですね!
フィルムシミュレーションは、フィルムを長年に渡り作り続けてきたFUJIFILMのカメラに搭載されている目玉機能。
フィルム独特の色彩を再現するモードで、デジタルでありながらフィルムのような描写の写真を撮ることができます!
GRシリーズよりもお値段が高いものの、FUJIFILMのミラーレスで使用されているものと同じイメージセンサーや画像処理エンジンが積まれているので、画質を重視される方におススメですね。
FUJIFILM X100Fの作例
※画像引用元:FUJIFILM
FUJIFILM X100Fのスペック
発売日 | 2017年2月23日 |
タイプ | コンデジ |
レンズマウント | レンズ固定式 |
センサーサイズ | APS-Cセンサー |
画素数 | 2430万画素 |
高感度 | 通常:ISO200~12800 拡張:ISO100、25600、51200 |
連写速度 | 8コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/32000秒~ |
AF測距点 | 325点 |
液晶モニター | 3型(インチ)・104万ドット |
ファインダー倍率 | 光学ファインダー:0.5倍 電子ファインダー:- |
ファインダー視野率 | 光学ファインダー:92% 電子ファインダー:100% |
撮影可能枚数 | 280枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | × |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 126.5x74.8x52.4mm |
重量 | 469g |
実売価格 | 77,000円前後(中古) |
GRllとX100Fの違い
発売時期が2年ほど違うので、カメラとしてのスペックはFUJIFILM 100Fの方が上回っていますね。
レンズの焦点距離はGRllが約28mm。
X100Fが約35mmとなっており、GRllの方が広く写ります。
写る範囲が広いほど良い写真を撮るのは難しくなると思いますが、スナップ撮影としては両者とも絶妙な画角のレンズ。
レンズの開放F値はGRllが「F/2.8」
X100Fが「F/2.0」となっていますので、焦点距離も相まって背景ボケを活かした撮影がしたい場合は、X100Fの方が有利ですね。
撮影スタイルとしては、ガンガンとっていきたい方はGRll。
撮影の設定や写真を撮る行為を楽しみたい方はX100F。
X100Fはシャッタースピードや露出など、独立したダイアルが用意されているので、フィルムカメラの様にじっくりと撮りたい方にマッチするカメラだと思います。
ガンガン撮影していきたい方は、X100Fの操作性は向いていないかと思うのでGRllがオススメですね。
どちらもAPS-Cセンサーを採用していますが、画素数はX100Fの方が800万画素ほど多い。
しかし人間の目だと1600万画素と2400万画素の違いはほぼ分からないと思います。
ですが撮った写真をトリミングしたい場合は、画素数の多いX100Fの方が有利で、写真をトリミングしても画質の劣化を抑えることが出来ます!
まとめ
RICOH GRllとFUJIFILM X100F、どちらもスナップ撮影用カメラとして非常に人気の高いカメラ。
GRllは発売から2年が過ぎましたが、いまだにコンデジの売り上げランキングでは1位を取ったりと人気が衰えません。