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RICOH GRIIIと同じく、スナップシューターとして人気の高いカメラですね。
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FUJIFILMの良いところは、フィルムの雰囲気を味わえる「フィルムシミュレーション」という機能が搭載されていること。
PVの件で炎上してしまいましたがカメラはとても良いものですので、FUJIFILM X100Vの特長を見ていきましょう!
FUJIFILM X100Vの特長
FUJIFILM X100Vのパワーアップポイント
- 最新型センサー「X-Trans CMOS 4」を搭載
- 新設計されたニューレンズ
- より見やすくなったハイブリットファインダー
- 背面チルト式モニターを採用
- シリーズ初の防塵防滴に対応 ※条件あり
最新型センサー「X-Trans CMOS 4」を搭載
※画像引用元:FUJIFILM(https://www.fujifilm.com/jp/ja)
X-T3をはじめとするFUJIFILMの最新ミラーレスに搭載されている、裏面照射型センサー「X-Trans CMOS 4」とそれを支える画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載。
どちらも第4世代の最新式で、この部分だけを見ればフラッグシップモデルのX-H1より豪華な装備ですね。
2610万画素APS-Cセンサーですので、コンデジでありながら一眼レフやミラーレスと同じレベルの高画質な写真撮影が出来ます。
ポケットに入れて持ち歩ける一眼レフと考えれば、FUJIFILM X100Vの魅力の1つが分かるかと思います。
またレンズも単焦点レンズですので、通常のコンデジとは1ランクも2ランクも上の画質が得られますね!
新設計されたニューレンズ
※画像引用元:FUJIFILM(https://www.fujifilm.com/jp/ja)
スペック値は前モデルと変わりませんが新設計されていますので、これまで以上の解像度が期待できます。
焦点距離23mm(35mm換算で約35mm)F2のレンズとなっていますので、スナップ撮影に最適ですし室内でもシャッタースピードを稼げ手ブレがしにくい。
レンズは固定式ですが別売りのコンバージョンレンズを使用することで、より広角や標準画角の撮影を楽しめます!
ワイドコンバージョンレンズ WCL-X100II:焦点距離28mm相当の広角レンズ
テレコンバージョンレンズ TCL-X100II:焦点距離50mm相当の標準レンズ
より見やすくなったハイブリットファインダー
※画像引用元:FUJIFILM(https://www.fujifilm.com/jp/ja)
FUJIFILMのレンジファインダースタイルのカメラと言えば、アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー!
光学式ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)を切り替えて使うことができる面白い機能です。
ただ面白く便利な機能でしたが、ファインダーが見にくいという意見も多かった…。
去年に登場したX-Pro3ではアドバンスト・ハイブリッドビューファインダーが改良され、今回のX100Vも同様に改良され見やすいファインダーへと生まれ変わりました!
OVFは視野率が向上し、EVFは369万ドット有機ELにパワーアップしましたので、今まで以上に見やすくなり撮影が快適になりますね。
背面チルト式モニターを採用
※画像引用元:FUJIFILM(https://www.fujifilm.com/jp/ja)
前モデルX100Fは固定式モニターでしたが、X100Vのモニターはチルト式となりタッチ操作にも対応しました!
チルト式となったことでハイアングル&ローアングルの撮影が楽になりますし、タッチパネルとなったことで画面を触るだけでピント合わせも可能となっています。
高機能なモニターへと進化しましたが、モニター自体は超薄型化されていますので、一見では固定式モニターのようなカメラとの一体感があります。
X100シリーズのデザイン・伝統を崩すことなく便利なものは取り入れており、メーカーの想いが伝わってきますね!
シリーズ初の防塵防滴に対応
※画像引用元:FUJIFILM(https://www.fujifilm.com/jp/ja)
X100Vはシリーズ初の防塵防滴に対応しました!
防塵防滴に対応していないと、お天気が不安定な時やアウトドアな環境で使いにくかったですが、X100Vならコンディションの悪い環境でも臆することなく写真撮影に臨めますね。
しかし注意しなければいけないのは、ノーマルの状態では完全な防塵防滴仕様ではないということ。
アクセサリーのアダプターリング「AR-X100」と、プロテクトフィルター「PRF-49」を使用することで防塵防滴性能を発揮します!
アダプターリング AR-X100:フィルターの装着が可能になるパーツ
プロテクトフィルター PRF-49 / PRF-49S:レンズの保護フィルター。装着するのにはアダプターリング AR-X100が必要。
この2つのパーツを取り付ければ、レンズも水や砂の侵入から守られ防塵防滴に対応するのです。
FUJIFILM X100Vの作例
※画像引用元:FUJIFILM(https://www.fujifilm.com/jp/ja)
FUJIFILM X100Vのスペック
発売日 | 2020年2月下旬 |
タイプ | コンデジ |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2610万画素 |
高感度 | ISO160~12800 |
連写速度 | 11コマ/秒 |
シャッタースピード | 4~1/32000秒 |
液晶モニター | 3インチ・162万ドット |
レンズ焦点距離 | 23mm(35mm換算で35mm相当) |
レンズ開放F値 | F2 |
撮影可能枚数 | 350 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | × |
NFC | × |
本体サイズ | 128(幅)x74.8(高さ)x53.3(奥行) mm |
重量 | 478g |
実売価格 | 163,000円前後 |
まとめ
普通に発売されていればRICOH GRIIIのライバル機種として、とても人気が出るはずでした。
カメラは間違いなく良いもので、前モデルの欠点を解消しつつパワーアップしています!
フィルムシミュレーションもX-Pro3と同様に17種類に対応しており、「フィルムシミュレーション」を使って気軽に撮影してみたい方にもおススメ。
お値段がFUJIFILMのハイエンドミラーレスとほとんど同じなのは残念ですが、もう少しお値段が下がればスナップ機やサブ機としての人気が高まりそうです!