雑記

初心者ほど拘る写真の「作風」そんなものは1番後回しでいい!

2020年2月13日

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

写真が上手い人ってその人の写真らしい個性がありますよね。

それを作風と呼ぶかと思います。

 

オリジナリティがあり自分らしさを持っているのってカッコいい!

 

ペンくん
「僕もこの人みたいな写真を撮りたい!」

 

って思いますよね。

ドンドン真似をして下さい!

 

これはどうやって撮っているんだろう?

どうしてこんな色合いが出るんだろう?

 

と考えることで色んな知識や技術が増えると思います。

 

ですがここでダメな点があります。

 

初心者ほど「自分の作風」というのに拘り過ぎてしまうんです。

 

 

カメラ初心者にありがちな作風への憧れ

 

自分らしい写真自分らしい色

カッコいいので憧れますよね。

 

写真を撮っている以上、自分の作風と言うのを持ちたくなるもの。

 

でも初心者の頃って撮影技術がまだまだ未熟です。

 

でも「自分の作風」が持ちたい!

 

じゃあどうなるのか?

 

極端な例ですが

●被写体だけ明るくて背景などは真っ暗な写真。

●画面全体が白飛びしてる露出オーバーな写真。

●彩度をゴリゴリ上げたサイケデリックな写真。

多くの場合、この3つのどれかになります。

 

これが悪いと言っているわけではありません。

デジタルカメラを趣味としている人なら、ほとんどの方は一度は通った道のはず。

しかし、ここで立ち止まってしまうのはダメなのです。

 

 

作風に対する勘違い

 

初心者が作風に拘ろうとした時に、まず手を出すのはレタッチでは無いでしょうか。

先ほどご紹介した3つの例。

 

  • 被写体だけ明るくて背景などは真っ暗な写真。
  • 画面全体が白飛びしてる露出オーバーな写真。
  • 彩度をゴリゴリ上げたサイケデリックな写真。

 

これらがレタッチでなんとか作風感を出そうとしている例ですよね。

作風と言うのを勘違いしていると思います。

 

じゃあ作風ってなんなの?

 

梅野
作風と言うのは武道でいうところの[奥義]なんです。

 

つまり豊富な撮影技術・知識の引き出しの中から生まれるもので、パソコンの前でカチカチやってるだけで生み出せるものではありません。

 

武道の奥義は技であったり心構えであったりしますが、驚くほどシンプルなもの。

これまで培ったことを全て乗せた、超派手な技!なんてことはほぼありません。

基礎をすべて収めたからこそ理解できる原点みたいなもんです。

 

写真の作風も同じなんです!

基礎を学び色んな撮影を行ってきたからこそ、自分の作風が生まれるのであって、

パソコンで写真を暗くしたり明るくして「これが私の作風だ」そんな簡単なものではありません。

 

カメラをかじっている人なら誰でもすぐにマネできてしまうもの。

そんなものがあなたの写真の作風(奥義)で良いんですか?

 

 

カメラ初心者が作風に拘るデメリット

 

作風に拘るのは誰でも通る道。

しかしここで立ち止まるなと言っているのはデメリットがあるから。

 

別に写真が上手くなりたいと思っているわけではなくて、純粋に楽しんでいるだけと言う方は全然デメリットはありません!

趣味なのでやはり楽しいと思うことが一番大事!

 

「写真が上手くなりたい、上達したい!」と考えている方は、デメリットがあります。

 

 

写真の上達が遅くなるor止まる

 

先ほどもお話しましたが、初心者が作風を出そうと考えた時、レタッチでどうにかしようとするケースが多いです。

 

レタッチって確かに楽しいです。

写真の明るさや暗さ、色味や濃さなど自由に変えることができます。

 

レタッチでどうにか「作風」を出そうとすると・・

そうなると作風に拘る初心者は、レタッチの技術に重点を置いちゃうんですよ。

パソコンの前に居ることが多くなり、撮影に行く回数が減る。

また写真撮影のことを勉強するよりも、レタッチのことを調べたり勉強するようになります。

 

梅野
いくらレタッチ技術が上がろうが、元になる写真がイマイチなら意味がないと思いませんか?

 

レタッチの知識は無いけど写真を撮りに行くのが好きなA君。

レタッチに拘っていて最近の休日はレタッチ技術の向上に充てているB君。

 

1年後に写真が上手くなるのはどちらでしょう?

十中八九、A君のほうが魅力的な写真を撮れるようになっていると思います。

 

 

加工中毒になりやすい

 

レタッチを追い求めると加工中毒に陥りやすくなります。

 

RAW現像ソフトをお使いの方なら、一度は経験があるのではないでしょうか。

 

代表的なものは、彩度上げすぎ、色味変えすぎ、コントラストきつ過ぎ。

 

ここで止めればまだいい方ですが、加工中毒のまま円形フィルターや段階フィルターなど、もうワンステップ上の技術を覚えちゃうともうヤバいです

 

日本で撮影された写真のはずなのに、ファンタジーみたいな写真になっちゃってる人もいます。

 

「○○市の今日の夕焼けです♪」

 

梅野
「異世界転生してきたの?」

 

ネタとか遊びでやってるんなら全然いいんですよ!

RAW現像ソフトの楽しいところはそういうところですから。

 

これが実際に見た風景です。っていう感じになってるのがヤバいんです。

 

またSNSにそんな写真をアップしたのなら、「良い写真ですね!」「凄い神々しい風景♪」と肯定的なコメントしか来ません。

それに気分を良くして更に加工中毒になってしまう。

負のスパイラルが完成してしまうんですね。

 

加工中毒の一番怖いところって、写真がメチャクチャ上手かった人でも、加工中毒が悪化すると写真が下手になっちゃうんですよ。

 

カメラ歴は2年とか3年だったと思うんですけど、Instagramのフォロワーさんでメチャクチャ写真が上手い人が居ました。

構図とかも凄くて凡人の私には思いつきもしない切り取り方をしていて、センスがまったく違うなと憧れていました。

 

ただその方もある時から色が濃くなっていき、コメント欄では「色がとてもキレイですね」と言われていることが多くなり、どんどん写真の色彩がおかしくなっていって、今では誰が見ても加工中毒に陥っています。

 

そしてベースとなっている写真も、同じ人とは思えないくらい平凡な写真になってしまいました…。

 

恐らくですけど「いかにインパクトのある色合いの写真に仕上げるか」が最優先になっちゃたんだと思います。

 

梅野
私も加工中毒の時代がありました。

私のInstagramの初期の写真を見てもらえれば、「あ~、加工中毒だわ」と分かると思います。

 

スマホのスクリーンショットなので分かりにくいですが、コントラストをグッと上げたうえで、緑色の彩度を上げまくってますね。

あと多分、わざと周辺減光を強くしてる感じで初心者あるあるを強力にトレースしています。

彼岸花の彩度を上げすぎて、色飽和っていうんですかね?花びらのところのデティールが死んでます…。

あと今回の記事で書いた、とりあえず写真を暗くして「これが私の作風!」を見事にやってしまっていますね。

 

 

ただ私の場合は嫁さんが

 

色が濃すぎる。あんたの写真はケバい上に色がきつくて見てて疲れるんだよね。
嫁さん

 

辛辣な言葉をかけ続けてくれたおかげで自分の写真が自然な色合いじゃないなと言うことに気づけ、加工中毒から脱することができました。

 

もし身近な写真仲間が加工中毒になっていたら、「ちょっと色が濃くない?」と声をかけてあげてください。

 

 

初心者の内から作風に拘っても得られる物はあまり無い。写真撮りに行こうぜ!

 

初心者のうちから作風に拘ることが悪ではありませんが、写真が上手くなりたいと思っているのなら、あまりにも効率が悪いですし立ち止まる時間が勿体ないです。

 

そんなことよりも色んな写真を撮ってみるのが一番良い。

 

作風と言うものは色んな撮影をして、撮影技術や知識、表現のバリエーションなどが豊富になってこそ生まれるものだと思います。

 

だとすれば経験が浅い初心者のころは、本当の作風は生まれるわけが無いんです。

付け焼刃のテクニックでチョロまかした物を「作風だ!」なんてのは今日で辞めましょう。

上に貼った写真の通り、私も同じ道を辿りました。

作風に拘りたい気持ちが分かるからこそ伝えたいんです。

 

梅野
「こんなに無駄な時間は他に無ぇ!」

 

あなたなりの作風を生み出したいのであれば、パソコンの前でカチャカチャやっているのでは無く、撮影の回数を増やすことが正しい道かと思います。

 

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梅野

2015年からカメラを始めました。使用しているカメラはNikon Z6・D750。 ブログでは一眼レフ・ミラーレス関連の記事を更新中。 コンテスト入賞を目指してカメラライフを楽しんでいます。 詳しいプロフィールはこちら

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