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ニコンのフィルムカメラ「Nikon F4」購入!フラッグシップモデルの実力は?実機、作例付きレビュー

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ニコンのフィルムカメラ「Nikon F4」購入!フラッグシップモデルの実力は?実機、作例付きレビュー

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※2024年1月7日内容を更新しました!

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

数年前に蜷川実花さんの写真展に行って以来、フィルムカメラに興味を持ちました。

しかしフィルムカメラはランニングコストが掛かるので、なかなか手を出せなかった。

 

 

そんな中、「のんびりと高知県で」を運営されている、ふぉんさんがフィルムカメラ「OLYMPUS 35DC」を購入!

記事を拝見し、やっはりフィルムの雰囲気って良いなと思い、フィルムカメラ欲しい熱が再発!

そして購入したのがNikon F4になります。

 

記事の信頼性

  • 写真歴 9年目
  • ブログ運営歴 9年目(月間PV数12万)
  • メーカー様からのレビュー案件多数
  • YouTubeチャンネルで撮影テクニックなど情報発信中(2024.4現在登録者数4400人)

お仕事依頼やレビュー案件など、お問い合わせはこちらからお願いいたします。

 

Nikon F4を購入した理由

 

 

私はフラッグシップモデルのNikon F4を選びました。

Nikon F4にした理由はフラッグシップモデルの中で最も安かったから。

 

Nikonのフラッグシップモデルは、カメラの状態が「良品」ともなると80,000円前後のお値段がしますが、Nikon F4は「美品」でも28,000円ほどで購入することができました。

 

Nikon F4が安い理由は、大きく分けて2つ。

  1. 1つは、機械式カメラではなく電子部品が使われていることで、壊れた時の修理が困難であること。
  2. もう1つは、外装が金属製ではなくプラスチック製で、安っぽく見えること。

 

Nikon F4はどのようなカメラなのか

 

Nikon F4は、1988年に発売されたF一桁シリーズ初のAF搭載機のプロ用一眼レフカメラ。

AF機構の搭載に伴い、ボディサイズが大型化。

重量増を抑えるため、エンジニアリングプラスチックが多用されています。

 

Nikon F4の特長

 

 

Nikon F4は、コレクションとしては人気がないものの、今からフィルムカメラを始めたい初心者には人気のカメラです。

 

OKサインをしている女性の画像

 

以下の特長について詳しく解説します。

  1. Nikon F4はオートフォーカスが使える
  2. ファインダーが見やすい
  3. 史上最強のMFカメラ
  4. ほぼすべてのFマウントレンズが使用できる
  5. Nikon F4はカッコいい
  6. 単三電池で動作する
  7. Nikon F4で撮った作例

 

Nikon F4はオートフォーカスが使える

 

 

デジタルカメラからフィルムカメラを始めたいと思っている方は、マニュアルフォーカスがネックになっている方は多いのではないでしょうか?

90年代以降のフィルムカメラにはオートフォーカスが搭載されていますが、見た目がクラシックなフィルムカメラは、大体はマニュアルフォーカス時代のカメラとなります。

 

喜んでいる男女の画像

 

Nikon F4は、1988年に発売されたフラッグシップモデルであり、オートフォーカスを搭載した最初のモデル!
露出計も搭載されているため、デジタルカメラと変わらない使い勝手で、フィルムカメラを楽しむことができます。

 

Nikon F4の発売日は1988年。

今から30年以上前のカメラですので、オートフォーカスの性能は正直言って期待していませんでした。

実際に使ってみると、オートフォーカスが速い!決して遅くはありません。

 

参考

ネットの評価ではNikon F4のオートフォーカスは激遅いと言われていますが、全然そんなことはないですね。

むしろD750のプレビュー撮影時のコントラストAFの方が、はるかに遅いと感じました。

 

 

ファインダーが見やすい

 

 

Nikon F4はフィルムカメラの中でも、ファインダーが最も見やすいカメラと評されます。
購入前からこれにも期待していて、実際に覗いてみると、そのファインダーの見やすさは噂通りでした。

 

ほかのフィルムカメラを使ったことがないので、これがどれほど凄いファインダーなのか分かりませんが

まず、視野率が広い。ニコンD750と比べると、ファインダーの中に映る範囲が広く感じられます。

 

私はメガネを掛けているので、D750のファインダーを除くと隅の方が見えにくかったりします。

Nikon F4はメガネを掛けた状態でも四隅が見えやすく、中央部分もどこにピントが合っているのか把握しやすい。

 

ファインダー内に表示されている情報は、さすがに若干見づらいですが、それでも十分に使えるレベルです。

 

 

史上最強のMFカメラ

 

 

史上最強という言葉が、カメラ全体の話なのかNikonの話なのかは分からないのですが、Nikon F4は史上最強のマニュアルフォーカスカメラと言われています。

その最大の理由は、先ほどご紹介したファインダーの見やすさ。そしてカメラの操作性です。

 

 

見やすいファインダー

 

マニュアルフォーカスは、自分でリングを回しピントを合わせるので、ファインダーが見にくかったらピント合わせが困難ですが、

Nikon F4のファインダーはとても見やすいので、ピント位置が分かりやすい!

ファインダーの見やすさがピント合わせの精度に直結するためこの点は大きなアドバンテージとなります。

 

 

操作性がよく使いやすい

 

そしてオートフォーカスやAEを搭載しているのに、カメラの操作系は完全にマニュアル用カメラの作り。

F4の操作系は、マニュアルフォーカス操作に特化した設計になっています。

シャッタースピードや絞り、露出補正などの主要な設定は、右手で操作できるダイヤルやボタンに配置されており、素早く変更できます。

 

 

安定したグリップ

 

F4のグリップは、当時としては大きく、しっかりとカメラをホールドできます。手ブレやピント合わせの際にも、カメラを安定させることができます。

グリップ力は現代のカメラより悪いですが、しっかりと握れますので手ブレやピント合わせをする時にカメラを安定させることが出来ます!

 

 

Nikon F4は、ほぼすべてのFマウントレンズが使用できる!

 

 

Nikon Fマウントは50年以上続く、世界で最も長い歴史を持つマウントです。

 

しかし、時代に合わせて仕様変更も行われており、すべてのレンズとカメラが正常に動作するわけではありません。

 

こう言った相性問題的なのって調べるのめんどくさいですよね。

でもNikon F4なら大丈夫!F4はFマウントレンズのほぼすべてに対応する、スーパーカメラなのです。

 

Nikon F4で使えるFマウントレンズ

  • 非Aiレンズ:Aモード、Mモード使用可能
  • F3AF用レンズ:Aモード、Mモード使用可能
  • Ai-S、Aiレンズ:Aモード、Mモード使用可能(MF)
  • AFレンズ(Gタイプ以外):全機能使用可能
  • AFレンズ(Gタイプ):Pモード・Sモード使用可能

 

Nikon F4なら遥か昔のレンズから、最新型Gタイプのレンズまで使用できてしまうんです!

 

私はオールドレンズを持っていませんでしたので、現行モデルの「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」を使っています。

SとPモードしか使えず、絞りリングが無いため絞りはカメラで自動判断となってしまいますが、写真を撮ることは出来ますしオートフォーカスも問題なく動作します。

 

 

Nikon F4はカッコいい!

 

 

これは好みの問題ですが、Nikon F4はカッコいい!

機械式カメラから電子部品を内蔵したカメラへの移り変わり。

マニュアルフォーカスからオートフォーカスへの移り変わりに生まれましたので、その両方の要素がミックスされたデザインです。

 

 

シャッター部分とかも現代のカメラとそう変わりませんよね。

一眼レフを使っている方なら、直感的な操作も可能です。

 

いまの洗練されたデザインも良いですが、新旧入り乱れゴチャゴチャした感じがF4の良い部分だと思う(笑)

 

 

カメラ背面部分はフィルムカメラなので、モニターはありません。

左上のノブのロックを解除し、引き上げると蓋が開きフィルム室がアクセスできます。

こういうアクションをしていると、フィルムカメラだな~と感じますね。

 

 

Nikon F4は単三電池で動作する

 

 

古いカメラの中には、特殊な電池を採用しているモデルがあります。

そのような特殊な電池は、現在では入手困難になっていることが多く、アダプターをかまして別の電池を使用したりと様々な工夫が必要になる場合があります。

 

ニコンF4は現在でも主流である単三電池で動作します。

そのため、電池切れの際にも近くのコンビニですぐに交換することができます。

この点は、古いカメラを使う際にありがたいポイント!

 

困っている女性の画像

 

ただし、ニコンF4は、単三電池を4本使用するため、ボディが重くなるというデメリットもあります。

電子部品の増加に伴う仕方のない部分ではありますが、せめて単四電池であれば、もう少し軽量化できたのではないかと思います・・・

 

 

【作例】Nikon F4で撮った写真

 

 

 

 

 

 

Nikon F4を購入して、はじめて撮った写真なのでクオリティが低いのは多めに見てください。

 

 

まとめ

 

 

Nikon F4は、フィルムカメラとしては不人気のおかげで価格が安いため、フィルム初心者に人気があります。

発売当初と比べれば、10分の1の価格でフラッグシップモデルが手に入る時代です。時の流れを感じますね。

 

重いという欠点はありますが、使えるレンズの種類が多く、オートフォーカスも搭載されているため、はじめてのフィルムカメラとしてとても使いやすいと思います。

また、最強のMFカメラとも呼ばれており、オールドレンズを快適に楽しむこともできます。

 

Nikonのレンズをお持ちの方には、特におすすめのフィルムカメラです!

 

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