※2026年10月16日内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
これまでは単焦点レンズを中心に、必要に応じて望遠ズームレンズを使っていました。ところが最近、標準ズームの便利さが気になり、1本購入することに!
選んだのは、ニコンの「AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D」です。
1996年発売の少し古いレンズで、絞り環を備えたDタイプの標準ズームレンズ。広角24mmから望遠120mmまでを1本でカバーできます。
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梅野
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AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dを購入した理由
購入のきっかけは、フィルムカメラ「Nikon F4」を手に入れたことでした。
Nikon F4には新しい世代のレンズも装着できますが、絞り環のないGタイプなどでは、絞りの操作に制約があります。
自分でF値を調整したい場面でも思うように操作できず、少し不便に感じていたんですよね。

そこで、Nikon F4で絞りを操作しやすいレンズを探していて見つけたのが、AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dでした。
最初は古い単焦点レンズを何本か揃えるつもりでしたが、それでは機材が増えてしまいます。広角から中望遠まで使えるズームレンズなら、1本で身軽に撮影できそうだと思ったんです。
古いニッコールレンズでもデジタル一眼レフで使える?
AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dは1996年発売。年数は経っていますが、ニコンFマウント対応のデジタル一眼レフでも使えるレンズです。
実際に、私が使っているNikon D750ではオートフォーカス撮影ができます。ただし、すべてのカメラで同じ機能が使えるわけではなく、ボディによって対応状況は異なります。
このあたりは、ニコンFマウントの互換性を知っておくと分かりやすいです。
ニコンFマウントの魅力は長い歴史と互換性
ニコンのFマウントは、1959年に発売されたNikon Fから採用されてきた歴史あるレンズマウントです。
長年にわたって多くのレンズとカメラが登場し、世代の異なる機材を組み合わせて楽しめるところが魅力ですね。
古いFマウントレンズをデジタル一眼レフで使う
Fマウントは長い歴史の中で仕様が変わっているものの、対応するカメラを選べば、古いレンズをデジタル一眼レフで使うこともできます。
昔のレンズならではの操作感や描写を、デジタルでも楽しめるのはうれしいところ。ただし、装着できるかどうかと、オートフォーカスが動くかどうかは別の話です。
【注意】カメラによってはAFなどに制限がある

ただし、レンズとカメラの組み合わせによっては、オートフォーカスや絞り操作などに制限があります。AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dはボディ内のAF駆動に対応した一眼レフならAFが使えますが、ニコンZシリーズではFTZやFTZ IIを介してもマニュアルフォーカスになります。
AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dは、対応するマウントアダプターを使えば、Nikon Zシリーズのミラーレスカメラでも楽しめます。
ただし、FTZ・FTZ IIを使用してもオートフォーカスは利用できないため、マニュアルフォーカスでの撮影になります。
詳しくは、Nikon Zマウント用マウントアダプターをまとめた記事も参考にしてみてください。
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Nikon Zマウントアダプターまとめ|FTZ・FTZ IIの違いとオールドレンズ対応製品
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AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dの外観とサイズ感


AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dは、焦点距離24〜120mmの5倍ズームレンズ。使える画角の広さを考えると、全長はかなりコンパクトです。
最大径はそれなりにありますが、収納時に短くまとまるので、持ち歩きやすいのがありがたいですね!
ズームしたときの長さを見てみましょう。
●24mmの状態

●120mmの状態

インナーズームではないので、120mm側にすると鏡筒が伸びます。それでも5倍ズームとしては、納得できるサイズ感だと思います。

AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6DはDタイプレンズなので、レンズ側に絞り環(絞りリング)が付いています。
Nikon F4のようなフィルムカメラで、絞り環を使ってF値を調整できるのが購入の決め手でした。
Nikon D750などの対応するデジタル一眼レフでは、絞り環を最小絞りのF22にセットすれば、カメラ側のダイヤルでF値を変更できます。




Nikon F4にAI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dを取り付けると、こんな感じです。
なかなかバランスが良くて、見た目もカッコイイ!
Nikon F4はボディ自体に重量があるため、レンズを装着しても前側に重さが偏りすぎず、構えやすいですね。
焦点距離24-120mmの5倍ズームはやっぱり便利!

もともとは単焦点レンズ派で、撮りたい被写体に合わせて、その都度レンズを交換していました。
単焦点レンズには明るさや画質面の良さがありますが、レンズ交換の手間や、複数本を持ち歩く負担も感じていました。
その点、AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dなら、広角24mmから望遠120mmまで1本で対応できます。普段のスナップや旅行では、この焦点距離が本当に便利!
レンズ交換の回数が減り、荷物もすっきり。撮りたいと思った瞬間に画角を変えられるので、シャッターチャンスを逃すことも少なくなりました。
もちろん、明るい単焦点レンズならではの良さも捨てがたいですが、身軽さと使い勝手ではズームレンズの強みを実感しています。
AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dを実写レビュー
購入から約2か月。フィルムカメラとデジタル一眼レフで使ってみて、AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dの印象もだいぶ固まってきました。
ここからは、実際に撮影して感じた良いところと気になったところを、作例とともに紹介します!
古い5倍ズームなのに解像感がなかなか良い!

このレンズが発売されたのは1996年。今となっては立派なオールドレンズです。
正直なところ、古い高倍率ズームなので、画質にはあまり期待していませんでした。
ところが、想像していた以上に解像感があり、5倍ズームとは思えない写りを見せてくれました。
さすがに新しいレンズと同じ性能とは言えませんが、撮った写真を見て「これは当たりだった!」とうれしくなりましたね。
アッシュ系の落ち着いた色味が独特

好みが分かれそうなのが、写真の色味。私が撮った写真では、少しくすんだアッシュ系の色合いに感じられました。
最近のレンズで撮った、色が濃く鮮やかな写真を見慣れていると、なおさら違いを感じるかもしれません。
色の再現を重視する人には物足りないかもしれませんが、私はこの少し淡い写りが新鮮で、けっこう気に入っています!
しっかり発色する写真も良いけれど、落ち着いた彩度が生む雰囲気も捨てがたい。なお、実際の色味はフィルムやカメラの設定、現像によっても変わります。
予想以上に逆光に強く、フレアやゴーストが少ない

古いレンズで、しかも5倍ズーム。
逆光ではフレアやゴーストが出るだろうと思い、「それも写真の味になるならいいか」と考えて購入しました。
ところが、実際に撮った範囲では、目立つフレアやゴーストがほとんど出ませんでした。AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dは、思った以上に逆光で使いやすい印象です。
ある意味、期待していたオールドレンズらしい写りとは違いましたが、逆光に強いのは素直にうれしいところ!
夏の強い日差しの中でも、あまり気負わずに撮影できましたね。
シャドーを明るく補正すると色が崩れることも

デジタル写真なら、暗く写った部分を写真編集ソフトで明るく調整できることがありますよね。
たとえば顔が少し暗く写っても、シャドーを持ち上げるだけで、見やすい写真に仕上がることがあります。
ただ、今回撮影した写真の中には、暗部を大きく明るくすると色が崩れてしまうものがありました。
少し暗いと思ってシャドーを持ち上げたところ、青みが強く出てしまい、思うように仕上げられなかったんです。
露出や撮影環境、カメラの設定なども関係するため、レンズだけが原因とは言い切れません。ただ、私が使った範囲では、暗部を大幅に補正する撮り方には注意が必要だと感じました。
AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dの作例写真
●Nikon F4+AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D








●Nikon D750+AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D




まとめ
AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6DはNikon F4用に購入したレンズですが、今ではNikon D750でも活躍しています。
広角24mmから望遠120mmまでカバーする便利さは、想像以上。一方、開放F値はF3.5-5.6なので、暗い室内や夜景では手ブレに気を付けたいところです。
(歪みや周辺減光が気になる場合は、写真編集ソフトで補正すると仕上がりが整います)
全長が短めで、5倍ズームの割には持ち運びやすいのも気に入っています。単焦点レンズを何本も持つより、ずっと身軽になりました!
中古で手に入れやすい価格帯も魅力のひとつ。独特の色味や古いレンズならではの描写を楽しみながら、スナップや旅行に幅広く使える標準ズームを探している人におすすめです。
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よくある質問(FAQ)
AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6DはNikon F4で使えますか?
はい。絞り環を備えたDタイプレンズなので、Nikon F4で絞りを操作しながら撮影できます。私もF4用の標準ズームとして購入し、広角から望遠まで活用しています。
Nikon D750でもオートフォーカスは使えますか?
はい。Nikon D750はこのレンズのオートフォーカスに対応しており、私も実際に組み合わせて撮影しています。ただし、同じFマウントの一眼レフでも、ボディによってAFの対応状況は異なります。
ニコンZシリーズのミラーレスカメラでも使えますか?
FTZやFTZ IIなどの対応マウントアダプターを介して装着できますが、このレンズではオートフォーカスが使えず、マニュアルフォーカスでの撮影になります。購入前に、カメラとアダプターの対応情報を確認しておきましょう。
AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6Dの画質や色味はどうですか?
私が実際に使った印象では、古い5倍ズームながら解像感は予想以上でした。色味はやや淡く、アッシュ系の落ち着いた雰囲気に感じられます。ただし、色の出方はカメラの設定や現像方法にも左右されます。
旅行や普段のスナップ撮影にもおすすめですか?
広角24mmから望遠120mmまでを1本で使えるので、旅行や日常のスナップに便利です。レンズ交換を減らせる一方、手ブレ補正機構は搭載していないため、暗い場所ではシャッタースピードに気を配る必要があります。


