※2023年5月4日に内容を更新しました!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
2021年12月に発売されたNikonのミラーレス「Z9」の影響で、Fマウントのレンズも需要が高まっています。
ミラーレス用のZマウントもレンズラインナップは揃ってきましたが、望遠がまだ揃っていませんので、Fマウントの望遠レンズの需要が高まっていますね。

※ZマウントのカメラにFマウントのレンズを装着するには、「マウントアダプター FTZ II」が必要となります。
旧製品のマウントアダプター FTZでもOK。
現行ラインナップの神レンズ


AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
ポイント
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
Nikonのシンデレラレンズの1つ。約27,000円と言う低価格さと、値段以上の写りで人気のレンズ!
Zマウントでも50mm f/1.8のレンズは出ていますが、こちらはお値段が75,000円ほどと高価…。

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gの公式作例
※画像引用元:ニコン
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gのスペック
発売日 | 2011年6月2日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 6群7枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 50mm |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.15倍 |
開放F値 | F/1.8 |
画角 | 47° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 58mm |
本体サイズ | 72x52.5mm |
重量 | 185g |
実売価格 | 27,000円前後 |
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
ポイント
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
Nikonの伝説的なレンズ「AI Noct Nikkor 58mm F1.2」を、彷彿とさせるスペックで登場したAF-S NIKKOR 58mm f/1.4G。
現在でも170,000円もする高級なレンズですが、ファンが沢山いるレンズですね。


と言われることが多いですが、ソフトな描写からシャープな写りまで自在に変えられることができ、滑らかなボケはこのレンズでしか出せないでしょう!
Nikon Fマウントの中でも個性派のレンズとなっております!
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gの公式作例
※画像引用元:ニコン
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gのスペック
発売日 | 2013年10月31日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 6群9枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 58mm |
最短撮影距離 | 0.58m |
最大撮影倍率 | 0.12倍 |
開放F値 | F/1.4 |
画角 | 40.5° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 72mm |
本体サイズ | 85x70mm |
重量 | 385g |
実売価格 | 170,000円前後 |
AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
ポイント
AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
焦点距離85mmの中望遠レンズで、F値はF/1.4と非常に明るい。
ニコン最強のポートレートレンズですね!
柔らかさとシャープさを兼ね備えており、ピントはしっかりと合っているのに柔らかい表現をしてくれるため、人物撮影や花などの撮影に最適です。
F/1.4の明るさのおかげで、少し暗い場所での撮影でもシャッタースピードを稼げますし、ボケ感が非常に大きくてナチュラルなのも魅力。
AF-S NIKKOR 85mm f/1.4Gの公式作例
※画像引用元:ニコン
AF-S NIKKOR 85mm f/1.4Gのスペック
発売日 | 2010年9月2日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 9群10枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 85mm |
最短撮影距離 | 0.85m |
最大撮影倍率 | 0.12倍 |
開放F値 | F/1.4 |
画角 | 28.3° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 86.5x84mm |
重量 | 595g |
実売価格 | 195,000円前後 |
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
ポイント
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR
従来であれば重量が3000gを超えるクラスのレンズですが、AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRの重量は何と1460g!
重さを半分にしてしまうとんでもない軽量化が行われました。
そこまで軽量化してしまうと気になるのが画質への影響ですが、新開発のPFレンズ素材を採用するなど最新の光学設計が行われ、高画質さを誇るレンズとなっています。
価格は430,000円と高価なレンズにも関わらず、予約が殺到してしまったため、発売時には供給不足となってしまいました。
そのことからも、このレンズの凄さが伺えますね!
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRの公式作例
※画像引用元:ニコン
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRのスペック
発売日 | 2018年9月4日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 11群19枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 500mm |
最短撮影距離 | 3m |
最大撮影倍率 | 0.18倍 |
開放F値 | F/5.6 |
画角 | 5° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 95mm |
本体サイズ | 106x237mm |
重量 | 1460g |
実売価格 | 430,000円前後 |
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
ポイント
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
全長は75mm短くなり、重量は42%減となった、コンパクトで軽量なレンズ。
価格は190,000円前後となっており、望遠単焦点レンズのシンデレラレンズと言えるのでは無いでしょうか。
機材の話では「軽さは正義」と言う言葉をよく目にしますが、まさにその通りで、こちらのレンズも大幅に軽量化されたことにより大人気レンズに!
先ほどご紹介した500mmと同様に、発売時には予約が殺到し手に入らない事態となりました。
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRの公式作例
※画像引用元:ニコン
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRのスペック
発売日 | 2015年1月29日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 10群16枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 300mm |
最短撮影距離 | 1.4m |
最大撮影倍率 | 0.24倍 |
開放F値 | F/4.0 |
画角 | 8.1° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 89x147.5mm |
重量 | 755g |
実売価格 | 190,000円前後 |
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR
ポイント
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR
望遠単焦点レンズの花形と言えば、やはり400mmのF/2.8でしょうか。
通称「ヨンニッパ」と呼ばれていますね。
レンズはデカい・重い・高いの三重苦ですが、オートフォーカスの速さや高画質さは唯一無二。
金額的にも限られた方しか手にできないレンズですが、いつかは欲しい!と憧れるレンズですね!
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VRの公式作例
※画像引用元:ニコン
AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VRのスペック
発売日 | 2014年8月28日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 12群16枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 400mm |
最短撮影距離 | 2.6m |
最大撮影倍率 | 0.17倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 6.1° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 40.5mm 組み込み式フィルター(別売り) |
本体サイズ | 159.5x358mm |
重量 | 3800g |
実売価格 | 1,330,000円前後 |
AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR
ポイント
AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR
現行ラインナップでは、最も焦点距離が長い望遠単焦点レンズ。
専用のテレコンバーターが付属しており、最大1000mmまで拡張することが可能です。
お値段は定価だと2,354,000円!
実売価格でも1,800,000円前後と超弩級のレンズ。
「こんなのプロのカメラマンか写真家さんしか買わないだろ」
と思っていたんですが、色々調べていると野鳥ガチ勢の人は思った以上に買っている人が多かったです(笑)
経済力が凄すぎる!
AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VRの公式作例
※画像引用元:ニコン
AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VRのスペック
発売日 | 2013年5月31日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 13群20枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 800mm |
最短撮影距離 | 5.8m |
最大撮影倍率 | 0.15倍(オートフォーカス時) 0.15倍(マニュアルフォーカス時) |
開放F値 | F/5.6 F/7.1(テレコン使用時) |
画角 | 3.1° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 52mm 組み込み式フィルター(別売り) |
本体サイズ | 160x461mm |
重量 | 4590g |
実売価格 | 1,800,000円前後 |
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
ポイント
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
「Nikonの神レンズは?」と聞かれて、真っ先に思い浮かぶのがAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDでは無いでしょうか。
アマチュアもプロも神レンズと呼ぶレンズで、このレンズを使いたいがためにNikonのカメラを使っている人も居るほど。
キングオブ神レンズなんですね。
発売は2007年と古いレンズなのですが、後継モデルは出ていません。
これ以上のレンズは作れないのか、あるいはこのレンズで完成しているので作る必要がないのか。
他社メーカーのカメラを使っている人でも知っている神レンズ。
ぜひ機会があればGETしてみて下さい!
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDの公式作例
※画像引用元:ニコン
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDのスペック
発売日 | 2007年11月30日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 11群14枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 14-24mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.14倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 114~84° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 不可 |
本体サイズ | 98x131.5mm |
重量 | 970g |
実売価格 | 220,000円前後 |
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
ポイント
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
大三元レンズの望遠担当。
前モデルと比べても、画質・AF性能・手ブレ性能の全面がパワーアップし、高評価を得ているレンズです!
特にAF性能に対しての評価が高く、これまで以上にピントが合うのが速く精度も抜群。
手ブレ補正も4.0段分となっていますので、撮影を大きくサポートしてくれます!
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRの公式作例
※画像引用元:ニコン
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRのスペック
発売日 | 2016年11月11日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 18群22枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 70-200mm |
最短撮影距離 | 1.1m |
最大撮影倍率 | 0.21倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 34.2~12.2° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 88.5x202.5mm |
重量 | 1430g |
実売価格 | 280,000円前後 |
AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR
ポイント
AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VR
2020年発売でFマウントの中では最新のレンズ。
120-300mmのズームレンズで、F値はズーム全域F/2.8通しとなっています。
Nikonのレンズの中でも最高傑作と言う意見もあるほどの高性能レンズ。
お値段が1,112,000円前後するだけあって、その性能は完ぺきの様です。

AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VRの公式作例
※画像引用元:ニコン
AF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VRのスペック
発売日 | 2020年2月29日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 19群25枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 120-300mm |
最短撮影距離 | 2m |
最大撮影倍率 | 0.16倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 20.2~8.1° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 112mm |
本体サイズ | 128x303.5mm |
重量 | 3250g |
実売価格 | 1,113,000円前後 |
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
ポイント
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
焦点距離200-500mmをカバーする、超望遠ズームレンズ。
価格は130,000円前後と購入しやすいお値段なのが良いですね。
このタイプのズームレンズは、焦点距離によってF値が変動するものですが、このレンズはズーム全域F5.6通しとなっているのも魅力です!
「F値変動しても良いから、ワイド側のF値は明るい方が良い!」
と言う人も居ると思います。
ただF値が変動するとシャッタースピードも変わってくるため、咄嗟の撮影の場合はF値固定の方が撮りやすいんじゃないかなと思う。
高級レンズと比べればAF性能や画質では敵わないものの、コストパフォーマンスは非常に高いレンズですね!
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRの公式作例
※画像引用元:ニコン
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRのスペック
発売日 | 2015年9月17日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 12群19枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 200-500mm |
最短撮影距離 | 2.2m |
最大撮影倍率 | 0.22倍 |
開放F値 | F/5.6 |
画角 | 12.2~5° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 95mm |
本体サイズ | 108x267.5mm |
重量 | 2090g |
実売価格 | 130,000円前後 |
生産が終了している神レンズ


AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
ポイント
AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
このレンズが発売したのは、何と1981年。
それから現代に渡るまで約39年間売れ続けたレンズです!
残念ながら現在は生産が終了してしまいましたが、Nikonを代表するレンズの1つですね。
描写はフィルムやオールドレンズの様な描写で、画面中央部の解像度はかなり高い!
画面端に行くほど解像度は下がりますが、解像度主義の現代のレンズと比べると、それも味となりますね。
AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8Sのスペック
発売日 | 1981年 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 5群6枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 55mm |
最短撮影距離 | 0.25m |
最大撮影倍率 | 0.51倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 43° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 52mm |
本体サイズ | 63.5x62mm |
重量 | 290g |
実売価格 | 16,000円前後(中古) |
AI Noct Nikkor 58mm F1.2
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AI Noct Nikkor 58mm F1.2
夜景撮影に特化して設計されたレンズ。
絞り開放でもサジタルコマフレアを抑え込んだレンズで、F/1.2の明るさを遺憾なく発揮できました!
星空はもちろん、夜景や夜のスナップ撮影でも活躍。
今では伝説的なレンズとなっていますね。
2019年にはZマウントで「ノクト」の名前を冠した「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」が発売され話題にもなりました。
AI Noct Nikkor 58mm F1.2は中古市場でプレミア価格となっており、300,000~500,000円ほどで取引されています。
とてもじゃないけど手が出ませんね…。
1977年発売の「AI Noct Nikkor 58mm F1.2」
1982年発売の「AI Noct Nikkor 58mm F1.2S」
2種類のレンズがありますが、やはり1977年発売のAI Noct Nikkor 58mm F1.2の方が高値で取引されています。
AI Noct Nikkor 58mm F1.2
発売日 | 1977年 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 6群7枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 58mm |
最短撮影距離 | 0.5m |
最大撮影倍率 | - |
開放F値 | F/1.2 |
画角 | - |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 52mm |
本体サイズ | 74×51.5mm |
重量 | 480g |
実売価格 | 300,000~500,000円(中古) |
Ai AF Nikkor 85mm F1.4D (IF)
ポイント
Ai AF Nikkor 85mm F1.4D (IF)
独特なボケ感を生み出し、このレンズにしか出せない立体感のある写真が撮れます。
最新の85mm F/1.4もありますが、2022年でもわざわざこのレンズを買う人が居るほど、魅力的なレンズとなっていますね。
収差は残るので今のレンズほどカルカリな写りではありませんが、それも美しいボケとマッチしていて、レンズの個性がしっかりと出ている神レンズです。
女性のポートレートやお花を撮る方は、ぜひ作例などを検索してみて下さい!
Ai AF Nikkor 85mm F1.4D (IF)のスペック
発売日 | 1995年 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 8群9枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 85mm |
最短撮影距離 | 0.85倍 |
最大撮影倍率 | 1/8.8倍 |
開放F値 | F/1.4 |
画角 | 28° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 80×72.5mm |
重量 | 550g |
実売価格 | 55,000円前後(中古) |
Ai Nikkor 135mm F2
ポイント
Ai Nikkor 135mm F2
ポートレート撮影やお花の写真を撮るときに活躍する、135mmの単焦点レンズ。
望遠レンズの入り口と言われる焦点距離ですね。
12年間に及ぶレンズ研究の末、生み出されたのがボケの美しさ。
マニュアルフォーカスしか使えないレンズですが、その人気は未だに高く、中古でも50,000円前後します。
さらにボケ味にこだわった「Ai AF DC Nikkor 135mm F2S」もあります。
Ai Nikkor 135mm F2のスペック
発売日 | 1976年 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 4群6枚 |
絞り羽根 | - |
焦点距離 | 135mm |
最短撮影距離 | - |
最大撮影倍率 | - |
開放F値 | F/2.0 |
画角 | - |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 72mm |
本体サイズ | - |
重量 | 900g |
実売価格 | 50,000円前後(中古) |
AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II
ポイント
AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II
通称「ニーニー」と呼ばれている単焦点レンズ。
ボケ量が非常に大きいレンズとしても有名ですね!
2010年に発売された、AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II。
後継機が出ていないため、これがNikonの200mm・F/2.0の最終型です。
新品時の価格は929,500円。
とても高価なレンズである事と、使いどころが難しいレンズだったため、玉数が非常に少なく、いま欲しいと思ってもなかなか中古品すら出回っていないレンズです。
Nikon Zマウントではノクトレンズも復活しましたので、200mm・F/2.0も復活してくれると嬉しい。
AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR IIのスペック
発売日 | 2010年10月 1日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 9群13枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 200mm |
最短撮影距離 | 1.9m |
最大撮影倍率 | 0.12倍 |
開放F値 | F/2.0 |
画角 | 12.2° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 52mm(リアフィルター) |
本体サイズ | 124x203.5mm |
重量 | 2930g |
実売価格 | 700,000~1,300,000円前後 |
まとめ


「レンズは資産」と言う言葉がありましたが、古くても評価の高いレンズは中古でも値段が高い!
現在は解像度を高めたレンズが多いですが、少し前のレンズだとボケ味やフレアの活かし方に拘ったレンズが多く、今とは違う描写の写真が撮れるのも面白いです。
Nikonのカメラをお使いの方は、ぜひ神レンズと呼ばれる高性能で評価の高いレンズも一度お使いになられてみて下さい!
レンズ沼に全身がすっぽりと入って抜け出せなくなると思います(笑)