※2024年1月15日内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
一眼レフカメラは、初心者から上級者まで幅広い層から人気を集めています。
しかし、数多くの機種が発売されているため、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ニコンの初心者向け・ステップアップ向け一眼レフカメラを、それぞれの特徴とともにご紹介します。
ぜひ、ご自身のニーズに合ったカメラ選びの参考にしてください。
記事の信頼性
- 写真歴 9年目
- ブログ運営歴 9年目(月間PV数12万)
- メーカー様からのレビュー案件多数
- YouTubeチャンネルで撮影テクニックなど情報発信中(2024.5現在登録者数4600人)
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ニコンの特長
Nikonの特長
Nikonのカメラは、記録色と呼ばれる見たままの色味を再現するのが得意です。そのため、風景やポートレートなどの自然な写真を撮りたい人におすすめです。
更に近年はデジタルカメラの普及により、写真の加工が簡単にできるようになっています。そのため、記録色や記憶色を気にする必要はなくなってきました。
(ちなみにニコンのカメラは、過去に黄ばみやすいという指摘がありましたが現在は黄ばみが少ない傾向にあります)
また、ニコンのカメラは耐久性にも優れています。カメラ本体は、衝撃や落下などのダメージに強く、長く使用することができます。
初期不良の対応もしっかりしておりますし、故障率もかなり低く、私も結構乱暴な使い方をしていると思うのですが、10年経った今でもノートラブル。
2024年 現行モデルの一眼レフ
始めて購入するときはカメラのスペックを見ても分からない点が多く、カメラ選びに失敗しないか不安なもの。
もちろん性能も気になりますが、お値段の方はもっと気になりますよね。
ニコンはハイスペックなカメラも販売していますが、価格がリーズナブルなエントリーモデルも沢山販売しています。
上位機種に搭載された技術をフィードバックされることが多いですので、エントリーモデルとはいえ性能も良いですよ!
D7500
D7500
D7500はニコンのDXフォーマット一眼レフカメラのフラッグシップモデルで、中級者から上級者まで幅広い層から支持を集めている一眼レフ。
有効画素数2088万画素のCMOSセンサーと画像処理エンジンEXPEED 5により、高感度でもノイズを抑えた美しい画質を実現します。また、最高約8コマ/秒の高速連写を実現し、動体撮影にも対応しています。
しかし、D7500の評価は賛否両論です。その理由は、操作性や拡張性が劣化したことにあります。
D7200では標準でバッテリーグリップに対応していましたが、D7500では非対応となりました。また、D7200ではダブルスロット(SDカードを2枚挿入できる)でしたが、D7500ではシングルスロット(SDカードを1枚しか挿入できない)となりました。さらに、バッテリーの持ちもD7200よりも短くなったという指摘もあります。
一方で、画質や高感度性能、連写速度など、カメラとしての基本性能は向上しています。特に、高感度性能はISO100-51200と、D7200のISO100-51200を上回っています。
そのため、バッテリーグリップやダブルスロットが必要なければ、D7500は十分におすすめできるカメラと言えるでしょう。
【D7500の特長】
- 有効2,088万画素のAPS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)CMOSセンサーを搭載
- ニコンDXフォーマット最高レベルの高画質を実現する、高性能画像処理エンジン EXPEED 5。
- D500と同等の最新センサーと画像処理エンジンを搭載。
- モニターは上下チルト式で、ハイアングル撮影やローアングル撮影も簡単。
- Wi-FiやBluetoothに対応。スマートフォンやタブレットと接続して、簡単に写真を共有することができます。
D7500のスペック
発売日 | 2017年 6月 9日 |
タイプ | 一眼レフ |
レンズマウント | Fマウント |
センサーサイズ | ニコンDXフォーマット(APS-C) |
画素数 | 2088万画素 |
高感度 | ISO 100~51200 |
連写速度 | 高速連続撮影 約8コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
AF測距点 | 51点 |
液晶モニター | チルト式3.2型TFT液晶モニター |
ファインダー倍率 | 約0.94倍(50mm f/1.4レンズ使用、∞、-1.0m-1のとき) |
ファインダー視野率 | 視野率約100% |
撮影可能枚数 | 約950コマ |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 約135.5×104×72.5mm |
重量 | 640g |
実売価格 | 160,000円前後(ボディのみ) |
D780
D780
Nikon D780は、2020年に発売されたフルサイズ一眼レフカメラ。
D750の後継機であり、ミラーレスカメラZ6の技術を多く取り入れることで、高いAF性能と画質を実現しています。
【D780の特長】
- 有効2450万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
- 「Z 6」と同様のAFシステムを採用。追従性が大幅に進化しました。
- 画像処理エンジンは最新のEXPEED 6。高感度にさらに強くなっており、ISO100~51200(拡張ISO204800)に対応。
- 1/8000秒にシャッタースピードに対応。
- Wi-FiやBluetoothに対応。スマートフォンやタブレットと接続して、簡単に写真を共有することができます。
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やっと出たD750の後継機「Nikon D780」大幅に強化されて帰ってきたバランス機!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 出るぞ出るぞと言われて、なかなか登場することのなかったNikon D750の後継モデル。 D750自体かなり高い完成度でしたので、長い間ほったらかし状態で ...
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高評価の嵐!Nikon最新のフルサイズ一眼レフ「D780」の評価やレビューをまとめてみた!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 出るぞ出るぞ!と噂が経ってから、およそ3年程の年月をかけて登場したNikon D780。 大人気&ロングセラーを記録したD750の後継機という事もあり、か ...
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D780のスペック
発売日 | 2020年1月24日 |
タイプ | 一眼レフ |
レンズマウント | Fマウント |
センサーサイズ | ニコンFXフォーマット(フルサイズ) |
画素数 | 2450万画素 |
高感度 | ISO 100~51200 |
連写速度 | 高速連続撮影 約7コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
AF測距点 | 51点 |
液晶モニター | チルト式3.2型TFT液晶モニター |
ファインダー倍率 | 約0.7倍(50mm f/1.4レンズ使用、∞、-1.0m-1のとき) |
ファインダー視野率 | 上下左右とも約100% |
撮影可能枚数 | 約2260コマ |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 約143.5×115.5×76mm |
重量 | 755g |
実売価格 | 250,000円前後(ボディのみ) |
D850
D850
Nikon D850は、2017年9月に発売されたフルサイズデジタル一眼レフカメラ。
高画質と高速性能を両立したモデルとして高い評価を得ています。
【D850の特長】
- 有効4575万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
- Nikonのフラッグシップモデルで動体撮影に特化した「D5」と同様のAFシステムを採用。
- ISO64~25600に対応しており、暗い場所の撮影が苦手な高画素機の弱点を克服。
- バッテリー持ちも同レベルのミラーレスと比べ、約2.5倍も大容量なのも魅力。
- Wi-FiやBluetoothに対応。スマートフォンやタブレットと接続して、簡単に写真を共有することができます。
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ニコンの高画素機「D850」は最高峰の一眼レフに違いない!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! もうすぐ出るぞ出るぞ!と言われていたD850が先日ついに発表されました! ニコン100周年とも重なっていい時期に出ましたね。 ...
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バカ売れ中のNikon D850!購入者たちの評価はどんな感じだろうか?
※2018年7月1日に更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 今年、ついに登場したニコンの高画素機「D850」 有効画素数が4575万画素と、ニコン史上最高画素数のフルサイズ一眼 ...
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D850のスペック
発売日 | 2017年9月8日 |
タイプ | フルサイズ一眼レフ |
レンズマウント | Fマウント |
センサーサイズ | ニコンFXフォーマット(フルサイズ) |
画素数 | 4575万画素 |
高感度 | ISO 64~25600 |
連写速度 | 高速連写 約9コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
AF測距点 | 153点 |
液晶モニター | チルト式3.2型TFT液晶モニター |
ファインダー倍率 | 約0.75倍(50mm f/1.4レンズ使用、∞、-1.0m-1のとき) |
ファインダー視野率 | 視野率約100% |
撮影可能枚数 | 約1840コマ |
記録メディア | CFexpressカード XQDカード SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 約146×124×78.5mm |
重量 | 915g |
実売価格 | 380,000円前後(ボディのみ) |
中古で入手可能!初めての一眼レフにオススメの機種
D3500
D3500
2018年に発売された、ニコンのエントリーモデルデジタル一眼レフカメラ「D3500」。
D3000シリーズは、ニコンの小型一眼レフカメラとして人気を集めており、D3500はさらに薄型・軽量化を実現しました。
重さは約410gと、一眼レフカメラの中では最軽量クラスです。カメラの厚みも約28.8mmと、ポケットにも収まるほどのコンパクトサイズ。
【D3500の特長】
- 2416万画素のCMOSセンサーと、EXPEED 5画像処理エンジンを搭載し、高画質な写真や動画を撮影することができます。
- オートフォーカス性能も向上しており、動き回る被写体もしっかりと捉えることができます。
- 初心者でも使いやすいように、ガイドモードやシーンモードなど、さまざまな撮影モードが用意されています。
この軽量コンパクトさは、子育てや旅行など、持ち歩きが多いシーンで活躍します。
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■【Nikon D3500】小型一眼レフがさらにコンパクトにモデルチェンジ!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! ニコンのエントリーモデル一眼レフである、D3000シリーズにニューモデルが登場しました! その名はD3500! ニコンの一眼レフの中では一番 ...
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※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/products/slr/)
D3500のスペック
発売日 | 2018年9月28日 |
タイプ | 一眼レフ |
レンズマウント | Fマウント |
センサーサイズ | ニコンDXフォーマット(APS-Cサイズ) |
画素数 | 2416万画素 |
高感度 | ISO 100~25600 |
連写速度 | 最高約5コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 11点 |
液晶モニター | 3型TFT液晶モニター |
ファインダー倍率 | 約0.85倍(50mm f/1.4レンズ使用、∞、-1.0m-1のとき) |
ファインダー視野率 | 上下左右とも約95% |
撮影可能枚数 | 約1550コマ |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | × |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 約124×97×69.5mm |
重量 | 365g |
実売価格 | 中古で50,000円前後(ボディのみ) |
D5600
D5600
ニコンD5600は、2016年に発売されたAPS-Cセンサー搭載のデジタル一眼レフカメラです。
エントリーモデルながら、高画質・高性能を両立した人気機種。
カメラ本体はコンパクトで持ちやすく、スペックもバランスの良いものになっていて初心者でも扱いやすいです。
【D5600の特長】
- 高感度性能がISO25600と高いため夜間でも安心して撮れます。
- バリアングル液晶を採用しており、ハイアングル、ローアングルの撮影が簡単。
- Wi-FiやBluetoothに対応。スマートフォンやタブレットと接続して、簡単に写真を共有することができます。
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■初心者におすすめの一眼レフ「Nikon D5600」!その特長をまとめてみました。
※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d5600/) ※2017年12月20日再編集しました。 こんにちは、梅野(@kerocam ...
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※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/products/slr/)
D5600のスペック
発売日 | 2016年11月25日 |
タイプ | 一眼レフ |
レンズマウント | Fマウント |
センサーサイズ | ニコンDXフォーマット(APS-Cサイズ) |
画素数 | 2416万画素 |
高感度 | ISO 100~25600 |
連写速度 | 最高約5コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 39点 |
液晶モニター | 3.2型(3:2)TFT液晶モニター |
ファインダー倍率 | 約0.82倍(50mm f/1.4レンズ使用、∞、-1.0m-1のとき) |
ファインダー視野率 | 上下左右とも約95% |
撮影可能枚数 | 約970コマ |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | ○ |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 約124×97×70mm |
重量 | 415g |
実売価格 | 中古で50,000円前後(ボディのみ) |
D500
D500
ikon D500は、2016年に発売されたDXフォーマット(APS-C)のフラッグシップ一眼レフカメラ。
D5と同等の性能と機能を備えながら、機動性を高めたモデルとして人気を博しています。
【D500の特長】
- 静止画、動画ともに常用感度ISO 100~51200の広い感度域で高画質を実現。
- 新画像処理エンジン「EXPEED 5」高感度域でも被写体の鮮鋭感を維持しながら、効果的にノイズを低減。
- オートフォーカスポイントは153点に加え、連続撮影速度は最高約10コマ/秒。速く動く被写体も捉え続けます。
- Wi-FiやBluetoothに対応。スマートフォンやタブレットと接続して、簡単に写真を共有することができます。
※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/products/slr/)
D500のスペック
発売日 | 2016年11月25日 |
タイプ | 一眼レフ |
レンズマウント | Fマウント |
センサーサイズ | ニコンDXフォーマット(APS-Cサイズ) |
画素数 | 2088万画素 |
高感度 | ISO 100~51200 |
連写速度 | 最高約10コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
AF測距点 | 153点 |
液晶モニター | チルト式3.2型TFT液晶モニター |
ファインダー倍率 | 約1.0倍(50mm f/1.4レンズ使用、∞、-1.0m-1のとき) |
ファインダー視野率 | 視野率約100% |
撮影可能枚数 | 約1240コマ |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 約147×115×81mm |
重量 | 760g |
実売価格 | 中古で80,000円前後(ボディのみ) |
まとめ
Nikonの一眼レフは、エントリーモデルからプロ用まで幅広いラインナップがあり、初心者から上級者まで幅広い層のユーザーから支持されています。そのため、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
Nikonは、世界を代表するカメラメーカーであり、日本国内でも圧倒的なシェアを誇っています。そのため、ユーザー数も多く、ネット上にも豊富な情報が公開されています。何か分からないことがあれば、すぐに調べることができるので安心です。
カメラは、長く付き合っていく相棒です。そのため、自分に合った機種を選ぶことが大切です。
価格や性能はもちろん、自分がどのような写真を撮りたいのか、どのようなシーンで使うのかなど、じっくりと検討して選びましょう!