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いまAPS-Cミラーレスが熱い!各メーカーのフラッグシップ機を比べてみた!

2022年7月5日

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

SONYの独壇場だったフルサイズミラーレスに、Canon・Nikon・LUMIXが参入し、ここ数年で各社ラインナップが揃いました。

SONY α1やNikon Z9などのフラッグシップモデル。

準フラッグシップのCanon R3などが登場し、久しぶりにカメラ界が盛り上がっています。

 

そんな中、いま特に熱いのがAPS-Cセンサーを搭載するミラーレス。

 

フルサイズミラーレスを販売している各メーカーは、高性能モデルに注力していましたので、APS-C機の更新が後回しになっていましたが、Nikon Zfcのヒットを皮切りに、高性能APS-C機が登場し始め盛り上がっています!

 

梅野
今回は各メーカーの高性能APS-Cミラーレスをご紹介します!

 

Canon EOS R7

 

Canon EOS R7の画像

※画像引用元:キヤノン

 

Canon EOS R7

CanonがAPS-Cのフラッグシップとして送り出したのは、「7」を冠する「EOS R7」

一世代前のAPS-C機とは桁違いのスペックとなっており、まさにモンスター級のカメラに仕上がっています!

 

Canon EOS R7 3つの特長

  • 高速・高精度なオートフォーカス
  • EOS Rシリーズ最速の15コマ/秒(メカ)
  • CanonのAPS-C機としては最高の解像力

 

EOS R7は3250万画素APS-Cセンサーを搭載。

画像処理エンジンは最新型の「DIGIC X」を採用しています。

EOS Rシステム初のAPS-Cミラーレスで、3250万画素×RFレンズの解像力は圧倒的!

 

APS-C機としては結構高画素ですが、常用ISO感度は32000まで対応。

ノイズは出ますがISOを上げても、デティールが失われずシャープな写りをします。

 

ココがポイント

そしてなんと言っても、Canon R3譲りのAF性能!

視線AFは搭載されていませんが「デュアルピクセルCMOS AF II」の、高速・高精度・高い追従性を発揮するAFシステムで、スポーツや野鳥など動体撮影されている方には、非常に気になるカメラだと思います!

 

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Canon EOS R7の公式作例

 

Canon EOS R7で撮影した写真

Canon EOS R7で撮影した写真
※画像引用元:キヤノン

 

Canon EOS R7のスペック

 

発売日 2022年6月下旬
タイプ ミラーレス
レンズマウント Canon RF
センサーサイズ APS-C
画素数 3250万画素
高感度 標準:ISO100~32000
拡張:ISO51200
連写速度 電子シャッター時:最高約30コマ/秒
電子先幕・メカシャッター時:最高約15コマ/秒
シャッタースピード 電子:1/16000秒~30秒
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒
AF測距点 5915点
液晶モニター 3型(インチ)・162万ドット
ファインダー倍率 1.15倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:380枚
液晶モニタ使用時:660枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  132x90.4x91.7mm
重量 530g
実売価格 178,000円前後(ボディのみ)

 

 

FUJIFILM X-H2S

 

FUJIFILM X-H2Sの画像
※画像引用元:フジフイルム

 

FUJIFILM X-H2S

これまでのフジフイルムには無かった、動体撮影機として登場!

どうして今まで出さなかったんだろう?と思うほど、圧巻のハイスペックカメラに仕上がっています。

 

FUJIFILM X-H2S 3つの特長

  • 新開発第5世代のセンサー&エンジン
  • AF/AE追従40コマ/秒の連写性能
  • パワフルな被写体検出AF

 

約4年ぶりの新型、新開発第5世代のセンサー&エンジンを搭載!

センサーの「X-Trans CMOS 5 HS」は、画素数こそ第4世代と同じですが、裏面照射積層型となりました。

 

メモ

積層型はSONY α1・Nikon Z9・Canon R3・OM-SYSTEM OM-1など、各社最新モデルが次々と採用している最新設計で、第4世代に比べて処理速度が約4倍も高速化されました。

データの処理速度が高速化されたことで、電子シャッターの弱点だったローリングシャッターの歪みを大幅に低減。

 

FUJIFILM X-H2Sの「AF/AE追従40コマ/秒の連写性能」を活かせます!

更にFUJIFILMの「X-Trans CMOS」は、ローパスフィルターが無くても偽色を抑制出来るため、ローパスフィルターレス仕様で高い解像力を誇ります!

 

ココがポイント

AF性能は、最新のカメラでは必須級となっている「被写体検出AF機能」を搭載。

人物の顔や瞳、動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車をカメラが検出し自動的にAFを追尾します。

 

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FUJIFILM X-H2Sの公式作例

 

FUJIFILM X-H2Sで撮影した写真

FUJIFILM X-H2Sで撮影した写真

FUJIFILM X-H2Sで撮影した写真

FUJIFILM X-H2Sで撮影した写真
※画像引用元:フジフイルム

 

FUJIFILM X-H2Sのスペック

 

発売日 2022年7月14日
タイプ ミラーレス
レンズマウント FUJIFILM Xマウント
センサーサイズ APS-Cセンサー
画素数 2616万画素
高感度 標準:ISO160~12800
拡張:ISO80、100、125、25600、51200
連写速度 約40コマ/秒(電子シャッター使用時)
約15コマ/秒(メカニカルシャッター使用時)
シャッタースピード 電子:1/32000秒~15分
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分
AF測距点 425点
液晶モニター 3型(インチ)・162万ドット
ファインダー倍率 0.8倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 エコノミーモード時: 約720枚
ノーマルモード時: 約580枚
記録メディア CFexpressカードTypeB
SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  136.3x92.9x84.6mm
重量 579g
実売価格 310,000円前後(ボディのみ)

 

 

SONY α6600(ILCE-6600)

 

SONY α6600(ILCE-6600)の画像
※画像引用元:ソニー

 

SONY α6600

史上最強のAPS-Cミラーレスとして登場した「α6600」2019年の登場でしたので、早や3年も経過しました。

最新モデルであるCanon EOS R7や、FUJIFILM X-H2Sと比べると見劣りする部分があるのも事実ですが、それでも未だにハイスペックさを誇っています!

 

SONY α6600 3つの特長

  • α9譲りの高性能AFシステム
  • 5.0段分のボディ内手振れ補正
  • バッテリー持ちが従来の2.3倍に

 

AFシステムはSONYの動体撮影機である「α9」のAFを継承。

「リアルタイムトラッキング」を搭載し、AFエリア内で動くものを自動で判断し、ピントを合わせてくれる機能。

もちろんピントを合わせた後は、自動で追従してくれます。(※現在の「被写体認識AF」の前身と言えるAFですね)

 

そしてミラーレスの弱点であった、バッテリー持ちの悪さも、新型バッテリーを開発し克服。

撮影可能枚数は810枚となっており、圧倒的なバッテリー持ちを実現しました!

 

ただ残念なのが、発売当初は160,000円前後の価格だったものの、半導体不足による品不足や価格改定で、現在は200,000円前後となっています。

 

SONY α6600の公式作例

 

SONY α6600(ILCE-6600)で撮影した写真

SONY α6600(ILCE-6600)で撮影した写真

SONY α6600(ILCE-6600)で撮影した写真
※画像引用元:ソニー

 

SONY α6600のスペック

 

発売日 2019年11月1日
タイプ ミラーレス
レンズマウント SONY Eマウント 
センサーサイズ APS-C
画素数 2420万画素
高感度 標準:ISO100~32000
拡張:ISO50~102400
連写速度 Hi+時:最高約11コマ/秒
シャッタースピード 1/4000~30秒
AF測距点 425点位相差AF+425点コントラストAF
液晶モニター 3型(インチ)・92.16万ドット
ファインダー倍率 1.07倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:720枚
液晶モニタ使用時:810枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
メモリースティックPRO Duo
メモリースティックPRO-HG Duo
Wi-Fi
Bluetooth
NFC
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  120x66.9x69.3mm
重量 418g
実売価格 200,000円前後(ボディのみ)

 

 

Nikon Zfc

 

Nikon Zfcの画像
※画像引用元:ニコン

 

これまでに紹介したカメラとは、毛並みが異なるのがNikonの「Zfc」

性能の高さよりも、撮る楽しさや所有する喜びみたいなに特化したカメラですね。

 

Nikon Zfc

NikonのAPS-Cミラーレス「Z50」をベースに、フィルムカメラの名機「Nikon FM2」のデザインを取り入れ、クラシカルな見た目のカメラ。

見た目はクラシカルですが、中身は最新のデジタル一眼と言うギャップが良いです!

 

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Nikon Zfc 3つの特長

  • クラシカルなデザインがヒット
  • 瞳AF/動物AFに対応したハイブリットAF
  • Zマウントの恩恵で高画質

 

Nikon Zfcはフィルムカメラのデザインを取り入れたことで、爆発的なヒットとなりました。

クラシカルなデザインと言えば、FUJIFILMが数多く出していますが、Nikon Zfcフィルムカメラの名機を再現するようなコンセプトが刺さったのでしょうか。

 

梅野
赤字に転落したNikonを救うほどのヒットを飛ばしており、後に歴史的なカメラとして語り継がれそうですね!

 

見た目はレトロでも、中身は最新のデジタルミラーレス。

現在主流の位相差AFとコントラストAFを組み合わせた「ハイブリットAF」を搭載。

静止画と動画のどちらでも、瞳AF/動物AFに対応しています。

 

そしてZマウントを採用し、Zレンズが使えますので、高画質な写真を撮影することが出来ます!

Zマウントの画質の良さは、日本・海外問わず認められていますので、カメラは小さいのに高画質な写真を撮ることが出来るカメラ。

 

メモ

AF性能に付いては、これまでにご紹介した3機種に比べると1世代分ほど劣ると思います。

特に動く被写体への追従性は、Nikonのミラーレスは苦手としており、スポーツシーンや野鳥など動体撮影をしたい方には向きません。

お花や風景など、静止物へのピント合わせはストレスを感じないレベルで高速です。

 

ココがポイント

気軽に写真を撮ったり、スナップ撮影で使ったり。

デザインが気に入った方や、フィルムカメラを彷彿とさせる操作性に魅力を感じた方には最高のカメラです!

 

Nikon Zfcの公式作例

 

Nikon Zfcで撮影した写真

Nikon Zfcで撮影した写真

Nikon Zfcで撮影した写真

Nikon Zfcで撮影した写真
※画像引用元:ニコン

 

Nikon Zfcのスペック

 

発売日 2021年7月23日
タイプ ミラーレス
レンズマウント Nikon Zマウント
センサーサイズ APS-C
画素数 2088万画素
高感度 標準:ISO100~51200
拡張:ISO102400相当、204800相当
連写速度 高速連続撮影:約5コマ/秒
高速連続撮影(拡張):約11コマ/秒
シャッタースピード 1/4000~30秒
AF測距点 209点
液晶モニター 3型(インチ)・104万ドット
バリアングル式
ファインダー倍率 1.02倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:310枚
液晶モニタ使用時:360枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  134.5x93.5x43.5mm
重量 390g
実売価格 112,000円前後(ボディのみ)

 

 

4機種のスペック比較

 

 

各社の高スペックのAPS-Cミラーレスをご紹介しました。

それでは、それぞれのスペックを比べてみましょう!

 

画素数

 

  画素数
1位:Canon EOS R7 3250万画素
2位:FUJIFILM X-H2S 2616万画素
3位:SONY α6600 2420万画素
4位:Nikon Zfc 2088万画素

 

Canon EOS R7が3250万画素と、最も画素数が多いですね!

レンズの性能なども関係してきますので、画素数=高画質とは言えませんが、画素数が多いほど高精細な写真を撮ることが出来ます。

またトリミング耐性が上がるメリットもありますね。

 

 

常用ISO感度

 

  常用ISO感度
1位:Nikon Zfc ISO100~51200
2位:Canon EOS R7 ISO100~32000
2位:SONY α6600 ISO100~32000
4位:FUJIFILM X-H2S ISO160~12800

 

常用ISO感度が最も高いのは、Nikon Zfc。

画素数が少ない事もあり、高感度には強いようですね!

 

Canon EOS R7は画素数トップであったのに、常用ISO感度はISO100~32000とかなり優秀な数値。

さすが最新モデルです!

 

 

連写速度

 

  連写速度
1位:FUJIFILM X-H2S 約40コマ/秒(電子シャッター使用時)
約15コマ/秒(メカニカルシャッター使用時)
2位:Canon EOS R7 電子シャッター時:最高約30コマ/秒
電子先幕・メカシャッター時:最高約15コマ/秒
3位:Nikon Zfc 高速連続撮影:約5コマ/秒
高速連続撮影(拡張):約11コマ/秒
3位:SONY α6600 Hi+時:最高約11コマ/秒

 

連写速度は最新モデルの2機種が圧倒的ですね。

特にFUJIFILM X-H2Sは、電子シャッターで40コマ/秒とモンスター級のスペックです!

 

 

バッテリー持ち

 

  連写速度
1位:SONY α6600 ファインダー使用時:720枚
液晶モニタ使用時:810枚
2位:FUJIFILM X-H2S エコノミーモード時: 約720枚
ノーマルモード時: 約580枚
3位:Canon EOS R7 ファインダー使用時:380枚
液晶モニタ使用時:660枚
4位:Nikon Zfc ファインダー使用時:310枚
液晶モニタ使用時:360枚

 

スペック上では2019年発売のSONY α6600が1位!

3年前のカメラなのに、優れたバッテリー性能ですね。

 

ミラーレスはバッテリー持ちの悪さが欠点で、SONYはいち早く長持ちするバッテリーを開発し、この部分では大幅にリードしていました。

ですが、FUJIFILMやCanonもかなりスペックアップしており、以前の様に半日でバッテリーが無くなるなんてことは無さそうですね。

 

この中では唯一、ハイスペックモデルとして登場していない「Nikon Zfc」は控えめな印象。

この辺りはコンセプトが違いますので仕方ありませんね。

 

 

価格の安さ

 

  常用ISO感度
1位:Nikon Zfc 112,000円前後
2位:Canon EOS R7 178,000円前後
2位:SONY α6600 200,000円前後
4位:FUJIFILM X-H2S 310,000円前後

 

スペック差もあり、Nikon Zfcは一番リーズナブルで、112,000円ほどで購入出来ます。

SONY α6600は最近の値上がりにより、200,000円と高価…。

2019年の発売当初よりも高くなってしまっています。

 

FUJIFILM X-H2Sは現行最強クラスのスペックと言うこともあり、APS-C機としては非常に高価な310,000円。

Canon EOS R7はスペックを考えると、コスパに優れていますね!

 

 

まとめ

 

 

 

フラッグシップモデルと言うこともあり、どのカメラも高性能ですね。

NikonはまだAPS-C機での、フラッグシップモデルが出ていないためこの中では見劣りをするスペックですが、いま大人気のミラーレスとなっています。

 

APS-C機の魅力は、APS-C用レンズの安さや写真データの軽さ。

カメラ本体のコンパクトさや、望遠に強く野鳥撮影などに強いことですね!

 

画質や高感度性能では「フルサイズ」に勝てませんが、価格もフルサイズに比べ安いので、手の届くフラッグシップモデル。

ぜひメーカーの本気を体験してみて下さい!

 

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2015年からカメラを始めました。使用しているカメラはNikon Z9。 このブログでは一眼レフ・ミラーレス関連の記事を更新中。 その他、youtubeでは初心者向けカメラ講座もやっていますのでぜひご覧ください! 詳しいプロフィールはこちら

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