こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
カメラを始めたばかりの方のお悩みと言えば「イメージした通りの写真が撮れない」と言うこと。
もちろんまだ経験の浅さが原因と言うこともありますが、実はレンズのせいかも知れません。
もしカメラを購入された時に「レンズキット」や「ダブルズームキット」を購入されていたのなら、一眼らしい写真が撮れずお悩みだと思います。
レンズキットやダブルズームキットのレンズは、幅広い距離に対応する便利なレンズです。
その代わりに「暗いレンズ」となっており、背景をボケさせたりするのは苦手…。
↑こんな感じに背景がボケる写真を撮りたいのでしたら、「明るい単焦点レンズ」が必要となってきます。
メーカーさんもその辺は分かっていて、初心者でも購入しやすい明るい単焦点レンズ、いわゆるシンデレラレンズや撒き餌レンズと呼ばれるものが販売されているんです!
シンデレラレンズとは?
シンデレラレンズとは?
F値が明るく画質に優れる単焦点レンズ。
それでいてお値段も安いレンズのことです。
メーカーからすると「レンズによってこんなにも写りが違うんだよ!」と言うことをユーザーに体感してもらい、さらに良いレンズを買ってもらうためのレンズでもあり「撒き餌レンズ」とも呼ばれます。
FE 50mm F1.8 SEL50F18F
※画像引用元:ソニー(https://www.sony.jp/)
ポイント
SONYのシンデレラレンズと言えば「FE 50mm F1.8 SEL50F18F」
焦点距離50mmの標準レンズですので、クセが少なく初心者の方でも使いやすいレンズです!
チェック
F値は開放でf/1.8と非常に明るいですので、室内や薄暗い環境でも手ブレしにくいですし、背景はキットレンズとは比べ物にならないほど良くボケてくれます。
-
そして単焦点レンズと言うこともあって、画質も非常に良いですのでこれまでよりもクオリティの高い写真を撮影することが出来ますね。
※α5000シリーズやα6000シリーズをお使いの方の場合は、35mm換算でこのレンズは焦点距離75mmの中望遠レンズになってしまいますのでご注意下さい。
FE 50mm F1.8 SEL50F18Fの作例
※画像引用元:ソニー(https://www.sony.jp/)
FE 50mm F1.8 SEL50F18Fのレビュー
※レビューは価格.comより引用しております。
F1.8のため、キットレンズよりよくボケます。
F値を学ぶためにはよいのではないでしょうか。
あくまでも初心者が最初に買うためのレンズ。
SONY純正レンズは高いため、価格を抑えて単焦点がほしいと思う方にはいいと思います。
ただし、きっと売ることになるので新品で買うのにはおすすめしません。
子供が撮影対象なので、AFの遅さがかなりネックになりました。
練習のために
まだまだ練習中なので偉そうなことは言えませんが、初心者がボケを楽しむには十分です。
50mmということでシーンを考えて撮影しなければなりません。
夜景や花火も撮影しましたが、カメラの機能など駆使したら簡単に撮影できました。
単焦点の入門にはもってこいのレンズなのではないでしょうか。
キャノンのように撒き餌レンズとしてもう少しお値段が安いと言うことないです。
気軽に室内でお子さんを撮りたい方にお勧めしたいです
標準域の単焦点は、昔買ったニコンAPS-C用のシグマ35ミリF1.4と、フジのX-T10で使用している35mmF2しか使たことが無く、換算50ミリですが、やはりフルサイズセンサーでの使用なので本レンズの方が背景がよりボケます。
2線ボケを指摘する方もいますが、私はそんなにうるさく感じません。
解像感、色のりも満足です。
必要に迫られて急遽購入したレンズですが、予想以上にいいレンズだと感じました。
また、廉価なレンズにも関わらず、皆様の真摯なレビューのおかげで購入することができました。ありがとうございます。
上級レンズも使ってみたいところですが、この価格でこの写り、軽さ、旅行にも携帯するので、大きく重いレンズは必要ないかなと思います。
FE 50mm F1.8 SEL50F18Fのスペック
発売日 | 2016年4月28日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 5群6枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 50mm |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.14倍 |
開放F値 | F1.8 |
画角 | 47° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 49mm |
本体サイズ | 68.6x59.5mm |
重量 | 186g |
実売価格 | 31,000円前後 |
E 35mm F1.8 OSS SEL35F18
※画像引用元:ソニー(https://www.sony.jp/)
ポイント
α5000シリーズやα6000シリーズなど、APS-Cセンサーを搭載したSONYのミラーレスをお使いの方用の、シンデレラレンズが「E 35mm F1.8 OSS SEL35F18」です。
レンズの焦点距離は35mmと表記されていますが、これを35mm換算すると焦点距離52.5mmとなり、標準単焦点レンズとして使うことが出来ます!
チェック
F値もf/1.8ですので背景が非常にボケますし、最短撮影可能距離が0.3mですので撮りたいものにかなり近寄ってもピント合わせが可能。
カフェなどでのテーブルフォトも撮影しやすいレンズですね。
-
カメラ初心者には嬉しい機能である「手ブレ補正」も搭載されており、初心者がよくやってしまう失敗の1つ手ブレ写真を防止することができます。
他社のシンデレラレンズに比べるとお値段は高いのですが、機能性が充実していますのでお値段が高い分の価値はありますね!
E 35mm F1.8 OSS SEL35F18の作例
※画像引用元:ソニー(https://www.sony.jp/)
E 35mm F1.8 OSS SEL35F18のレビュー
※レビューは価格.comより引用しております。
手ブレ補正付というアドバンテージ
造りはαEマウントレンズの共通デザイン、鏡筒の大部分はハイクオリティなプラスチック、金属マウント。
AFは静かで速いが、近距離でときどき迷うことがある。IFなのでフィルター枠は回転しない。OSS仕様。
解像力は、絞り開放でも中央の解像力はとてもしっかりしていて、周辺部も良好。F2.8に絞るとコントラストが良好になり、全体の解像力もさらに良くなる。F4では中央は非常に素晴らしく、周辺部もとても良好、F4がピークで画面全域でとてもシャープです。
周辺減光は、開放で目立つが、F2.8に絞ればいくらか改善し、F4以上でほとんど解消する。
色収差はあまり感じられない。
歪曲は有りや無しやといったところです。
逆光耐性は良好と思われる。
ボケもスムーズで良好と感じられる。
焦点距離35mmはどのメーカーも優れたレンズが多いですが、SEL35F18には手ブレ補正付というアドバンテージがあります。ただ、価格設定が少し高めと思います。
単焦点レンズのはじめの一本に!
SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporaryの出す絵に満足していたのですが、子供の世話をしながらだと少し大きいこともあり本レンズを購入しました。
結論としては買って満足です!
最小F値1.8でしっかりとボケてくれます!
暗所にも強いので、子供を相手に室内で撮影してもノイズで悩まされることはほとんどありません。
ここら辺はレンズキットについてくる標準レンズとは段違いですね。
また35mm判換算で52.5mmの画角のため、寄れば望遠引けば広角的な扱いもできる非常に表現の幅が大きいレンズです。
SEL35F18は最初からビビッと来るものはないかもしれませんが、使えば使うほどその優等生ぶりに惚れ惚れするレンズです。
これまで色々なレンズを試してみましたが、これだけ使い勝手が良いレンズも意外とないんですよね。
静止画だったらSIGMA 30mm F1.4で、携帯性や手ブレ補正などトータルの使い勝手も求めるのであればこのSEL35F18だと思います。
自分はα6400の常用レンズになりました!
とても使いやすい優等生レンズ
開放F1.8は柔らかめの描写、少し絞るとぐっと解像力の高まるレンズで、表現の幅があって楽しい。F2.5あたりから解像力がぐっと上がり、4.0から5.6あたりの切れ味は相当良いです。
少なくともSEL1670Z含め、ズームレンズとは明確な差を感じる事ができます。
APS-C用Eマウントレンズにおける優等生レンズです。解像、発色、ボケ味、AF、全てが優秀。
各項目ごとにみると、一番手ではありませんが、高いレベルで良くまとめたオールラウンダーといった感じです。
価格も安く、標準画角ですので、最初の単焦点としておすすめできるレンズです。
E 35mm F1.8 OSS SEL35F18のスペック
発売日 | 2012年12月7日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | × |
レンズ構成 | 6群8枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 35mm |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 0.15倍 |
開放F値 | F1.8 |
画角 | 44° |
手ブレ補正 | 〇 |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 49mm |
本体サイズ | 63x45mm |
重量 | 154g |
実売価格 | 42,000円前後 |
まとめ
ソニーのシンデレラレンズ2本をご紹介させて頂きました。
2本ともに人気のあるレンズですが、発売から年数が経ったこともあり後継モデルの登場を期待している方が多いですね。
APS-C用の「E 35mm F1.8 OSS SEL35F18」は手ブレ補正があるため、他社のシンデレラレンズに比べ大きなアドバンテージを持っています。
手ブレ補正とF1.8の明るさを組み合わせれば、夜の街やイルミネーションも三脚が無くてもそれなりに撮ることができる!
持っていく機材を減らすことが出来るのは大きなメリットですね。
お値段はシンデレラレンズにしてはちょっとお高いですが、キットレンズから次のステップに進むためにはとても良いレンズです!
-
SONY Eマウントの神レンズをまとめてみた!
※2024年11月12日に更新しました! こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! SONY Eマウントの神レンズをお探しでしたら、この記事があなたの検索を終わらせます! これまでに発売されたSO ...
続きを見る
-
どっちが買い?SONY α7IVとα7IIIの違いを比較してみた!
※2024年3月26日に内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! ベーシックモデルながら、画素数やAF性能、動画機能など、全体的に大幅なアップデートが施されています。 価 ...
続きを見る
-
SONY Eマウントの被写体に寄れる単焦点レンズTOP10!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! SONY Eマウントもレンズの選択肢がかなり広がり、高性能なものからコスパに優れるものまで、好みのレンズを選べるようになりました。 同じ焦点距離のレンズを ...
続きを見る
とりあえずの単焦点