こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
やっと発表されたSONY α7IV。
当初は海外での発表だけで、日本では発売するか不明みたいな感じで驚かされました。
でも、早々に日本での発売も発表され、狙っていた人は一安心ですね。
SONY α7IIIの完成度が高く、未だに売れ続けていますので、その後継機となると期待が高まります。
結果から言うとSONY α7IVは、SONY α7IIIを総合的に超える後継機として仕上がっています。
しかし、お値段が跳ね上がってしまったのがどう出るでしょうか・・?
SONY α7IVの特長
SONY α7IVの特長
写真・動画、どちらもパワーアップして来ており、4K/60p撮影にも対応。
しかし4K/60pの場合は、APS-Cにクロップされてしまうのが残念ですね。
画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載
3300万画素フルサイズセンサーを搭載
リアルタイム瞳AF(鳥)にも対応したAF
そして最大のトピックスは、フラッグシップモデルSONY α1にも採用された「リアルタイム瞳AF(鳥)」に対応したことでは無いでしょうか。
鳥AFに対応してほしいと思っていた人は多いと思いますので、α1やα9IIなどプロ機・ハイアマチュア機でなくても、楽に野鳥撮影が楽しめるカメラとなっています。
4K/60p撮影が可能になった動画機能
公式の作例で見る限りでは、ローリングシャッター現象も気にならなそうな雰囲気ですね。
画像処理エンジン「BIONZ XR」を採用した恩恵でしょうか。
SONYの100,000円代までのカメラだと処理速度が追い付かないのか、ローリングシャッター現象が結構気になりますよね。
画面がぐにゃんぐにゃんと揺れて気持ち悪い感じになります。
さすがにSONY α7IVでは起こらないことを期待したいです!
バリアングルモニターを採用
やっぱりバリアングルモニターって便利ですよね!
ハイアングル・ローアングルの撮影がしやすいですし、チルト式モニターだと縦構図の時に困りますが、バリアングルなら縦構図でもローアングル撮影がしやすいです。
また、動画撮影でも有利で、モニターを前側に向けることが出来るので、自撮り撮影も余裕で出来ちゃいます。
SONY α7IVとα7IIIのスペック比較
α7IV | α7III | |
発売日 | 2021年12月17日 | 2018年3月23日 |
タイプ | ミラーレス | ミラーレス |
レンズマウント | SONY Eマウント | SONY Eマウント |
センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ X |
画素数 | 3300万画素 | 2420万画素 |
高感度 | 標準:ISO100~51200 拡張:ISO50~204800 |
標準:ISO100~51200 拡張:ISO50~204800 |
連写速度 | 最高約10コマ/秒 | 最高約10コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 | 1/8000~30秒 |
AF測距点 | 位相差検出AF(759点) コントラストAF(425点) |
位相差検出AF(693点) コントラストAF(425点) |
液晶モニター | バリアングル式 3型(インチ)・103.6万ドット |
チルト式 3型(インチ)・92.16万ドット |
ファインダー倍率 | 0.78倍 | 0.78倍 |
ファインダー視野率 | 100% | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:520枚 液晶モニタ使用時:580枚 |
ファインダー使用時:610枚 液晶モニタ使用時:710枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード CFexpress Type A |
SDカード SDHCカード SDXCカード メモリースティックPRO Duo メモリースティックPRO-HG Duo |
Wi-Fi | ○ | ○ |
Bluetooth | ○ | ○ |
NFC | × | ○ |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 131.3x96.4x79.8 mm | 126.9x95.6x73.7 mm |
重量 | 573g | 565g |
実売価格 | 320,000円前後(ボディのみ) | 201,000円前後(ボディのみ) |
SONY α7IVの公式作例
※画像引用元:ソニー
SONY α7IV まとめ
風景写真・動体撮影・動画撮影。
どの分野においてもパワーアップを果たしたSONY α7IV。
特にオートフォーカスと動画の性能アップは凄いですね!
大ヒットとなったSONY α7IIIの後継機として、文句ない仕上がりでは無いでしょうか。
しかしながら残念なのは価格。
SONY α7IIIは230,000円で登場しましたが、SONY α7IVは320,000円と言う値段!
実に100,000円近く値上がりしてしまったんですね…。
これまでのSONY α7のポジションは「α7C」に譲って、α7はもう少し上のバランス機を目指しているのかも知れませんが、さすがに300,000円オーバーは高い。
それに今回のパワーアップポイントが、100,000円分の価値があるかと言われると、これもまた難しいですよね。
SONY α7IIIがコストパフォーマンスの高いカメラだっただけに、SONY α7IVは良いカメラなのですがコスパが悪い印象があります。
まぁ、実機を触ってみないと分からないことが沢山ありますので、発売されて購入した方のレビューや口コミが出てくるのが楽しみですね!
-
SONY Eマウントの神レンズをまとめてみた!
※2024年11月12日に更新しました! こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! SONY Eマウントの神レンズをお探しでしたら、この記事があなたの検索を終わらせます! これまでに発売されたSO ...
続きを見る
-
どっちが買い?SONY α7IVとα7IIIの違いを比較してみた!
※2024年3月26日に内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! ベーシックモデルながら、画素数やAF性能、動画機能など、全体的に大幅なアップデートが施されています。 価 ...
続きを見る
-
SONY Eマウントの被写体に寄れる単焦点レンズTOP10!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! SONY Eマウントもレンズの選択肢がかなり広がり、高性能なものからコスパに優れるものまで、好みのレンズを選べるようになりました。 同じ焦点距離のレンズを ...
続きを見る