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単焦点とズームレンズ、どちらを買い揃えていけばいい?それぞれのメリットとデメリット、使い道を解説。

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単焦点とズームレンズ、どちらを買い揃えていけばいい?それぞれのメリットとデメリット、使い道を解説。

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※2024年2月12日内容を更新しました。

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

一眼レフカメラの魅力の一つは、レンズ交換によって表現の幅を広げられること。

しかし、いざ交換レンズを買おうとすると、「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」の2種類があり、どちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

 

本記事では「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」のそれぞれの特長やメリットなど、レンズ選びについて解説します。

それぞれ異なる魅力を持つ2種類のレンズの特徴を理解し、撮影目的に合った最適なレンズを選びましょう。

 

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明確な違いは「焦点距離」を変えられるか変えれないか

 

単焦点レンズの場合

 

単焦点レンズは焦点距離が固定されているため、ズームレンズのような画角の自由度は失われます。

しかし、その分、開放F値が明るく、美しいボケ効果や背景の圧縮効果を生み出すことができます。

また、レンズ構成がシンプルなので、歪みの少ないクリアな画質を実現できます。

 

【単焦点レンズのメリット】

  1. 圧倒的な画質
  2. 美しいボケ効果
  3. 軽量・コンパクト
  4. 明るい開放F値
  5. 比較的安価

 

ズームレンズの場合

 

ズームレンズは、焦点距離を自由に変更できる点が最大の魅力。

広角、標準、望遠など、さまざまな画角を1本のレンズでカバーでき、風景、人物、スポーツなど、幅広い撮影シーンに対応できます。

旅行やイベントなど、荷物を減らしたい場合にも便利です。

 

ズームレンズの場合

  1. 焦点距離を自由に変化できる
  2. ズームによる画角調整が可能
  3. 様々な撮影シーンに対応できる

 

 

現在の主流は「ズームレンズ」

 

喜んでいる男女の画像

 

どちらが便利なのかは明白で、ズームレンズの方が圧倒的に利便性が高く、その便利さから現在はズームレンズが主流です。

しかしズームレンズは利便性に優れていますが、開放F値が暗く、ボケ効果が弱かったり、画質が劣化する傾向があります。

一方、単焦点レンズは表現力に優れていますが、焦点距離が固定されているため、撮影シーンによっては使いにくい場合があります。

 

 

画質が良いのは単焦点レンズ

 

NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sで撮影した写真

Z TELECONVERTER TC-1.4x使用

 

同じ価格帯で比較した場合、画質は単焦点レンズが圧倒的に優れています。

単焦点レンズは特定の焦点距離に特化して設計されているため、高性能なレンズを実現できるからです。

 

 

背景をぼかしたいのなら単焦点レンズ

 

Nikon D750で撮影した写真

 

結論から申し上げますと、美しいボケで被写体をより魅力的に引き立たせたいのなら単焦点レンズです。

 

単焦点レンズの場合

 

【単焦点レンズの場合】

  1. f/1.8やf/1.4など明るいレンズが多いので、簡単に背景をボケさせることができる。
  2. ズームレンズに比べてレンズ構成枚数が少ないため、より柔らかいボケを表現できる。

 

ズームレンズの場合

 

ズームレンズは、焦点距離を変えるために多くのレンズ枚数を必要とします。そのため、光学設計が複雑になり、ボケにくい傾向があります。

 

【ズームレンズの場合】

  1. F値がf/3.5-5.5のものが多く、ボケは苦手
  2. 大三元レンズはf/2.8でボケ表現が可能だが、画質は単焦点レンズには及ばない

 

 

持ち運びに便利なのはズームレンズ

 

 

単焦点レンズの場合

単焦点レンズは軽くて小型で、持ち運びに便利そうに見えますが、焦点距離が固定なので

状況に応じては何本も単焦点レンズを持ち運ぶ事が必要な場合があります。

 

ズームレンズの場合

一方、ズームレンズの場合は広い焦点距離をカバー出来るので、1本持ち歩くだけで大体の撮りたいものを撮ることが可能!

旅行先などで荷物を極力減らしたい場合はズームレンズがおすすめ。

 

 

安価にレンズを揃えるならどっち?

 

 

カメラにハマると、広角から望遠まで様々なレンズを揃えたくなりますよね。

しかし、レンズは種類が多く、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

 

結論から言うと一通りの焦点距離を揃えたい場合は、ズームレンズの方が費用を抑えて揃えられます。

 

単焦点レンズの場合

 

【単焦点でレンズを揃える場合】

  1. 超広角(16mmか18mm)
  2. 広角(50mmか58mm)
  3. 中望遠(85mmか100mm)
  4. 望遠(200mm)

とりあえず4本あれば広角から望遠までカバーできます。

が、ズームレンズと違って焦点距離が飛びとびですし、望遠の単焦点レンズは100万円ほどするので、とても気軽に買いそろえることは出来ません。

 

ズームレンズの場合

 

【ズームレンズでレンズを揃える場合】

  1. 広角ズーム(18-35mm)
  2. 標準ズーム(28-70mm)
  3. 望遠ズーム(70-200mm)

たったの3本のレンズで広角から望遠までカバーできます。

 

結局どちらを選べばいいの?

 

 

どちらも良さがありますが、現在の主流はズームレンズです。

観光地とかに撮影に行けば、周りのカメラマンさんはみんなズームレンズを付けていて、単焦点レンズをガチャガチャ交換してるのは私1人だけなんて事も。

 

私的にベストだと思うのは、基本はズームレンズで揃えて置いて、安くて写りの良い単焦点(シンデレラレンズ)を1本持っておくと言うスタイルが1番良いと思います。

 

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