こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
2020年に登場したSONYの新しいミラーレスシリーズ「SONY α7C(ILCE-7C)」
手ブレ補正を搭載したフルサイズミラーレスとして、世界最小・最軽量を達成したコンパクトなカメラです!
世界最小のフルサイズミラーレス「SIGMA fp」には勝てませんでしたが、SONY α7Cは同社のAPS-C機とほぼ同等のサイズにまで小型化しつつ、高性能さを維持しています。
SONY α7iiiの小型版と言えるカメラで非常に注目を集めました。
すでにお使いの方も多いですが、実際の使い勝手はどうなんでしょう?
今回はSONY α7Cを購入された方のレビューをまとめてみました!
SONY α7C(ILCE-7C)のレビュー
※レビューは価格.comから引用しています。
中身、特にAFに関しては7RIII以上α9未満といった感じで、撮影していて「下位クラス」といったような印象は全くありません。
リアルタイムトラッキングを使える点では7RIII以上の使い勝手で、良い意味で期待を裏切られました。
操作性に難があるのは確かですが、カメラとしては思った以上に優秀で驚きました。
AFや画質面で一切の妥協がないどころか、後発モデルとあってか若干のレベルアップすら感じられます。
今は主に子供撮り専用のカメラとして使っていますが、顔認識が早くAFもしっかり効いていて非常に快適です。
最高のママカメラです。
α7iiiを元々使っていましたが、α7cを買い足した結果、こちらばかり使うので、α7iiiは手放して、今はα7c一台に絞りました。
とにかく携帯性に優れています!小さい、軽い、見た目も可愛い!ということで、今までだったら持ち歩いていなかった場面でも、念のためバッグに入れておこう、となったり、首から下げても仰々しくないと思うので、子どもとお散歩という場面でも持ち出す機会が増えました。
シルバーのデザインも、オールドカメラ風で持っていてテンションが上がります。
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そして、ただ小さいだけでなく、ちゃんと中身も優れ物で、高感度に強いと感じます。素人目には暗いシーンでも十分すぎる画を出してくれると感じます。もちろんどのレンズを使うかによりますが…汗
操作性は、もともとそんなにカスタムボタンとかいじらない方なので、個人的にはストレスは感じません。それより、気軽に持ち歩いて、気楽に撮るという方に最適かなと思います。
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巷では?動画向きと言われている方が多いように感じますが、私はYouTubeも撮らないし、動画撮影よりあくまでも写真メインの使い方ですが、気楽に撮影したい、荷物を少なく軽くしたい、私のようなママカメラにも最適なのではないかと思います。
ホールド性はこのコンパクトさゆえにあまり良いとは言えないかもですが、購入当初は重い又は軽いレンズだと手ぶれしがちだったのが、慣れてきたのか、その後はそんなに気にならなくなりました。
他にもバリアングルモニターが嬉しいポイントで、子どもと自撮りしたりするときにも便利ですし、気軽にバッグにポンと入れておくのに、モニターを裏返しにしてガードできるので助かります。
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個人的に今のところ、最強のママカメラだと思います。
最強のスナップカメラです
α7Ⅱ、α7RⅡ、α7RⅢに次いで4台目です。出張のためにコンパクトなα7Cを購入しました。
同時にシグマ45mmも購入し、現在、shiguma 45mm F2.8とツアイスの35mmF2.8体制で散歩スナップしています。
何といっても、AFが素晴らしいです。
森山大道先生がGRを使う真似をして、同じような使い方をしていますが、ピントが決まりすぎです。殆ど、ノーファインダーで使用しています。
とにかくデザイン!めっちゃ可愛いです
めちゃくちゃ可愛いです。ずーっとフルサイズで箱型を待っていたので即買でした。他社さんもお願いしますw
昔ながらのデザインだといかにもって感じで躊躇しちゃうんですよね。α7Cならぱっと出してさっと撮れます。
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α6400も使用してますが、当たり前に暗所性能がアップしてノイズが載りにくくてすごいです!
レンズはSEL2860・SEL28F20・SEL20F18G(他APS-Cレンズ)とか色々試してみました。クチコミでも相談させていただきましたが、自分での結論は「解像感はα6400とあまり変わらない」です。細かい部分を拡大して比べるとα6400の方がぱきっとしてるかもしれません。α7C+SEL20F18Gとα6400+SIGMA16mmF1.4を比べると倍の値段になりますが解像感は同じ…涙 ただ、色の滑らかさが雲泥の差です。
さすがフルサイズといった感じで、肌のグラデーションが別物くらい綺麗に撮れます。でも、自撮りだからそこは汚くてもいいんですがw
もしα6400とα7Cで購入を迷ってる場合、コスパならα6400、色の階調やノイズ少なめで暗所耐性が欲しいならα7Cですね。
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箱型フルサイズ!可愛い!! 他社さんも追従して!もっとスタイリッシュにミニマルなカメラをー
もちろん、今までEOS M6、α7R II、α6500、α6400、G8、G9と使ってきたので性能はわかってるつもりですw
最高のAF、最高の画質、フルサイズだからこそのノイズ耐性、今まで言われていた熱処理も改善されて、4K30pで1時間は熱停止なしで頑張ってくれる子です(追記・α7Cを後日さらに追加して2台体制で並べて4K30p撮影したら、片方は30分で熱停止。残りは1時間以上撮れました。別の日に試しても結果は同じで、両機の違いはレンズだけなのですが…熱耐性は個体差ありますね)
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ちょっと気になる点は、どこかで読んだα7Cはローパスフィルターが弱いという点。この前初めてモアレ経験しました涙
気軽に楽しめるフルサイズ
持ち歩けるフルサイズ7cで日常を楽しんでいる。
もっともフルサイズにはボケを求めているので暗いキットレンズに興味はなく 明るい単焦点レンズを常用している。
まさかこのようなフルサイズが出るわけがないだろうと思っていたところに発売されたので たまらず買ってしまったが特に不満もない。
このカメラを必要とする方は高くても買うだろうし、カスタムボタンが少ないのはコンパクトだからこその当たり前だろう。
いつでもどこでもさっと取り出して気軽に撮るためのカメラとして むしろシンプルが使いやすい。
高い…性能が悪い…と星極少のレビューを見かけるが、買いもしない人にごちゃごちゃ云われたくないというのが本音だ。
熱対策は問題!
仕事では1時間~2時間ほど連続動画撮影している。手ブレ補正など余計なものはオフにし、
4Kで1時間半ほど動画撮影したが熱警告が出て停止した。Sony HPでも熱対策をしていると掲載しているのだが。
内蔵SDカードに録画は怖くて仕事には使えない。α6600と同時に使用したがα6600は信頼できる。いつものようにHDMI出力からBlackmagicモニターでSSD録画をすれば問題ないようだ。
軽量コンパクトと引き換えに操作性が犠牲になっています
もともとニコンのZ6+Nokton Classic 35mm F1.4 SCで風景写真撮影のみに使っていました。
登山などに持っていくにはZ6はちょっと重いので軽いα7cにこのレンズをつけて使えば問題が解決すると思って購入しました。
Z6と比較する形でレビューします。
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Z6の方が圧倒的に操作性が良いです。α7Cは軽量コンパクトと引き換えに快適な操作性を失ってしまっています。
私はマニュアル設定&ピント合わせもマニュアルなので、露出補正やF値をいじるダイヤルがほぼ意味がなく、私には合いませんでした。
AFなど一般的な使用方法であればそれほど操作性に問題は無いかもしれません。
携帯性を求めて購入したのですが、グリップが浅いため手首や指への負担が大きく、α7cより重いはずのZ6より手首や指が痛くなってしまいました。軽いから携帯性が良いとは言えないかもです。
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α7Cはデザインが良く所有したときの満足感は高かったのですが、私の用途と合いませんでした。
軽量化を期待して購入したのですが、ホールド感の問題で体感的にはZ6より重く感じることになりさらに操作性が悪くなってしまいました。
一般用途としては多くの方が満足しそうな商品であるとは思います。この点は強調しておきます。
オールドレンズのボディとして使う、あるいは ほぼマニュアルで設定する方は今一度よく検討されることをお勧めします。
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※その他情報
オールドレンズはヘリコイド付マウント変換アダプターを使うことで本来の仕様より寄ることができるようになりますが、α7CはZ6ほど寄ることができませんでした。
軽いしコンパクト
a7cの場合最大の売りはなんといっても軽くてコンパクトな所です。
妻は主にSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAを好んで使っているのですが、レンズの性能もあいまってこんな軽くてコンパクトなカメラでこの画像ができるなんて時代も進んだなと実感します。
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ただ、ファインダーのぞいた時の画像はテンションが下がります。s3に比べたら猶更です。
小さいし画像荒いのでファインダーはのぞかずにモニターのみしか見ません。それほどファインダーの映りは20万円クラスのカメラとは思えないほど低いクオリティです。
数年前のコンデジか?というくらいファインダーはひどいです。
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男性ならカメラのホールド感に違和感を感じるでしょう。小指がまるまる余るんです。
女性ならそこそこのホールド感でしょうが男性の場合安定しにくいと思います。
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ジョイスティックがないのもマイナスポイントです。
s3などあると多用しますのでないとピント合わせの時にイライラしたりします。一応モニターをジョイスティック代わりになぞってフォーカスポイントを移動したりはできるのですがやはり物理キーの利便性には敵いません。
カスタムボタンも無いので操作性はよくないですが、録画ボタンをカスタムボタンに設定したりできるのでそこまで不満は感じません。
メニューも旧式で使いにくいという人が多いですが、これはこれで慣れてしまえば全く問題ないと思います。
というかs3の新しいメニュー方式よりこちらのほうが好きです。
SONY α7C(ILCE-7C)とはどんなカメラ?
SONY α7Cはどんなカメラかと聞かれると、フルサイズの中ではかなり小さいカメラと答えるでしょう。
また小さいだけではなく、高性能なのも売りの1つです。
大人気&ロングセラー中のSONY α7iiiの小型版と言うイメージの方も多いと思います。
しかし実はSONY α7iiiよりも高性能化されているんですね!
またSONYのフルサイズカメラとしては、初めて2色(シルバー・ブラック)のカラーバリエーションが用意されたカメラ。
その中でも特に性能アップを果たしているのがオートフォーカス。
SONY α7Cはα9シリーズに搭載されている、AIを活用したリアルタイムトラッキングAFが搭載されました。
物体認識アルゴリズムが組み込まれていて、色・模様・距離・顔・目など、ピントを合わせる場所を指定しておけば、被写体が動いてもずっとピントを合わせ続けてくれる機能です。
また動画撮影の時にもリアルタイム瞳AF(人物)が使用できるようになりました。
そして測距輝度範囲は「EV-4~20」に。
マイナス側の数値が大きいほど、暗い場所でもオートフォーカスが安定して作動します。
SONY α7iiiはEV-3~20でしたので、少し夜間でのオートフォーカス性能が上がっているんです。
SONY α7Cがα7iiiに劣る部分
まず撮るときに重要となるファインダーが劣化しています。
ミラーレスは背面モニターを見ながら撮影する場合も多いですが、一眼レフからミラーレスへと乗り換えた方は、ファインダーを使われている人も多いと思います。
SONY α7C | SONY α7iii | |
ファインダー | XGA OLED 0.39型 | XGA OLED 0.5型 |
ドット数 | 約236万ドット | 約236万ドット |
視野率 | 100% | 100% |
倍率 | 0.59倍 | 0.78倍 |
SONY α7Cはファインダーのフレームレートを「標準(60fps)」「高速(120fps)」から選べるようになっていますが、ファインダーのサイズ・ファインダー倍率が低下してしまいました。
レンジファインダーの様にファインダーが左端に設置されていたり、カメラの小型化の代償でしょうが、見づらいファインダーになってしまいました。
それだけならまだ「小型化したから仕方ない」と許容範囲なんでしょうが、ドット数は同じ236万ドットなのに電子ビューファインダーの画質が悪いと言っている方も多かったです。
背面モニターではなくファインダーをメインに使う人にとっては、ちょっと残念なポイントですね
小型化したボディに対応するよう、シャッターユニットもSONY α7C用に新開発されています。
新開発と聞くと性能がアップしていると思ってしまいますが、ちょっとスペックダウンしています…。
SONY α7C | SONY α7iii | |
メカシャッター | 1/4000~30秒 | 1/8000~30秒 |
電子シャッター | 1/8000~30秒 | 1/8000~30秒 |
電子先幕シャッター | 〇 | 〇 |
SONY α7Cはメカシャッターが最高1/4000になってしまいました。
電子シャッターで1/8000に対応できるとは言え、ここは残念なところですね。
そのほかで言うとフラッシュ同調速度も、SONY α7iiiが1/250秒に対し、SONY α7Cは1/160秒となっています。
SONY α7C(ILCE-7C)の作例
※画像引用元:SONY
SONY α7C(ILCE-7C)のスペック
発売日 | 2020年10月23日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 2420万画素 |
高感度 | 標準:ISO100~51200 拡張:ISO50~204800 |
連写速度 | 最高約10コマ/秒 |
シャッタースピード | 電子:1/8000~30秒 メカニカル:1/4000~30秒 |
AF測距点 | 693点像面位相差AF+425点コントラストAF |
液晶モニター | 3型(インチ)・92.16万ドット |
ファインダー倍率 | 0.59倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:680枚 液晶モニタ使用時:740枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | 〇 |
本体サイズ | 124(幅)x71.1(高さ)x59.7(奥行) mm |
重量 | 424g |
実売価格 | 185,000円前後(ボディのみ) |
まとめ
一方で小型化のために犠牲になったカメラスペックや、カメラ本体の操作性の悪化・グリップが浅く持ちにくいなどのデメリットもありました。
α7シリーズはグリップ部分がずっと不評で、α7RIV辺りから改善されてきていましたが、小型化のためとは言えまた改悪してしまったのは残念ですね…。
FUJIFILM X-S10みたいにカメラは小さいけどグリップはデカい!みたいな感じだと、撮影する人も使いやすいんですけどね。
ただそう言ったデメリットはありつつも、SONY α7Cはその小型さ故に気軽に持ち運べて撮影出来るカメラとして人気!
モニターもバリアングル式となっているので、Vlogなど自撮りする人におススメ。
オートフォーカス性能も高いですので、お子さんやペットをメインで撮りたい方にも注目のカメラです!
まだ発売したばかりで、20,000円くらいしか値下がりしていませんが、これからの値段や中古品が市場に増えてくると、また更に人気が出るカメラだと思います!
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