※2024年2月11日内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
どんなに気を付けていても
急な雨、海や滝などの水場での撮影、足場の悪い渓流などでの撮影など、カメラが濡れてしまうリスクは意外とあります。
カメラが水に濡れた場合は適切な対処を迅速に行うことが大事です。
本記事ではカメラが水に濡れてしまった時の、対処法をご紹介します!
記事の信頼性
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【対処法】
まずは電源を切る
水に濡れたカメラは、すぐに電源を切りましょう。
通電したまま放置すると、ショートによる故障リスクが高まります。
電源ボタンを押すだけでなく、バッテリーを取り外せる場合はバッテリーも外してください。
すぐにタオルなどで拭くこと
柔らかい布を使って、カメラ表面についた水分を丁寧に拭き取ります。
この際、レンズや液晶画面などのデリケートな部分は、特に優しく拭きましょう。
それが終わったら、SDカードやバッテリーが入っている部分も開いて、水が入っていないか確認し拭きます。
最近の一眼レフやミラーレスは、防塵防滴仕様が当たり前。
多少の水ではカメラの内部にまで水は侵入しにくくなっていますので、たいていの場合はタオルでふき取って大丈夫!
防湿庫かドライボックスで乾燥させる
家に帰ってきたあとは、防湿庫かドライボックスに保管して、しっかりと乾燥させましょう。
防湿庫もドライボックスも持っていないって方は、できれば撮影の帰りに買って帰るのが理想なんですが、他でも代用できます。
出先の場合や、防湿庫もドライボックスも持っていない方はドライヤー(冷風)や扇風機でも代替えできます。
机にカメラを置き、ひたすら風を当て続けるだけ。※ドライヤーの場合は必ず冷風にして下さい。
乾燥剤に比べれば効果は低いですが、やらないよりは随分良いです!
カメラを完全に水没させてしまった場合
うっかり水の中にカメラを落としてしまった場合。
一眼レフとミラーレス、どちらも防水設計ではなく「防滴」ですので、水没してしまうと壊れるリスクがかなり高い。
ただしカメラの防滴用のシーリングもなかなか強固なので、すぐにカメラ救出できたのなら助かる可能性は高いですが。
絶対に電源を入れない
カメラが水没してしまった時に気を付けないといけないのが、電源を入れないことです!
ついつい「カメラ大丈夫かな?」と思って、電源をいれて動くかどうか確認したくなりますが、もしカメラ内部に水が浸入してしまっていた場合。
電源を入れるとショートを起こし、再起不能となります。
水没したカメラは、電源を入れないように注意してタオルで細部まで拭き、カメラの蓋はすべてあけてドライボックスや防湿庫で保管しましょう
1日ほど放置したら、問題なく動作するかチェックし、おかしな部分がある場合はメーカーに送るしかありません。
雨対策に使えるカメラのメンテナンスグッズ
吸水クロス
水滴をふきとるタオルはなんでも構わないんですが、吸水力の高いものならより安心です。
100均やカー用品店によく置いてありますね!
ブロアー
ほこりを飛ばすためのメンテナンスグッズですね。
すでにお持ちの方も多いと思います。
ボタンや細部に入ってしまっている水分は、ブロアーの力を借りて吹き飛ばしましょう!
パソコン清掃用のエアダスターでも代用出来ますし、エアダスターの方が風力が強いです。
防湿庫
最適な湿度を保ってくれ、カメラのカビ発生を抑える必須アイテム。
消費電力も少ないので負担は少ないですが、場所をとるので中々買うまでに至らない。
機材が少ないうちはドライボックス&乾燥剤の組み合わせで大丈夫ですが、機材が増えてくると入りきらなくなってくるので、防湿庫を導入されたほうが便利ですね!
ドライボックス
密封できるドライケースに乾燥剤を入れて、カメラを保管するためのグッズ。
思いのほか乾燥剤はすぐ効力を失う(1か月~1か月半くらい)ので、ランニングコストは防湿庫の方が上ですね。
水に濡れた機材はドライボックスに入れておけば、乾燥剤が水分を吸収してくれます!
まとめ
カメラが水に濡れた時は、速やかに水分を除去するのが大切です。
そして水没してしまったり、あまりにも水浸しになってしまった場合は電源を切り、防湿庫かドライボックスに保管して電源を入れないことが大事!
私はこれまでに3回ほど、一眼レフがずぶ濡れになってしまいましたが、丁寧に水分をふき取りドライボックスで保管していたおかげか、これまでにトラブルは一度もありません。
もしカメラが濡れてしまっても、焦らずしっかりと対処してあげましょう!
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