※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/)
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
以前にお伝えしたNikon coolpix P-1000が発売されました!
24‐3000mmの超高倍率レンズを備えていて、光学125倍のズーム倍率となっています。
3000mmの超望遠は使い道が限られますが、24mmの広角から使えるので風景からポートレート、こどもの運動会など万能に撮影できますね!
COOLPIX P1000の特長
COOLPIX P1000 3つの特長
・光学125倍ズーム
・望遠撮影のサポートする機能
・最速120コマ/秒の連写力
光学125倍ズーム
※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/)
COOLPIX P1000の最大の特長が、24-3000mmを誇る超高倍率ズームレンズ。
ふつうなら高倍率のレンズほど画質が悪化してしまいますが、COOLPIX P1000ではスーパーEDレンズ1枚・EDレンズ5枚を採用し、高倍率ながら高い解像力を持っています!
焦点距離3000mmでも未知の領域ですが、「ダイナミックファインズーム」と呼ばれる機能をつかえば、光学250倍(焦点距離6000mm)までズームが出来るようになる。
もはや軍事用じゃねぇ?と思ってしまうほどのズーム倍率。
ちなみにデジタルズームも併用すれば、最大で500倍(12000mm)にまで対応します(笑)
望遠撮影のサポートする機能
とんでもない高倍率レンズを備えるCOOLPIX P1000ですが、望遠レンズの撮影は難しく、あまり経験のない方だとファインダー内に被写体を捉えるのも苦労するかもしれません。
それに手ブレにもシビアです
でも大丈夫!
COOLPIX P1000には、望遠撮影をアシストしてくれる様々な機能があるんです!
5.0段分の手ブレ補正
※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/)
望遠レンズで撮影するには、三脚か手ぶれ補正が不可欠です。
ズームする距離が長くなるほど、わずかな手ブレも大きく影響を受けしてしまうからですね。
COOLPIX P1000ではデュアル検知光学VR(手ぶれ補正機構)を採用。
補正効果は5段分と高く望遠での撮影をサポートしれくれます。
クイックバックズームボタン
※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/)
望遠撮影をしている時に、カメラがブレたり被写体の突然の動きをして、見失ってしまうのは望遠あるある。
慣れれば直ぐさま、ズームリンクを回し被写体を捉えなおそうと出来るようになりますが、練習が必要です。
しかし「クイックバックズームボタン」を使えば、ボタンを押すだけで瞬時に広角ガワに画角を広げてくれます。
見失っていた被写体を見つけて、ボタンを話すと元の望遠状態に戻ってくれる優れもの!
超望遠で撮影する時は、すぐクイックバックズームボタンを押せるように、指をスタンバイしておくと良いですね!
最速120コマ/秒の連写力
※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/)
通常の連写速度は7コマ/秒となかなか速く、望遠に特化したカメラとしてはかなり優秀では無いでしょうか。
連写モードの設定が豊富で
単写、連写H[約7コマ/秒で約7コマ]、連写L[約1コマ/秒で約200コマ]、先取り撮影、高速連写120fps(約120コマ/秒で60コマ連続撮影)、高速連写60fps(約60コマ/秒で60コマ連続撮影)、インターバル撮影
以上の連写モードがあります。
120コマ/秒なんて速度で連写してたら、SDカードが爆発してしまいそう(笑)
COOLPIX P1000のレビューやインプレ
※レビューは価格.COMより引用しています。
COOLPIX P1000の良い評価
【唯一無二の3,000mm】
以前の機材は三脚、運台、レンズ、カメラで200万以上でしたから大きなポスターに印刷でもしない限り10万そこそこで今まで撮れなかった世界を手に入れれるんですからとても安いカメラです。一眼レフに大砲を付けてもすべての人が満足する画像はなかなか得られません。得られるのは所有する満足度の方が大きいと思いますのでいかにこの安く大きなコンデジでアッと驚く写真を撮れるか腕試しです。
【コンデジとは思えない解像力】
P900とは全く違った仕上がり
とにかくか解像力の違い 6000㎜でもしっかりと撮れます。
P900を購入した時は、2000㎜~4000㎜のきれいな画像驚いた。
しかし2000㎜を超えると手持ちでは無理がありました。
それが6000㎜手持ちでも行けるAFも早いし手振れもしっかり効いている。
土星や木星がどれだけきれいに撮れるか楽しみだ。
ISSは実際P900だとちっとピントが甘様な気がして 最近では
V3に1.7テレコンをつけ80-400をつけて取っていました。<約1900㎜>
倍率が低いので150-500を買ってみたけどかなりガザばってしまう。(約2300㎜)
それがなんと6000㎜かなりの期待が出来そうです。
【大成功!特化モデルの面白さを極めた!】
お薦めの逸品です。
カメラライフが変わるといっても言い過ぎでないかも知れません。
活動域が確実に広がります!三脚無しでも何とかなる場合が多そうです。
「超望遠特化モデル」という尖がったコンセプトを
やり遂げたニコンに拍手を贈りたいと思います。クチコミやレビューで性能・機能に細かい注文が出されていますが
この値段に抑えつつ、一眼との割り切りを行ったのは正解だと思います。P900を入門機とするならば、P1000は標準機として申し分ない出来です。
その後、P1100を上級機として25万位で作ると
これは、また面白いなと想像してしまいました。今後、特化コンデジモデルシリーズで
「接写モデル」「85mmポートレート専用モデル」「広角モデル」なんて
面白そうですね。
COOLPIX P1000の悪い評価
【ISO感度と露出時間の足枷】
私の趣味は天体観望です。月の撮影はよく出来ています。しかしISO100では30秒まで露出がかけられますが、ISO200からガクンと落ち最長8秒、ISO400が4秒、ISO800が2秒、ISO1600が1秒、ISO3200が1/2秒、
ISO6400が1/2秒しか使えません。残念ながら星空は撮影出来ません。これだけの大きさ値段であれば
どのISO感度でも露出30秒は欲しいです。正直ガッカリしました。普段の撮影と月と動画だけなら使えますが
星景写真には向いてません。夜景もダメでしょう。昔のCOOLPIX 5700の様なコンパクトデジカメを高倍率で
作って欲しいです。
【本当に3000mmも必要ですか?】
1/2.3型の一般コンデジ相当のセンサーを使っているにしては描写のしっかりした良好な画像はニコンらしさではありますね。しかし、天体を撮るにしてもセンサーが1/2.3型なのでまともに撮れるのは光量の豊富な月か、せいぜい土星や木星に火星、金星程度の明るい天体がなんとか写るレベルでしよう。メーカーは月を撮れると宣伝していますが、月以外の天体、例えば星雲などの天体きちんと撮るには、少なくともフォーサーズ以上の一眼カメラに自動追尾システムが必要です。
個人的な見解ですが、このP1000で例えば自衛隊のブルーインパルスやスポーツにAF追従して撮れるなら価値があると感じますが、このAF速度ではそれらの動体撮影は難しそうですし、このカメラで3000mm相当の望遠を使って何撮るのかな?となると野鳥の撮影でしょうか? 野鳥は対象が小さく、しかも距離もあるので有効に使えそうです。
このカメラを購入される場合は、庶民がお遊びで買える価格ではないので、3000mm相当の超望遠で何を撮りたいのか? その撮影対象にはこのカメラが対応可能なのか? それが明確にならない限り手を出さないのが無難だと個人的には感じますね。
COOLPIX P1000の主なスペック
発売日 | 2018年9月14日 |
タイプ | コンデジ |
センサーサイズ | 1/2.3型CMOS(裏面照射型) |
画素数 | 1605万画素 |
高感度 | ISO100~6400(拡張) |
連写速度 | 120コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~1秒 |
レンズ焦点距離 | 24mm~3000mm |
レンズF値 | F2.8~F8 |
液晶モニター | 3.2インチ・92万ドット |
ファインダー | 0.39型電子ビューファインダー(236万ドット) |
撮影可能枚数 | 250枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | 〇 |
Bluetooth | 〇 |
NFC | × |
本体サイズ | 146.3(幅)x118.8(高さ)x181.3(奥行) mm |
重量 | 1415g |
実売価格 | 110,000円前後 |
まとめ
こんな方におすすめ
- 野鳥や動物を撮影する
- 運動会など子供のイベントの時
- 幅広くカバーしてくれるサブカメラとして
先代coolpix P-900よりも高倍率化しているにもかかわらず、解像度が上がっていて本格的につかえるカメラに進化しましたね。
以前までは凄い望遠ができるカメラで遊ぶには面白いカメラでしたが、coolpix-P1000ではグッと望遠しても高い解像度で作品つくりにも使えるレベル。
すでに沢山の作例があがっていますが、星も野鳥もとても高画質に撮影できています!
何本もレンズを買いたくない!って人にもお勧めできますね。
このカメラ一台で撮れないものはほとんどありませんから。