こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
先日、RICOH GRIIIがついに発売し、Twitterでは大きな盛り上がりを見せています。
GRは高級コンデジのカメラで、コンパクトながら一眼レフと遜色のない写りをしてくれる。
ポケットに入る一眼レフと言っても良いカメラですね!
そんなRICOH GRIII。
ふだん私がブログを拝見させて頂いている「のんびりと高知で」さんも購入しました!
「ちょっと欲しいな…」と言う気持ちはあったのですが、身近な人が購入しちゃうと一気に物欲が爆発するタイプの私。
高級コンデジ欲しい病を発症しました(笑)
私が欲しいと思っている高級コンデジ
カメラは何台持ってても良いんだ(白目)
私が以前から欲しいなぁ、と思っていた高級コンデジは2つあります。
どちらもAPS-Cセンサーに、単焦点レンズと言う組み合わせのカメラですね。
便利さで言えば、高倍率なズームレンズが備わっているSONYやCanonの高級コンデジの方が良い。
なんでも撮れるので、オールマイティさを求める方にピッタリ!
一方、単焦点レンズはズームが一切出来ませんので、もちろん不便…。
その代わりに、高画質であったりボケやすかったりと言った、メリットがあります。
一眼レフでは、ほぼ9割の撮影を単焦点レンズで行っている私が、APS-C+単焦点の高級コンデジを選ぶのは必然。
だが、GRlllとX100F。どちらを選ぶべきかという問題が…。
RICOH GRIII
※画像引用元:RICOH(http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/index.html)
RICOH GR lllの特長
- APS-C+単焦点で高画質
- 新搭載の手ブレ補正
- 究極のスナップシューター
RICOH GR lllはAPS-Cセンサーに、35mm換算で28mmの単焦点レンズの組み合わせ。
ほどよい広角レンズなので、スナップ撮影やお料理を撮るのにベストマッチします。
高感度はISO100-102400にまで対応し、今回はGRシリーズ初となるボディ内手ブレ補正も備えましたので、暗い場所でも手ブレせずに撮影することが可能になりました!
オートフォーカスはこれまでのコントラストAFからハイブリットAF(コントラストAF+像面位相差AF)に進化。
従来よりも高速なピント合わせが可能になり、他の性能も含めてスナップシューターとしてさらにパワーアップしましたね。
ミラーレスと比べてもGRlllは遜色のない性能を誇っています。
それでいて軽量でコンパクトなのが最大の売りかと!
サイズ感はコンデジですし、重さはSDカードとバッテリーを含めてもわずか257gしかありません。
スマートフォンの約1.5台分の重さしかないので、持ち歩くには最高のカメラではないでしょうか。
FUJIFILM X100F
※画像引用元:FUJIFILM(https://fujifilm.jp/index.html)
FUJIFILM X100Fの特長
- APS-C+単焦点で高画質
- デザインが最高にカッコいい
- フィルム風写真を簡単に撮れる
FUJIFILM X100Fはカッコいいの一言に尽きます。
このデザインのせいで、GRlllにするかX100Fにするかの悩みが発生してしまうわけです。
FUJIFILMは特に画質に拘るメーカー。
いまやミラーレスでは標準装備と言っても良いボディ内手ブレ補正も、「画質の邪魔になる機能は付けない」という理念がありますので、手ブレ補正はありません。
フラッグシップモデルの1機種にしか、ボディ内手ブレ補正を搭載していないという徹底っぷり。
もちろん画質に対する評価は高く、「フルサイズに迫る画質」と言われていますね。
そしてFUJIFILMのカメラと言えばなんといっても「フィルムシミュレーション」
撮った写真を簡単にフィルム風写真に加工してくれる超便利な機能!
なんちゃってフィルム風じゃありませんよ。
フィルムを作り続けてきたFUJIFILMだからこその再現度を誇り、フィルムシミュレーション機能の評価は高い!
レタッチが苦手な方やめんどくさい方、フィルム写真の雰囲気が好きな方には堪らない機能なんです
GRlllとX100Fのスペックを比較
RICOH GRlll | FUJIFILM X100F | |
発売日 | 2019年3月15日 | 2017年2月23日 |
タイプ | コンデジ | コンデジ |
センサーサイズ | APS-C | APS-C |
画素数 | 2424万画素 | 2430万画素 |
高感度 | ISO100-102400 | ISO200~12800 拡張:ISO100~51200 |
レンズ | 28mm・F/2.8 | 35mm・F/2 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 | 1/32000~ |
最短撮影距離 | 10cm(標準) 6cm(マクロ) |
10cm(標準) |
液晶モニター | 3.0インチ・103.7万ドット | 3.0インチ・104万ドット |
ファインダー | 無し(別売りオプション) | ハイブリッドビューファインダー |
手ブレ補正 | 〇 | × |
撮影可能枚数 | 200枚 | 280枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ | 〇 |
Bluetooth | ○ | × |
NFC | × | × |
本体サイズ | 109.4(幅)x61.9(高さ)x33.2(奥行) mm | 126.5(幅)x74.8(高さ)x52.4(奥行) mm |
重量 | 257g | 469g |
実売価格 | 105,000円前後 | 100,000円前後 |
なに?この両者一歩も引かない感じ。
余計に選べなくなるわ(笑)
こうやって見てみるとGRlllはスナップシューターらしい性能が高く、X100Fはミラーレスと同等のスペックとなっていますね。
GRlllとX100F、どう選べばいい?
スマートフォンよりもワンランク上の写真を気軽に撮りたいなら「RICOH GR lll」
一眼レフやミラーレスにも使われるAPS-Cセンサーを備え、画質はスマホカメラより圧倒的に良い。
それでいて普通のコンデジみたいなコンパクトさを実現しています。
ポケットやカバンに入れていても邪魔にならず、「あっ!あれ撮りたい!」と思った時にサッと写真を撮れます。
マクロモードで6cmまで寄れますので、スマホカメラを使い慣れている方にはGRlllがおすすめですね。
画質や使い勝手の良さを重視される方には「FUJIFILM X100F」
画質に定評のあるFUJIFILMのAPS-Cセンサーに、F/2と明るい単焦点レンズを装備。
焦点距離は35mmとなっているので、GRlllよりもカンタンに大きな背景ボケを表現できますね。
また光学式と電子式のファインダーがあり、カメラ上部のダイアル類もおおいので、撮影のしやすさはX100Fが上回ります。
その代わりにGRlllくらべてカメラ本体が一回り大きく、重量も2倍に迫るほどとなってしまいます。
多機能さと軽量化はトレードオフですので、これは仕方ありませんね。
まとめ
ええ、ガチで選べません。
どっちを選んでも「やっぱりあっちが良かったかな…」ってなりそうで怖い(笑)
「いまは高級コンデジ必要ないだろ!」と自分に言い聞かせて、高級コンデジ欲しい病を抑えています。
フルサイズ症候群の経験上、こうなってしまってはどうなるのかは察しが付いてる。
近いうちにレビュー記事が載るかもしれませんね(笑)