こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
皆さんはどこのメーカーのカメラをお使いですか?
私はNikonをずっと使っていて、カメラもレンズも頑丈だし、特にミラーレスのZシリーズは写りが非常に良くて大満足!
なんですが、昔からずっと気になっているメーカーがあります。
それがFUJIFILM(富士フイルム)
カメラのデザインがクラシカルでカッコいいという理由もありますが、1番はそこではありません。
FUJIFILMのカメラにしか搭載されていない機能「フィルムシミュレーション」が使いたくて堪らんのです!
フィルムシミュレーションとは?
※画像引用元:FUJIFILM
FUJIFILMと言えば、長年に渡って写真用フィルムを作り続けてきたメーカーですよね。
もちろん今でも製造販売していますし、あの国民的カメラ「写るんです」も現役です。
フィルムで撮る写真には、デジタル写真には無い独特な色味や柔らかさなどがあり、デジタル全盛の現代でもフィルムカメラは人気となっています。
しかしフィルム写真を楽しむには「フィルム代と現像代」が必要になり、お金が掛かります。
デジタルなら無料で何枚も写真を撮ることが出来ますが、フィルムはランニングコストが発生してしまいます。
また撮った写真をその場で確認できませんし、撮影出来る枚数も少ないですよね。
まぁ、そこもフィルムの魅力なんですが。
そんな贅沢な悩みを叶えてくれるのが、「フィルムシミュレーション」と言う機能。
FUJIFILMがこれまでに培ってきたフィルムの色味を、デジタル写真でも再現するという夢の様な技術!
最新モデルのカメラでは、18モードのフィルムシミュレーションが使えるようになっていますので、同じ写真でも適用するフィルムを変えることで色々な描写を楽しむことが出来ます。
年々フィルムシミュレーションの数が増えているんですが、これまでは「良いなぁ」と思うだけで留まっていました。
でも 最近登場した新しいフィルムシミュレーション「クラシックネガ」
こいつはダメだ!!(笑)
フィルムの描写に憧れて、フィルムカメラ「Nikon F4」まで買った訳ですが、「クラシックネガ」を使うとフィルムカメラとほぼ同じ描写を再現してくれるんです!
「フィルムの写真好きだけどお金が掛かるのが痛い…」と、Nikon F4を持ち出す機会が少なくなっていた私に、ドンピシャのフィルムシミュレーションが出てきてしまったわけです。
FUJIFILMの「X-S10」か「X100V」が欲しい!
僕は「クラシックネガ」が使いたいので、搭載されている機種はだいぶ絞られます。
クラシックネガ搭載機種
- X-Pro3
- X-T4
- X-S10
- X-E4
中判カメラを除くと、クラシックネガが搭載されているのは確かこの5モデル。
金銭的な問題で「X-Pro3」と「X-T4」は速攻で除外(笑)
またサブ機として使いたいので、カメラのサイズは小型な方が理想。
X-S10とX-E4とX100Vの三つ巴の戦いになるわけですが、X-E4は出たばかりということでお値段が高いので除外。
そして残ったのがX-S10とX100V。
この両者はスペックや価格は似ているものの、ミラーレスとコンデジと言う違いがあります。
X-S10 | X100V | |
タイプ | ミラーレス | コンデジ |
センサー | X-Trans CMOS 4 | X-Trans CMOS 4 |
画像処理エンジン | X-Processor 4 | X-Processor 4 |
画素数 | 2610万画素 | 2610万画素 |
レンズ交換 | 出来る | 出来ない |
サイズ | 126x85.1x65.4mm | 128x74.8x53.3mm |
重量 | 415g(レンズは含まない) | 478g |
実売価格 | 115,000円(レンズは別売り) | 144,000円 |
ほぼ同等のスペックを持つ両者。
大きな違いはレンズを交換できるか出来ないかと言う点になってきます。
これが悩ましいんですよね。
X100V
X100Vはレンズ固定式のため、全体的にコンパクトなカメラとなります。
レンズが交換出来ないと分かっていますので、割り切って撮影が出来ますね。
X-S10
X-S10はレンズ交換が可能なので、超広角から超望遠まで対応することが出来る。
スナップ撮影では35mmレンズがオススメされていることが多いので、X100Vはピッタリな構成なんですが、個人的には60~90mmの中望遠の方が撮りやすかったりする。
価格面ではX100Vが有利!
X-S10の方がカメラ価格は安いものの、別途レンズを購入しなければなりませんので合計金額では高くつきます。
最近ではFUJIFILM Xマウントに対応した中華レンズが増えてきていますので、オートフォーカスを諦めればF/1.2クラスの明るさのレンズを10,000円台で購入することも。
ただ単焦点レンズってレンズ沼に引きずり込んでくるモンスターなので、アレも欲しいコレも欲しいとなってしまうのが容易に想像がつく…。
どっち買うの!?と言われればFUJIFILM X-S10
※画像引用元:FUJIFILM
色々と悩んだ結果、どっちが欲しいかと言われると「X-S10」にたどり着く。
レンズ交換が出来ることと、グリップが大きくて持ちやすいこと。
コンパクトさではX100Vですが、後々の対応力を考えるとX-S10の方が後悔が無いかと。
「決まったんなら早く買えよ」
って話なんですが、まだ競合する奴が居るんです。
それは「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」
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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 発表されるのを楽しみに待っていたレンズが、ついに登場しました! Nikon Zマウント用のマクロレンズ「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 V ...
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私が出るのを楽しみにしていた、Zマウント純正のマクロレンズ。
これは欲しいし、奇しくもX-S10とたいして値段が変わらないんですよね。
またRAW現像パソコンも欲しい。
後日、ブログで書くと思うんですが、いま使っているパソコンは7年前のゲーミングPC。
使えないことは無いんですが、負荷の大きい処理になると処理速度の遅さが気になるようになってきました。
Nikonのマクロ・X-S10・RAWパソコンの三つ巴の戦いへ
クラシックネガを使うために欲しいカメラは決まったものの、ほぼ同等の金額で欲しいものが現在3つ。
・FUJIFILM X-S10
・NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
・RAW現像用パソコン
以上の3点です。
全部ほしいんで、要はどれから購入するべきかで悩んでいるところ。
趣味のために100,000円を貯めるのも、気が遠くなるほどの時間が掛かるんです…。
だから購入する順番は非常に重要な要素!
なかなか決めきれない悩み事なんです。