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■一緒に撮影に行って気が付いた、初心者が忘れがちなカメラの設定!

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※2019年12月3日内容更新しました※

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

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カメラの基礎は軽く教えましたが、いきなり全部は覚えられないでしょうから「まぁ、自由に撮ってみたら?」と放置プレイ。

 

ひとしきり写真を撮った後に写真を見せて貰うと、初心者あるあるの宝庫の様な写真がたんまりと(笑)

 

自分もこんなミスしまくってたなぁと懐かしい気分になりました(笑)
まぁ、私は今も初心者レベルですがwww

 

初心者が忘れがちなカメラの設定

 

カメラを買ったばかりの頃は、設定ミスをして当たり前。
一眼レフは設定項目が多いし、それぞれの意味を理解するのにも時間が掛かりますしね。

 

あまり気にしすぎると写真を撮るのが楽しくなってしまうので、
初めの頃はあまり気にしなくてもイイと思います!

 

そんなカメラ設定の中でもこれだけは重要だよ!と言う項目が2つだけあるんです。

 

F値(絞り値)

 

一眼レフを買った人が最も気にする部分で、F値を1.8などに低く設定すれば背景が大きくボケるので、
スマホとはひと味もふた味も違う写真を手軽に撮影できます!

 

ここで初心者が忘れてしまうのが、F/1.8にしたままで風景とかも撮ってしまうこと。

 

F値は数値を低くすればするほどピントの合う距離が狭くなるので、背景がボケるという仕組みです。

 

で、反対にF/15など数値を大きくすればするほど全体にピントが合う様になるんですね。
全体にピントが合うので、もちろん背景がボケたりしません。

 

なので風景などを撮影する時は、全体にピントが合うようにF値を大きくした方が向いています。

 

ですがさっきまで花を撮っていた初心者はf/1.8の設定のままで、風景もパシャリと撮ってしまうミスが多い!
私もこのミスを何回もやってしまっていましたw

 

別にf/1.8でも風景は撮れるんですが、しっかりとF値を設定した写真と見比べると、シャープさ(解像度)が低くモヤッとした写真になってしまいます!

 

次々と写真を撮ってみたいと思いますが、被写体が変わったら一度設定を確認するクセを付けましょう!

 

20161101-dsc_4447

「F値を1.8で撮影した写真」

 

「F値を10で撮影した写真」

 

ポイント

※F値を低くする(f/1.8)事を開放
反対に大きくする(f/10)事を絞ると言います。

 

ちなみに開放F値から2~3段絞った辺りが、そのレンズの最高のパフォーマンスを出せると言われていますので試してみて!

 

メモ

例:開放F値が1.8の明るいレンズなら3.5~4.9くらい

キットレンズに多い開放F値3.5のレンズなら6.8~9.6くらいになります。

※あくまでも目安値です。

 

これくらい絞ると背景はあまりボケなくなってしまいますが、画質を重視する場合は少し絞って撮影してみて下さい。

 

露出値

 

ポイント

ざっくり言うと写真の明るさを変更できる項目のこと!

撮った写真が暗いと感じるなら、露出値+1.0に。

明るすぎると感じるなら露出値-1.0などに設定します。

 

割と単純で実際に触ってみると、難しいことでは無いと思いますよ!

 

露出値はF値・ISO・シャッタースピードなど複数の項目が絡んでくるのですが、カメラが適正な明るさを判断してくれるので初心者でも大丈夫。

徐々に覚えていけばスローシャッターの写真もキレイに撮れるようになります。

 

それで初心者が忘れがちなのが、白飛び(明るすぎる)に気が付かないこと。

 

エントリーモデルのカメラはシャッタースピードが1/4000秒までしか無いので、太陽の光がガンガン降り注ぐ日中では白とびが起こりやすいんです。

 

この時に露出値を-0.5や-1.0などにしてあげると、白とびせずに写真が撮れるので花の色なども鮮やかに写るんですが初心者のころは忘れがちで、家のパソコンで写真を見てやってしまったと気が付きますね(笑)

 

「白飛びしてしまっている写真」

 

 

「適正な露出値の写真」

 

黒潰れ(暗すぎる)写真は写真現像ソフトで復活が可能です。

しかし白とび(明るすぎる)写真は復活させる事がとても難しい…

 

ある程度慣れてきた人は、初めから露出値をすこし-補正にして置いて撮影し、家に帰ってきてから写真現像ソフトで明るさを整えたりしますよ!

 

 


「黒潰れしてしまった写真」

 

 


「写真現像ソフトで黒潰れを復活させた写真」

 

 

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まとめ

 

梅野

初めのころは思うがままに自由に撮るのが一番です!

ですがF値と露出値、この2つは扱えるようになりましょう。

 

しっかりと設定値を意識して撮れば、スマホで撮影する写真よりもずっと良い写真になりますし、この2つを操るだけでも写真の雰囲気をグッと変えることが出来るからです!

 

今まで「AUTO」のモードで撮影していた人は「A」と言う絞り値を自由に変えられるモードに変えて、撮影するようにしてみて下さい。

割とすぐに慣れると思いますよ!

 

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