こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
\下記3モデルの同時発売/
・FE 24mm F2.8 G
・FE 40mm F2.5 G
・FE 50mm F2.5 G
軽量かつコンパクト、それでいて性能も犠牲にしない新しい単焦点レンズシリーズです。
今回は最後の1つ、使う人も多いであろう50mmの標準単焦点レンズ。
「FE 50mm F2.5 G」をご紹介致します!
FE 50mm F2.5 G(SEL50F25G)の特長
最短0.31mまで寄れる50mm標準レンズ
※画像引用元:SONY
FE 50mm F2.5 Gはフルサイズ対応の標準レンズの中では、トップクラスに寄れるレンズとなっています。
フルサイズに対応した通常の50mmレンズは、最短撮影距離0.40m~0.45mのモデルが多い。
40~45cmくらいなら結構近いでしょ!と思うかも知れませんが、思いのほか遠いんですよね…。
お花を撮ったりテーブルフォトを撮りたい時に、もうちょっと寄れたらなぁ…と思うはず。
FE 50mm F2.5 Gは寄れるレンズとなっていますので、寄れない悩みから解放されます!
スペック
AF時:最短撮影距離0.35m
AF時:最大撮影倍率:0.18倍
スペック
MF時:最短撮影距離:0.31m
MF時:最大撮影倍率:0.21倍
被写体にかなり寄れる50mmレンズですので、テーブルフォトも楽に撮影出来るようになります!
APS-Cの50mmは寄れるから好きだったけど、フルサイズの50mmは寄れないから好きじゃない!なんて方にオススメです。
フルサイズ用のシンデレラレンズ「FE 50mm F1.8」との比較
FE 50mm F2.5 G | FE 50mm F1.8 | |
最短撮影距離 | 0.35m(MF時:0.31m) | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.18倍(MF時:0.21倍) | 0.14倍 |
シンデレラレンズよりも小型で軽量
※画像引用元:SONY
初めての交換レンズ、あるいは単焦点レンズとしてオススメされることが多いシンデレラレンズ。
低価格ながら写りが良いことが魅力ですが、レンズ本体がコンパクトで軽いのもメリットの1つです。
新しく登場するFE 50mm F2.5 Gは、なんとシンデレラレンズよりも小さくて軽い!
FE 50mm F2.5 G | FE 50mm F1.8 | |
最大径 | 68mm | 68.6mm |
全長 | 45mm | 59.5mm |
重量 | 176g | 186g |
最大径・全長ともにシンデレラレンズよりも、わずかに小さくなっていますね。
重量も10g軽量化されています。
コンパクトでも写りは良い
※画像引用元:SONY
コンパクトで軽量、さらに近接撮影も得意!
と、何かと詰め込んだ感のある「FE 50mm F2.5 G」
それらを達成するために画質が犠牲になっているのでは?と疑ってしまいますが、FE 50mm F1.8は画質もとても良いレンズなんです!
もはや欠点がありませんね。
レンズの作例を見比べても分かりますが、FE 50mm F2.5 Gは解像度の高いですしヌケ感もある。
シャープに写るだけでなく、透明感のある写りみたいな感じですね。
レンズの性能が大体分かる「MTF曲線」と言うものがあります。
これをシンデレラレンズのFE 50mm F1.8と比べてみましょう!
※左:FE 50mm F2.5 G 右:FE 50mm F1.8
MTF曲線とは?
MTF曲線を簡単に説明すると、線が上に近いほど解像度が高く、透明感のあるレンズだと思って頂いて大丈夫です。
FE 50mm F2.5 Gの方が、全体的に線が上の方にあり、高画質なレンズだという事が分かります。
FE 50mm F2.5 Gのレンズ構成は9群9枚。
その内、2枚の非球面レンズと1枚のEDレンズを使用。
光学設計も最新のため、同じ50mmのレンズなのにこれだけ性能差が出ています!
ED(特殊低分散)ガラスとは?
通常レンズは焦点距離が長くなるほど色収差の補正が困難になり、コントラストの低下や色にじみが生じ、解像力が低下します。
この問題を解決するのがED(特殊低分散)ガラスや蛍石などの異常部分分散性を持つ硝材です。EDガラスは、通常の光学ガラスに比べて屈折率が低く分散が小さいうえに、分散の度合いが一様でない異常部分分散性を有しており、二次スペクトルをきわめて小さくすることができ、
望遠レンズで問題となる色収差を大幅に除去。開放から全画面にわたってコントラストの高い鮮鋭な描写を実現しています。
大口径望遠レンズや望遠系のズームレンズに多く採用されていますが、広角・標準系のレンズでも、より高度な色収差補正を実現するために採用することがあります。
また、スーパーEDガラスは、より強い色収差補正力を有し、開放からコントラストの高い描写を実現できます。引用元:SONY
非球面レンズとは?
高度な成型技術を用いたソニーの非球面レンズは、光を効率よく集められるだけでなく、レンズ本体の大幅な小型化にも貢献。αレンズのみならず、RXシリーズでも絶大な効果を発揮しています。引用元:SONY
FE 50mm F2.5 Gの作例
※画像引用元:SONY
FE 50mm F2.5 Gのスペック
発売日 | 2021年4月23日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 9群9枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 50mm |
最短撮影距離 | 0.35m(MF時:0.31m) |
最大撮影倍率 | 0.18倍(MF時:0.21倍) |
開放F値 | F/2.5 |
画角 | 47° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | 〇 |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | 49mm |
本体サイズ | 68x45mm |
重量 | 174g |
実売価格 | 72,000円前後 |
まとめ
SONY純正の50mmレンズは
・FE 50mm F1.2 GM
・Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
・FE 50mm F1.8
・FE 50mm F2.5 G
上記の4種類になりました!
55mmや40mmも含めると全6モデル。
これほど標準単焦点レンズの、ラインナップが充実しているのも珍しいですね。
シンデレラレンズよりもコンパクトで軽く、高い画質を誇るFE 50mm F2.5 G。
お値段は72,000円前後とお安い価格ではありませんが、とても便利なレンズなのは間違いありませんので、標準単焦点レンズが欲しくなった時の選択肢の1つになると思います!
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