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【目の画素数】最新のカメラと人間の眼はどちらが優れているのか?

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※2024年4月4日に内容を更新しました!

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

最近のデジタルカメラの進化は凄いですよね。

 

 

FUJIFILMからは1億200万画素のカメラが出ましたし、フルサイズミラーレスも各社競い合い、スペックがグングンと上がっています。

昔は「カメラは人間の目には勝てない」と言われましたが、今でもそうなのでしょうか?

 

最新のカメラと人間の眼のスペックを比較してみました!

 

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最新カメラと人間の目をスペックで比較!

 

人間の目と比較するカメラは、史上最高の一眼レフとしても名高いNikon D850

他にも候補はあるでしょうが、Nikon好きなのでD850と比較してみます。

 

   Nikon D850 人間の目
タイプ  一眼レフ ヒューマン
センサーサイズ  フルサイズ 網膜
画素数  4575万画素 5億7600万画素(中央は700万画素)
高感度  ISO100~25600 ISO~375000(ノイズフリー)
AF精度 速度・精度ともに優秀  爆速ビタピンAF
ダイナミックレンジ 従来のフルサイズより広い  途方もなく広い
記録メディア SDHCカード
SDカード
SDXCカード
脳みそ
Wi-Fi ×
Bluetooth ×
NFC × ×
本体サイズ 146(幅)x124(高さ)x78.5(奥行) mm 直径24mm前後
重量 915g 14.8g
(目を支える本体は40~80Kg前後※個人差あり)
実売価格 340,000円前後(ボディのみ) 時価

 

 

更に詳しく解説していきます。

 

画素数

 

 

今の一眼レフやミラーレスの平均画素数は、2000~3000万画素ほど。

エントリーモデルもジワジワと画素数が上がってきており、年々高画素化していますね。

 

参考

市販のカメラで最も画素数が多いのが、FUJIFILMの「GFX100」です。

その画素数は1億200万画素!

※他にはLUMIX S1Rのハイレゾ撮影機能を使えば、1億8000万画素などもあります。

 

一般的なカメラと比べると、とんでもない画素数ですよね。

 

 

では人間の眼は一体どれほどの画素数があるのでしょうか?

 

答えはなんと…5億7600万画素相当!

(※この数値は人間の見ることができる視野全体の場合)

実際に人間が見る、ピントの合った視野の場合は700万画素相当となっています。

 

 

ISO感度

 

 

弱い光を捉える力を表したのがISO感度。

最近はエントリーモデルでも、ISO25600にまで対応しています。

 

参考

最もISO感度が高いカメラはPENTAXの「K-1 Ⅱ」と「KP

ISO感度は819200と恐ろしく高い数値です。

 

対して人間の目はどれくらいかと言うと、ISO375000と言われています。

人間の目はエントリーモデルの一眼レフよりは遥かに高い数値ですが、PENTAXのカメラには負けていますね。

 

しかし人間の凄いところはノイズが無い点。

PENTAXはISO819200と圧倒的な数値ですが、ISO感度を上げるほどノイズが発生し、ザラザラな画質となってしまいます。

いまのデジタルカメラで許容できるISO感度は12800と言われていますので、人間のノーノイズでISO375000というのは、あまりにも高性能なんですね!

 

 

ダイナミックレンジ

 

 

ダイナミックレンジは、明暗差が激しい場所で白とび・黒つぶれせずに写せるかと言う指標。

センサーサイズが大きいほどダイナミックレンジが広く、一般的なカメラで言えばフルサイズが最もダイナミックレンジが広いと言えます。

 

参考

最新のフルサイズセンサーでも、ダイナミックレンジの広さでは人間の目には到底及ばないレベルで、大きな差があります!

HDR合成しても人間の目には勝てず、カメラが追いつくにはまだまだ年数が掛かりますね。

 

人間の目のダイナミックレンジは圧倒的な性能で、暗い室内から太陽の日が指す窓を見ても、真っ白で外の風景が全く見えないと言うことも無い。

窓の外を見ていたら室内が真っ暗で何も見えない。なんてこともありませんよね。

 

 

カメラでは窓の外が真っ白になるか、室内が真っ暗になってしまいますので、人間の目は恐ろしく高性能なんです!

 

 

レンズF値

 

 

人間の目は、F/1.0相当の明るさを持つと言われています。レンズで言えば非常に明るいタイプです。

 

普段、私たちは物を見ているときに、写真のような背景ボケを気にすることはありません。

しかし、自分の目の前に指を持ってきて、ピントを合わせてみると、背景が恐ろしくボケていることが分かります。

指と背景の距離が近くてもボケるので、F/1.0相当というのは間違いありません。

 

 

 

人間の目はカメラと違って、全体にピントが合ったパンフォーカスができません。

遠くの山を見れば近くはボケますし、近くを見ていれば遠くがボケます。

 

参考

一方、カメラは、F値を調節することで、遠近にかかわらず、ピントを合わせることができます。

また、カメラは、レンズ交換によって、F値を自由に変えることができます。F/1.0を下回る超明るいレンズも存在します。

このようにF値のみを考えた場合、カメラレンズは人間の目よりも明るく、パンフォーカスも可能であり、自由度が高いと言えますね。

 

 

焦点距離

 

 

カメラのレンズは、魚眼から超望遠まで幅広い種類があり、付け替えることでさまざまなシーンを撮影することができます。

 

一方、人間の目は、焦点距離12mmの超広角レンズのような視野角を持ちますが、ピントが合う部分は焦点距離50mm相当です。

つまり、カメラはレンズを交換することで、人間の目では捉えられない広大な景色や、遠くのものを大きく写すことができます。

 

 

「目」を「超広角レンズ」として考えた場合

  • 焦点距離12mm(50mmにもなる)
  • F/1.0
  • 最短撮影可能距離0.08m(年齢による)
  • 爆速オートフォーカス
  • 自動露出制御
  • 歪みは自動補正
  • 収差がほぼない完璧なレンズ構成(裸眼視力が良い人にかぎる)
  • 重量約14.8g

 

こうやってみれば、かなりのハイスペックレンズではないでしょうか。

 

仮にこんなスペックのレンズが発売したとしても1Kg越えは確実、なんなら2Kgを超えても不思議ではありません。

しかも人間の目は、両目で約14.8g!なんていえばいいのか分からないレベルですね。

 

 

 

最新カメラと人間の目の比較に関するよくある質問

 

Q1: 人間の目の画素数はどれくらいですか?

A1: 人間の目はおよそ5億7600万画素相当の解像度を持つとされています。ただし、この数値は視野全体における解像度であり、ピントが合っている中心部分(中心窩)の解像度は約700万画素相当です。

 

Q2: 最新のデジタルカメラと人間の目、どちらが高感度(ISO感度)が高いですか?

A2: 人間の目はISO375000相当の高感度を持つと言われていますが、実際にはノイズフリーでこの感度を実現しています。一方で、カメラはISO感度を上げるとノイズが増加します。ISO感度の数値だけで見ると、特定のカメラは人間の目より高いISO数値に対応していますが、ノイズの少なさでは人間の目が優れています。

 

Q3: ダイナミックレンジはカメラと人間の目どちらが広いですか?

A3: 人間の目のダイナミックレンジは非常に広く、暗い室内と明るい屋外の光を同時に処理する能力があります。現在のカメラ技術では、人間の目のダイナミックレンジにはまだ及ばないとされています。

 

Q4: 人間の目のレンズF値はどの程度ですか?

A4: 人間の目はF/1.0相当の明るさを持つとされています。これは非常に明るいレンズに相当し、暗い環境でもより多くの光を取り込むことができます。

 

Q5: カメラと人間の目では、どちらが焦点距離の面で自由度が高いですか?

A5: カメラはレンズを交換することで、広角から超望遠まで様々な焦点距離をカバーできます。一方、人間の目は約12mmの超広角レンズに相当し、遠近感のある自然な視野を持ちますが、カメラのように焦点距離を自由に変えることはできません。

 

Q6: 人間の目の重量はどれくらいですか?

A6: 人間の目の重量は約14.8gです。これは、人間の体全体の重量のごく一部であり、その高性能を考えると驚異的な軽さです。

 

Q7: カメラが人間の目に勝る点はありますか?

A7: カメラはWi-Fi、Bluetoothなどの通信機能を持ち、撮影した画像や動画を即座に共有したり、遠隔操作することが可能です。また、記録メディアによる保存、レンズ交換による視野の変更など、人間の目にはない柔軟性や機能性を持っています。

 

Q8: 最終的に、最新のカメラと人間の目、どちらが優れていると言えるのでしょうか?

A8: 基本性能では人間の目が圧勝ですが、カメラは交換レンズによる視野の変更など、汎用性ではカメラが優れています。

 

 

まとめ

 

記録メディアの選択肢や、Wi-Fiなどの機能は一眼レフが勝りますが、基本性能は人間の目が圧勝ですね!

カメラが人間の目に勝てる日は来るのだろうか?

興味深いですね。

 

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