こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
ミラーレスの販売台数ランキングが発表されたのですが、驚きの順位となりました。
それでは早速、ミラーレスの販売数ランキングを見てみましょう!
ミラーレスの販売台数TOP5
- 第1位:EOS Kiss M ダブルズームキット ホワイト
- 第2位:EOS Kiss M ダブルズームキット ブラック
- 第3位:EOS Kiss M EF-M15-45 IS STM レンズキット ブラック
- 第4位:EOS Kiss M EF-M15-45 IS STM レンズキット ホワイト
- 第5位:α6000 ダブルズームレンズキット ブラック
※参照元:BCN(https://www.bcnretail.com/)
なんと1位から4位までキヤノンが独占!
しかもEOS Kiss Mばっかり(笑)!
あまりにも圧倒的過ぎますね。
Canon EOS Kiss Mは発売されたばかりの新機種なので、上位にランクインしてくるのは分かります。
しかし、ミラーレスのエントリーモデルとして人気のある、OLYMPUSやルミックスのミラーレスを押しのけて、上位4位を占めるとは思いませんでした。
なぜEOS Kiss Mはこれほど人気なのか?
エントリーモデルのミラーレスと言えば、これまでOLYMPUSのPENシリーズ。
ルミックスのGFシリーズが、人気で男女問わず良く売れていたと思います。
その人気機種をCanonのEOS Kiss Mは、なぜ簡単に追い抜いてしまったのでしょうか?
エントリーモデルとしての完成度が高い
※画像引用元:キヤノン(http://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissm/index.html)
けっしてOLYMPUSやLUMIXのミラーレスが劣っているわけではありませんが、Canon EOS Kiss Mの完成度はすごいです。
エントリーモデルの枠を超えた設計で、これは人気が出るのは当然だと納得できる仕上がり!
具体的にどの辺がすごいのかと言いますと
Canon EOS Kiss Mの凄いポイント
- 最新型の画像処理エンジンDIGIC 8を採用
- 上位機種譲りののデュアルピクセルCMOS AF
- 電子ビューファインダー(EVF)搭載
- 一眼レフのような持ちやすいグリップ
これまでのエントリーモデルと言えば、ミラーレスのメリットを活かしたコンパクトな大きさのカメラが多かったです。
コンデジ並みに小型で軽く仕上がる代わりに、ファインダーが無かったりグリップが浅く持ちにくいと言う欠点もありました。
Canon EOS Kiss Mは、ミラーレスらしい徹底した小型化には拘らず、カメラとしての使いやすさを重視したようで、ファインダーもありますしグリップ部分も大きく持ちやすい形状になっています。
結果としてエントリークラスのミラーレスとしては大きくなってしまいましたが、使い勝手がとてもいいボディに仕上がりました。
またカメラの性能も破格のスペックで、上位機種に搭載されるべきパーツが組み込まれています。
画質に大きな影響がある「画像処理エンジン」
これは最新型であるほどノイズ耐性や解像度が優れ、高画質になりますし夜景にも強くなります。
その他にも大きく影響する部品ですが、通常であればエントリーモデルには型落ちの画像処理エンジンが使われます。
コストの問題もありますし、上位機種と差別化をするためには当たり前のことですよね。
しかしCanon EOS Kiss Mは最新型の画像処理エンジン「DIGIC 8」を採用!
元々Canonは最新の画像処理エンジンを、下位モデルにもガンガン搭載するメーカーなのですが、フルサイズ一眼レフよりも新しいエンジンが使われているのは、なんかお得感がありますよね!
画質に直接影響のあるセンサーも、APS-Cセンサーを採用していますので高画質なのはもちろんのこと、一眼カメラらしいボケも簡単に表現することが出来ます。
そんでもって値段が安いからズルい
Canon EOS Kiss Mのエントリーモデルの枠を超えた、性能の良さはお分かり頂けたかと思いますが、これだけで終わらないのが売り上げランキング上位機種!
これだけの性能を持っていながら、お値段も安いんです。
キヤノンのカメラって他のメーカーに比べると、ちょっと高めの値段設定なのですが、なぜかこの機種だけ安く設定されています。
ミラーレスのシェアをガッツリと奪いに来てますね。
スペックが高くキヤノンの本格派ミラーレスとなれば、ダブルズームキットで100,000円を超えてもおかしくなかったはずです。
しかし、お値段はなんと83,000円前後(ダブルズームキット)
他社のエントリーモデルと大差ない価格設定でこのスペックなら、そら EOS Kiss Mが売れますよ(笑)
安すぎて自社製品の下位モデルEOS M5よりも値段が安くなってしまっていますwww
まとめ
Canonの計画通りと言えるバカ売れ状態の EOS Kiss M。
ブランド力がある上にセール品のような安さなのは卑怯(笑)。
2018年9月にはフルサイズミラーレスEOS Rも登場し、2018年度のミラーレスのシェア率はかなり変動が起きそうです。
それに対抗するかのように、2019年にはOLYMPUSも新たなフラッグシップモデルを登場させるというウワサもありますね。
今年は各メーカーからミラーレス機が次々と登場しましたし、一眼レフを上回る販売台数の伸び率を記録しました。
まさに一眼レフとの世代交代を感じた年になりましたね。