※2024年2月1日内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
一眼レフってどれくらい長持ちするの?と思ったことはありませんか?
一眼レフの耐用年数は一般的に5~6年程度と言われています。
これは、シャッター回数やバッテリーの劣化など、さまざまな要因が関係しています。
シャッター回数は、カメラの寿命を左右する重要な要素です。
カメラの種類や使用状況によって異なりますが、10万回程度が寿命の目安。
バッテリーは、使用頻度や充電方法によって劣化が早まることがあります。
今回は一眼レフの寿命について詳しく解説していきます。
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一眼レフは壊れにくい
一眼レフは、外へ持ち出す機会が多いことから、故障の心配をされる方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は一眼レフの故障率は意外と低いのです。
その理由は、以下の3つが挙げられます。
- 部品の精度が高い
- 機構がシンプル
- 防塵・防滴機能が充実
部品の精度が高いため、ちょっとした衝撃や振動では壊れにくいのです。
また、機構がシンプルなため、故障の原因となる箇所が少ないことも、故障率が低い理由のひとつです。
さらに、多くの一眼レフには防塵・防滴機能が搭載されており、水や砂の侵入を防ぐことができます。
ただし、一眼レフも完全な耐久性を備えているわけではありません。
故障を防ぐためには、以下の点に注意が必要です。
- 水や砂に濡らさない
- 落とさない
- 高温になる場所に置かない
水や砂に濡れると、内部に水や砂が入ってしまい、故障の原因となります。
また、落とすと、シャッターやミラーなどの精密部品が破損する可能性があります。
さらに、高温になる場所に置くと、部品が変形したり、接着剤が溶けたりして、故障の原因となります。
一眼レフを長く愛用するためには、これらの点に注意して使用しましょう。
また冬の時期には結露にも気を付けましょう。
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シャッターはいずれ壊れる
※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/)
一眼レフやミラーレスのグレードによって、露骨に違うのがシャッターの耐久性です。
エントリーモデルではシャッター耐久回数が100,000回前後ほど。
上位機種になると300,000回や400,000回にも耐えられるシャッターが搭載されています。
シャッターの耐久回数はあくまで目安の数値となるので、使い方が荒ければ早くに壊れますし、カメラに優しい使い方をしていればそれ以上に持つと思います。
バッテリーは徐々に劣化する
※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/)
一眼レフカメラのバッテリーは、シャッターのように駆動部品以外で消耗していくもののひとつです。
充電をくりかえすごとに性能が下がっていき、いずれは買い替えが必要になります。
バッテリーの劣化は、使用サイクル回数と使用環境によって大きく左右されます。
使用サイクル回数は、一般的に4,000回程度で寿命を迎えるとされています。
また、極端な高温や低温、湿度の高い場所での使用は、バッテリーの劣化を早める原因となります。
カメラとレンズの保管はドライボックスか防湿庫で!
一眼レフやミラーレスカメラは、高い耐久性を誇りますが、湿気は天敵です。
押入れや机の中など、空気が通りにくい場所に保管すると、湿気がこもりやすく、カメラやレンズにサビやカビが発生する原因となります。
カメラやレンズを長く使いたいのであれば、湿気やカビから機材を守ってくれるドライボックスか防湿庫の使用がおすすめです。
ドライボックスは、乾燥剤を使って湿度を一定に保つ保管庫です。
防湿庫は、除湿機を使って湿度を一定に保つ保管庫です。
どちらも湿気やカビから機材を守る効果がありますが、ドライボックスは防湿庫に比べて価格が安いのが特徴です。
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まとめ
シャッターの耐久性は約10万回から30万回と、高性能なモデルほど長持ちします。
そのため、平均的な使用頻度であれば、5年程度は故障する心配がありません。
また、水分・熱・衝撃・砂ホコリなどの外的要因を避ければ、故障する確率はさらに低くなります。
購入を検討している方は、ぜひ安心して一眼レフを選んでください。