こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
レトロな見た目がそっくりなNikon ZfとNikon Zfc。
今回の記事では「ZfとZfcの違いは? どっちを買うべき? 初心者におすすめは?」という悩みを、スッキリ解決!
フルサイズ×IBISで“作品志向”に強いZf、軽量コンパクトで“持ち出しやすさ重視”のZfcを、画質・AF(被写体認識)・連写・携行性・価格(コスパ)まで実使用目線で比較してみました。
最後にQ&Aも用意したので、用途別(ポートレート・旅行・Vlog・夜景)に後悔しない選び方までチェック可能。
「まずは軽く始めたい」「暗所にも強く失敗を減らしたい」「動画もしっかり撮りたい」——あなたの優先順位に合わせて、最短で“自分に合う一台”を見つけましょう!
この記事でカメラ選びの悩みが解決すれば、とても嬉しいです!
記事の信頼性
梅野
- 写真歴 11年目/ブログ運営歴 11年目(月間PV数12万)
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忙しい方向けの結論
Nikon Zf はフルサイズ(FX)で、暗所やボケ量に強く、ボディ内手ブレ補正(IBIS)も搭載。
作品づくりやポートレート、夜景まで“失敗しにくい上位機”として長く使えます。
Nikon Zfc はAPS-C(DX)でボディが軽く、価格も抑えめ。
旅・日常・Vlogまで「持ち出しやすさ重視」で始めたい人に向いた一台ですね。
Zレンズの選択肢はどちらも豊富ですが、フルサイズ系はレンズ予算と重量が上がりやすい点も判断材料。まずは撮りたいシーンと予算で選べばOKです!
- Zf向き:ガチ勢志向。暗所・ポートレート・静物できっちり“質”を取りたい。IBISで歩留まりも重視。将来も見据えて一本化したい人。
- Zfc向き:カジュアル志向。旅行・街スナップ・日常動画を“気軽に”高画質で。コスパ重視でZマウントを始めたい人。
こんな人はZf/こんな人はZfc
こんな人はZf
- 夜景や室内撮影が多い(フルサイズ+IBISで有利)
- 人物・物撮りで大きなボケや階調の余裕を出したい
- 一台で写真も動画も“質”を詰めたい(被写体認識AFや動画機能が充実)
- レンズも将来フルサイズ中心で揃える予定がある
こんな人はZfc
- まずは軽く始めたい、旅行や日常の持ち出しが多い
- 価格とサイズ感を優先しつつ、レトロデザインで楽しく撮りたい
- Vlogやスナップ中心で、APS-Cの望遠寄り(換算)も活かしたい
- 将来は必要に応じて上位機へ…というステップアップ思考の方
見た目は似てるけど実はここが違う

Nikon Zfの「ブラック」と「シルバー」※画像引用元:ニコン
パッと見はどちらも“ニコンFM2風”のクラシックデザイン。
でも近くで触るとキャラクターがはっきり分かれます。

Nikon Zfのデザイン。※画像引用元:ニコン
Zfは上面の主要ダイヤルに真鍮を使い、クリック感まで作り込んだ“大人の道具”寄り。
ペンタ部には70〜80年代と同じNikonロゴをあしらい、操作感と質感に強いこだわりがあります。
さらに外装を自分好みの色に替えられるプレミアムエクステリア対応で、シルバーボディの選択も用意。
見た目の満足度がとても高い一台です。

Nikon Zfcのデザイン。※画像引用元:ニコン
Zfcはより“軽快”。
FM2をイメージした小ぶりなボディで、グリップレスのフラットな形状が取り出しやすさとレトロ感を強調します。
ダイヤルの刻印や仕上げもクラフト感があり、こちらもプレミアムエクステリアで張り革カラーを替えて楽しめます。
旅行や街歩きでサッと構えたい人に向く設計です。

※画像引用元:ニコン
ユニークなのはZfの「静止画/動画/B&W」切り替えレバー。
レバーひとつでモノクロ撮影に即移行でき、撮影の“気分転換”も直感的。
デザインの楽しさがそのまま表現の速さにつながります。
ダイヤル操作の作り込み


左:Nikon Zf 右:Nikon Zfc
Zfはシャッタースピード/ISO/露出補正の各ダイヤルは真鍮製。
回したときの音や手応えまで調整され、シャッターボタンや人工皮革の質感も“触る喜び”を意識したつくりです。
見た目だけでなく、回すたびにテンションが上がる操作感が魅力。
Zfcは上面に3つの基本ダイヤル(シャッタースピード・ISO・露出補正)+F値の小窓を搭載。
アルミ削り出しの丁寧な仕上げで、数値がひと目で分かるので初めての人でも設定迷子になりにくい設計です。
オート時でも露出補正できるのも親切。
握りやすさ(ホールド感)


左:Nikon Zf 右:Nikon Zfc
Zfはクラシック外観を崩さないデザイン性の高いグリップを採用。
張り革の触り心地も向上しており、見た目と実用のバランスがとれています。
長く持っても手に馴染みやすいのが◎。
Zfcはフラットなボディでカバンからの出し入れがスムーズ。
軽快に持ち歩ける一方、指のひっかかりは少なめなので、長時間の安定ホールドより携行性重視の設計と考えると選びやすいです。
見やすさにも差


左:Nikon Zf 右:Nikon Zfc
Zfは上位機種で使用されているQuad-VGA OLEDのEVFを装備。
背面モニターは3.2型のバリアングル式&タッチ操作で、縦位置での情報表示やタッチFnなど“触って気持ちいい操作”を徹底。
クラシック外観でも中身は現代機らしい使い勝手です。
Zfcは約236万ドットXGA OLEDのEVFと、3.0型バリアングルモニターで自撮りやVlogにも強い構成。
表示カスタマイズも充実しています。
デザイン的な違いのまとめ
- Zf デザインの違い=真鍮ダイヤル/B&Wレバー/上質な触感
- Zfc デザインの違い=軽快なフラットボディ/3ダイヤル+F値小窓/携行性重視
どちらも“見た目はレトロ、操作は現代風アレンジ”ですが、質感と操作の満足度重視ならZf、軽さと手軽さ重視ならZfcですね!
ZfとZfc:画質の違い

Nikon Zfで撮影された写真 ※画像引用元:ニコン
同じクラシックデザインでも、写りの方向性ははっきりと違いがあります。
Nikon Zfはフルサイズ(FX)2450万画素センサー+最新世代の画像処理(EXPEED 7)で、暗所に強く、階調のなめらかさや高感度ノイズの少なさが持ち味。
ボディ内手ブレ補正(5軸)も搭載され、夜景や室内、ポートレートで“失敗しにくい”画づくりがしやすいカメラに仕上がっています。
Nikon ZfcはAPS-C(DX)2088万画素センサー。
軽快な描写と十分な解像感で、日中のスナップや旅行、Vlogで扱いやすい“シャキッとした”画が得意です。
Zマウントの恩恵で画質も良く、まずは気軽に高画質な写真を楽しみたい人に向きます。
画質で選ぶ際のポイントはセンサーサイズ。
フルサイズ(Zf)は1画面あたりの受光面積が広いぶん、同条件では暗所・高感度に余裕が出やすく、ハイライトからシャドーまでの階調(ダイナミックレンジ)にもゆとりが生まれやすい。
APS-C(Zfc)は軽さと携行性、そして焦点距離が1.5倍相当になる“望遠寄り”のメリットで、低コストで望遠撮影が可能となり、遠くの被写体を大きく写したいときに強みを発揮します。
センサー・画質・ボケ感
イメージセンサーセンサー
- Zf:フルサイズ(35.9×23.9mm)/有効約2450万画素。最新EXPEED 7と相まって、暗所・高感度での粘りに優れます。ボディ内手ブレ補正(5軸)搭載。
- Zfc:APS-C(23.5×15.7mm)/有効約2088万画素。日常〜旅スナップでバランスのよい解像感と色再現。軽快に扱えるフォーマットです
画質(高感度・階調)
同じISO・同じ露出条件なら、センサーサイズが大きいフルサイズのZfはノイズを抑えやすく、シャドーの粘りやハイライトの余裕が出やすいのが一般的。
夜景・室内・逆光での“救えるカット”が増えます。
さらにボディ内手ブレ補正が効くため、低速シャッターでもブレを抑えやすいのが実用面の強み。
Zfcは日中の光量があるシーンでキレのよい描写が得意。
感度を上げすぎない運用(明るい単焦点の活用)で、高感度も十分実用的に使えます。
ボケ感(背景のとろけ方)
同じ構図・同じ“見かけの画角”・同じ絞り値なら、フルサイズ(Zf)のほうが背景が大きくボケやすいのが基本。人物や物撮りで主役をふわっと浮かせたいならZfが有利です。
APS-C(Zfc)は被写界深度が深めに出るぶん、風景やスナップで“全体をしっかりピントに”したい場面でコントロールしやすいメリットがあります。
望遠側では、Zfcの1.5倍相当の画角が効いてポートレートでも“長めの焦点距離”が得やすく、ボケ量の演出にも使えます(例:50mmレンズはZfcで約75mm相当)。
まとめ(選び方のコツ)
- 夜景・室内・ポートレート重視→ Zf(フルサイズ+手ブレ補正で“粘れる&ボケやすい”)
- 旅行・日常・軽快スナップ重視→ Zfc(軽さ+APS-Cの手軽さで“持ち出しやすい”)
どちらを選んでもZマウントのレンズ資産を活かせるのが共通の魅力。
最終的には「暗所・ボケを活かした表現(Zf)」か、「軽快さ・コスパ・持ち出しやすさ(Zfc)」のどちらを優先するかで決めると失敗しません。
ZfとZfc:オートフォーカスの違い

Nikon Zfに搭載されている最新型画像処理エンジン「EXPEED 7」※画像引用元:ニコン
AF(オートフォーカス)の“安心感”は、被写体認識の種類と追従力、そして暗所での強さで決まります。
Nikon Zfはフラッグシップモデル譲りのEXPEED 7とディープラーニングAFを搭載。
人物(目・顔・頭部・上半身)に加え、犬・猫・鳥・車・バイク・自転車・列車・飛行機まで計9種類を自動検出し、静止画は3Dトラッキング、動画はターゲット追尾AFでしっかり追い続けます。
さらに暗所でのピント合わせに強く(-10EV対応)、逆光で人物がシルエットになりやすい場面でもピントを合わせやすいAF。
最新ファームウェアアップデートでは“鳥専用モード”も追加され、野鳥撮影の歩留まりが向上しました。
Nikon Zfcは、ディープラーニングAFが搭載されていませんが、像面位相差+コントラストのハイブリッドAFと209点の広いAFエリア(画面の約87%×85%カバー)で、スナップや旅行の“とっさの一枚”をしっかり撮影できます。
瞳AFと動物AF(犬・猫)は静止画・動画の両方で使え、Vlogや家族・ペット撮影に使いやすいAFです。
追従が必要なときは「AF-C」(被写体追尾)を活用すれば、構図づくりに集中できます。
どっちがあなた向き?(失敗しない指針)
- 人物・ペット+暗所/スポーツ/野鳥・乗り物も撮る→ Zf(検出の守備範囲が広く、追従と暗所に自信)
- 旅行・日常・Vlog中心で軽快に→ Zfc(広いAF面と動画で効く瞳AF/動物AF)
初心者向けワンポイント
- Zfは「オートエリアAF+被写体自動」にすると、カメラが被写体を見つけて追ってくれます。動く被写体は3Dトラッキングに切り替えると◎。
- Zfcは「ワイドエリアAF(L-人物/動物)」や「オートエリアAF(人物/動物)」を使うと、瞳AF/動物AFが確実に働きます。
ZfとZfc:サイズ感や重量の違い

デザインは似ているけど、Zfcの方が一回りコンパクト!※画像引用元:ニコン
「毎日バッグに入れておけるのはどっち?」という視点なら、軽さとコンパクトさでZfcに軍配。
Zfcは約445g(バッテリー・カード含む)/134.5×93.5×43.5mmで、通勤・旅行・街歩きでも負担になりにくいサイズ感です。
可動式バリアングル液晶で“斜め撮り・自撮り”もしやすく、スナップとの相性が抜群ですね。
一方のZfは約710g/144×103×49mm。数値だけ見ると重めですが、フルサイズ機としては標準的。
マグネシウム合金としっかりした外装でホールド感が高く、長時間の撮影や大きめレンズ装着時のバランスの良さが強みです。
徒歩移動が多い日や“身軽さ最優先”ならZfc、質感・安定感とフルサイズの安心感を重視するならZfが向きます。
Nikon Zf | Nikon Zfc | |
サイズ(幅x高さx奥行き) | 144x103x49mm | 134.5x93.5x43.5mm |
重量 | 約710g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約630g(本体のみ) |
約445g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約390g(本体のみ) |
対候性や耐久性

Nikon Zfはハイエンド機と同等の防塵・防滴性能!※画像引用元:ニコン
耐候性(雨・砂ぼこりへの強さ)
- Zf:公式発表で「高い防塵防滴(ダスト・ドリップレジスタンス)」。外装の継ぎ目やシャッターボタン、バリアングル部を中心に効果的なシーリングが施され、厳しい環境下でも配慮されています(※ただし「すべての状況で完全に防げるわけではない」との但し書きあり)。
- Zfc:マグネシウム合金フレーム採用で、「防塵防滴に配慮」と明記。Zfほど踏み込んだ表現ではないものの、日常の小雨やホコリ対策が考慮されています(こちらも“完全防滴”を保証するものではありません)。
もちろんZfの方が耐久性が高いですが、Zfcも心配する必要は無いかと思います。
僕自身、Nikonのカメラを12年ほど使っていますが、Nikon D750でリコールが1度あっただけで、それ以外で壊れたり不調になったことはありません。
Nikon Zfcも持っていますが、雨の日の撮影を何度も行っていますが、4年ほど使った今の所でもノートラブルです。
まとめ(選び方の目安)
-
身軽さ最優先・一日中歩き回る・旅スナップ中心→ Zfc(小型軽量で負担が少ない)
-
多少の雨や粉塵の中でも安心して撮りたい・重めのレンズも使う→ Zf(高い防塵防滴配慮+剛性感)
Nikon ZfとZfのスペック比較
Nikon Zf | Nikon Zfc | |
発売日 | 2023年10月27日 | 2021年7月23日 |
タイプ | ミラーレス | ミラーレス |
レンズマウント | Nikon Zマウント | Nikon Zマウント |
センサーサイズ | フルサイズ | APS-C |
画素数 | 2450万画素 | 2088万画素 |
高感度 | 標準:ISO100~64000 拡張:ISO50相当、204800相当 |
標準:ISO100~51200 拡張:ISO102400相当、204800相当 |
連写速度 | 高速連続撮影(拡張):約14コマ/秒 ハイスピードフレームキャプチャー+(C30):約30コマ/秒 |
高速連続撮影:約5コマ/秒 高速連続撮影(拡張):約11コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 273点 | 209点 |
液晶モニター | 3.2型(インチ)・210万ドット | 3型(インチ)・104万ドット |
ファインダー倍率 | 0.8倍 | 1.02倍(換算:0.68倍) |
ファインダー視野率 | 100% | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:360枚 液晶モニタ使用時:380枚 |
ファインダー使用時:310枚 液晶モニタ使用時:360枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード microSD microSDHC microSDXC |
SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ | 〇 |
Bluetooth | ○ | 〇 |
NFC | × | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 144x103x49mm | 134.5x93.5x43.5mm |
重量 | 約710g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約630g(本体のみ) |
約445g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約390g(本体のみ) |
実売価格 | 260,000円前後(ボディのみ) | 95,000円前後(ボディのみ) |
Nikon ZfとZfcの比較まとめ
写真・動画の撮影能力は「Zf」が圧勝ですね。
フラッグシップ譲りのスペックなので、当然の結果と言えます。
Zfcのメリットは、カメラサイズのコンパクトさと軽量さ。
カメラ本体が軽くてコンパクトなのはもちろんのこと、APS-C用のレンズも小型で軽いため、カメラ+レンズの組み合わせでは、Zfとの重量差がかなり開きます。
Nikon Zfを選ぶべき人
始めからガチの撮影をしたい人。カメラをすぐ買い替える気はない方。
初期費用はかなり掛かりますが、レトロなデザインとは裏腹に最新技術が詰め込まれていますので、写真・動画のどちらもハイスペックな撮影が出来ます。
Nikon Zfcを選ぶべき人
ミラーレスカメラのデビューとして。気軽にカメラを持ち歩きたい方。
カメラとレンズどちらもコンパクトなので、専用のカメラバッグを用意しなくても、いつものカバンにサッと入れて持ち運べます。
お花や風景の撮影帰りに寄る、カフェでもサッと撮影したい人はZfcが向いていますね。
性能や特長に差がありますが、どちらも良いカメラです。後はコストとの比較になります。
カメラは本体だけでなくレンズも必要。撮影スタイルによっては、三脚やストロボ、フィルター類など周辺機器が必要にもなって来ます。
予算とも相談しつつ、あなたにとって最適なカメラを選んでください。
今回の記事が、カメラ選びの参考になれれば幸いです!
よくある質問(Q&A)
Q1.初めてのZマウント、ZfとZfcどっちが向いてる?
A. 迷ったらZfc。軽量コンパクト&扱いやすい操作系、瞳AF/動物AF、4K30pなど“はじめやすい性能”が一台にまとまっています。長く作品志向でいくならZf。フルサイズ24.5MP、被写体認識9種、強力な手ブレ補正(ボディ内)で、夜景や逆光でも余裕を持って撮れます。
Q2. 動画メインならどっち?(Vlog/作品撮り)
A. 作品寄り→Zf:4K60p、6Kオーバーサンプリング、カメラ内10-bit H.265、最長約125分記録に対応。カラーグレーディング前提の制作にも向きます。
Vlog寄り→Zfc:クロップなしの4K30p、自撮りに便利なバリアングル&フルタイム瞳AFでセットアップが簡単。
Q3. 夜景や室内、手ブレが心配…
A. Zfはボディ内手ブレ補正(5軸)を搭載。薄暗い店内や夜景スナップでも“失敗を減らす”安心感があります。Zfcはボディ内補正なし(VRはレンズ側に依存)なので、手ブレが気になるシーンではVR付きレンズや高感度設定を活用しましょう。
Q4. 人物・ペット・乗り物のAFは?
A. Zfは9種類の被写体自動検出(人物/犬/猫/鳥/車/バイク/自転車/列車/飛行機)に対応。動く被写体や逆光でも粘り強く追従します。Zfcは人物と犬・猫の瞳AFが静止画/動画で使え、家族・ペット・Vlogに十分な実力です。
Q5.決定的瞬間に強いのは?(連写・撮り逃し対策)
A. Zfは高速連写に加え、プリリリースキャプチャ(C30時)が使えるので、シャッターを切る“直前”の一瞬まで拾えます。スタートの瞬間が大事なスポーツや動物に有利。Zfcは最大約11コマ/秒で、旅行やスナップの“ベストカット選び”に十分です。
Q6. 旅行スナップや“毎日カメラ”に最適なのは?
A. Zfc。小型・軽量で、取り回しがとにかく軽快。バリアングルでローアングルや自撮りも簡単です。街歩きや旅の相棒ならこちらがラク。
Q7. ポートレートや「背景ボケ」を重視すると?
A.フルサイズのZfはボケ量をコントロールしやすく、肌の階調や背景のとろけ方に余裕が出やすいのが魅力。室内ポトレやナイトポトレでも歩留まりが高め。(ボディ内手ブレ補正の後押しも効きます)
Q8. 自撮り・ライブ配信は?
A.どちらもバリアングル。Zfcは自撮りモードや動画向けUIが充実、Zfも可動モニター&被写体認識で快適です。軽さ優先の配信ならZfc、画づくり重視ならZf。
Q9. レンズの揃え方(最初の一本)
A. Zfなら軽量単焦点(例:40mm F2)や標準ズーム(24-120mm F4)で“作品も旅も”を一本化。Zfcは標準ズーム16-50mmで広く練習し、明るい単焦点を足すと“ボケ”も楽しめます。(ZfcはDX、ZfはFXレンズが基本)
Q10. 将来フルサイズに行く予定がある
A. 今からZfでFXレンズを揃えると移行がスムーズ。まずは軽さ&低予算で始めるならZfc→必要に応じて上位機へのステップも王道です。
ひとことアドバイス
- 軽さ・コスパ・Vlog相性重視→ Zfc。クロップなし4K30p&瞳AFで“はじめやすい動画カメラ”。
- 暗所・被写体認識AF・画づくり重視→ Zf。フルサイズ×ボディ内手ブレ補正×4K60pで“作品志向”も安心。
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