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FUJIFILM X-H2とX-T5、同じ4020万画素でも何が違う?用途別の選び方

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※2026年10月24日に内容を更新しました。

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

FUJIFILMが2022年に発売した、APS-Cの高画素ミラーレス「X-H2」と「X-T5」

どちらも4020万画素ですが、操作性や動画機能には大きな違いがあり、選ぶのが悩ましい2台です。

 

高画素の写真を撮りたいなら、X-H2とX-T5のどちらが良いのでしょうか?画質の共通点から動画性能、連写、ファインダー、持ち歩きやすさまで比較し、撮影スタイルに合う選び方を考えてみます!

 

 

FUJIFILM X-H2とX-T5の基本スペックを比較

 

 

発売日 2022年9月29日 2022年11月25日
タイプ ミラーレス ミラーレス
レンズマウント FUJIFILM Xマウント FUJIFILM Xマウント
センサーサイズ APS-C APS-C
画素数 4020万画素 4020万画素
高感度 標準:ISO125~12800
拡張:ISO64、80、100、25600、51200
標準:ISO125~12800
拡張:ISO64、80、100、25600、51200
連写速度 約20コマ/秒(電子シャッター、1.29Xクロップ時)
約15コマ/秒(メカニカルシャッター使用時)
約20コマ/秒(電子シャッター、1.29Xクロップ時)
約15コマ/秒(メカニカルシャッター使用時)
シャッタースピード 電子:1/180000秒~15分
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分
電子:1/180000秒~15分
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分
AF測距点 425点 425点
液晶モニター 3型(インチ)・162万ドット 3型(インチ)・184万ドット
ファインダー倍率 0.8倍 0.8倍
ファインダー視野率 100% 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:510枚
液晶モニタ使用時:540枚
ファインダー使用時:590枚
液晶モニタ使用時:580枚
エコノミーモード:740枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
CFexpressカードTypeB
SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi ○ ○
Bluetooth ○ ○
NFC × ×
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) 136.3x92.9x84.6mm 129.5x91x63.8mm
重量 579g 476g
実売価格 255,000円前後(ボディのみ) 231,000円前後(ボディのみ)

 

比較表の中央列がX-H2、右列がX-T5です。画素数や連写速度は共通ですが、サイズや記録メディアに差があります。実売価格は記事更新時点の目安なので、購入時は販売価格を確認してください。

 

梅野
梅野
同じ4020万画素でも、実際の撮影では何が変わるのか。ここから詳しく見ていきましょう!

 

 

X-H2とX-T5に共通する画質と撮影性能

 

 

X-H2とX-T5には、センサーや画像処理エンジンなど多くの共通点を持っています。

 

X-H2とX-T5の共通点

  • 第5世代の4020万画素センサーと画像処理エンジン
  • 被写体検出AFなどの基本機能
  • 19種類のフィルムシミュレーション

 

両機ともX-Trans CMOS 5 HRセンサーとX-Processor 5を採用しており、高精細な写真を撮るための基本性能は共通しています。

設定やレンズ、撮影条件が同じであれば、画質だけで両機を選び分けるのは難しいと感じます。

 

 

X-H2とX-T5の違いは動画・操作性・記録メディア

 

同じセンサーを搭載していても、使いやすい撮影シーンは同じではありません。

購入前に確認したい違いを整理してみました。

 

X-H2とX-T5の主な違い

8K対応などの動画撮影機能

背面モニターの方式と解像度

ファインダーの解像度

カメラの操作感

対応記録メディアと連写の持続力

本体サイズと重量

 

写真の基本的な画質は近い一方、操作性にははっきりした違いが出てきます。

また動画の記録方式にも大きな差がありますね。

 

 

動画性能の違い|8KとProResはX-H2の強み

 

 

両機を選び分けるポイントの1つが動画機能です。
X-H2は8K撮影やApple ProResの内部記録に対応しており、X-T5は6.2K/30pまでの内部記録に対応しています。

 

  X-H2 X-T5
動画画質 8K/30P 4:2:2 10bit 内部記録
6.2K/30P
DCI4K・4K/60P
6.2K/30P
4:2:2 10bit 内部記録
DCI4K・4K/60P
最高ビットレート 720Mbps 360Mbps
Apple ProRes内部記録 ○ ×
デジタルズーム 2倍
※4K HQ、4K DCI HQ、Full HDで使用可能
×
動画撮影時の電池寿命(公称値) 8K/30P 約100分
4K/60P 約120分
6.2K/30P 約130分
4K/60P 約130分

 

どちらも4K/60pや10bit動画を撮れますが、8K・高ビットレート記録・ProResの内部記録はX-H2の強み。表の数値は撮影モードや記録形式によって変わるため、用途に合わせて見てください。

 

X-H2

X-H2は8K/30p動画の内部記録に対応。高解像度の映像を編集したい方や、ProResを使った本格的な動画制作に取り組みたい方に向いています。

対応する撮影モードではデジタルズームも使えるので、動画の構図を調整したい場面でも便利ですね。

 

X-T5

X-T5は8Kの内部記録には対応していませんが、6.2K/30pの高解像度動画を撮影できます。

4K/60pにも対応しているので、普段は写真が中心で、ときどき高画質な動画も撮りたい方なら十分に活用できます。

 

 

背面モニターの違い|バリアングルと3方向チルト

 

FUJIFILM X-H2の画像

※画像引用元:フジフイルム

 

  X-H2 X-T5
モニター方式 バリアングル式 3方向チルト式
モニターサイズ/解像度 3.0型/約162万ドット 3.0型/約184万ドット

 

X-H2

X-H2には、モニターを横に開いて向きを変えられる「バリアングル式」が採用されています。
ローアングルやハイアングルに加え、自撮りや動画撮影時の画角確認もしやすい方式ですね。

 

X-T5

X-T5は、光軸に近い位置で画面の向きを調整できる3方向チルト式を採用。
3方向チルト式のため、縦位置でも画面を傾けて構図を確認できます。解像度は184万ドットで、X-H2より高精細です。
ファインダーを使わず静止画を撮るときにも、ピントや細部を確認しやすいのがうれしいですね。

 

 

ファインダーの違い|約576万ドットのX-H2が優位

 

電子ファインダー(EVF)はX-H2の方が高解像度。ファインダーを覗いて撮る機会が多い方は、ここも確認したいポイントです。

 

  X-H2 X-T5
サイズ 0.5型有機ELファインダー 0.5型有機ELファインダー
解像度 約576万ドット 約369万ドット
視野率 100% 100%

 

X-H2

X-H2は約576万ドットのEVFを搭載。細部の見え方やピント確認を重視する方にとって、約369万ドットのX-T5との差は魅力的ですね。

 

X-T5

X-T5は約369万ドットのEVFを搭載しており、X-T4と同等の解像度です。数字ではX-H2に譲りますが、見え方の好みや撮影頻度も含めて選びたいところです。

 

 

操作性の違い|モードダイヤルかクラシカルな操作か

 

FUJIFILM X-T5の画像

※画像引用元:フジフイルム

 

同じFUJIFILMでも、X-H2とX-T5では撮影設定の変え方が大きく異なります。

 

X-H2

X-H2はモードダイヤルとコマンドダイヤルを中心に操作する設計。グリップも深めで、設定を切り替えながら写真と動画を撮る方には扱いやすいスタイルですね。

 

X-T5

X-T5はシャッタースピードやISO感度などの専用ダイヤルが並び、設定を目で確認しながら操作できます。FUJIFILMらしいクラシカルなデザインを楽しめる一台です。

 

操作性に優劣はなく、好みで選べる部分です。専用ダイヤルを回して撮影を楽しみたいならX-T5、モード切り替えやグリップの握りやすさを重視するならX-H2が候補。できれば実機を持ち、操作感を比べてみたいですね。

 

 

記録メディアの違い|CFexpress対応で連写持続力に差

 

※画像引用元:フジフイルム

 

両機ともSDカードに対応。X-H2はさらに「CFexpressカードTypeB」を使用できるため、大容量の動画記録や長い連写で有利です。

 

  X-H2 X-T5
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
CFexpressカードTypeB
SDカード
SDHCカード
SDXCカード

 

CFexpress Type Bは高速な書き込み・読み込みに対応する記録メディア。大きなRAWデータや高ビットレート動画を扱うときに利点があります。

X-H2で8KやProResを活用するなら、撮影モードに対応したカードの選択が大切ですね。

 

静止画でも差が出るのが、連写を続けられる枚数です。

下の表は、記録方式や対応カードなど所定の条件で測定した連続記録枚数の目安です。

 

  X-H2 X-T5
電子シャッター 最速20コマ/秒
(JPEG/圧縮RAW:1000枚以上)
最速20コマ/秒
(JPEG:168枚/圧縮RAW:72枚)
メカシャッター 最速15コマ/秒
(JPEG/圧縮RAW:1000枚以上)
最速15コマ/秒
(JPEG:119枚/圧縮RAW:39枚)

 

表の条件で圧縮RAWを連写した場合、X-T5はおよそ2~4秒ほどで連続撮影枚数の目安に達します。一方、X-H2は連続記録枚数1000枚以上という仕様です。実際の持続時間はカード性能や画質設定などによって変わりますが、長い連写では大きな差になります。

連写枚数だけでなく、書き込み待ちの少なさも重視する方は、CFexpress Type B対応のX-H2が気になるはずです。

 

 

サイズ・重量の違い|持ち歩くならX-T5

 

正面から見ると近い大きさですが、奥行きと重量にはしっかり差があります。携帯性を重視する方は要チェックです。

 

  X-H2 X-T5
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) 136.3x92.9x84.6mm 129.5x91x63.8mm
重量 579g 476g

 

X-H2

幅と高さは比較的近いものの、奥行きは20.8mm違います。X-H2は深いグリップを備え、比較的大きなレンズを装着したときも握りやすい形状です。

動画撮影時の放熱への配慮も含め、携帯性より操作性や拡張性を重視したボディ設計ですね。

 

X-T5

X-T5は高画素センサーを搭載しながら、比較的コンパクトなボディにまとまっています。

旅行や街歩きでカメラを持ち歩きたい方には、こちらのサイズ感が魅力ですね。

 

ボディ重量も約103gの差があり、X-T5の方が軽量です。

小さな差に思えるかもしれませんが、一日中持ち歩くなら、この103gは意外と無視できません。

レンズを含めた機材の重さも考えると、X-T5の身軽さが役立つ場面は多そうです!

 

 

FUJIFILM X-H2とX-T5の違い・選び方に関するよくある質問

 

Q1: X-H2とX-T5は同じ4020万画素なのに何が違う?

A1: X-H2とX-T5は、4020万画素センサーや画像処理エンジン、基本的な連写速度が共通しています。主な違いは、動画の内部記録方式、ファインダーと背面モニター、操作性、記録メディア、本体サイズです。写真の画質だけでなく、撮り方に合うボディを選ぶことがポイントになります。

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Q2: 動画撮影ならX-H2とX-T5のどちらが向いていますか?

A2: 動画制作を重視するならX-H2が有利です。8K/30p撮影とApple ProResの内部記録に対応しているため、高解像度素材を使う編集に向いています。X-T5も6.2K/30pや4K/60pに対応し、写真中心でときどき動画を撮る用途なら十分に選択肢になります。

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Q3: X-H2とX-T5のモニターとファインダーはどう違いますか?

A3: ファインダーは約576万ドットのX-H2が高精細で、X-T5は約369万ドットです。背面モニターはX-H2がバリアングル式、X-T5が3方向チルト式。背面モニターの解像度はX-T5の約184万ドットが上ですが、使いやすさは撮影アングルや動画の撮り方でも変わります。

 

Q4: 旅行やスナップで持ち歩くならどちらが軽いですか?

A4: 携帯性を優先するならX-T5です。重量はX-T5が約476g、X-H2が約579gで、X-T5の方が約103g軽量。ボディの奥行きも小さいため、旅行や街歩きで持ち歩くなら選びやすい一台です。

 

Q5: 写真撮影が中心ならX-H2とX-T5のどちらを選ぶべき?

A5: 普段の写真撮影が中心なら、軽量で専用ダイヤルが使えるX-T5をおすすめしやすいです。ただし、ファインダーの解像度や深いグリップを重視するなら、写真用でもX-H2は十分魅力的。両機の4020万画素センサーは共通なので、操作感で選ぶのも良いと思います。

 

Q6: 連写速度が同じでもX-H2の方が連写に強いのはなぜ?

A6: 最大連写速度は共通ですが、連続記録枚数には大きな違いがあります。X-H2はCFexpress Type Bカードに対応し、所定の条件では圧縮RAWで1000枚以上の連続記録が可能です。実際の枚数はカードや設定で変わるものの、スポーツや野鳥など長く連写する用途ではX-H2が有利です。

 

Q7: 結局、X-H2とX-T5はどんな人におすすめですか?

A7: 8K動画やProRes内部記録、長い連写、高精細なEVFが必要ならX-H2がおすすめ。写真が中心で、軽さとクラシカルな操作性を大切にするならX-T5が向いています。価格は販売時期や新品・中古の状態で変わるため、必要な機能と予算を合わせて判断してみてください。

 

 

 

X-H2とX-T5の比較まとめ|買うならどっち?

 

 

X-H2とX-T5は、4020万画素の高精細な画質を共有しながら、動画性能・操作性・ファインダー・携帯性で役割が分かれています。

同じセンサーを積んだカメラでも、何を撮りたいかによって選び方が変わるんですね!

 

X-H2が向いている人

  • 8K動画やProRes内部記録を活用したい
  • 高精細なファインダーを重視する
  • バリアングルモニターが良い
  • 長時間の連写とCFexpress対応が欲しい

 

X-T5が向いている人

  • 写真撮影が中心で、ときどき動画も撮る
  • 軽くてコンパクトなカメラが良い
  • バッテリー持ちが良い方がいい
  • 購入費用と持ち歩きやすさを重視する

 

選び方をシンプルにまとめるなら、動画メインの方は「X-H2」

写真メインの方は「X-T5」というのが、僕の基本的なおすすめです。

 

ただし、写真が中心でも悩ましいのが連写の持続力。

X-H2は条件が合えば1000枚以上の連続記録ができるため、スポーツや野鳥を長く連写する方には大きな魅力です。連写速度が同じでも、撮り続けられる時間には違いがありますね。

より高速な動体撮影を重視するならX-H2Sも候補ですが、画素数が異なるため、トリミングの余裕や高精細な写真を求めるかどうかで選択が変わります。

 

FUJIFILMの上位機種はそれぞれ得意分野が違うので、選ぶのが楽しくも悩ましいですね(笑)

 

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