こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
2019年に入って買った機材第1弾は、単焦点レンズ。
「タムキュー」の愛称で知られる、タムロンのマクロレンズです!
私が購入したのはタムキューの最新モデル「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD」
2016年発売と新しいレンズですね。
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDを1ヵ月ほど使いましたので、レビューをしてみたいと思います!
花を撮りたかったからTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDを買った
カメラを始めてからこれまでは、撮りたいものを撮ってきた。
ジャンルに縛られず、目に映った「良い」と思うものを撮影してきたのですが、今年は撮るものをある程度限定して撮ってみようと思ったんですね。
それで私が選んだのは「花」
花と言えばマクロレンズ。
そんな単純な理由で買ったのがTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDでした。
中望遠の単焦点レンズを持っていなかったので、花以外にポートレートとかにも使えるし一石二鳥。
こうして初の中望遠単焦点・初のマクロレンズを手に入れたのでした!
画質は想像よりも良くて感動した

そんな感じで購入したので、あまり詳しいことは調べていませんでした。
有名なレンズなら間違いはないだろ~、くらいの軽い気持ちでポチっとな。
お値段も50,000~60,000円と言うこともあり、マクロ機能があるならそれで良い。
なので例え画質が悪かったとしても、画質が悪いとか色が悪いとか、そんな文句を言うつもりもなかった。
んで、撮ってみてビックリした。

シャープな写りもフワッとした柔らかい写りも自由自在!
この何でも出来ます感がたまらんですね(笑)
この写りの良さで60,000円前後と言う価格は信じられない。
しかもマクロも出来ます。
タムキューという愛称で呼ばれて、愛されているシリーズは凄いなぁと実感しました。
色はアッサリした感じ
※Nikon D750+TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
2018年末に購入した「TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037) 」は、色がハッキリと出るタイプでタムロンっぽいレンズでした。
それに比べるとTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDはアッサリとした感じ。
カメラとの組み合わせでも違うでしょうが、Nikon D750とTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDでは、大人しい色に仕上がります。
元々、Nikon自体が記録色と言われるアッサリとした色合いに仕上がる。
Nikonのカメラ+Nikonのレンズだと、見た目に忠実な色彩を表現するため、悪く言ってしまうと面白くない・インパクトの無い写真になります。
ですがTAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDのアッサリめと言うのは、Nikonのレンズとはちょっと違う。
評論家じゃないので言葉で表現するのは難しいのですが、色は大人しいもののノスタルジーと言うか哀愁が漂う色になります。
シャドー部分に写りが良いんですかね?
※Nikon D750+TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
専門的なことは分かりませんが

ちょっと前にTwitterで「1年かけてフィルム風レタッチを完成させたぜ~」って喜んでたんですが、このレンズ使えば簡単にフィルム風になっちゃうんじゃね?
作品らしい色彩にしやすいと思うので、TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDの色が好きな人も多いと思います!
ボケは柔らかく大きくボケる
※Nikon D750+TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
焦点距離は90mmとはいえ、開放でもF/2.8でしたのでボケ感はあまり期待していませんでした。
というか90mmのレンズは初めてなので、どれほどボケるのかも良くわかんないっていうのもありましたが(笑)
結果から言うと

もう衝撃のボケ具合!
50mm F1.8と全然違う世界に、ただただ驚くばかりです。
※Nikon D750+TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
背景をボケさせたというより、ボケの中から被写体が出てきましたって感じ!
オートフォーカスはシュッとピントが合う
サードパーティ製レンズで気になるのがオートフォーカス。
レンズによってはピントが合いにくかったり、動作する速度が遅かったりします。
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDは、超高速オートフォーカスとは言えませんが、シュッと素早くピントを合わせてくれるのでストレスフリー!
当たりはずれはありますが、前ピン後ピンもなく問題ありません。
ただ、色が白すぎる・黒すぎる被写体だと、ピントが迷うことが多い気もする。
マクロ撮影するときは、ピント位置がズレたり迷ったりすることが多くなりますので、オートフォーカスである程度ピント合わせて、あとはマニュアルフォーカスで微調整する使い方が良いと思います。
フォーカスリングがやたらと広いので、マニュアルフォーカスはやりやすいですよ。
手ブレ補正はやっぱり助かる
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDは手ブレ補正があります。
従来のタムキューと異なるのは、シフトブレを検知する加速度センサーを新たに搭載していること。
ジャイロセンサーと加速度センサー、2つのセンサーのおかげでこれまでよりも手ブレ補正の効果が高くなっています。
特にマクロ撮影時には助かりますね。
補正効果が何段分なのか記載されていないのですが、夜間に手持ちで撮影しても全く問題ないので、補正効果はかなり高そう!
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDを使ってみての感想
※Nikon D750+TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
色々と使ってみましたが、TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDはとても良いレンズだ!
お値段の安さを踏まえれば、神マクロレンズと言えるでしょう。
まぁ、撮影のたのしいこと。
90mmのレンズなので切り取るのが上手ですし、マクロなので今まで見たことない世界を見せてくれる。
写真の幅が大きく広がりますし、撮影がマンネリしたり飽きてきている人にぜひオススメしたいレンズ!
ミニチュアのような世界を撮影できるので、今まで以上に足元に目が行きますね。
買って後悔することは無いと思う。
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDは、自信を持って人にススメられるレンズです!
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDの作例
このレンズを買って間もないですが、作例を載せておきます。
また良い写真が撮れましたら、更新しますね!