※画像引用元:TAMRON(https://www.tamron.jp/)
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
タムロンから面白いレンズが登場しました。
ポートレート用ズームレンズ「TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD」です。
これまでポートレートと言えば、50mm~135mmの単焦点で、F1.8以下の明るいレンズを使う人が多かったと思います。
標準レンズは24~75mm、望遠は75~200mmのレンズが多いですので、ズームレンズでポートレートを撮ろうと思えば、結局2本のレンズが必要でした。
ですがTAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDは、35mmから150mmとポートレートで使いやすい焦点距離をカバー!
世にも奇妙な人物撮り用ズームレンズが登場したのです。
35mmから150mmの使いやすさ
TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDと同じぐらいの焦点距離を、単焦点レンズでカバーするとしたらどんなレンズを持っていきますか?
人によって違うと思いますが、35mm・50mm・75mm・135mmこの当たりのレンズかと思います。
単焦点レンズなら4本前後持っていかなくてはなりませんが、TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDなら1本で済む。
これがTAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDの最大のメリットです。
タムロンの公式サイトに、とても分かりやすい画像がありました。
※画像引用元:TAMRON(https://www.tamron.jp/)
全身を撮る35mmからバストアップの150mmまで、1歩も動くことなく撮影できてしまうんですね!
画質やボケの量は単焦点レンズに勝てませんが、1本のレンズで完結するので手早く撮影したり機材の数を減らすのに貢献してくれます。
5段分の手ブレ補正を搭載
※画像引用元:TAMRON(https://www.tamron.jp/)
最近のタムロンレンズはAF制御用MPUと手ブレ補正用のMPU、2つを搭載するデュアルMPUレンズが増えています。
TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDは、もちろんデュアルMPUを採用。
そのおかげで素早いAF動作と、高い手ブレ補正効果を持っています。
単焦点レンズの場合はF値が明るいので、手ブレが気になるシーンは少なくなりますが、TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDは150mmの場合はF4となります。
ちょっと光量が少ない環境だと、わずかな手ブレが出るシーンが多いと思いますので、5段分もの手ブレ補正が搭載されているのはかなり嬉しい。
手持ち撮影できる場面が増えますし、失敗写真を大幅に減らせるはずです!
ズーム全域で最短撮影距離0.45m
※画像引用元:TAMRON(https://www.tamron.jp/)
TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDはなんと、ズーム全域で最短撮影距離0.45mとなっています。
焦点距離150mmでも45cm離れているだけで、ピントが合うんですね!
マクロレンズほどでは無いにしろ、一眼カメラが苦手な近接撮影が可能になります。
またこれだけ近づけるのなら、今まででは諦めていた構図とかも試せちゃいますね。
撮影の幅が広がることは間違いありません。
TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDのスペック
発売日 | 2019年6月20日 |
対応マウント | Canon EFマウント/Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 14群19枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 35~150mm |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 1:3.7倍 |
開放F値 | F2.8-4 |
画角 | 63.26~16.25° |
手ブレ補正 | 〇(5段分) |
防塵 | × |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 84x126.8mm |
重量 | 796g |
実売価格 | 90,000円前後 |
TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSDの作例
※画像引用元:TAMRON(https://www.tamron.jp/)