こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
ソニーのフルサイズ機のエントリーモデルであるミラーレス「α7」
これの最新モデル「α7III ILCE-7M3」が発表されました。
α9が突如出たのでα7IIIはまだまだ先になるのかな?と思っていましたが、これまた突然の登場ですね。
α7IIIは前モデルのα7IIと比較すると、かなり性能が上がっていてベーシックモデルとは思えないスペックになっています!
進化しすぎのオートフォーカス
※画像引用元:SONY(https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7M3/)
α7IIはコントラストAFが25点でしたが、α7IIIでは425点にまで増加。
AF測距点は693点と、前モデルから比較するとやり過ぎと言えるくらいレベルアップしています!
動体追従性も最新のセンサーやアルゴリズムの改良で、約2倍も性能が上がりました。
バランス機のはずなのに、まるで動体撮影専用カメラのようなオートフォーカスになっています。
バッテリー持ちを改善
※画像引用元:SONY(https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7M3/)
ミラーレスの欠点といえばバッテリーがあまり持たないこと。
充電MAXの状態でも撮影可能枚数は、300~500枚ほどとなっているので旅行とかに出かける際は、充電器や予備バッテリーを持ち歩かないと厳しかった。
α7IIIではこの問題を改善し、撮影可能枚数が最大710枚に!
EVF使用時でも610枚までバッテリー容量が進化しました。
これだけの枚数が撮影できるのであれば、1泊2日くらいの旅行なら電池が持ちそうですね。
新世代センサーでスペック破壊
※画像引用元:SONY(https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7M3/)
α7IIIはイメージセンサー・画像処理エンジンともに、新しく開発された新世代型を採用されています。
これによって画質に関することや、カメラの処理スピードが大きく向上し、とても使いやすいミラーレスになりました!
●ISO204800
新世代の画像処理エンジンBIONZ Xの恩恵で、拡張ISO50-204800まで対応。
常用ISOも51200まで使えるので、フルサイズのエントリーモデルとは思えないほど高性能です。
●AF/AE追随 最高約10コマ/秒
※画像引用元:SONY(https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7M3/)
新型センサーでカメラの処理能力が上がると、連写性能も向上します。
α7IIIはフルサイズセンサー搭載の2420万画素と、かなり高画質なミラーレスですが、それでもAF/AE追随で10コマ/秒という高速連写が可能。
AF測距点693点のオートフォーカスと合わせれば、動体撮影がとてもイージーになるのは間違いない!
カメラの使い勝手の良さも健在
α7IIIは画質やオートフォーカスの進化が目立ちますが、カメラ自体の堅牢さや快適性も良い。
α7IIから搭載されたボディ内5軸手ブレ補正も、約5段分の補正効果がえられる物がα7IIIにも搭載されています。
ボディはマグネシウム合金が多く使われ、頑丈さと軽さを両立。
小さくて軽く、それでいてタフなミラーレスに仕上がっています。
もちろん水やホコリからカメラを守る、防塵防滴仕様にもなっている。
初代α7では何かと問題のあったレンズマウントも、より高強度のマウントが採用されているので、以前のようなマウントが歪むなんてことはもう無いでしょう。
●主なスペック
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 2420万画素 |
高感度 | ISO100~51200 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 |
連写速度 | 約10コマ/秒 |
AF測距点 | 693点 |
撮影可能枚数 | 約710枚 |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | × |
NFC | ○ |
重量 | 565g(電池・SD含まず) |
実売価格 |
240,000円前後(レンズキット) |
まとめ
※画像引用元:SONY(https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7M3/)
バッテリーの容量不足問題も解決しつつあり、EVF(電子ビューファインダー)の性能も上がってきていますので、これからはミラーレスを選ばない理由がありませんね。
SONY α7IIIはフルサイズ機のエントリーモデルにしては、過剰といえるスペックです。
フルサイズ機の欠点であるカメラ自体が重い大きいという点も、ミラーレスであれば当てはまりませんし、連写が遅いのもα7IIIでは最高10コマ/秒にまで改良されています。
動体撮影専用機か!というほど高速なAFに、抜群の高感度性能まで完備。
2018年は一眼レフとミラーレスの位置づけや売上台数などが、逆転しそうな年となりそうですね。
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