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「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN」のレビューや評価をまとめてみた!

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「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN」のレビューや評価をまとめてみた!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

2019年に発売された「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN」は、ミラーレス専用設計されたSIGMAらしい高解像度の標準ズームレンズです。

 

開放F値がF2.8と明るいため、暗い場所でも手ブレを気にせず撮影することができ、

また、15群19枚のレンズ構成とナノポーラスコーティングによる優れた光学性能で、高い解像度と美しいボケ味を実現しています。

 

話し合う人のイラスト(フリー素材)

 

低価格と高画質と言う矛盾することを実現しており、SONY EマウントとLマウントユーザーから絶大な人気を集めていますね!

今回は、SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNのレビューや評価をまとめてみました!

 

記事の信頼性

  • 写真歴 9年目
  • ブログ運営歴 9年目(月間PV数12万)
  • メーカー様からのレビュー案件多数
  • YouTubeチャンネルで撮影テクニックなど情報発信中(2024.4現在登録者数4400人)

お仕事依頼やレビュー案件など、お問い合わせはこちらからお願いいたします。

 

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの特長

 

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの画像

※画像引用元:シグマ

 

 

それではまず、SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの特長をご紹介します!

 

Artシリーズの光学性能

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの画像

※画像引用元:シグマ

 

SIGMAの「Artシリーズ」は、高画質さに特化したレンズラインナップです。

開放からの高い解像力と美しいボケ味を実現し、プロのカメラマンからアマチュアカメラマンまで幅広い層に支持されています。

 

ポイント

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNは、高性能なレンズ材を使用した15群19枚の構成となっています。

FLDガラスを6枚、SLDガラスを2枚使用することで、各種収差を抑制し、透明感のある写りを実現しています。

特に、FLDガラスは、シグマ独自の低分散ガラスで、色収差を大幅に抑制することができます。

SLDガラスも、色収差を抑制する効果があり、両方のガラスを組み合わせることで、色収差を徹底的に抑制しています。

 

Artシリーズのレンズは、開放からの高い解像力を持っています。

これは、高性能なレンズ材とレンズ構成によって、各収差をしっかりと抑えているためです。

 

F/8.0まで絞ると中心部だけでなく、周辺部まで高い解像力を発揮します。
また、絞りを開けることで、より明るい写真が撮れるだけでなく、背景をぼかして被写体を際立たせることもできます。

 

 

0.18mまで寄れるレンズ

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの画像

 

ポイント

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNは、広角端24mmで0.18m、望遠端70mmで0.38mまで寄れるレンズです。

寄れるレンズと言えばTAMRONが有名ですが、SIGMAのレンズもかなり最短撮影距離が短く、使い勝手が良いですね!

被写体に近づいて撮影出来ることで、写真の幅も広がりますので、「寄れる」と言う要素もレンズの性能で重要な要素の1つです。

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの「寄れる」魅力は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

 

被写体の細部をクローズアップして撮影できる

 

広角端24mmで0.18mまで寄れれば、花や草木の細部をクローズアップして撮影することができます。

また、望遠端70mmで0.38mまで寄れれば、虫や小動物を大きく迫力ある写真に仕上げることができます。

 

背景をボカして、被写体を際立たせることができる

 

F2.8の明るい開放F値を活かして、背景をボカして被写体を際立たせることもできます。

広角端24mmで撮影すれば、背景を広くボカして、ダイナミックな印象を与えることができます。

また、望遠端70mmで撮影すれば、背景を狭くボカして、被写体に視線を集中させることができます。

 

さまざまなシーンで活躍する

 

広角端24mmから望遠端70mmまでをカバーする標準ズームレンズなので、さまざまなシーンで活躍します。

風景やポートレート、スナップなど、さまざまな被写体を撮影する際に、寄れるという機能は非常に便利です。

 

 

高速で静かなオートフォーカス

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの画像

※画像引用元:シグマ

 

ポイント

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNは、STM(ステッピングモーター)を採用したオートフォーカスを搭載しています。

STMは、駆動音が静かなのが特徴。

そのため、動画撮影でも周囲の音を邪魔することなく、スムーズなピント合わせを行うことができます。

また、最近の主流はリニアモーターですが、SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNのオートフォーカスは高速で、海外のテストでは最速0.1秒でピント合わせが可能とのことです。

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNのオートフォーカス性能は、SONY純正レンズには劣るとの評価もありますが、ほとんどの方にとって十分すぎる性能でしょう。

特に、動画撮影をメインで行う方や、静音性を重視する方におすすめのレンズです。

 

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの公式作例

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNで撮影した写真

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNで撮影した写真

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNで撮影した写真

※画像引用元:シグマ

 

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNのスペック

 

 

発売日 2019年12月20日
対応マウント SONY Eマウント/Lマウント
フルサイズ対応
レンズ構成 15群19枚
絞り羽根 11枚
焦点距離 24-70mm
最短撮影距離 0.18m-0.38m
最大撮影倍率 1:2.9-1:4.5倍
開放F値 F2.8
画角 84.1~34.3°
手ブレ補正 ×
防塵
防滴
フィルター径 82mm
本体サイズ 87.8x124.9mm
重量 830g
実売価格 133,000円前後

 

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNのレビュー

 

※レビューは価格.comより引用しています。

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの良い評価

 

Eマウント標準ズームレンズの終着点

純正レベルの機能性があります。
鏡筒部にあるボタンはあまり使いませんが、あればあったで困ることはありません。
基本的には最小限の機能性です。

-

α7R4の6100万画素の解像度に耐えうる解像度のレンズです。
空気感、キレ、目を見張る物があります。

-

ミラーレス用レンズとしては大きく思い部類だとは思いますが、一眼レフ用レンズと比べれば軽量コンパクトであり、他社フルサイズミラーレスの同スペックのレンズと比べてもそこまで極端に大きく重いレンズではないと思います。
大三元レンズとはこういうものです。

この性能を考えれば、10万円という価格も高価とは言えないのではないでしょうか。
これを買っておけば、標準ズームレンズで迷うことはないでしょう。

 

レンズキット乗り換え時に検討頂きたい一本

仕事でも趣味でも併用可能な大三元を探していた際に購入。
こちらを入手後、まさかの24-70GMⅡが発表され若干後悔するも、今のところはお値段以上の満足感です(笑)

-

10万円前半でこの描写力はコスパ抜群だと思います。
もちろん純正GMと比較すれば物足りなさは感じますが、開放域F2.8は風景写真から人や動物まで幅広くカバーでき、ボケ感も及第点。特に広角域の描写力は秀逸かと。

-

他の諸先輩が記されている様に、総じてバランスが良い標準レンズかと感じます。
レンズ重量が泣きどころくらいですが、ズームレンズキットが物足りなくなり、「次の一本」を検討する際は是非とも購入を検討して欲しい一本です(^^)

 

描写力に優れた定番レンズ

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN標準ズームの定番であり風景、人物、花、星景等に使用している。

旅行などに一本レンズを持ち出すとするなら広角端の24mmは必須で本レンズが本命となる。
最短撮影距離が広角端で18cmと寄れる事がより撮影の幅を広げてくれる。

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解像度、ボケ等、描写画質においての不満は全くなくAF精度や速度においても同様である。
回転方向が純正とは逆であるとの指摘が多々あるが、個人的には全く気にならないし、ズーム操作時のトルク感も適度で操作性は良好である。

不満な点はレンズフードにゴミが付着しやすい材質である事と少々大きめな事であるが、本体の作りが重厚かつ高級感がある中で残念な事である。
重量も今となっては重い類で更なる軽量化が望まれるが、コストパフォーマンスも含め総じて満足度の高いレンズではある。

 

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの悪い評価

 

AF-Cの追従に難有り。その一点で、お勧めできない。

操作性はズーム操作の回転方向がSONY純正と逆なので★★。

表現力は、純正と違いがわからないくらいなので、同等の意味で★★★。

携帯性は純正よりもわずかに小さいだけなので★★★。

機能性は★。
AF-Sでピントが甘いときが多々あります。開放に近づくほど顕著。
AF-Cでは動き回るものが追えません。純正GMと比べるとかなり遅いです。
どんなに小さく仕上げても、安くても、AFが信用出来ないのであれば、価値は激減します。

-

追記
一眼レフ用の50F14などの大口径もピントが合わないことで、メーカーにボディごと送って調整に出したことがあります。SIGMA、まだAF弱いんですね。見た目はデザイナー変えた甲斐があって良くなっているのに。

 

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN 海外の評価

 

海外の風景の写真

 

【SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの長所】

・特に同様のハイエンド・ライバルに対して非常に競争力のある価格設定
・耐候性に優れた堅牢な造り
・明るく、一定の開放F値F2.8
・セルフリリースズームロックとカスタマイズ可能なAFロックボタン
・素早く静かなオートフォーカス
・フォーカスブリージングが非常に少ない
・ほとんどの点で魅力的なボケ
・収差がよく抑えられている
・まともなマクロ機能

 

【SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの短所】

・キャッツアイ効果が異常に気になる。
・特にクローズアップの場合、角が少し柔らかい
・82mmフィルターは高価

 

【SIGMA 24-70mm F2.8 DG DNの総評】

シグマ24-70mm F2.8 DG DN Artレンズは、EマウントかLマウントかによって選択肢は異なるが、どちらのマウントでも非常に堅実な製品だ。その価格設定はソニーやパナソニックのメーカー製品を圧倒しており、そのハイエンドな作りと性能にもかかわらず、どちらのマウントでもコンシューマーグレードの製品より全然高価ではない。

サイズや重量、コストに特に敏感なEマウントの撮影者で、広角の可能性が低くても我慢できるのであれば、タムロンの最新作を調査する価値は間違いなくあるだろう。

新型のVXD G2は、より現代的なグランドアップ再設計で、ボケ性能を除くほとんどの分野でシグマを上回る。しかし、シグマArtレンズの堅実なオールラウンド性能を考慮すると、ソニーG Masterのために2倍の金額を費やすべきだと主張するのは難しい。シグマArtレンズは、ほぼ全ての面で魅力的な描写を実現することができ、同時に、他のレンズやカメラ機材を購入するための費用を簡単に節約することができる。

 

※引用元:dpreview

 

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN レビューまとめ

 

OKサインをしている女性の画像

 

SONYのミラーレスカメラは、さまざまなメーカーの大三元レンズに対応しています。

その中でも、SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Artは、解像度の高さやコスパの高さなどから、多くのユーザーから支持されているレンズです。

 

このレンズの最大の特徴は、その解像度の高さです。

海外の評価サイトでは、中央部の解像力はFE 24-70mm F2.8 GMよりも遥かに優れると評価されており、SIGMA Artシリーズの凄さを物語っています。

 

高画素機をお使いの方や、シャープな写真を撮りたい方にはこのレンズは最適です。

被写体の細部までしっかりと描写してくれるので、ポートレートや風景など、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。

 

もちろん、欠点がないわけではありません。

湾曲や周辺減光、逆光耐性、AFなどは革新的でなく平凡という評価を受けています。

しかし、このレンズの価格は133,000円です。

SONY純正のGマスターレンズよりも安く、解像度も高いと考えれば、これらの欠点は些細なものと言えるでしょう。

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Artは、解像度の高さやコスパの高さなどから、SONYミラーレスの標準ズームレンズとして最強の一本と言えるでしょう。

特に、シャープさを重視する方や、高画素機をお使いの方におすすめします。

 

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