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「SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」のレビューや評価をまとめてみた!

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「SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」のレビューや評価をまとめてみた!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

2021年に登場した「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)」

この第2世代となる大三元望遠レンズは、前モデルを大きく凌ぐ性能を実現しています。

 

 

注目すべきは、性能アップと同時に実現した約3割の軽量化。

より持ち運びやすくなり、撮影の幅が広がります。

 

今回はFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIのレビューや評価をまとめてみました!

 

記事の信頼性

  • 写真歴 9年目
  • ブログ運営歴 9年目(月間PV数12万)
  • メーカー様からのレビュー案件多数
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FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)の特長

 

 

それではまず、FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)の特長をご紹介します!

 

約29%の軽量化

 

 

FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの画像

※画像引用元:ソニー

 

「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」の最も注目すべき特徴は、前モデルに比べて性能が大幅に向上しているにも関わらず、約29%の軽量化を実現している点です。

この驚異的な改善は、どのようにして達成されたのでしょうか?

 

ポイント

このレンズの軽量化の秘密は、マグネシウム合金製の部品を鏡筒内部に採用し、軽量ながら高い堅牢性を保持していることにあります。

さらに、従来のモデルより軽量なAFモーターの使用により、重量は1045gに抑えられています。

重量だけではなく、レンズの重量バランスも改善。

レンズ前方の重みを抑える設計により、1045gという数値以上に軽い使用感を実現しています。

 

喜んでいる男女の画像

 

撮影時の取り回しやすさを追求したこの設計は、多くのカメラユーザーにとって喜ばしい改良と言えるでしょう。

 

 

最新の光学設計で透明感のある写り

 

FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの画像

※画像引用元:ソニー

 

ポイント

FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIは、最新の光学設計により、透明感溢れるクリアな画質が特長です。

14群17枚のレンズ構成には、ED(特殊低分散)ガラス2枚とスーパーEDガラス2枚を採用。

これにより、色収差を効果的に抑制し、高解像度での撮影が可能になります。

さらに、このレンズは「ナノARコーティングII」を採用しており、直射日光など強い光源がある状況でも、フレアやゴーストの発生を大幅に減少させます。
この進化したコーティング技術により、どんな光環境下でも鮮明でクリアな画質を実現しています。

 

開放F値2.8による大きなボケと、G Masterシリーズ特有の柔らかく美しいボケ描写が、被写体をより立体的に見せます。

各レンズには、1本1本に最適な球面収差の調整が施されており、11枚羽根の新開発円形絞りユニットによって、開放から2段絞った状態でも高い円形比を維持します。

 

さらに、超高度非球面XAレンズを0.01ミクロン単位で精密に制御することで、輪線ボケの発生を抑え、EDガラスやスーパーEDガラスの使用により色にじみも最小限に抑えられ、クリアで自然な円形ボケを楽しめます。

 

 

前モデルより4倍速いオートフォーカス

 

 

ポイント

「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」は、特に動体撮影の分野でその性能を大幅に向上させたレンズ。

AF(オートフォーカス)の強化により、動きの速い被写体にも迅速かつ正確にフォーカスすることが可能になりました。

 

このレンズのAF強化のポイントは、フローティングフォーカス機構と高度なレンズ制御技術にあります。

さらに、ソニー独自の4基の高推力XD(extreme dynamic)リニアモーターの採用により、推力効率が従来モデルに比べ大幅に向上。

結果、AF速度は最大で約4倍に高速化しました!

 

AFの精度と動体追随性能も同時に向上しており、例えば陸上競技の短距離走のような高速で接近する被写体の連続撮影でも、ズーム中のフォーカス追随性能が従来モデルより約30%向上しています。

これにより、瞬間を捉えるチャンスを逃さないで済みます。

 

特に、ソニーの最新フラッグシップカメラ「α1」と組み合わせた際には、最高30コマ/秒の高速連写を実現することが可能です。

これにより、プロのスポーツフォトグラファーや動体撮影が求められるシーンでの使用に最適です。

 

 

FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)の公式作例

 

FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)で撮影した写真

FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)で撮影した写真

FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)で撮影した写真

※画像引用元:ソニー

 

 

FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)のスペック

 

 

発売日 2021年11月26日
対応マウント SONY Eマウント
フルサイズ対応
レンズ構成 14群17枚
絞り羽根 11枚
焦点距離 70-200mm
最短撮影距離 0.4m~0.82m
最大撮影倍率 0.3倍
開放F値 F/2.8
画角 34~12.3°
手ブレ補正
防塵
防滴
フィルター径 77mm
本体サイズ 88x200mm
重量 1045g
実売価格 310,000円前後

 

 

FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)のレビュー

 

※レビューは価格.comより引用しています。

 

FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)の良い評価

 

最新ボディのポテンシャルを活かすには、やはりGMⅡ

控えめに評価したとしても、これは完璧な望遠ズームレンズ。
強いて云うならば、『神レンズ』か。

単焦点と比肩し得る(かのような)解像力。コントラストも申し分なし。
レンズ端まで文句なしなので、絞り解放から安心して使える。いや、寧ろ積極的にF2.8を使いたい。

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特に声を大にして言いたいのが、AFスピードの速さ。
このレンズのAFスピードを「爆速」だという表現をよく目にするが、
それだと、重たい物体を強力なトルクで動かしているような印象を受ける。
私としては、より適切な表現として、”瞬速” を推したい。
レンズ内でピント調整している感触はほぼゼロなので、いつの間にかジャスピンになっている、といった感じ。
大きくアウトフォーカスした状態からのスピードはそれ程でもないが、
そうではない状態からのピント合わせは最早ヒトの目か、と。従って、追従性も素晴らしい。
これは、レンズの軽さも大いに寄与しているのだろう。
Ⅰ→Ⅱで約30%の軽量化だと。マジか。
いや、軽い。70-200F2.8とは信じられない程、軽い。インナーズーム故の重量バランス(の良さ)もあるのだろう。
なのに、描写力は旧型を凌駕するという。旧型よりずっと寄れるし。
スゲーよ。SONYのレンズエンジニア。
光学式手ブレ補正モードは、流し撮り用と不規則用を加えた3つもあるし。
スイッチ類。小さいね。確かに小さい。
素手だと不便さを感じないけど、手袋していると、確かにちょっとね。
でも、それも軽量化故のコンパクト設計なのだとしたら、それはそれで納得できるような気はする。
大体、撮影中に頻繁にスイッチ類触ることもないしね。
フードは丸型で、当然のごとく内部にはフェルト地が、また先端にはゴムがしっかり施されている。
Ⅰ型と比べると、カチッとハマる感触が心地いい。
また、フィルター操作用窓がついているのがなんともありがたい。これの起源は、可変ND用ではなくPLの操作のため。
三脚座のアルカスイス互換仕様でないことが残念との声も聞くが、アルカスイス互換用プレートを付けるだけで、問題なし。

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α1やR V、9ⅢのAFポテンシャルを余すことなく引き出せるのは、やっぱGMⅡだよなー。
テレコンが使えるアドバンテージは大きい。

上記ボディならば、本レンズを導入しない選択肢はない。

 

望遠の傑作!

インナーズームのため重心変化がなく非常に使いやすいです。
1型から軽量化されたコンパクトなボディーは持ちやすく操作性は抜群に良いです。
またフードに切り欠きがありPLフィルタが簡単に回せるのも地味ながらありがたい。

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言うまでもなく開放F2.8からキチンと決めてくる優等生です
これ以上を求めるとなればEマウントだと一部の単焦点くらいしか無いでしょうね(GM単焦点も設計の古いものはこれに劣ると思います)
逆光のフレアも柔らかく気持ちのいい絵が取れます
また天体撮影では開放であっても周辺減光は非常に均一に(理想的な同心円に近い)現れるようで、Camera RAWの円形グラデーションだけでほぼ完全に補正が掛けられました
コマ収差も非常に少なく、テレ端の開放であってもメシエ天体(プレアデスと周辺の分子雲)をキレイに描き出すことができます
またx2テレコンを使えば140-400となり、100400GMには劣るものの超望遠としては及第点以上の描画能力があると思いました(追加投資金額は圧倒的にこいつ有利です)

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AF速度が異常と言えるほど素早いので、もはやAIAFの乗ったBIONZ XR世代じゃないとフルスペックは使いこなせないでしょうね
競合はTAMRONの70180、Gの70200等ありますが、AF性能はこいつ一択になるでしょう
x2テレコンを使うとやや遅くはなりますが、超望遠域では100400GMには劣るものの200600Gよりもキレ味のよいAF合焦が得られていい感じです
また2型になってから接写能力が強化され、テーブルフォトやマクロのマネごとみたいなことも出来るようになったのも◎
結婚式などでも付け替えせずに気軽な撮影ができます

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本当にズームできる単焦点みたいなやつです
AFもよく出来ていて、子供の運動会、動物、風景、そして天体まで何にでも使える万能な優等生です
まあ、奮発するにはちょっと躊躇するお値段は...笑

 

欠点がない素晴らしいレンズ

II型となりスイッチが増えました。
動画撮影にも力を入れていますが残念ながら私は動画は撮りません。
スイッチ類は堅めです。
ズームリング、フォーカスリングは軽いです。
軽いおかげでフレーミングも扱いやすいです。
ズーム回転幅も狭いので操作しやすい。

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AF速度が爆速レベルになりました。
手振れ補正モードスイッチにモード3が追加されています。
テレコンは後々揃えようと思います。

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以前GMI型を所有していました。
かなりズッシリしていて、加えてカメラ歴も浅かったので白レンズを出すのが恥ずかしかったりして、短い付き合いで売っちゃった経緯があります。
II型となりとにかく軽く肩掛けでも全然疲れないです。
AF速度も不満はないI型だったけど爆速レベルへ改善。
しっかり改良されていて買った甲斐がありました。
ちなみにメーカー直販で納期4週間(2023.6)マップカメラで4日ほどで入荷しました。
レンズフードは100400GMよりわずかに小さいです。
お互いのレンズフードは共用できないようになっています。
(レンズ径は同じだけど装着ロックができない)

 

 

FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)の悪い評価

 

2024年2月現在、悪い評価はありませんでした。

 

 

FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2) 海外の評価

 

海外の風景の画像

 

【FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの長所】

・優れたシャープネス
・低いCA
・低ディストーション
・低フレア
・周辺減光が少ない
・高速、正確で静かなAF
・滑らかなボケ
・防塵防滴
・スペックの割に軽量コンパクト
・優れたエルゴノミクス

 

【FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの短所】

・価格が高いが適正価格

 

【FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの総評】

カメラの要求がますます厳しくなり、よりシャープでシャープな光学系が求められるようになるにつれ、レンズもますます良くなっている。より速く、より軽く、よりコンパクトで、すでに素晴らしいレンズであったものをより高性能にしたこの新しいソニーのレンズほど素晴らしい例はないだろう。さらに、70-200mmというレンズの性質が、ポートレート、建築物、花のクローズアップ、クローズアップスポーツ、風景、動物、その他多くの可能性を使いやすいパッケージでカバーする、非常に多目的なものであることを加味すれば、実に強力な提案ができる。

素晴らしいレンズがこの価格で手に入り、快適な「エディターズ・チョイス」となった。

 

※引用元:ephotozine

 

 

FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2) レビューまとめ

※画像引用元:ソニー

 

「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)」は、第2世代のレンズとして、多岐にわたる進化を遂げました。

 

その主要な特徴をまとめてみましょう。

  • 約435gの軽量化に成功。持ち運びや操作がより快適に。
  • AFの高速化が顕著で、最大約4倍のスピードアップを実現。
  • 動体に対するフォーカス追随性能が30%向上し、スポーツや野生動物などの撮影に最適。
  • テレコンバーター1.4倍と2倍にも対応し、さらなる撮影の幅を提供。
  • 最新の光学設計により、高解像度かつクリアな画質を実現。

 

このレンズは、ソニーのカメラユーザーなら、間違いなく欲しい言えますよね!

特に、撮影の多様性と高い性能を求めるユーザーにとっては、魅力的な選択肢です。

 

 

しかし、物価の高騰もあり、2024年2月現在の価格は約310,000円と、初登場時よりは高価になっています。

そのため、魅力的なレンズではありますが、購入を検討する際には、コストパフォーマンスも考慮することが重要です。

 

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