※2024年4月21日内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
目を奪われるような、圧倒的な解像度のシャープな写真を撮りたいと思ったことはありませんか?
SNSや写真共有サイトで、思わず見とめてしまうような、外国人の作品のような写真を見かけたことがあるのではないでしょうか。
近年では、ふんわりとした雰囲気の写真が流行っていますが、シャープでキレのある写真も根強い人気があります。
そこで今回は、超絶解像度のシャープな写真を撮るための方法をご紹介します。
記事の信頼性
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シャープでカッコイイ写真を撮る方法
F値の設定
レンズの解像力は、F値によって大きく変わります。
F値が小さいほど、背景がボケやすく、開放の状態は解像力が甘くなりやすく、シャープな写真とは反対のふんわりした印象になります。
逆に、F値を大きくすれば、写真全体がシャープになりますが、絞りすぎると今度は解像力が失われてしまいます。
レンズによって最適な設定は異なりますが、おおよその目安としては、F4からF8くらいに設定すると、シャープな写真を撮りやすいです。
背景をボカしたい場合以外は、このくらいのF値で撮影してみましょう!
ピントはカッチリと合わす
高級カメラを使っても、ピントが合っていない写真は台無し。
実は、スマホでもちょっとしたコツで簡単にピント合わせができるんです!
ポイントは「脇を締める」
カメラがブレてしまう原因の多くは、体の動きです。特に、腕を伸ばして構えると、ちょっとした動きでも写真がブレやすくなります。
そこで、肘を曲げて体の少し前にカメラを構え、脇をしっかりと締めてみましょう。
こうすることで、カメラがぐっと安定し、ブレを抑えることができます。
1度ピントを合わせても、カメラがふらふら動いてしまっては意味がありません。
カメラの持ち方をあまり意識したことがなかった人は、脇を締めて撮影しましょう!
レンズの性能にも注目
レンズによって解像力が違うことをご存知ですか?
高価なレンズほど、より高解像度でシャープな写真が撮れるようになっています。
キットレンズは、低価格で使い勝手の良いズームレンズですが、解像力は低めです。
シャープな写真を目指すなら、最低でも「シンデレラレンズ」と呼ばれる単焦点レンズを手に入れましょう。
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レンズのピントにも注意
シャッターボタンを半押ししてピントを合わせたはずなのに、写真がぼやけてしまうことがあります。
これは、ピント位置が本来意図していた場所からずれてしまっていることが原因です。
具体的には、以下の2つのパターンがあります。
- 前ピン: ピントが被写体よりも前に来てしまう
- 後ピン: ピントが被写体よりも後ろに来てしまう
前ピン・後ピンの原因
前ピン・後ピンの原因は、主に以下の2つ。
- レンズとカメラの相性: レンズとカメラのセンサーの距離がズレている場合
- レンズの精度: レンズ自体にピント精度に問題がある場合
特に、SIGMAやタムロンなどのサードパーティ製レンズは、純正レンズに比べて前ピン・後ピンが発生しやすい傾向があります。
レタッチで調整
写真編集ソフトでは、「シャープ」と「明瞭度」というパラメーターを調整することで、写真の輪郭を際立たせることができます。
シャープ
- 写真の輪郭を強調し、シャープな印象を与えます。
- 数値を上げすぎると、不自然なジャギが目立つようになります。
明瞭度
- 写真全体の輪郭を強調し、クリアな印象を与えます。
- 数値を上げすぎると、ノイズが目立つようになります。
調整のコツは、少しずつ
シャープと明瞭度を上げすぎると、写真が不自然になってしまうので注意が必要です。まずは、少しだけ数値を上げて様子を見てみましょう。
物足りないと感じたら、さらに少しずつ調整していきます。
まとめ
【シャープな写真に仕上げるには?】
- F値を4から8の間で設定する。
- ピント合わせは最重要
- キットレンズは使わない
- レタッチでさらに良い写真に
10,000~20,000円で買えるシンデレラレンズでも、今回の方法で撮影すればかなりシャープな写真に仕上がります。
カメラを手にしたばかりの初心者でも、F値やピント合わせなどの基本をマスターすれば、誰でもシャープな写真が撮れます。最初はうまくいかなくても大丈夫。練習あるのみです!
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