こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
私だけかも知れませんがここ数年、Nikon(ニコン)の人気がガクッと下がっているように感じます。
若い世代にはやはりSONYやFUJIFILMのミラーレスが人気。
Twitterとかを見ていると、今年はPENTAX(ペンタックス)の一眼レフを購入する方がやけに多くなったなと感じています。
それに比べ長年に渡って業界第2位にいたNikonは、やけに勢いが無くなったように思いますね…。
カメラを出すたびに叩かれているような印象(笑)
でも、高画質な写真を撮りたいのであればNikonは最適解だと思うのです!
Nikonのカメラを選ぶ最大のメリット
「ミラーレスはどこのメーカーにしようかな?Nikonにしようかな?」
と悩んでNikonのミラーレスを選んだ際の、最大のメリットはこちら。
【NIKKORレンズの性能をフルに発揮できるのはNikonのカメラだけ】
という事です。
今は多種多様のマウントアダプターが販売されており、メーカーが異なるレンズとカメラでも使えるようになってきました。
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以前はCanonのレンズはCanonのカメラでしか使えない。SONYのレンズはSONYのカメラだけでしか使えなかったのですが、CanonのレンズをSONYのカメラで使うことが出来るようになっています。
他のメーカーでも同様ですね。
ですが・・
Nikonの純正レンズ「NIKKORレンズ」の性能をフルに発揮できるのは、Nikonのカメラだけなのです。
このレンズの性能を活かせるのは、Nikonのカメラだけなのです。
画質を決めるのはセンサーサイズ・画素数、そしてレンズ!
高画質な写真を撮るには
- センサーサイズ
- 画素数
- レンズ この3つが重要になります。
センサーサイズは大きいほど、取り込む光の量が増えダイナミックレンジが広がります。
画素数は多いほど解像度が高まり、精細な写真に仕上がります。かつては高画素になるほど弊害が多く、反対に画質は低下するものでしたが、今は技術の進化で画素数が多い場合の弊害がかなり解消されてきています。
カメラを始めたばかりの頃は、2000万画素よりも4000万画素!
APS-Cセンサーよりもフルサイズセンサー!
こう言ったカメラのスペックに目を奪われると思うのですが、高画質な写真が撮りたいのでしたらレンズ性能もかなり大事。
レンズは入ってきた光を1つにまとめ、イメージセンサーに届けます。
良いレンズほど光をほぼ完璧に1つにまとめることができ、低価格なレンズはまとめ切れていません。
光がバラけることを「収差」というのですが、
この収差の補正が出来ていないレンズは
解像度が低い
被写体の輪郭の色がおかしい
透明感が無い
像が歪んで見える
などなど色々なデメリットが発生します。
フルサイズ6000万画素のカメラを買ったとしても、レンズの性能が悪ければカメラの性能を活かせないわけですね。
新型カメラが出るたびに乗り換えるよりも、レンズにお金を使った方が満足のいく写真を撮影出来るはずです。
Nikonのレンズはトップクラスの高性能!
Nikonをお勧めする理由はカメラの性能ではない。
あまりにも素晴らしい性能を持ったレンズがあるからである!
Nikonの純正レンズと言えばNIKKOR(ニッコール)レンズ。
一眼レフのFマウント時代から評価が高かったですが、ミラーレスのZマウントに移行してからのレンズはこれまでとは次元の違うレンズをリリースしまくっています。
レンズと言うのは画面の中央が最も画質が良く、端に行くほど低下します。
眼鏡を掛けている方ならメガネを左右にズラすと、物が見えにくくなっていくのが分かると思います。
これがレンズの宿命だったのですが、NikonのZマウントレンズは端の方でも中央部並みの画質を維持している異次元のレンズ!
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厳密に言えばZレンズも端に行くほど画質は低下しているのですが、これまでのレンズよりも圧倒的に画質を保っているんですね。
今までのレンズで撮った写真に見慣れていると、Zマウントレンズで撮影した写真を違和感を感じてしまうほどなんです。
フルサイズセンサーだろうが4000万画素だろうが、余裕でそのカメラの性能を活かしきってくれるので、高画質な写真を撮影することが出来る!
Nikonのカメラの評判が悪く感じるのは気のせい
こんなことを言うとNikonファンの方から怒られるかも知れませんが、そもそもNikonのカメラってフラッグシップモデルのD5やD6を除けば、スペック上はハイスペックじゃないんですよ。
最近スペックで沸かせたカメラと言えば、D5・D850・D500くらいでは無いでしょうか?
新型カメラを出すたびに「代り映えがしない」「対して進化してない」と叩かれがちですが、SONYのように超絶ハイスペックを売りにしていません。
8Kだ、4K120pだ、6000万画素だ、高密度なAFだ!と言ったスペック表でパッと分かる凄さはありません。
Nikonのカメラはただただ写真が撮りやすいように作られているカメラです。
一眼レフ並みに持ちやすいグリップや、光学式ファインダーからの乗り換えでも違和感を感じないEVF。
電源のON・OFFから撮影の設定まで右手だけで完結するボタン配置、故障しにくいタフなボディなどなど。
つまり実際に使ってみないと、Nikonのカメラの本当の良さって分からないんですよね。
Nikonのカメラは写真を撮るという実用性に特化しているカメラなんです!
まとめ
Nikonのミラーレスは2000万画素と4000万画素のラインナップとなっており、あまり他社と変わり映えしませんよね。
ですがZマウントレンズと言う圧倒的なアドバンテージがありますので、高画質な写真を撮ることが出来るんです。
「レンズの性能が良いって言ったって、高いレンズだけでしょ?」
と言われてしまいそうですが、それは違うと思います。
最近Nikonは「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」と言う高倍率ズームレンズを発売しました。
高倍率ズームレンズは1本のレンズで広角から望遠まで撮れる便利なレンズなのですが、その便利さと引き換えに画質を犠牲にしているレンズです。
しかしNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRは8.3倍の高倍率レンズなのに、Zマウントの恩恵で画質も良いレンズに仕上がっています!
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もちろん単焦点とかと比べれば画質は劣るわけなんですが、数ある高倍率ズームレンズの中では群を抜いて高画質。
今後登場するであろう廉価なレンズシリーズも、お値段以上の高画質さに期待できると思います!
またカメラも超絶ハイスペックではありませんが、撮りやすい使いやすいカメラとなっており写真を撮ることだけに集中できる。
持ちやすければ手ブレを防げますし、使いやすければシャッターチャンスを逃しにくくなります。
実は...
私自身、SONYやCanonやFUJIFILMのカメラに目移りすることはありますが、カメラ屋さんなどでカメラを持ってみると「あぁ、やっぱりNikonじゃないとダメだな…」と感じます。
それはもうグリップ部分の作りですね。
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Nikonのミラーレスってスタイリッシュなのかゴツいのかよく分からないデザインですが、それは巨大過ぎるグリップがデザインの邪魔をしていると思う。
ですが、その巨大過ぎるグリップが写真を撮るときには重要!
しっかりとカメラを構えられるので、写真のことだけに集中することが出来ます。
これを組み合わせたものが、Nikonのミラーレスなんです!