こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
ミラーレスを購入したらやってみたかったことが、L型プレートを装着することです。
もともとSONYのα7シリーズを購入する予定でしたので、L型プレートを装着することでグリップ感が増すかなと言う思いがありました。
Nikon Z6はグリップ感がとても良いので、そういう意味では必要ありませんでしたが、アルカスイス互換の雲台が付いた三脚を買いましたので、スムーズに縦構図横構図の撮影が出来るようにと、Nikon Z6用のL型プレートを購入しました!
選んだのはRRSのL型プレート
ミラーレスが普及したことで、いまやL型プレートも人気のアイテムとなっています。
格安の商品や怪しいコピー品も溢れていますが、以前よりも選べる種類が多くなったのは良いことですよね。
私も当初は中国メーカーの格安L型プレートを購入しようと探していました。
ところが嫁さんが

と言ってきたので、嫁さんが買っていいと言うのならそりゃ良いものを買いたくなります(笑)
そんなわけで高い精度と耐久性を持つ、RRSのL型プレートを購入しました!
RRSとはどんなメーカー?
RRSって?
Really Right Stuff ( リアリー ライト スタッフ)、略してRRSと表記されていますね。
1990年創業のアメリカの会社。
当時市販されていたプレートの出来に満足できず、自分で高精度なプレートを自作し販売していたことが始まり。
中国メーカーのL型プレートは肉抜きされて軽量化されていますが、RRSのL型はさすがアメリカと言う感じで、肉抜きはされておらずもの凄い剛性!
またアメリカ製品にありがちなアバウトな作りも無く、細かいところまで高精度に仕上げられています。
Nikon Z6にRRSのL型プレートを取り付けてみました
この純正品のようなピッタリ感。

そして頑丈なだけあって、そこそこ重量感がある。
こんなに小さな部品ですが65gほどあり、軽量なミラーレスの良さを若干損なってしまうデメリットもあります。
ただカメラ側が重くなってくれると、ちょっと大きくて重いレンズを使うときにバランスが良くなったりもします!
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sを取り付けた時の持ちやすさが、わずかに良くなった気がする。
もちろんフロントヘビーなバランスに大きな変化はありませんが。
L型プレートを使うメリット

私はL型プレートのことをあまり知らなかったときは、見た目をカッコよくするアクセサリーかと思っていました(笑)
車のカスタムで言うところの、エアロやアルミホイール的な物かと。
ですがL型プレートを使うメリットはしっかりとあります!
小指あまりの解決策
SONY α7はフルサイズミラーレスとしては、かなり小型のカメラです。
しかしその代償としてグリップ部分も小さいですので、手が大きい人だと薬指までしかグリップが無く、小指を置くところが無いと悩む方も多かった。
その解決策の1つが、L型プレートを装着すること。
カメラにL型プレートを取り付けることでグリップ部分が延長されるので、小指までしっかりとカメラを握ることができ、重いレンズを使っても安定してカメラを構えられるようになります。
そのまんまカメラを三脚に固定できる
カメラを三脚に固定するときは、専用のクイックシューをカメラに取り付け、そして雲台に固定します。
しかしL型プレートはプレート自体がクイックシューと言っても過言ではありませんので、そのまんまダイレクトにカメラを三脚に固定することが可能!
L型プレートはアルカスイス互換となっており、「アルカスイス互換」と表記された雲台であれば専用のクイックシューが要らず、そのまんま三脚に取り付けることが出来るんですね。
そしてL型プレートの横部分もアルカスイス互換の溝がありますので、縦構図にカメラを構えるときも雲台の負荷を減らせますし、機材も安定してブレを抑えることも出来る。
めっちゃ快適な三脚ワークが可能になるんです!
見た目がカッコいい
単純に見た目がカッコよくなります(笑)
カメラ自体のデザインを損なわず、+αの要素が加わって何かカッコいい!
さりげないカスタムって感じの印象を受けます。
ほど良い重量感もあり、所有欲を満たしてくれます多分。
まとめ
低価格のL型プレートでもちゃんと機能しますので、メーカーに拘りが無ければどれでも良いと思います。
ただ安いL型プレートは専用品ではなく、どのカメラでも使えるような設計になっていたりして、妙にプレートがはみ出てしまったりネジの位置が微妙にズレていたりすることがあります。
またアルカスイス互換と書かれていても、アルカスイス互換の雲台にちゃんと固定できない場合もある。
注意ポイント
名前に騙されてしまいますが「アルカスイス」という規格があるわけでなく互換なわけですから、完全に対応していますと言うわけではないのです。
安くなればなるほどその辺の精度も怪しくなりますので、レビュー記事をしっかりと確認されたほうがいいですね。
そういう心配をしたくない方は、高精度なRRSなど高価なL型プレートにされたほうが、撮影中も安心だと思います!