カメラとレンズの記事 カメラ Nikon(ニコン) レビュー

【実写作例付きレビュー】Nikon Z6はスペック値だけでは分からない超使いやすいミラーレスだった!

本ページはプロモーションが含まれています

【実写作例付きレビュー】Nikon Z6はスペック値だけでは分からない超使いやすいミラーレスだった!

広告

※2024年3月9日内容を更新しました。

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

先日のブログにも書きましたが、ついにミラーレスを購入致しました!

 

記事を見る
ミラーレス選びに終止符!Zマウントが魅力的なNikon Z6を購入しました。

※2024年3月9日内容を更新しました。   こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!   以前から「ミラーレスが欲しい」と公言していましたがついに念願のミラーレスを購入しました! 購入機種は、Nikon ...

続きを見る

 

ニコンZ6は、2450万画素のフルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラ。

高画素モデルや連写速度重視モデルとは異なり、静止画・動画問わず幅広い撮影シーンに対応できるオールマイティな性能が特徴です。

 

発売当初は、Z7/Z6ともに価格設定やメモリーカードがシングルスロットだったり、SDカードじゃなくてXQDを採用したり、多くの批判を受けていました。

その影響もあり、保守派のニコンが満を持して参入したフルサイズミラーレス市場において、ソニーほどのシェアを獲得することはできていませんでした。

私自身も当初はZ7/Z6に興味はなく、今後の第2世代モデルやソニーのミラーレスに注目していました。

しかし、実際に店頭で様々なカメラを触り比べていく中で、スペックだけでは表れないZ6の魅力に気づき、購入を決意しました!

 

記事の信頼性

  • 写真歴 9年目
  • ブログ運営歴 9年目(月間PV数12万)
  • メーカー様からのレビュー案件多数
  • YouTubeチャンネルで撮影テクニックなど情報発信中(2024.4現在登録者数4400人)

お仕事依頼やレビュー案件など、お問い合わせはこちらからお願いいたします。

 

 

Nikon Z6ってどんなカメラなの?

 

オールマイティなモデル

 

Nikon Z6は、ニコンが2018年に発売したフルサイズミラーレスカメラの第一弾です。

高画素モデルのZ7と対比されるオールマイティモデルとして登場し、写真愛好家から注目を集めました。

 

 

 

高感度性能と高速連写

 

Z6は、Z7よりも画素数を抑えることで高感度性能を向上させています。

夜景撮影や室内撮影など、暗い場所での撮影でもノイズを抑えた美しい写真が撮影できます。

 

 

Z6発売当初の反応

 

困っている人のイラスト(フリー素材)

 

Z6は、発売当初は価格設定やスペックが平凡であると評価されることもありました。

しかし、実際に使用したユーザーからは、高感度性能や高速連写、操作性などが高く評価されています。

 

 

私がNikonを選ぶ理由

 

少し前まで「一眼レフはCanon、フルサイズミラーレスはSONY」というイメージが定着していたカメラ業界。

確かに、両社はそれぞれ高い性能を誇り、多くのユーザーを魅了しています。

 

しかし、「真のカメラとは何か」を追求すると、Nikonの存在が不可欠であることに気付きます!

Nikonは、性能のバランスが良く、万能なカメラとして知られています。

「世界最高の○○」という強いキャッチコピーはありませんが、画質、高感度、連写、AF、耐久性など、あらゆる要素においてトップクラスの性能を誇ります。

 

Nikonを選ぶ5つの理由

 

  1. 圧倒的な性能のバランス: 画質、高感度、連写、AF、耐久性など、あらゆる性能がトップクラス。
  2. 自由な表現を追求: カメラ任せではなく、自分の意図を込めた写真作りに最適。
  3. 記録色の追求: 記憶に残る鮮やかな色ではなく、被写体の本質を表現する色味。
  4. 写真技術の向上: 補正機能が少ない分、自身の技術を磨くことができる。
  5. 飽きのこないカメラ: 常に新しい発見や驚きを与えてくれる奥深いカメラ。

 

Nikonの場合は「どんな環境・どんな被写体でも対応できるカメラだから、撮れる写真は腕次第」と言う感じがします。

実際、適当に撮っていると高画質だけどクオリティの低い写真しか撮れません。

勉強する人のイラスト(フリー素材)

 

カメラを始められる方、カメラをされている方でしたら「記憶色」と「記録色」というのを聞いたことがあると思います。

今はほとんどのメーカーが「記憶色」だと思うのですが、Nikonは「記録色」なので色味も地味です。

より工夫して撮らないと味気ない写真になってしまいがち。

 

Nikonのカメラは多くの補正をしてくれませんので、自分の実力通りの写真しか撮れないところが好きですね!

 

 

Nikon Z6のレビュー

 

 

圧倒的に違和感のないEVF

 

 

私は長年Nikonユーザーでしたが、ミラーレスへの乗り換えを検討する中で、他メーカーのカメラも試してきました。

しかし、どのカメラもEVF特有の違和感があり、購入を躊躇していました。

色々試した中、明らかに他社よりも見えやすかったのが、Nikon Z7・Nikon Z6・Canon EOS Rです。

 

しかし、Nikon Z6のEVFは別格でした。

Quad VGA(約369万ドット)有機ELパネルとファインダー倍率0.8倍という高スペックはもちろんのこと、圧倒的なリアルさと自然な見え方に感動しました。

まるで光学ファインダーを見ているような感覚で、長時間撮影しても目が疲れにくいです。

 

 

210万ドットの背面モニター

 

 

Z6の背面モニターは、210万ドットの高精細度を誇ります。これは同クラスのカメラの約2倍のドット数。

 

高精細モニターの利点は、以下の通りです。

  • 拡大表示しても高画質: ピント位置の確認や細かい部分のチェックがしやすい。
  • 写真が美しく見える: 撮った写真がより鮮明に、美しく見える。
  • 撮影が楽しくなる: 高精細なモニターで写真を確認することで、撮影のモチベーションが上がる。

 

めちゃくちゃ重要な要素ではありませんが、写真撮影が楽しくなりますね!

 

 

手に馴染むボディサイズ

 

 

従来のミラーレスカメラは小型軽量が特徴でしたが、Nikon Z6は持ちやすさを追求した絶妙なサイズ感を実現しました。

手のひらに収まる安心感と、操作性を損なわない適切なグリップは、まさにNikonの真骨頂と言えるでしょう。

大型レンズ装着時でも安定したホールド感は、撮影の自由度を大きく広げます。

 

 

軽量ながら圧倒的な剛性:マグネシウム合金モノコック構造

 

 

一眼レフカメラから大幅に軽量化されたZ6は、マグネシウム合金モノコック構造によって、驚異的な剛性を誇ります。

24-70mm F2.8レンズ装着時でも歪みやたわみは一切なく、どんな撮影環境にも安心して臨めます。

 

 

画質がおかしいほど良い

 

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sで撮影した写真

 

従来のカメラとスペック値を比較すると大きな違いは見られないように思われますが、実際に撮影してみると、その画質は想像を超える高画質を実現しています。

 

  Nikon Z6 Nikon D750
イメージセンサー 2450万画素(裏面照射型) 2432万画素
画像処理エンジン EXPEED 6 EXPEED 4
マウント Zマウント Fマウント

 

D750と比較すると、2世代分の進化に加え、Zマウントレンズの高画質さにより、撮影できる写真が全く違うと実感できます。

高精細なだけでなく、色再現性や階調表現も格段に向上しており、よりリアルな描写が可能になっています。

個人的には2450万画素ローパスフィルターありのスペックながら、4000万画素ローパスフィルターレスのカメラのようなクリアな画質を体感できました!

これは、新開発のセンサーと画像処理エンジンによるノイズ低減と解像度向上の効果によるものです。

 

 

圧巻の高感度性能とボディ内手ブレ補正

 

 

フルサイズセンサーも今や4000万画素や6000万画素といった、高画素のカメラが登場しています。

高画素になればより高精細に撮影することができ、大きく伸ばしたプリントをするときにメリットがあります。

じゃあ画素数の低いカメラは、性能の低いカメラかと言うとそうではありません。

画素数が少ないと1画素あたりの面積が広くなりますので、より多くの光を受け止めることができます。そのおかげで高感度性能が高く、夜など暗いシーンに強いカメラとなります。

 

 

検証】スペック詐欺のバッテリー持ち!?

 

Nikon Z6の発売当初、バッテリー持ちの悪さだけが懸念点として挙げられていました。

しかし、実際はカタログスペックよりも遥かに長持ちすることが判明しました。

 

先日、半日かけて386枚の写真を撮影しましたが、バッテリー残量は75%も残っていました。

もちろん、カメラの使い方や撮影方法によってバッテリー持ちは大きく変わりますが、カタログ値よりも多くの写真を撮影できるはずです!

 

 

Nikon Z6の残念な部分

 

Nikon Z6はとてもよく出来たカメラですが、良いところばかりではありません。

現時点で気になった悪い部分を見てみましょう。

 

やっぱり不便なシングルスロット

 

 

シングルスロット最大の懸念点は、メモリーカード故障によるデータ消失リスクです。

貴重な撮影データが失われる可能性は、たとえ趣味で写真撮影を楽しんでいるカメラマンであっても看過できません。

 

 

Nikon Z6の外観

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Nikon Z6の作例

 

西川花公園の写真

 

 

 

 

 

 

 

Nikon Z6のスペック

 

 

発売日 2018年11月23日
タイプ ミラーレス
センサーサイズ フルサイズ
画素数 2450万画素
高感度 ISO100~51200(拡張:ISO204800)
連写速度 高速連続撮影:約5.5コマ/秒
高速連続撮影(拡張):約12コマ/秒
シャッタースピード 1/8000~30秒
AF測距点 273点
液晶モニター 3.2インチ・210万ドット
ファインダー倍率 0.8倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:310枚
液晶モニタ使用時:380枚
記録メディア XQDカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ 134(幅)x100.5(高さ)x67.5(奥行) mm
重量 585g
実売価格 195,000円前後(ボディのみ)

 

 

まとめ

 

Zマウントの登場に期待は高かったものの、正直Nikon Z6にはそこまで期待していませんでした。

しかし、実際に使ってみるとその予想を大きく覆す素晴らしいカメラで、購入して本当に良かったと心から思います!

 

喜んでいる男女の画像

 

Z7とZ6はカタログスペックだけを見ると、その真価は全く見えてきません。

実際に手にして撮影してみないと、このカメラの真の良さを理解することはできないでしょう。

カメラとしての性能はもちろんのこと、特筆すべきは操作性の良さです。

まるで写真家ひとりひとりのことを考えて作られたかのような、細部まで行き届いた使いやすさに驚かされます!

 

広告

お問い合わせ

    広告

    おすすめブログ

    • この記事を書いた人
    • 最新記事

    梅野

    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
    お問い合わせはこちら

    -カメラとレンズの記事, カメラ, Nikon(ニコン), レビュー