※2026年10月18日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
2025年の春ごろ、CCDセンサーを搭載したデジタル一眼レフ「Nikon D60」を中古で購入しました!
Nikon D60は2008年2月22日発売のAPS-C一眼レフ。今から見ると古い機種ですが、だからこそ気になるカメラでした。
なぜ今になってNikon D60を買ったのかというと、理由は次の2つ。
- 機材を軽くしたかった
- CCDセンサーのカメラを使ってみたかった
この2点が決め手でした。
以前からCCDセンサーを搭載したカメラの「色味」に憧れていて、実際に自分で撮って確かめたくなり、ついに買っちゃいました。
購入後、およそ半年から7か月ほど撮影に使ってきました。CCDらしいと感じた色の出方や実写作例はもちろん、操作性・バッテリー・対応レンズなど、実際に気になった点も書いていきます。
「CCDセンサーが気になっている」という方や、中古のNikon D60を検討している方の参考になればうれしいです!
CCD搭載一眼レフの中でNikon D60を選んだ理由
Nikon以外にもCanonやPENTAXなど、CCDセンサーを搭載した一眼レフはあります。ただ、メーカーを変えるとレンズまでそろえる必要があるので、手持ちの機材を生かせるNikon一択でした。
調べてみると、NikonにもCCDセンサーを採用したデジタル一眼レフがこれだけあります。
Nikon CCDセンサーを採用した一眼レフ
- D1H:(フラッグシップ:2001年7月発売‐266万画素CCDセンサー)
- D1X:(フラッグシップ:2001年5月発売‐533万画素CCDセンサー)
- D1:(フラッグシップ:1999年9月発売‐266万画素CCDセンサー)
- D200:(ハイエンド:2005年12月発売‐1020万画素CCDセンサー)
- D100:(ハイエンド:2002年6月発売‐610万画素CCDセンサー)
- D80:(ミドルクラス:2006年9月発売‐1020万画素CCDセンサー)
- D70S:(ミドルクラス:2005年4月発売‐610万画素CCDセンサー)
- D70:(ミドルクラス:2004年3月発売‐610万画素CCDセンサー)
- D3000:(エントリー:2009年7月発売‐1020万画素CCDセンサー)
- D60:(エントリー:2008年2月発売‐1020万画素CCDセンサー)
- D40X:(エントリー:2007年3月発売‐1020万画素CCDセンサー)
- D40:(エントリー:2006年12月発売‐610万画素CCDセンサー)
- D50:(エントリー:2005年6月発売‐610万画素CCDセンサー)
なんと13機種も候補があるんですね。発売時期もクラスも違うので、ボディの大きさや使い方で絞り込みました。
見た目はD100やD200が好みだったのですが、当時の上位モデルということもあり、ボディが大きくて重め。
約700gクラスの機種もあり、機材を軽くしたかった僕の目的には合いませんでした。
ミドルクラスではNikon D80も気になる存在でした。
ただ、中古のD80について調べると、「Err」と表示されて撮影できなくなるトラブルの報告が気になりました。すべての個体で起きるわけではありませんが、古いカメラだけに不安は残ります。
自分で修理できる知識も技術もないので、今回はD80を見送ることに。
そこで選んだのが、小さく軽いCCD搭載機「Nikon D60」だったわけです。
購入直後のファーストインプレッションは、こちらの記事にまとめています!
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Nikon D60を2025年に購入した理由|CCDセンサーの写りと軽さを実写レビュー
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CCDセンサーとは?CMOSとの違いと長所・短所
CCDは光を電気信号に変える撮像素子の方式の一つ。初期のデジタル一眼レフやコンパクトデジカメに広く採用され、フィルムからデジタルへの移り変わりを支えてきました。
CCDは信号の読み出し方式に特徴があり、画面内の均一性が評価されてきました。ただ、写真の色や画質はセンサー方式だけで決まるわけではありません。
今主流のCMOSセンサーとの違いだけでなく、当時の画像処理やホワイトバランスも相まって、機種ごとに色の印象が違うところが面白い。僕にとっては、撮るだけでワクワクするカメラが多い印象です!
CCDセンサーの長所・短所
【長所】
- 固定パターンノイズが少ない/画面均一性が高い
- 階調がなめらかで、低ISOや長秒露光での暗部の粘りが良いと評価されてきた
- (多くの個体で)ローリング歪みが出にくい(グローバル露光のため)
【短所】
- 高消費電力・発熱 → バッテリー持ちや長時間動画に不利
- 読み出しが遅い → 高速連写や高フレームレート動画に不利
- コスト・実装難度が高い(周辺に別途アナログ回路が必要になりがち)
- ブルーミング/スミアが出やすい(強いハイライトで白縦筋などの飽和アーティファクト)
- センサー内に像面位相差AFやAD変換など多機能を集積しづらい
こうした特徴を持つCCDは、かつてデジタルカメラで広く使われていました。
その後、CMOSの画質や省電力性能が向上し、現在の一般向けデジタルカメラではCMOSが主流に。だからこそ、昔のCCD機がどんな写真を写すのか試してみたかったんです。
Nikon D60のレビュー
前置きが長くなりましたが、ここからはNikon D60を実際に使って感じた、画質と使い勝手のレビューです。
購入から約7か月使った時点での感想なので、良かったところも不便だったところも、率直に書いていきます。
Nikon D60の画質・色味レビュー|青空の発色が好み!
僕がNikon D60に期待していたのが、「色味」です。
昔のNikonのCCD機は青色の発色が印象的だというレビューを見ていたので、青空がどう写るのか楽しみにしていました。
晴れた日に撮影したのが上の1枚です。
この青色、めっちゃ好みです。
CPLフィルター(偏光フィルター)を使わずに撮影して、この色合いになりました。
こちらの写真も青空がきれいに写っていて、汽車の黄色も濃厚な色かと思います。
僕が普段使う新しいNikonのカメラと比べると、こちらのほうが色が濃く感じられました。設定や光の条件でも印象は変わりますが、いつもと違う仕上がりで撮影が楽しくなります。
僕がこのD60で気に入ったのは、濃いめに感じる色味と、1020万画素ならではの写真の雰囲気。CCDや当時の画像処理の影響もあると思いますが、レタッチを頑張り過ぎなくても、どこか懐かしい「エモい写真」を楽しめます。
風景はもちろん、街歩きのスナップやポートレートにも使ってみたくなりますね!
Nikon D60のCCDセンサーが見せる独特な色合いや雰囲気を、街中でのスナップ撮影でも楽しんでみました。
50mm単焦点レンズを使い、商店街や公園などで実際に撮影した写真を紹介しています。
Nikon D60と50mm単焦点レンズで撮影したスナップ写真もぜひご覧ください。
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【Nikon D60】中古8000円の名機と50mm単焦点レンズでスナップ撮影!
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僕が実際にNikon D60を使って撮影している動画もあります。写真だけでは分からない使い心地が気になる方は、こちらもどうぞ!
Nikon D60の操作性|軽さとシンプルなボタン配置
操作感は「The・一眼レフ」といったところ。Nikonの一眼レフを使ったことがある人なら、基本操作はそれほど迷わないと思います。
2008年当時のAPS-C一眼レフとして小型・軽量なボディで、持ち歩きや取り回しは良好です。
背面モニターはこんな感じ。
背面モニターは固定式。チルトやバリアングルのように角度を変えられないので、ローアングルやハイアングルの撮影は少し大変です。
さらに日中の明るい場所では、モニターの表示を確認しづらく感じることもあります。
メニュー画面は今のNikon機と共通する考え方の部分もあり、Nikonユーザーの僕には分かりやすい構成でした。
最近の機種と比べると設定項目は少なめなので、撮影中にメニューを頻繁に開くこともありませんでした。
カメラの軍艦部(上部)
エントリー機らしい、シンプルで分かりやすいボタンとダイヤルが並びます。
操作用のダイヤルは背面側の1つだけ。前ダイヤル(人差し指で回すやつ)にも慣れていた僕は少し不安でしたが、1回目の撮影ですんなり順応できました。
ただ、カメラ上部も背面もボタンは少ないので、複数の設定を頻繁に変える撮影には不便さがあります。
ISO感度専用のボタンはありませんが、カスタム設定でFnボタンにISO感度を割り当てれば、Fnボタンを押しながらコマンドダイヤルで変更できます。
Nikon D60のバッテリーとSDカード|中古購入時の注意点
Nikon D60の対応バッテリーは「Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL9a」。EN-EL9も使用できます。
発売から年数が経っているため、純正品の新品は入手しづらくなっています。交換用を探す際は対応型番に加え、互換バッテリーの品質や安全性も確認したいところ。
僕が中古で買ったD60に付属していたバッテリーも、さすがにかなり劣化していました。
僕の個体では2時間~3時間ほど、撮影枚数が100枚にも満たないうちに残量表示が1メモリに。中古品はバッテリーの状態でも使い勝手が変わりますね。
記録メディアはSDカードで、カードスロットは1つ。メーカー仕様ではSDおよびSDHCに対応しています。
SDXC規格には対応していないので、中古で購入する際は手持ちのカードも確認しておきましょう。下の仕様表にはSDXCの記載もありますが、ニコン公式の対応規格はSD・SDHCです。
Nikon D60のデメリット|固定式の背面モニターが惜しい
撮れた写真の色や雰囲気には、まったく不満がありません。
ただ、僕にとって一番のネックは、背面モニターが「固定式」ということ!
D60を使い始めて気付いたのは、僕が思っていた以上にローアングルから写真を撮っていたことでした。
それまで使っていたカメラはチルト式やバリアングル式のモニターだったので、低い位置からの構図も簡単に確認できたんですよね。
ですがモニターが固定式だと、感で撮るか地面に寝そべって撮影するしかありません。
人が多い場所や地面が濡れているときは、特に撮影しづらく感じます。
あとは先ほども言ったんですが、画面の輝度が低いこと。
肉眼で見るだけなら何とかなるのですが、晴れた屋外で背面モニター自体を動画に撮ろうとすると、うまく映らないんです。
僕はYouTubeで撮影方法などを紹介しているので、設定を説明するときはモニターを撮ることがよくあります。ところがD60の画面は白っぽく映ってしまい、これが結構困りもの。
今のところ、面倒でも日陰に移動してからモニターを撮影するようにしています。
まとめると、僕がNikon D60に不満なのは背面モニターだけ。
そのほかの性能などには満足しています!
Nikon D60で使えるレンズ|FマウントのAF互換性に注意
Nikon D60はニコンFマウントのカメラですが、すべてのFマウントレンズでオートフォーカスが使えるわけではありません。D60のボディにはAF駆動用モーターがないため、古いAFレンズを使いたい方は互換性に注意が必要です。
Nikon D60で使用できるレンズ
- AF-SおよびAF-Iレンズ:すべての機能を使用可能
- モーターを内蔵しないAFレンズのGまたはD タイプ:オートフォーカスを除く機能を使用可能
- モーターを内蔵しないAFレンズのGまたはDタイプ以外:オートフォーカスと3D-RGBマルチパターン測光IIを除く機能を使用可能
- プロネア用IXレンズとF3AF用のAFレンズ:使用不可
- DタイプのPCレンズ:撮影モードの一部を除く機能を使用可能
- Pタイプレンズ:3D-RGBマルチパターン測光IIを除く機能を使用可能
- 非CPUレンズ:オートフォーカス使用不可、露出モードはMを使用可能(露出計は使用不可)
- 開放F値がF5.6より明るいレンズ:フォーカスエイドを使用可能
当初はフィルムカメラ用に持っていた「AI AF Zoom Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D(IF)」をメインに使うつもりでした。でもD60はAF駆動モーターを内蔵していないので、このレンズではオートフォーカスが動きませんでした。
マニュアルフォーカスなら撮影できるのですが、普段使いではやはりAFが欲しくなります。
手持ちのタムロン製レンズでも、撮影画像が真っ暗になったり真っ白になったりする症状が出て、うまく使えませんでした。これは僕が試した組み合わせでの体験で、タムロン製レンズすべてが使えないという意味ではありません。
迷ったらD60への対応が確認できるAF-SまたはAF-Iレンズを選ぶのが無難です。レンズの型番だけでなく、AFなど使いたい機能が対応しているかも確かめておきましょう。
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Nikon D60で使えるFマウントレンズ選び|広角・標準・望遠の妄想プラン
※2026年10月17日に内容を更新しました! こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 2008年発売のCCDセンサー搭載一眼レフ「Nikon D60」を購入し、久しぶりにFマウントレンズ選びを楽しんでいます。 コ ...
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Nikon D60の実写作例|CCDセンサーの色味を写真で確認
Nikon D60の主なスペック・仕様
| 発売日 | 2008年2月22日 |
| タイプ | 一眼レフ |
| レンズマウント | Nikon Fマウント |
| センサーサイズ | APS-C |
| 画素数 | 1020万画素 |
| 高感度 | ISO100~1600 |
| 連写速度 | 最高約3コマ/秒 |
| シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
| AF測距点 | 3点 |
| 液晶モニター | 2.5インチ・23万画素 |
| ファインダー倍率 | 0.8倍 |
| ファインダー視野率 | 95% |
| 撮影可能枚数 | - |
| 記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
| Wi-Fi | × |
| Bluetooth | × |
| NFC | × |
| 本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 126x94x64mm |
| 重量 | 495g |
| 実売価格 | 75,000円前後(ボディのみ当時の価格)中古で8,000~12,000円前後 |
Nikon D60レビューまとめ|CCDの色味を楽しめる一眼レフ
撮れる写真には非常に満足しています。
最近の高画素機のような解像力や機能面の余裕はありません。それでも僕の好みには、どこかノスタルジックで「エモい」と感じる写真を気軽に撮れる、楽しいカメラです。
一方で有効画素数は1020万画素。普段の高画素機と同じ感覚で大きくトリミングすると、残る画素数が少なくなってしまいます。
撮影時にしっかり構図を決める必要があるので、これはこれで写真の練習になりそうですね。
Nikon D60はCCDセンサー搭載の一眼レフとしては比較的後期の機種。ただし2008年発売なので、中古で買うならシャッターや各ボタン、バッテリー、SDカードの動作確認は欠かせません。
「CCDセンサーのカメラ、一度使ってみたいなぁ~」という方には、Nikon D60は面白い選択肢だと思います!
濃いめの色味や昔の一眼レフの操作感が好きな方には、きっと刺さるはず。気になる方は、実写作例も見ながら自分の好みに合うか確かめてみてください!
よくある質問(FAQ)
Q1. Nikon D60は今でも写真撮影に使えますか?
はい。Nikon D60は2008年発売の1020万画素CCDセンサー搭載一眼レフですが、状態の良い個体なら今でも写真を楽しめます。一方、高感度撮影や連写、背面モニターの使い勝手は最近の機種と異なるため、得意・不得意を理解して選ぶのがおすすめです。
Q2. Nikon D60のCCDセンサーは、CMOSより色が濃く写りますか?
必ずしもCCDだから色が濃くなるわけではありません。色の印象はセンサーに加え、カメラの画像処理、ホワイトバランス、撮影条件でも変わります。僕がD60で撮った青空や黄色い被写体は、普段のカメラと違う濃いめの仕上がりに感じられました。
Q3. Nikon D60でオートフォーカスが使えるレンズは?
基本的には、カメラと互換性のあるAF-SまたはAF-Iレンズでオートフォーカスを使えます。D60にはボディ内AF駆動モーターがないため、モーター非搭載のAF-Dレンズなどではマニュアルフォーカスになります。中古レンズを買う前に、レンズごとの対応機種を確認しておきましょう。
Q4. Nikon D60でSDXCカードは使えますか?
ニコンの公式仕様で案内されている記録媒体はSDカードとSDHCカードで、SDXCには対応していません。カードスロットは1つなので、撮影前に対応カードを用意し、読み書きが正常にできるか確認してください。
Q5. 中古のNikon D60を購入するときの注意点は?
シャッター、オートフォーカス、ボタン操作、背面モニター、SDカードへの記録を確認したいところです。古いカメラなので、付属バッテリーの劣化にも注意。僕が買った個体もバッテリーの持ちは短く、交換用の入手方法まで考えておく必要がありました。
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