こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
先日、2008年発売の一眼レフカメラ「Nikon D60」を購入しました。
軽量で写りの良いCCDセンサー搭載モデルとして、再注目している方も多いのではないでしょうか。
しかし、僕にはひとつ大きな問題が…。
”まともに使えるレンズが1本しかない”
今回は、そんな悩みを解決すべく、Nikon D60で使えるFマウントレンズをどう揃えていくかの“妄想プラン”をお届けします。
カメラ沼のみなさん、ぜひ最後までお付き合いください!
記事の信頼性
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現在所有しているFマウントレンズ一覧
まずは、今手元にあるFマウント用レンズをチェックしておきましょう。
- TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD(Model A037)
- AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
- AI AF Zoom Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D(IF)
17mmから120mmまでカバーできる、見た目にはバランスの取れたラインナップ。
ただし、それぞれに悩ましい制限があるのです。
TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSDの問題点
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【実写作例付きレビュー】広角ズーム TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)
※2024年2月11日内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 新しく広角ズームレンズ「TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037) ...
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問題点
シンプルにバグります(笑)
Nikon D60では正常に動作しません。
開放F値に設定できず、Mモード以外ではすべて白飛びしてしまう不具合が発生。
唯一撮影できるMモードでも、極端な設定にしないと適正露出が得られません。
TAMRON製Fマウントレンズは、モデルによって対応ボディが限られるため、Nikon D60には非対応と考えられます。
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gの問題点
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【実写作例付きレビュー】Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gは低価格で高画質なフルサイズ対応単焦点レンズ。
※2024年2月7日内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gは、開放F1.8の明るい単焦点レンズ。 価格は手頃なが ...
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問題点
唯一正常に動くAFレンズですが、妻のメイン機材です(笑)
Nikon D750で妻が使っているため、撮影時は「貸して」と言えず、順番待ちになることも…。
夫婦撮影あるあるですね。
AI AF Zoom Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D(IF)の問題点
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独特な描写の便利ズーム「AI AF Nikkor 24-120mm F3.5-5.6D」をレビュー!
※2024年1月6日内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! これまでは単焦点レンズで、望遠ズームレンズのみ使用していましたが、最近は標準ズームレンズを使う機会が増えてきたた ...
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問題点
こちらはオートフォーカスが使えません。
Nikon D60にはモーターが内蔵されていないため、Dタイプレンズではマニュアルフォーカス限定。
さらに中古で購入したD60のファインダーが若干白く曇っていて、ピント確認がしづらいという問題も…。
結果、AFが効くレンズが欲しいという結論に至りました。
今後揃えたいレンズ構成は「広角・標準・望遠」の3本
ミラーレスでは標準ズームと望遠レンズを使っていて、単焦点レンズは野鳥用の望遠単焦点レンズのみ。
風景の撮影ではズームばかり使っています。
久しぶりに一眼レフを使い、レンズ交換の楽しさを再認識しました。
特に私は以前、単焦点レンズ愛用派だったので、ズームよりも単焦点で揃えたい気持ちが強くなっています。
ただ広角レンズだけは選択肢が無いのでズームレンズ。
それ以外を単焦点レンズにします。
【広角レンズ】AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED

※画像引用元:ニコン
AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED
- 焦点距離(35mm換算):15〜36mm
- 重量:約460g
- 中古価格:27,000〜32,000円
Nikon純正の広角ズームレンズで、APS-C専用設計。
超広角から標準寄りの画角までを1本でカバーできる万能レンズであり、風景写真や建築撮影、旅行先でのスナップにも非常に使いやすい一本です。
Nikon D60はAF-Pレンズに対応していないため、AF-Sタイプのこのレンズが実用的かつ唯一の選択肢ともいえる存在。
開放F値は控えめながら、解像力や色乗りも良好で、空のグラデーションや遠景の立体感をしっかり描写してくれます。
軽量で取り回しやすく、携帯性にも優れているため、D60で機動力を重視した撮影スタイルを目指す人に最適ですね。
【標準レンズ】AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

※画像引用元:ニコン
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
- 焦点距離(35mm換算):52.5mm
- 最短撮影距離:30cm
- 中古価格:10,000円前後
APS-C専用の標準単焦点レンズとして圧倒的な人気を誇る、まさに「神レンズ」
明るいF1.8という開放値により、美しいボケ味と立体感を簡単に演出できるので、ポートレートから風景、日常スナップ、テーブルフォトまで幅広く活躍します。
重量も軽く、コンパクトなサイズで持ち運びやすく、Nikon D60の軽量ボディとの相性も抜群。
特筆すべきは最短撮影距離30cmという寄れる性能で、料理写真や雑貨、小物撮影においても高い実用性を発揮します。
低価格ながら描写力も高く、「初めての単焦点レンズ」としても間違いない1本です。
【望遠候補①】AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G

※画像引用元:ニコン
AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G
- 焦点距離(35mm換算):127.5mm
- 重量:約350g
- 中古価格:36,000〜42,000円
中望遠域に位置する85mm単焦点は、ポートレートレンズの王道とされる存在。
F1.8の明るさにより、被写体を浮かび上がらせるようなボケ表現が可能で、背景を大きくぼかした柔らかい描写が得意です。
また、望遠気味の画角を活かして、花や風景の一部を切り取る撮影にもピッタリ。
D60に装着しても重量350gと軽量・コンパクト設計で、バランスよく扱えるのが大きな魅力です。
描写・携帯性・価格のバランスが非常に優れており、初めての中望遠にもおすすめできる一本です。
【望遠候補②】AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

※画像引用元:ニコン
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
- 焦点距離(35mm換算):157.5mm
- 重量:約750g
- 中古価格:53,000〜63,000円
Nikonが誇る等倍マクロ撮影に対応した高性能望遠レンズ。
花や昆虫、料理、製品撮影といったマクロ表現が可能なだけでなく、焦点距離157.5mm相当の望遠レンズとして、中距離から遠距離の圧縮感ある構図も楽しめます。
手ブレ補正機能(VR)を搭載しており、シャッタースピードが落ちやすいマクロ撮影でも安心。
難点としては重量750gとやや重いため、軽量を求めるD60との相性を考えると少し悩みどころではあります。
とはいえ、私が使っているNikon Z9などの現行フルサイズ機でもそのまま使える点も含め、投資価値のある1本です。
まとめ
まずは比較的安価で使いやすい、AF-S DX NIKKOR 10-24mmとAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gを最優先で購入する予定です。
望遠レンズについては、価格も高く、重量も気になるため、当面はAF-S NIKKOR 50mm f/1.8G + トリミングで対応しながら、予算と相談してゆっくり選びたいと思います。
Nikon D60を使って撮影をもっと楽しむためにも、自分に合ったFマウントレンズ構成をじっくり考えるのは本当に楽しいですね!
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