※2024年2月8日内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
2017年から登場したNikonの「AF-P」レンズは、従来の「AF-S」レンズと比較して、オートフォーカス性能が大幅に向上しています。
しかし、新規格であるAF-Pレンズは、すべてのカメラで使用できるわけではありません。
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AF-PレンズとAF-Sレンズの違い
従来のAF-Sレンズは、オートフォーカス(AF)に超音波モーター(SWM)を搭載していたのでAF-Sと言う名称でした。
AF-Pはオートフォーカス(AF)にステッピングモーター(STM)を搭載したレンズになります。
【AF-Sレンズ】
- 超音波モーター(SWM)を搭載
- 高速・静粛なAF動作
- 従来のレンズに多く採用
【AF-Pレンズ】
- ステッピングモーター(STM)を搭載
- さらに高速・静粛・精密なAF動作
- 小型・軽量化
- 動画撮影に最適
AF-Pレンズは、AF-Sレンズよりもステッピングモーターの方がAF速度や精度が高く、駆動音も静かで快適な撮影を可能にします。
特に、動画撮影では静粛性の高いAF動作が重要となりますので、AF-Pレンズは動画撮影に最適なレンズと言えます。
AF-Pレンズに対応しないカメラ
仕方の無いことですが、新しい技術が生まれると古い物には互換性が無くなってしまうものです。
新レンズAF-Pに対応しないカメラは下記の通り。
新レンズAF-Pに対応しないカメラ
- D3シリーズ
- D2シリーズ
- D1シリーズ
- D700
- D300シリーズ
- D200
- D100
- D90
- D80
- D70シリーズ
- D60
- D50
- D40X
- D40
- D7000
- D5100・D5000
- D3200・D3100・D3000
- フィルム一眼レフカメラ
発売当初は対応機種が少なかったですが、フォームウェアアップデートによってAF-Pレンズが使える機種が大幅に増えました。
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まとめ
オートフォーカスのモーターがステッピングモーターになったのが、AF-Pレンズです。
オートフォーカス時の静寂性や高速化が図られましたが、最新のカメラでないとその性能をフルに発揮出来ないのは残念なところではありますが、将来はほとんどのレンズがAF-Pへと切り替わっていく事を考えると、今年出るであろうD810やD750の後継機に買い換えるのもいい機会かも知れませんね。