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【NIKKOR Z 24-70mm f/4 S レビュー】Zマウント黎明期を支えた標準ズームレンズの評価をまとめてみました!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

Zマウントのキットレンズとして2018年に登場した「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」

S-Lineのレンズとしては、もう古さを感じますが、基本性能が高いため現在でも人気のレンズ。

 

上位互換と言っても良い「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」も登場していますが、NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sはコンパクトで軽いため、まだまだ需要があります。

 

梅野
今回はNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの特長と、実際に購入された方のレビューや評価をご紹介いたします!
購入しようか悩まれている方の、参考になれれば嬉しいです!

 

 

NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの特長

 

NIKKOR Z 24-70mm f4 Sの画像

※画像引用元:ニコン

 

 

高画質な写り

 

NIKKOR Z 24-70mm f4 Sの画像

※画像引用元:ニコン

 

NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sは新品で120,000円ほど。中古だと50,000円前後で手に入るレンズです。

 

小三元ズームとしては、高くもなく安くもなくな価格なんですが、解像力がお値段以上に高いレンズ!

 

「Zマウントはこれまでとレベルが違うんですよ?」という事を見せつけてくれる画質で、特に画面周辺部まで高い解像力を維持しているのは圧巻。

Fマウントの大三元レンズ(ズームレンズでは最強のシリーズ)クラスの性能を持ったレンズだと思います。

 

 

寄れるレンズ

 

NIKKOR Z 24-70mm f4 Sの画像

※画像引用元:ニコン

 

とても画質が良いNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sですが、もう1つ特長があります。

それは被写体に寄れるレンズだという事。

 

ズーム全域で最短撮影距離0.3mを達成しており、望遠端の焦点距離70mmでも、0.3mまで近づくことが出来ます!

最大撮影倍率は0.3倍となっており、ちょっとしたマクロ撮影みたいなのを楽しめますね。

 

梅野
テーブルフォトも楽しめるため、カフェやお料理を撮ることが多い方にもおすすめです!

 

 

ナノクリスタルコートを装備

 

NIKKOR Z 24-70mm f4 Sの画像

※画像引用元:ニコン

 

Nikonの高性能レンズに付けられる「ナノクリスタルコート」も装備!

 

新しい光学設計と相まって、フレアやゴーストを強力に抑え、逆光の状況でも高い画質とコントラストを実現します。

余計な反射を抑えることで、透明感のかる写りとなりますので、とても抜け感が出るのが特徴ですね!

 

 

小型で軽量な本体

 

NIKKOR Z 24-70mm f4 Sの画像

※画像引用元:ニコン

 

NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sは、全長88.5mmで重量は500gとなっており、コンパクトで軽いレンズです。

 

ロックボタンの無い沈胴機構となっており、ズームリングを回すだけで撮影可能になりますので、使い勝手が良いですね!

咄嗟のシャッターチャンスも逃しにくいです。

 

機材は軽いほど撮影で疲れにくく、色んな撮影を行えるようになりますので、非常に魅力的なポイント。

焦点距離の伸びた「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」も登場していますが、コンパクトさや軽さを重視される方は、NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sが向いています!

 

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NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sのレビュー

 

※レビューは価格.comより引用しています。

 

NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの良い評価

 

キットレンズとはここまで優れているものなのか?

初めは動画撮影用に購入しました。
元々は2450で撮影しており使用する焦点距離は24-35の間。
日中屋外でNDフィルターを噛ますくらいなのでF値問題無し。
カメラ一式を手放して再購入するにあたり2450で問題無かったのですが、価格に大差無いしどうせ撮るならSラインとこちらを購入した次第です。
正直なところ1080P動画での画質差はわかりません。気分的な問題が重要なのです。

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静止画は単焦点レンズを愛用しているためズームレンズの静止画は撮ることすらしていませんでした。
動画撮影後にそのまま付いていた本レンズで静止画を撮影してみたところ、
あれ?めっちゃ良く撮れてね?

妙に写りが良いのでちょっと調べてみると、
えっ?焦点距離全域で30cmまで寄れて最大撮影倍率0.3倍?

Z50F1.8とかアポラン50よりも全然寄れる。

試しに85㎜F1.8と70㎜でポートレートの撮り比べを行ってみました。
70㎜F4で撮影した結果、ん?これで十分じゃ??
その後に85㎜F1.8と見比べてみると確かな差が存在するのですが比べなければ全然綺麗です。
描写の差もありますがボケ量が当然全く異なります。

それならば24120mmのテレ端で撮ればボケも増えるし、更に寄れるし、ズーム域も便利だし、最強なんじゃ?24120㎜は私の常用バッグにギリギリ入る大きさです。
120㎜でポートレートを撮ってみると・・・
なんだこの被写体との距離感は・・・
ポートレートというか盗撮の領域。
世の中には135㎜でポートレートを撮るのも全然あるそうですが、私の用途では離れすぎてしまいます。あと、やっぱり大きいです。

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近接撮影はmacro apo-lanthar65mmと比べてみました。
アポラン65mmはF2ですが近接で撮る場合はボケボケになってしまうので絞る必要が出てきます。
そうなるとZ2470F4との明るさの差は無視できます。
それに私には0.3倍あれば十分みたいです。

沈胴が面倒くさいという意見もありませすが24㎜で撮影することが多いのであれば面倒臭いかもしれません。
でも、どうせズーム操作をすることがほとんどですし、MFレンズに慣れきっている私の身には全く以てストレスにはなりません。

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写りが良くて、寄れて、ポートレートも風景もイケて、中古価格がぶっ壊れている
新品の定価であればこれくらいの描写をしても当然なのかもしれませんが。
オートフォーカスが欲しい時はこのレンズが良いのでは?と考えさせれるレンズです。
50㎜F1.8、85㎜F1.8との使い分けが増々難儀になってきます。

 

ベーシックレンズの高性能さ

セットレンズでしたが、あえて購入せず当初FマウントレンズをFTZ使用で使ってましたが、何かもの足りずあとからバラでこのレンズを購入。

Zマウントらしいシャープな写り、FTZ無しのコンパクト差に大満足。

価格帯からすると当然なんでしょうが、今思えばはじめからこのレンズを購入なぜしなかったのかと。自分で試してみないとわからないものです。遠回りして大口径の基本設計の違いを見せつけられた次第。

今だと、24-120や200とか、あとから出たf2.8 28から75のOEM品の方が満足感高いかも。

 

開放からしっかり使える優秀なキットレンズ

キットレンズと侮るなかれですね。優秀です。F4通しですが絞らなきゃ不満があるかというとそんなことはなく、
F4開放からしっかり円形でも使っていけるくらいには優秀なズームです
表現力という意味では、重厚長大なAF-S 24-70/2.8Eの強めな立体感には及びませんが、
とにかくしっかり写るのではじめの一本としては十分すぎるくらいかと思います
24MPのZ 6でも端までびっしりですね

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沈胴な分、なかなかにコンパクトです。これでF4通しだから使い勝手もいいですね。

キットレンズですから、単焦点慣れ指定ない人のボディと一緒に買う最初の一本としては
とても優秀なレンズです
びっしり写るので、玄人でも持っていて損はないです。
自分は結局大は小を兼ねるで24-70VRばかり使っていたせいでこれは手放してしまいましたが...

 

NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの悪い評価

 

最強のスナップシューターですが…

しばらく使ってみて、35mm単と入れ替えることにしました。

理由として
①面白味がない
②沈胴式である
③立体感に欠ける
です。

特に①は致命的です。
面白味がないため、カメラを持ち出す機会が減りました(-_-;

確かにこのレンズは優秀です。狭い室内では最強でした。
ただ趣味で使うのに持ち出す機会が減るようでは意味がありません。

今の時代どのレンズもそつなく良い写りをしますが、かえってそれが面白味をなくしているような気がします。

 

 

NIKKOR Z 24-70mm f/4 S 海外の評価

 

旅行用レンズとして理想的で、小型軽量のパッケージで24-70mmをカバーすることは、特にデジタル一眼レフと標準24-70mmレンズの使用に慣れている人にとっては魅力的だ。とはいえ、サイズを抑えるためにいくつかの妥協がなされており、最も明らかなのは、多くの人がF2.8の24-70mmレンズを期待、あるいは望んでいるときに、F4.0とかなり絞られているという事実だ。より大きく重いF2.8のZレンズが登場する可能性は比較的高いと思われる。

 

画質に関しては、Nikkor Z 24-70mm F4 Sは素晴らしいレベルのシャープネスを示し、かなり狭い絞りにもかかわらず、非常に魅力的な浅い被写界深度効果を作り出すことができる。

また、広角端の風景から望遠端のポートレートまで、さまざまな被写体に柔軟に対応できる。デザインはかなりシンプルで、人によっては不快に感じるかもしれないが、複雑さを感じさせない素直な使い勝手を保っている。

ニッコールZ 24-70mm F4 Sは単体で999ポンドとかなり高額だが、これは良質の24-70mmデジタル一眼レフカメラ用レンズに支払う金額と容易に互換性がある。

※引用元:photographyblog

 

 

NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの公式作例

 

NIKKOR Z 24-70mm f4 Sで撮影した写真

NIKKOR Z 24-70mm f4 Sで撮影した写真

NIKKOR Z 24-70mm f4 Sで撮影した写真
※画像引用元:ニコン

 

 

NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sのスペック

 

発売日 2018年9月28日
対応マウント Nikon Zマウント
フルサイズ対応
レンズ構成 11群14枚
絞り羽根 7枚
焦点距離 24-70mm
最短撮影距離 0.3m(ズーム全域)
最大撮影倍率 0.3倍
開放F値 F/4.0
画角 84~34.20°
手ブレ補正 ×
防塵
防滴
フィルター径 72mm
本体サイズ 77.5x88.5mm
重量 500g
実売価格 120,000円前後

 

 

NIKKOR Z 24-70mm f/4 S レビューまとめ

 

NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sの画像

Nikon初のミラーレス、Z7やZ6と共に登場した「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」

約50年ぶりに新開発された、Zマウントの凄さを教えてくれるレンズでした!

 

Zレンズの特長である、画面周辺部まで解像度の高い描写を、キットレンズでも体感できるので凄いですよね。

 

新品で購入する場合は120,000円前後と、ちょっとお高いですが、中古の場合は数が出回っていますので、約50,000円前後で手にする事が出来るため、非常にコスパに優れるレンズ!

これからNikonのカメラをご購入される方にはオススメの標準レンズです。

 

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