※2026年10月24日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
2020年10月30日に発売された、ニコンZマウントの超広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」
一眼レフ時代の「神レンズ」を受け継ぎながら、画質だけでなく大きさや重さまで見直された1本。開放F2.8の超広角ズームが、ここまで扱いやすくなったのは驚きですね!
風景や星空を撮る方にとって気になるのは、旧Fマウント版との違いや実際の写り、そして高価なレンズを選ぶ価値があるかどうか。約650gの軽量ボディーやフィルター対応にも注目です。
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの特長|画質・軽さ・逆光耐性

※画像引用元:ニコン
ニコンの超広角ズームで「神レンズ」と呼ばれてきた「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」。
2007年に発売されたFマウント用レンズで、広角域の描写力の高さから長年支持されてきた存在です。
このレンズを使いたくてNikonを選んだ、という声があるほどの存在感でした。
その14-24mmの系譜をZマウントで受け継いだのが「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」。
あれほど評価された旧モデルをどう進化させるのかと思いましたが、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sは高い光学性能を追求しながら、持ち運びやすさまで改善しています。

※画像引用元:ニコン
まず目を引くのが、約650gという軽さ。F2.8通しの14mmスタートとは思えないコンパクトさで、発売当時は世界最短・最軽量の超広角ズームとして発表されました。
※2020年9月16日時点、焦点距離14mm以下から始まる開放F値2.8一定のフルサイズ対応交換ズームレンズにおいて。ニコン調べ。
携帯性だけでなく、Zマウント用に設計された光学系による描写力も見逃せません。
とくに画面周辺部まで細部を描く性能は、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDからの進化を感じられるポイントです。星空や風景など、四隅の写りが気になる撮影でも期待が高まります。
※画像引用元:ニコン
こうして比べてみると、大きな進化が分かりますね。
広い景色や星空を画面いっぱいに写したい方にとって、開放F2.8の明るさと周辺までの解像力は、購入を考える大きな理由になりそうですね。

※画像引用元:ニコン
もうひとつ注目したいのが、逆光への強さです。
旧モデルのAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDにも、ニコン独自の「ナノクリスタルコート」が採用されていました。
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sには、ナノクリスタルコートに加えてアルネオコートも採用されています。
入射方向の異なる光による反射を抑え、逆光時のフレアやゴーストを軽減する設計です。ただし、強い光源の位置やフィルターの使用条件によっては発生することもあります。
コントラストを保ちやすく、抜けの良い描写を狙えるのは風景撮影でうれしいポイントですね!
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの口コミ・購入者レビュー
※レビューは価格.comより引用しています。
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの良い評価|解像力と逆光耐性
隅々まできれいに解像します。14㎜のアオリ効果もすごいので、ダイナミックな写真が撮れると思います。スナップメインの人が持ってもいいと思います。
【携帯性】
それほど大きくもなく重くもありません。24-70 F2.8より軽く小さいです。
インナーズームですので、鏡筒も伸びないですね。
フィルター用のフードを付けると、前面の直径が多少大きくなります。
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Zマウントの大三元レンズを揃えたかったのと、スキー場で広角で風景写真を撮りたかったので購入しました。
14mm広角は若干扱いが難しくまだ試行錯誤段階ですが、このレンズ自体は特に欠点みたいなものはないですね。プロテクションフィルターも一応1万円代の物を使っていますが、特に画質が劣化したようには見えません。
逆光撮影で多少緑色のゴーストが入るのですが、それはひょっとしたらそのフィルターのせいかもしれませんが。。
星の写真などは今のところ撮らないので風景やスナップがメインですが、標準ズームや望遠ズームでは撮れない面白い感じの写真が撮れて楽しいです。

逆光耐性と点解像度が高い秀悦な超広角レンズ
これまでAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDを使ってきて、Zマウント(Z9)に乗り換えた事による買い替えでしたが、特に、逆光耐性が凄くいいので、喜んでいます。
また四隅まで確実に解像し、点が点として写ります。
今後の撮影にも威力を発揮してくれる事と思います。
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開放F値2.8から見事に四隅を解像してくれる事と、逆光耐性の素晴らしさには感激しています。
112mmネジ込み式フィルターが装着可能なHB-97を常用し、純正NCと純正CPLフィルターを買いました。
高額な出費になりましたが、レンズの解像が見事なだけに、光の入口でケチると、全てが「そこのレベル」に落ちると思ったので、思い切りました。
その意味ではフィルターレスが理想だとは思いますが、屋外での撮影が多く流石にNOフィルターは怖いです。
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非常に素晴らしいレンズだと思います。特に逆光耐性と開放F値からの点解像度は見事だと思います。
かつ出目金レンズにならずフィルターも付けられて助かります。
Zマウントの理想の光学特性を味わえる秀悦なレンズだと思います。

何処までも透明感
四隅までカッチリと解像し、風景写真では木の葉や地面の砂など細かいところまで綺麗に表現でき、絞り開放から画像周辺まで、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDより圧倒的に上回る解像力を楽しむことが出来ます。
開放F値2.8の色付きを抑えた自然なボケ味を活かして、超広角でも高解像で捉えた主要被写体を印象的に際立たせることが出来ます。
絞り開放からズーム全域でクリァーな美しい映像が得られます。(開放を楽しんで下さい)
逆光でもゴーストやフレアがほぼ皆無で、コントラスト低下も抑えられて美しい映像が期待できます。
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112mmネジ込み式フィルターを装着可能なバヨネットフード HB-97と、コンパクトに持ち歩けるバヨネットフード HB-96の、2種類のレンズフードがあるので使い分けることが出来ます。
情報パネルを搭載しているので暗い場所ではファインダーを覗かなくても確認でき、レンズにファンクションボタンがあるので、自分の好きな操作を割り当てることも出来ます。
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非常に良く出来たレンズで所有欲を満足させてくれ、間違えなく期待できますが超広角と言う画角が難しいです。
この位の画角になると他社では出目レンズになりますがNikonはそれが無く、フィルターまで付けられるようになり、Zマウントの恩恵を間違えなく味わえるレンズなので是非お勧めします。
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの気になる評価・注意点
元記事で取り上げた国内の購入者レビューでは、目立った厳しい評価は見つかりませんでした。ただし、すべての人に弱点がないという意味ではありません。
超広角14mmの構図づくりには慣れが必要ですし、前面の112mmフィルターは専用フードHB-97を介して取り付ける方式。フィルターの価格や携帯性まで含めて考えておきたいですね。
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの海外評価|長所と弱点
【長所】
・このクラスとしては軽量かつコンパクト
・総合的な耐候性
・非常にシャープで、ほとんどの光学収差がない
・非常に高速なオートフォーカス
・便利な多機能OLEDディスプレイ
・フロントフィルターまたはリアフィルターの選択
・動画撮影にも最適【短所】
・開放でのシャープネスは、画像の中心から離れるにつれて急速に低下する
・シャボン玉効果でボケが気になることがある
・トランジションゾーンのボケが二重になる
・同等のデジタル一眼レフカメラより高価
・前面フィルターは巨大で高価で、かさばるフード/レンズキャップが必要
ニコンZ 14-24mm F2.8 Sは、Zマウントの三位一体の明るく高品質なズームを完成させた。Nikkor Z 24-70mm F2.8 SとNikkor Z 70-200mm F2.8 VR Sと並んで、ニコニアンは14mmの広角から200mmの望遠まで、広い範囲を隙間なく、開放F2.8の明るさでズームできるようになった。
この14-24mm F2.8は、以前のレンズと同様、ピントが素早く合い、ほとんどの点で鮮明で満足のいく画像を提供する。このレンズは、シャープネスの点で、一眼レフ指向の先代レンズから顕著な進歩を遂げ、しかもはるかに軽く、明らかにコンパクトだ。しかし、いくつかの欠点もある。
ピント位置の中心とピークのシャープネスはどちらも開放から非常に良好だが、フレーム全体では一貫性に欠ける。F5.6まで絞ると改善されるが、開放でベストに近い性能を発揮するレンズに甘んじる傾向が強くなっているため、この点は少し残念だ。さらに、ボケはトランジションゾーンでのダブルエッジのボケや、スペキュラーハイライトの明るいエッジ(ピンぼけのホリデーライトを思い浮かべてほしい)により、スペキュラーハイライトに「シャボン玉」効果を与え、賑やかに見えることがある。
※引用元:dpreview
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの公式作例・写真

※画像引用元:ニコン
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの仕様・スペック
| 発売日 | 2020年10月30日 |
| 対応マウント | Nikon Zマウント |
| フルサイズ対応 | 〇 |
| レンズ構成 | 11群16枚 |
| 絞り羽根 | 9枚 |
| 焦点距離 | 14-24mm |
| 最短撮影距離 | 0.28m |
| 最大撮影倍率 | 0.13倍 |
| 開放F値 | F/2.8 |
| 画角 | 114~84° |
| 手ブレ補正 | × |
| 防塵 | 〇 |
| 防滴 | 〇 |
| フィルター径 | 112mm |
| 本体サイズ | 88.5x124.5mm |
| 重量 | 650g |
| 実売価格 | 300,000円前後 |
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sレビューまとめ|どんな人に向く?

※画像引用元:ニコン
高性能なレンズだとは知っていましたが、実際の購入者の口コミを読むと、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sが「神レンズ」と呼ばれる理由が伝わってきますね。
Fマウントの名玉から、解像力や逆光耐性、携帯性まで磨かれたのは大きな進化。とくに風景や星空を撮る方には、頼もしい選択肢です!
さらに旧モデルと比べてうれしいのが、前面にフィルターを取り付けられるようになったこと。
旧モデルは大きく突出した前玉が特徴で、一般的なねじ込み式フィルターを直接装着できませんでした。風景撮影でNDフィルターやPLフィルターを使いたい場合には、機材の選び方に工夫が必要だったんですよね。
専用の社外フィルターホルダーを使う方法もありましたが、装備が大きくなりやすく、費用もかさむのが悩みどころでした。
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sでは、付属のフィルター対応フードHB-97を使えば112mmのねじ込み式フィルターを装着できます。レンズ前面に直接ねじ込む方式ではなく、フィルターも大きく高価ですが、撮影の選択肢が広がったのは確かですね!
高画質と開放F2.8、約650gの軽さを両立した「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」
記事掲載時の実売価格は300,000円前後と高価。それでも、超広角の写りと機動力を重視するNikonユーザーなら、じっくり検討したくなる1本ですね!
よくある質問(FAQ)
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sはどんな撮影に向いていますか?
風景、星空、建築物、広い室内など、14mmの超広角を活かした撮影に向いています。ズーム全域で開放F2.8を使えるため、暗い場所でもシャッタースピードやISO感度を調整しやすいのが特長です。ただし、画面周辺の遠近感が強調されやすいので、被写体の配置には少し慣れが必要です。
旧モデルのAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDと何が違いますか?
主な違いは、Zマウント専用設計による小型・軽量化と光学性能、フィルターへの対応です。NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sは約650gで、ナノクリスタルコートとアルネオコートを採用。旧モデルからの買い替えでは、画面周辺の描写や逆光耐性、持ち運びやすさが判断材料になります。
112mmの保護フィルターやPLフィルターは装着できますか?
はい、付属のフィルター対応フードHB-97を装着すれば、112mmのねじ込み式フィルターを使用できます。レンズ前面に直接取り付ける方式ではない点に注意してください。また、レンズ後部にはシート状のフィルターを取り付けるスロットもあります。前面用フィルターは大きく、価格や携帯性も確認しておくと安心です。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sと迷ったら、どちらを選ぶべきですか?
星空や暗所での撮影を重視するなら、開放F2.8のNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sが候補になります。一方、持ち運びやすさや望遠端30mmまでの画角を優先するなら、約485gのNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sも魅力的。必要な明るさ、携帯性、フィルターの扱いやすさを基準に選ぶとよいでしょう。
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sを購入する前に知っておきたい弱点は?
価格の高さに加え、112mmの前面フィルターや対応フードが大きくなりやすい点は確認したいところです。海外レビューでは、開放時の周辺解像やボケの描写に気になる点も挙げられています。逆光でゴーストがまったく出ないわけでもないため、撮影目的と重視する性能を整理して選びましょう。
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