カメラとレンズの記事 Nikon(ニコン)

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのレビュー・評価|485gの超広角ズーム、その魅力と注意点

本ページはプロモーションが含まれています

広告

※2026年10月24日に内容を更新しました。

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

Nikon Zマウント初期に登場した、焦点距離14-30mmの超広角ズーム「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」

14mmの広い画角を持ちながら、重さは485g。持ち歩きやすいサイズに加え、S-Lineらしいシャープな描写が評価されているレンズです。

 

梅野
梅野
登場当初はシンプルなデザインに好みが分かれましたが、小型軽量でよく写るという評価を集めたレンズですね!

 

今回は「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」の特長と、実際に購入された方のレビュー・評価をまとめました。画質だけでなく、フィルターの使いやすさや気になる弱点も確認していきます。

風景や旅行用の超広角レンズを探している方、14-24mm f/2.8 Sと迷っている方の判断材料になれば嬉しいです!

 

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの特長と魅力

 

NIKKOR Z 14-30mm f4 Sの画像

※画像引用元:ニコン

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの大きな特長は、14mmの超広角と携帯性を両立していること。

風景や建築物、旅先の広い景色をダイナミックに撮りたいときに頼れる画角です。しかも開放F値はズーム全域でF/4.0なので、露出を揃えて撮影しやすいのも嬉しいところ。

 

 

発売当初と比べて価格の印象は変わりましたが、携帯性と描写力、82mmのねじ込み式フィルター対応を考えると、用途が合う人には選ぶ理由の多いレンズだと思います。

まずはNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sが撮影現場でどんなメリットを持つのか、順番に見ていきましょう。

 

 

14mmの超広角を485gで持ち歩ける小型軽量設計

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの画像

※画像引用元:ニコン

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、焦点距離14mmスタートのフルサイズ対応超広角ズームとしてコンパクトな設計です。
沈胴式を採用し、収納時のレンズ全長は85mm。バッグに収めやすいサイズです。

 

沈胴式は撮影前にレンズを繰り出す必要がありますが、このレンズには独立したロックボタンがありません。ズームリングを回して撮影位置まで繰り出す方式なので、操作は比較的シンプルですね。

収納位置から14mmの目盛りまでズームリングを回すと撮影可能になります。ただし、収納状態のままでは撮れないため、とっさのシャッターチャンスではひと手間必要です。

 

重量は約485g。超広角ズームとして持ち運びやすい軽さです!

長時間歩く登山や旅行、風景撮影では、機材の重さが少し違うだけでも負担が変わります。大きなF/2.8ズームより軽さを優先したい人には、特に魅力的な選択肢ですね!

 

 

14mmからシャープに写る描写力と画面周辺の注意点

 

NIKKOR Z 14-30mm f4 Sで撮影した写真

※画像引用元:ニコン

 

小型軽量で見た目もシンプルなため、写りは控えめなのでは?と感じた方もいるかもしれません。しかし、NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは描写力でも評価されているS-Lineのレンズです。

F/4.0通しだからといって、解像力まで妥協しているわけではありません。特に広角側での細部までくっきりと描くシャープさが高く評価されています!

 

画面中央の解像力が高く、広角側では周辺まで安定した描写が期待できます。ただし、焦点距離や撮影条件によって周辺の写りは変わり、望遠端30mmでは端の解像力が落ちるという海外レビューもあります。

 

海外のレビューでも中央付近の画質は高く評価されています。一方で、歪曲収差や周辺光量落ち、30mm側の周辺画質には指摘もあり、必要に応じてカメラ内補正や現像時の補正を活用したいですね。

日中の風景撮影を中心に使うなら、F/4.0でも十分に活躍してくれそうです。反対に、星景や暗い場所でシャッタースピードを稼ぎたい方は、F/2.8レンズとの違いも考えて選びましょう。

 

 

14mmから82mmのねじ込み式フィルターが使える

 

NIKKOR Z 14-30mm f4 Sの画像

※画像引用元:ニコン

 

14mmクラスの超広角レンズは、前玉が大きく張り出した、いわゆる「出目金レンズ」が多い印象ですよね。

前玉が突出したレンズでは、一般的なねじ込み式フィルターを装着できず、専用ホルダーなどが必要になる場合があります。

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、フルサイズ対応で14mm以下から始まる交換レンズとして、前面にフィルターを直接装着できた世界初のモデルです(2019年1月8日時点、ニコン調べ)。フィルター径は82mm!

※後に発売された大三元レンズ「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」もフィルターに対応。ただし取り付け方法や対応サイズが異なるため、同じ感覚で使えるわけではありません。

 

82mm径のねじ込み式フィルターを直接取り付けられるので、PLフィルターで空や水面の反射を調整したり、NDフィルターで長時間露光を楽しんだりできます。ただし、82mm径のフィルターが手元になければ別途用意する必要がありますし、製品によっては超広角側でケラレが出ないか確認したいですね。

 

梅野
梅野
特にフィルターを使う機会が多い風景写真では、この扱いやすさが大きなメリットになりますね!

 

 

動画撮影にも便利なAFとフォーカスブリージングへの配慮

 

 

2019年に登場したレンズですが、静止画だけでなく動画撮影にも配慮した設計です。AFの動作音を抑え、ピント移動時の画角変化にも対策が施されています。

ピントを手前から奥へ移したとき、焦点距離を変えていないのに画角が変化する現象がフォーカスブリージング。NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、その画角変化を抑えることを考えた設計になっています。

 

フォーカスブリージングが完全になくなるわけではありませんが、動画を撮るときに画角の変化が目立ちにくいよう工夫されています。実際の見え方はピント移動の大きさや撮影条件でも変わります。

約485gと軽いこともあり、ジンバルを使った動画撮影でも機材の重量を抑えやすいですね。ただし、使用できる組み合わせはジンバルの積載重量やカメラとのバランスを確認してください。

 

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの口コミ・レビュー

 

※レビューは価格.comより引用しています。

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの良い口コミ・評価

 

写りに満足

レンズの端まで良く写り、(デジタル補正されているはずですが)広角特有の歪みもあまりありません。F4通しレンズのため、夜景でもそれほどISOが上がらず、きれいに撮れます。

自分は望遠レンズを使う機会が多く、広角はあまり使わなのですが、ミラーレスのメリットを最も生かせるのは広角レンズと思い、購入しました。出番はそれほど多くありませんが、軽くて写りも良く満足しています。

-

逆に望遠はD850+バッテリーグリップ/D500のほうが撮りやすく、AFの精度も良いです。何でもかんでもミラーレスに移行するのが良い訳ではなく、一眼レフと使い分けたほうが良いと思っています。

-

なお、本レンズをZ 50やZ fcに組み合わせれば、35mm換算21-45mmの準標準レンズになります。フルサイズZを併用しており、Z DX16-50mm f/3.5-6.3は暗いと感じる方にはお勧めです。

 

このレンズの為だけにZマウントに替える価値あり

この14-30 F4 が欲しいがためにFマウントからZマウントに変更しました。14mm開始だと14-28mm F2.8がFマウントでもZマウントでも有名ですが、フィルターを着けられない出目金レンズのため買うのを躊躇している人も多いのでは?かくいう私もその一人だったのですがこのレンズはちゃんと82mm径のレンズフィルタを着けられます。

-

そして肝心の写りの方ですがもう本当に素晴らしい。さらにいうと重さも485gと軽量ですし正直言って欠点が見つかりません。タイトルにもしていますがこのレンズ目的でマウント替えをしても決して後悔しません。

 

洗練された小型軽量サイズ。信頼に足る描写。

描写はキレキレ。
晴天下であればどんな場面でも任せられます。
逆光にもめっぽう強いです。
Ephotozineのレビューでは神レンズ後継機のZ14-24より中央は勝っていますが、
それも頷ける描写です。
30mmまで使えるのも大きく、撮影は風景がメインですが
小回りの効かない森林や狭い場所、屋内ではこれ一本で大体なんでも撮れます。
広角側の方がシャープですが、望遠側の描写も特に不満を感じたことはありません。

-

最初は14-24mmが出たら買い換えたくなるかな、と少し懸念もありましたが、
星撮りしないのであればむしろこちらの方がお勧めできる、実力のあるレンズです。
自分のようにガンガンにアウトドアで使う人なら小回り、安全面でもメリットはあると思います。
(14-24mmもフィルターはつけられますがめちゃくちゃ嵩張る上に高い・・・)
星を撮るのに20mmF1.8とのコンビネーションで使いたいですね。

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの気になる口コミ・評価

 

国内レビューでは描写力や軽さを評価する声が目立つ一方、操作感や外観については次のような意見がありました。

・レンズ収納状態からの繰り出しが固い
・デザインがダサい

画質だけでは分からない、購入前に確認しておきたいポイントですね。

 

沈胴位置からレンズを繰り出す操作が固いという声は、使い方によって気になりそうです。頻繁に収納と撮影を切り替える方ほど、購入前に店頭などで感触を確かめたいところ。

独立したロックボタンが不要なのは便利ですが、ズームリングを回す操作そのものの好みは分かれますね。

 

デザインの評価は好み次第。僕も初めて見たときは正直ダサいと感じていましたが、

軽さや14mmの画角、フィルターの使いやすさを考えると魅力が多く、価格次第では近々欲しいなと思っているレンズです。

 

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの海外評価と弱点

 

【長所】
・提供されたパラメータに対応する、形が良く手軽なケーシング
・フレーム中央の画質が良い
・APS-C/DXセンサー端の画質は良好
・適度な縦色収差
・APS-C/DXセンサーの周辺減光はわずか
・深刻なコマ収差の問題はない
・明るい光に対して良好なパフォーマンス
・静かで素早く正確なAF
・クラシックフィルターの使用可能性

【短所】
・RAWファイルの歪曲収差に多くの問題がある
・フルサイズではケラレが大きい
・焦点距離30mmではフレーム端の画質が落ちる
・非点収差が大きすぎる
・焦点距離14mmでは倍率色収差が少し大きすぎる

 

テストしたレンズの評価は、我々の期待に少し左右される。確かにこのレンズで傑出した結果は得られないが、良識ある写真家はそんなことを求めないだろう。
このような物理的な大きさ、絞りの速さ、広い画角を持つレンズで記録的な性能は不可能だ。
ニッコールZ 14-30mm F4 Sは、14-22mmの焦点距離域でフレーム全体がシャープな写真を撮ることができる、まさに理想的なレンズである。
光学のスペシャリストが歪曲補正を完全に諦め、周辺光量落ちも気にしなかったという事実を考慮すると、私は最大焦点距離でのフレーム周辺部のパフォーマンスが向上し、非点収差や倍率色収差の問題が少なくなることを期待していた。

それでも、ニッコール14-30mmが使うのが楽しく、旅行や旅、写真撮影の遠征でとても快適な仲間であることに変わりはない。
私は2019年のアイスランド旅行で実際にテストする機会を得たが、このレンズは極めて良好だったと言わざるを得ない。

 

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの公式作例写真

 

NIKKOR Z 14-30mm f4 Sで撮影した写真

NIKKOR Z 14-30mm f4 Sで撮影した写真

NIKKOR Z 14-30mm f4 Sで撮影した写真
※画像引用元:ニコン

 

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのスペック・仕様

 

発売日 2019年4月19日
対応マウント Nikon Zマウント
フルサイズ対応 〇
レンズ構成 12群14枚
絞り羽根 7枚
焦点距離 14-30mm
最短撮影距離 0.28m
最大撮影倍率 0.16倍
開放F値 F/4.0
画角 114~72°
手ブレ補正 ×
防塵 〇
防滴 〇
フィルター径 82mm
本体サイズ 89x85mm
重量 485g
実売価格 157,000円前後

 

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの評価まとめ

14mmの広い画角、高い描写力、485gの軽さを一緒に持ち歩けるレンズです。

開放F/2.8の大三元レンズにも魅力はありますが、NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、軽さとフィルターの扱いやすさを優先したい人に合う一本。海外レビューにある歪曲収差や周辺光量落ち、30mm側の周辺画質も把握して選べば、風景撮影で頼りになると思います!

 

梅野
梅野
風景や旅行、建築物、狭い室内など、14-30mmを活かせるシーンはたくさんあります。F/4.0の明るさと沈胴式の操作感に納得できるなら、中古も含めて購入を検討したいレンズですね!

 

よくある質問(FAQ)

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sはどんな撮影に向いていますか?

風景や旅行、建築物、狭い室内など、広い範囲を一枚に収めたい撮影に向いています。14mmの超広角から30mmまでカバーでき、約485gと軽いため持ち歩きやすいのも特長です。近くの被写体を大きく写す際は、超広角特有の遠近感の強調に注意しましょう。

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sとの違いは何ですか?

14-30mm f/4 Sは約485gの小型軽量設計と、82mmのねじ込み式フィルターを直接装着できる手軽さが特長です。14-24mm f/2.8 Sは開放F値が1段明るく、暗所や星景撮影での選択肢が広がります。携帯性とフィルターワークを優先するか、明るさを重視するかで選ぶと分かりやすいですね。

14mmの超広角でもPLフィルターやNDフィルターは使えますか?

はい。NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sはフィルター径82mmで、対応するねじ込み式のPLフィルターやNDフィルターを前面に装着できます。ただし、フィルターの厚みや重ね付けによっては広角端でケラレが発生する場合があるため、購入前に対応状況を確認してください。

Z50やZ fcなどのAPS-C機でも使えますか?

はい。Nikon ZマウントのDX機でも使用でき、35mm判換算では約21-45mm相当の画角になります。フルサイズ機と同じ14mmの超広角としては写らない点に注意しましょう。また、レンズ内手ブレ補正は搭載していないため、ボディ側の手ブレ補正の有無も確認が必要です。

購入前に確認したい弱点はありますか?

主な注意点は、撮影前に繰り出す沈胴式の操作、開放F値がF/4.0であること、歪曲収差や周辺光量落ち、30mm側の周辺画質です。これらは撮影条件や補正の有無でも印象が変わります。持ち歩きやすさだけでなく、使う場面や現像方法と照らし合わせて判断したいですね。

 

ブログランキングに参加しています

 

広告

お問い合わせ

    広告

    おすすめブログ

    1日10分からできる!節約・副業でお小遣い稼ぎ!ポイ活ならモッピー
    • この記事を書いた人
    • 最新記事

    梅野

    カメラ歴11年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
    お問い合わせはこちら

    -カメラとレンズの記事, Nikon(ニコン)