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「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」小型・軽量・高画質の広角ズームレンズ!レビューや評価をまとめてみた!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

Nikon Zマウント初の超広角ズームとして登場した「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」

小型さと軽さが特徴のレンズですが、画質も非常に良いことから話題になったレンズ

 

梅野
当初はデザインがダサいと不評でしたが、その写りの良さとコスパの高さなど、性能で黙らせたレンズですね!

 

今回は、超広角ズーム「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」を実際に購入された方の、レビューや評価をまとめてみました。

購入を検討されている方の参考になれれば幸いです。

 

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの特長

 

NIKKOR Z 14-30mm f4 Sの画像

※画像引用元:ニコン

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sはとてもコンパクトなのが特徴のレンズ。

そして画質も良く、価格も控えめでしたので、一度は手にしたことがあるNikonユーザーは多いのではないでしょうか?

 

 

現在は新品と中古、両方とも価格が上がってしまいましたが、それでもコスパの高さは健在です!

まずは、NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sとはどんなレンズなのか、特長を見ていきましょう。

 

 

超広角ズームとして小型&軽量!

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの画像

※画像引用元:ニコン

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、焦点距離14mmスタートのレンズとしては非常にコンパクト。
沈胴式を採用しており、レンズの全長は85mmに抑えています。

 

沈胴式レンズと言えば、撮り始めるまでにひと手間掛かるイメージですが、こちらのレンズは特にロックボタンもありませんので、沈胴式の煩わしさを感じにくいかと。

そのまま14mmの目盛りの位置までズームリングを回せば、撮影可能な状態となります。

 

レンズの重量は485gと非常に軽量!

登山をされる方など、機材の重量を少しでも軽くしたい方に非常に好評でしたね!

 

 

画面端まで高い解像力を発揮

 

NIKKOR Z 14-30mm f4 Sで撮影した写真

※画像引用元:ニコン

 

軽量でコンパクトさを重視したレンズであり、見た目もシンプルなデザインだっため、画質には期待をしていなかった方も居ると思います。

F/4.0通しの小三元レンズなので、画質はそれなりかな?と思っていましたが、そんな予想を超える高画質さでユーザーを虜にしました!

 

Nikon Zマウントレンズらしい、画面端まで非常に高い解像力を維持しますし、中央部の解像力はお値段以上の性能を持っています!

 

海外での解像力テストでも、超高画質と判断されるラインをはるかに超えており、Nikon Zマウントの凄さを知らしめたレンズの1つですね。

F/2.8の明るさが必要ない方は、NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sで不満を抱くことはほぼ無いでしょう!

 

 

14mmレンズとして世界初のフィルター装着可能

 

NIKKOR Z 14-30mm f4 Sの画像

※画像引用元:ニコン

 

超広角レンズと言えば、レンズの前面が丸く突出した「出目金レンズ」

通常のフィルターが使えないため、社外のフィルターホルダーを使ってみたり、リアフィルターを使う必要がありました。

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sは、フルサイズ用の14mmスタートレンズとしては、世界初のフィルター装着を可能としたレンズです!

※後に発売された大三元レンズ「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」もフィルター装着可能となっており、こちらも驚かされましたね。

 

通常のフィルターがそのまま使用できるため、新しいフィルターを購入する必要がありませんし、リアフィルターなどに比べ交換が容易なため、フィルターワークが捗ります。

 

梅野
風景写真をメインに撮影される方にとっては、かなり嬉しいポイントではないでしょうか。

 

 

フォーカスブリージングを抑え動画撮影にも対応

 

 

2019年当時、Nikonはあまり動画に力を入れていないイメージでしたが、先を見越してレンズは動画撮影にも対応できる仕様となっています。

ピントの位置が変わると画角も変化してしまい、画面がグワングワンと揺れて不快な印象を与えてしまう「フォーカスブリージング」を抑える設計を採用

 

最新のZレンズに比べるとグワングワン感は感じますが、フォーカスブリージングを考慮されていないレンズに比べればかなりマシだなと思います。

レンズも軽量なので、ジンバルを使用して動画を撮影される方におススメですね!

 

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのレビュー

 

※レビューは価格.comより引用しています。

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの良い評価

 

写りに満足

レンズの端まで良く写り、(デジタル補正されているはずですが)広角特有の歪みもあまりありません。F4通しレンズのため、夜景でもそれほどISOが上がらず、きれいに撮れます。

自分は望遠レンズを使う機会が多く、広角はあまり使わなのですが、ミラーレスのメリットを最も生かせるのは広角レンズと思い、購入しました。出番はそれほど多くありませんが、軽くて写りも良く満足しています。

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逆に望遠はD850+バッテリーグリップ/D500のほうが撮りやすく、AFの精度も良いです。何でもかんでもミラーレスに移行するのが良い訳ではなく、一眼レフと使い分けたほうが良いと思っています。

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なお、本レンズをZ 50やZ fcに組み合わせれば、35mm換算21-45mmの準標準レンズになります。フルサイズZを併用しており、Z DX16-50mm f/3.5-6.3は暗いと感じる方にはお勧めです。

 

このレンズの為だけにZマウントに替える価値あり

この14-30 F4 が欲しいがためにFマウントからZマウントに変更しました。14mm開始だと14-28mm F2.8がFマウントでもZマウントでも有名ですが、フィルターを着けられない出目金レンズのため買うのを躊躇している人も多いのでは?かくいう私もその一人だったのですがこのレンズはちゃんと82mm径のレンズフィルタを着けられます。

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そして肝心の写りの方ですがもう本当に素晴らしい。さらにいうと重さも485gと軽量ですし正直言って欠点が見つかりません。タイトルにもしていますがこのレンズ目的でマウント替えをしても決して後悔しません。

 

洗練された小型軽量サイズ。信頼に足る描写。

描写はキレキレ。
晴天下であればどんな場面でも任せられます。
逆光にもめっぽう強いです。
Ephotozineのレビューでは神レンズ後継機のZ14-24より中央は勝っていますが、
それも頷ける描写です。
30mmまで使えるのも大きく、撮影は風景がメインですが
小回りの効かない森林や狭い場所、屋内ではこれ一本で大体なんでも撮れます。
広角側の方がシャープですが、望遠側の描写も特に不満を感じたことはありません。

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最初は14-24mmが出たら買い換えたくなるかな、と少し懸念もありましたが、
星撮りしないのであればむしろこちらの方がお勧めできる、実力のあるレンズです。
自分のようにガンガンにアウトドアで使う人なら小回り、安全面でもメリットはあると思います。
(14-24mmもフィルターはつけられますがめちゃくちゃ嵩張る上に高い・・・)
星を撮るのに20mmF1.8とのコンビネーションで使いたいですね。

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの悪い評価

 

これと言った悪い評価はありませんでしたが

・レンズ収納状態からの繰り出しが固い
・デザインがダサい

と言う意見がありました。

 

レンズ収納状態からの繰り出しが固い。はロック機構を排除していますので致し方ないかなと。

ロック機構がある方が煩わしいと思いますので、これは仕方ないですね。

 

デザインがダサく感じるのは人の好みによりますが、僕も初めて見たときはダサいと感じていましたが

性能が高く中古価格も安いため、近々欲しいなと思っているレンズです。

 

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 S 海外の評価

 

【長所】
・提供されたパラメータに対応する、形が良く手軽なケーシング
・フレーム中央の画質が良い
・APS-C/DXセンサー端の画質は良好
・適度な縦色収差
・APS-C/DXセンサーの周辺減光はわずか
・深刻なコマ収差の問題はない
・明るい光に対して良好なパフォーマンス
・静かで素早く正確なAF
・クラシックフィルターの使用可能性

【短所】
・RAWファイルの歪曲収差に多くの問題がある
・フルサイズではケラレが大きい
・焦点距離30mmではフレーム端の画質が落ちる
・非点収差が大きすぎる
・焦点距離14mmでは倍率色収差が少し大きすぎる

 

テストしたレンズの評価は、我々の期待に少し左右される。確かにこのレンズで傑出した結果は得られないが、良識ある写真家はそんなことを求めないだろう。
このような物理的な大きさ、絞りの速さ、広い画角を持つレンズで記録的な性能は不可能だ。
ニッコールZ 14-30mm F4 Sは、14-22mmの焦点距離域でフレーム全体がシャープな写真を撮ることができる、まさに理想的なレンズである。
光学のスペシャリストが歪曲補正を完全に諦め、周辺光量落ちも気にしなかったという事実を考慮すると、私は最大焦点距離でのフレーム周辺部のパフォーマンスが向上し、非点収差や倍率色収差の問題が少なくなることを期待していた。

それでも、ニッコール14-30mmが使うのが楽しく、旅行や旅、写真撮影の遠征でとても快適な仲間であることに変わりはない。
私は2019年のアイスランド旅行で実際にテストする機会を得たが、このレンズは極めて良好だったと言わざるを得ない。

 

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの公式作例

 

NIKKOR Z 14-30mm f4 Sで撮影した写真

NIKKOR Z 14-30mm f4 Sで撮影した写真

NIKKOR Z 14-30mm f4 Sで撮影した写真
※画像引用元:ニコン

 

 

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sのスペック

 

発売日 2019年4月19日
対応マウント Nikon Zマウント
フルサイズ対応
レンズ構成 12群14枚
絞り羽根 7枚
焦点距離 14-30mm
最短撮影距離 0.28m
最大撮影倍率 0.16倍
開放F値 F/4.0
画角 114~72°
手ブレ補正 ×
防塵
防滴
フィルター径 82mm
本体サイズ 89x85mm
重量 485g
実売価格 157,000円前後

 

 

まとめ

小型&コンパクトさと、高画質さの両方を備えたレンズ。

どうしてもF/2.8通しの大三元レンズが注目されますが、NIKKOR Z 14-30mm f/4 SもZマウント黎明期を支えたレンズとして、Nikonの歴史に残ってもおかしくないほど良いレンズです!

 

梅野
14-30mmの画角が使えるため、風景やスナップ撮影、ポートレートなど活躍の場面も多いですし、中古価格が下がってきたら購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
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